喪中のお正月の過ごし方、あなたは知っていますか?

 

 

高齢者の方と話をする立場で気をつけることの一つが、喪中の正月の過ごし方についてです。

かなり礼儀を重視する高齢者の方は多く、そういった話題一つで私達の評価が下がってしまうこともしばしば…

 

実は子供の頃、喪中とか知らないものでしたから年賀状を送った事がある私です・・・(;・∀・)

そこで今回は、私のように恥ずかしい思いをあなたがしなくてすむように、喪中の正月の過ごし方について詳しく見ていきたいと思います!

 

喪中の正月の過ごし方について

それでは、喪中の正月の過ごし方について見ていきます。

 

まずは、

 

 

と言った点から説明していきたいと思います!

 

そもそも喪中とは?

喪中とは

 

親近者が不幸にも亡くなった場合、その死を悼み、身を慎む期間

 

を指す言葉です。

 

明治7年に出された大政官布告で法律として定められていました。

その法律自体が昭和になって廃止されましたが、今でも習慣、しきたりとしての喪中が残っているのです。

 

一般的には、2親等までが喪中の対象となっています。

ちなみに、各親等は

 

  • 0親等 夫・妻
  • 1親等 父母・配偶者の父母・子供
  • 2親等 自分の兄弟姉妹、姉妹の配偶者、祖父母、孫、配偶者の兄弟姉妹、兄弟姉妹の配偶者、祖父母

 

このようになってはいますが、厳密に決められているわけではありません。

核家族化が進んでいる現在では、離れて暮らす祖父母や疎遠になった兄弟の場合、喪に服す事がない場合もあります。

 

喪中の期間

では、喪中の期間とはどのくらいなのでしょうか?

 

これは続柄で違いがあるようですが、一般的に1年を基準にしている場合が多いです。

 

しかし、忘れていませんか?

四十九日とよく言われているのが忌中です。

 

この期間は死を穢れ(けがれ)とすると言われ、祭りや祝い事に出席するのは避けるようにいわれています。

 

故人を偲び、悲しみを癒す時間とも言われ、会社や学校が休みになる忌引きがあります。

忌中期間は喪中よりも厳しい制約がありますので、自分、そして家族が恥をかかないよう謹んで行動する必要がありますね。

 

 

挨拶はあけましておめでとうはダメ!

喪中についてわかったところで、いよいよ喪中の正月の過ごし方について見ていきます。

 

喪中の期間中に新年を迎えることになりますが、お祝いの言葉は使わないのが一般的になっています。

とはいえ、相手が

 

「あけましておめでとうございます!」

 

と挨拶してくれたのに対し、

 

「おはようございます」

 

とだけ挨拶すれば、正直違和感だけしか残らないですよね(^_^;)

 

この場合、お祝いの言葉を避けながら

 

 

これだけでいいのです。

この対応一つで、感の良い人なら、あなたが喪中なのだと気が付いてくれるのです。

 

ビジネスでも自分の上司や同僚ならいいけれど、取引先では喪中であっても通常は新年の挨拶から始まるのが一般的となっています。

この場合もお祝いの言葉を外して挨拶すれば大丈夫です。

 

相手に疑問に思われている雰囲気がある場合、

 

「喪中なのですいません」

 

と一言添える事も大事な時ですね。

この辺りは、相手との関係性などに応じて適宜調整するのがベストです。

 

また逆の立場で、同じ会社の人、取引先の会社で喪中の知らせが届いた人にお祝いの言葉をかけるのも避けなければいけません。

ついうっかりミスすると、常識を疑われて恥ずかしい事になるのでくれぐれも気をつけるようにしてください。

 

 

さて、もう一つの新年の挨拶といえば、年賀状ですね。

 

喪中の年賀状も避けるようになっているのです。

 

12月の初めには届くように年賀欠礼状を出します。

いわゆる喪中はがきです。

 

これが年賀状の代わりとなる挨拶の役目をしているのです。

喪中と知らずに年賀状を出される人もいますので、その場合は寒中見舞いで対応すると良いですよ。

 

お参り・参拝はしてもいいの?

正月を迎えたら初詣ですよね。

 

一年の計は元旦にあり!

 

とまでいわれていますが、喪中だから・・・と初詣を遠慮している人も多いです。

 

神社では死を穢れと考えられており、神様のいる神聖な場所である鳥居をくぐる事が出来ないとされています。

ですが、喪中期間中であっても忌中(=四十九日)を過ぎていれば大丈夫です。

 

お寺の場合は、死を俗世から離れて極楽浄土へ旅立つ事と捉えられているので、喪中・忌中に関係なくお参り参拝が出来ます。

もちろんお守りの購入も大丈夫ですよ(^^)

 

古いお守りやお札のお焚き上げは、神社の場合、忌中の四十九日が過ぎてからにしましょう。

お焚き上げは通年行われている行事です。慌てなくても大丈夫です。

 

 

厄払いは出来る?

喪中だけど、厄年で厄が気になる人も中に入るのではないでしょうか?

喪中などのしきたりを真摯に守る方の場合、厄年と言った縁起事も同じく気に病む方が多い傾向にあります。

 

実は、神社とお寺で厄の考え方が違うことは知っていましたか?

 

  • 神社では厄払い
  • お寺では厄除け

 

とそれぞれ分けられているのです。

私達からしたら一緒のように思えてしまう神社とお寺ですが、実はこうした細かな違いをたくさん持っています。

 

神社では、

 

 

という考えです。

 

一方のお寺では

 

 

という考えを持っているのです。

 

お寺での厄除けは喪中でも全く問題ありません。

神社の場合は、忌中が過ぎるのを待って厄払いをするようにしましょう。

 

旅行は・・・

喪中の正月、旅行に行くのはありでしょうか?

 

今や、年末年始にハワイに行くなど海外旅行をする人も珍しくない時代です。

以前から計画していた旅行が身内の不幸で喪中となった場合、ツアーなどで旅行代金を支払い済の時には悩みますよね。

 

気持ちが落ち込んで旅行気分になれない場合は潔くキャンセルしましょう。

日程変更出来るのであれば変更しましょう。

 

逆に悲しみが強く、家に居られない気分になるときもありますけど、そんな時は近場の温泉にでも出かけて気持ちに切り替えてください。

 

親族が訪ねてくる場合もあり、その時に

 

「呑気に旅行なんかに行って・・・」

 

なんて後から悪口言う人はたくさんいますからね(ーー;)

ですので、出来ることなら忌中が済むまでは予定は入れない方がいいです。

 

まして、喪中の正月となれば、なおさら口うるさく言う方も多くなってしまいます。

親戚や周りとの付き合いも考慮する必要があるというわけですね。

 

ただ、旅行そのものはタブーとされている祝い事ではないので、短期間の旅行でしたら喪中でも大丈夫です。

家族揃って、話し合いの場を設けて決めるのが一番いい方法ではないでしょうか?

 

喪中の正月のおせち料理

正月の料理といえば、おせち料理です。

 

これは、たとえ喪中であっても食べることに何の問題もありません。

ただし紅白まんじゅうだけは口にしないほうが良いですね。

 

あれは、お祝いごとなどのための食べ物なので、喪中には最もふさわしくありません。

 

喪中の正月の過ごし方まとめ

今回は、喪中の正月の過ごし方について紹介しました。

 

日本の弔辞事には明治時代に作られた法律の名残が残っており、色々な決まり事があり複雑なマナーが存在します。

めんどくさいと思えるかもしれませんが、覚えておかないと後々恥をかいてしまうことにもなりかねません(ーー;)

 

喪中は身内の死を悼み、故人の冥福を祈りながら身を慎む期間です。

自発的に行う感じになりますが、忌中の期間は強制的な感じすら見受けられるのです。

 

これが廃止されたとはいえ、法律として定められていた名残なのです。

 

昔は穢れ(けがれ)が他人に移ると考えられていたようで、忌中の間は自宅から出ないようにしていたようです。

 

時代劇で玄関に忌中の張り紙がされていたのを見た事ないですか?

現在でもその風習は残っているのです。

 

神社には死を穢れとする考えがあり、お寺にはその考えがないのですね。

喪中期間だからこそお寺にお参りするのが当たり前といわれる地域もあるようです。

 

正月には様々な楽しいイベントがたくさんあります。

故人との関係が深ければ深いほど、やってはいけないと言われるから我慢するのではなく、悲しみが深くてやる気がしないからやらない気持ちが良くわかりますね。

 

ちなみに、正月に限ったことではありませんが、

 

  • 子供の行事
  • 鯉のぼり
  • ひな祭り

 

これらは祝い事ではなく、日本のしきたりで成長を願う行事ですので、控えめに行うのであれば何も問題はありません!

 

お祝い事は避けて、感謝の気持ちを表す事には問題がないようです。

 

時代が変わっても、昔からのしきたりや習慣は大事なものなのです。

喪中の正月を迎える方は、この記事を参考に故人や周りの方への礼儀やマナーを忘れない過ごし方をしてもらえればなと思います(^^)

 

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