正月に餅つきをする意味、ちゃんとした由来があるんです!

 

私達日本人にとって、正月の餅つきは大定番。

 

家族親戚一度で集まり、こたつの中でお餅を食べる・・・

まさに日本のお正月と言った感じです(*´∀`)

 

当たり前に餅をつき、口にしていた訳ですが・・・実は正月に餅つきをすることに意味があったのです。

今回は年末~正月に餅つきをする意味やその由来について解説していきます。

 

年末・正月に餅つきをする意味について

お正月か、その前の年である年の瀬からお餅つきをして準備をしますよね。

このお餅つきの準備って一体どんな意味があるのでしょう。

 

お正月に限らず日本は、行事ごとにお餅をよく食べます。

 

3月3日に行われるお雛祭りでは、菱餅(紅白のひし形のお餅)を飾りますよね。

そして5月5日の端午の節句には、柏餅(柏の葉でくるんだあんこ入りのお餅)を飾ったり食べたりもしています。

 

では、いったいなんでお餅なのか・・・と、思う人も多いハズですが、お餅には重要な役割があったんです!

今回はお餅のその重要な役割の秘密も調べてみました!

 

まず、お正月のお餅の意味には、2つ大事な役割があります。

 

その意味は

 

 

です!

 

鏡餅はお正月にはなくてはならないもの、と言われていますので、わかります。

しかしお雑煮も重要だったとは驚きですよね。

 

では、鏡餅とお雑煮に使うお餅の重要性を、それぞれ探っていこうと思います。

 

鏡餅についてです。

 

実は、お餅は古来から神事(神様を祀る大切な行事)のときに使われる<鏡>の代用品です。

古来の神事では、現代のような鏡ではなく「青銅」でできた丸い形をした鏡を使っていました。

 

<鏡>のほかに<勾玉>と<剣>も用意して、<三種の神器・さんしゅのじんぎ>と言われることは有名ですよね。

 

その<勾玉>が、鏡餅の上に飾る橙を表しています。

そして<剣>は、串柿でその意味を表現して見立てている・・・とされているんです。

 

このように三種の神器になぞられた鏡餅、橙、串柿を揃えて、神様にお供えするために、鏡餅をつくる餅つきは重要なんですね。

 

そして、餅つきにはお雑煮用のお餅をつくる他に、もう一つの重大な役割があります。

 

お雑煮にいれるお餅は、お祝い事に稲作農家がお餅をついていたから、といわれています。

 

お餅は神様にお供えするもので、生命力を神様から与えられた食べ物とされていたのです。

そこでお正月は、健康祈願や無病息災の祈願のために、お雑煮にお餅をいれました。

 

そして子供たちには<お年玉>としてお金をあげるのではなく、なんと!

 

<お年魂・おとしだま>として、お餅をあげていた

 

のです!

 

ちなみに、そのお餅は、お雑煮のお餅でも焼いたお餅でもOK。

ですから、お正月のお餅は<切り餅>ではなくてお金の形に近い<丸餅>が多いんですね。

 

神様とともに行う神事の鏡を表していたり、お金の形を表していたり・・・。

お餅の形にも意味がある、というのは面白いですよね。

 

では、次は何故お正月に餅つきをするようになったのか・・・その由来を調べてみました!

 

正月に餅つきをする意味

そもそも何故お正月に餅つきをしなければいけないのか。

実はここには、意外な理由が隠されていたんです!

 

鏡餅やお餅自体が

 

 

ということはわかりました。

 

では、何故使われているのがお餅=もち米なのか・・・?

というところがポイントになりますよね。

 

それは、昔の日本の<稲作信仰>の気持ちが大きな鍵になっています。

 

昔は稲のことを<稲の魂>や<穀の魂>と呼ぶほど、神聖な食べ物、神様に近い食べ物としていたのです。

 

雨季がなく、稲が育たないと<雨乞い>をしたり、という儀式も神聖なものです。

そして、天照大神(アマテラス)の伝説も稲の収穫と大きな関係があります。

 

天照大神(アマテラス)の伝説とは?

アマテラスとは伊勢神宮に祀られている有名な日本の神様。

 

昔、アマテラスは天岩戸(あまのいわと)に隠れたことで、世界中が暗闇になり、食料が育たなくたったり、災難が起こるようになってしまいました。

・・・神様の引きこもり(;・∀・)

 

アマテラスを岩戸から出すために、八百万の神(やおろずのかみ)が笑い、騒いでアマテラスの気をひきます。

岩戸からそっと、外の世界を覗き見したアマテラスを、その隙間から八百万の神が引きずり出しました。

 

そして世界には日光が再び当たるようになり、作物も育ち、人々の世界は安全になった・・・という物語です。

 

この逸話からもわかるように、アマテラスとは主に<太陽の神>として有名です。

 

そして<太陽の神>といわれる所以(ゆえん)は、実のところアマテラスが<稲作の神>であることが大きく関係しています。

アマテラスが<太陽の神>であるのは神話や伝説でも有名なんですが、<稲作の神>という意味もあったのは、驚きました。

 

そういった伝説や信仰があり、年の瀬にはアマテラスを進行する意味も込めて、もち米を使ったお餅つきをしていたのです。

また、つきたてはモチモチしているお餅ですが、時間がたつと固まるという性質も縁起が良いとされています。

 

よく昔は<雨降って、地固まる>という言葉が縁起のいい言葉として使われていましたよね。

そして年の暮れにお餅を神様にささげ、年始には子供たちに食べさせる・・・という儀式が今もなお続いているのです。

 

正月の餅つきの由来について

お餅つきは年始にして、お正月の門出を祝う・・・という印象もありますよね。

しかし、

 

お餅つきは年末にしなくてはいけない!

 

という決まりがあったのです。

 

やはり餅つきは神様の神事、というだけあって、その餅つき自体も<縁起のよい日>にしなければいけません。

縁起のよい日といえば、新規事業や開業などは<大安吉日>を選びますよね。

 

で、餅つき・お餅には、上でも説明してきたように

 

鏡餅を準備する

縁起物として食べる

 

という役割もあります。

 

ということは、

 

 

と、思われがちですが・・・実は、注意すべきはそれだけではないんです!

 

お餅つきをしてはいけない日がある!?

<餅つきをしてはいけない日>が日本には存在しています。

それは・・・

 

12月29日

12月31日

 

の2日です。

 

29は29=ニクという語呂あわせを連想し、憎しみ・にじゅうく(二重苦)などの言葉をイメージしてしまう、といいます。

そこから<苦難の日>になってしまう・・・という理由で29日は餅つきには適していない、とされました。

 

しかし、この29=ニクを一変する驚きの解釈がでてきました!

それは29=ニクと読まずに

 

29=フク

 

と読み、<福の日>と解釈する方法です!

ですので、最近ではあえて12月29日を福を呼ぶ日と読んで、お餅つきを是非この日に!と決める家庭もあるのです。

 

では31日はどうして餅つきをしてはいけないのでしょう?

 

それは31日には、もうお正月の準備が全部整っていないといけないと理解されていることが原因です。

 

お正月の玄関に飾る<しめ縄>は、31日に飾るものです。

つまり、

 

 

という体勢が整っていなければいけません。

 

なのにまだ31日に餅つきをしている・・・となると、そのお餅は<一夜餅・いちやもち>と呼ばれ、縁起が悪いものになってしまいます。

 

受験勉強でも、ギリギリまで準備をせずに前日に徹夜で勉強してテストを受ける状況を<一夜漬け>といいますよね。

急場をしのぐお漬物の<一夜漬け>や、魚の干し物の<一夜干し>という言葉もあります。

 

一夜漬けや一夜干しはおいしいですが、神様にお供えするお餅を急遽用意する、という姿勢が非難される要素、とされているのです。

 

また、

 

慌ただしい様子が、急に行う行事である<お葬式>や<お通夜>を連想させる

 

という説もあります。

 

鏡餅も前日の用意ではなく、数日前から丸く固めておいてキチンと二段重ねることによって、縁起の良いものとされるのです。

いろいろな理由を避けるために31日に急にお餅を用意するのは良くない、とされています。

 

年末の餅つき、おすすめの日にちはいつ?

29日は別としても、31日は確実に餅つきに適していないことがわかりました。

 

では、逆にもっとも餅つきに適した日はいつなの?

ということなんですが・・・それは、

 

12月28日

 

なんです!

 

それは28日につく<8の字が末広がりで縁起がいいと昔から言われていることが理由なんです。

 

数字の8を漢字で書くと<八>。

たしかに末広がっています(*´∀`)

 

そして数字の8は、横にすると

 

 

を表すことができます!

 

この解釈は、とっても近代的ですね。

その解釈とはまた別に、古代の日本では

 

8は聖なる数

 

といわれています。

八重桜や八百万の神、という言葉も、8が縁起のいい数であるから生まれた、という説もあるほどなんです。

 

しかし、気をつけなければいけないのが<鏡餅が固まる>時間を逆算しなければいけないという点。

 

28日にお餅つきをして、鏡餅用のお餅がすぐに固まればいいのですが、温かいお餅はなかなか固まりません。

やっと固まった・・・とおもっても31日になってしまえば意味がないですし。

 

と、考えると28日の縁起の良い日に<鏡餅を飾ってしまう>と考えれば、一番丸くおさまりそうですよね。

ですので、28日にお餅が固まるように逆算して、お餅つきの日取りを決めるのが良さそうです!

 

正月の餅つきには意味がある!

今回はお餅つきの意味や由来・いつお餅つきをすればいいのかを紹介しました。

 

普段から家族との行事としてなんとなく行っていた<お餅つき>やお雑煮。

実は、大きな意味があるというのが分かってもらえたかと思います(^^)

 

これからはお正月を迎える準備の段階から、

 

「家族の健康を思いながら神様にお供えしよう!」

 

という気持ちにも気合がはいります!

 

温かいお雑煮を子供たちと食べながら<お年塊・おとしだま>の説を話すのも、話のネタになりそうです。

 

でもお年玉はちゃんと用意してあげないと、子供たちは怒りそうですね(笑)

焼いたお餅みたいにほっぺたを膨らますかもしれません(*´∀`)

 

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