カレーを甘くする方法、お伝えします。辛すぎて食べれないカレー、子供や高齢者の方には控えたいですよね。そんな時、カレーの辛さを抑えてくれる13の方法・具材をお伝えしていきます!
カレーを甘くする方法、知っていますか?
美味しく作ろうと試行錯誤していたら、カレーが辛口になりすぎてしまい食べれなくなった・・・
そんな経験、ありませんか?
また、お子さんや高齢者の方にカレーを作っている際にはできれば辛すぎない、刺激の少ないものを食べてもらいたいというのが本音ですよね。
今回は、辛口カレーもまろやかになる!?
カレーを甘くするための方法についてお伝えしていきます(^^)
カレーを甘くする13の方法
それでは、早速紹介していきます。
今回は、辛口カレーも甘くする13の方法について紹介していきます。
カレー作りって、難しいですよね。
ルーの種類をいつもと変えてみたり、隠し味をいくつか入れてみただけで、普段とは全然違う味のカレーに仕上がってしまいます。
味が変わっても美味しければいいのですが、問題は辛さです。
私も何度か経験したのですが、ルーを2種類混ぜた時、中辛同士を混ぜたのに完成品はなぜか驚くほどに辛く仕上がってしまう組み合わせがあるんです・・・
いくら美味しくても、辛すぎては食べることはかないません。
特に、小さなお子さんがいるご家庭や、高齢者の方に食べてもらう際には辛さは極力避けたいというのが本音です。
実は私、介護士として働いている中で、週に1~2回は高齢者の方にお昼ごはんを提供しているんです。
毎週スタッフ含め10数人の食べる量を計算しながらレシピを考えています。
料理はだいぶ得意になりましたが、それでも毎週高齢者の方の好みに合わせて大量の料理を作るのがかなり至難の業です。
そんな私たちにとって、カレーはまさに救世主なんです。
美味しい、簡単、安上がり!
どれをとっても、これほど介護士にとってうれしい料理は存在しないとつくづく私は感じています。
というわけで、なんだかんだで毎月カレーを作っている私ですが、隠し味やルーの関係で、時折想像よりもはるかに辛口なカレーが出来てしまうこともあるんです。
それを、いかに美味しさそのままに、甘くて食べやすくするか・・・何度も試行錯誤を繰り返しました。
これから紹介するのは、そんな私が実際に試し味を見て厳選した、高齢者の方にも大人気なカレーを甘くするために最適な13の方法です!
高齢者の方にも大好評なカレーですので、味も辛さも自信があります!
是非、皆さんの参考にしてもらえればと思います♪
すりおろし玉ねぎ
まずは、すりおろし玉ねぎ。
こちらは、カレーの定番の隠し味と言えるのではないでしょうか。
玉ねぎは火が通ると甘くなる性質を持つ野菜です。
なまでは辛さが目立ちますが、火を通すと辛み成分は抜けてしまうので、玉ねぎの純粋な甘さだけがカレーにプラスされるというわけです。
もともと、カレーと言えば玉ねぎはつきものです。
ですので、味は何の不安もありません。
玉ねぎをすり下ろす一手間こそ必要ですが、野菜もたくさん食べれて、しかも辛さを抑えられる。
オマケに、味もよくなるといいことづくめの方法です。
是非一度、試してみてくださいね♪
はちみつ
こちらも、カレーの定番隠し味の一つなのではないでしょうか。
はちみちを入れることにより、甘みが大幅にプラスされます。
さらに、はちみつを入れて煮詰めることでカレーに新しいコクとうまみがプラスされます。
辛さを抑えるうえでもってこいの食材のなのですが、一つ注意点も・・・
それは、味の調整です。
はちみつの甘みは大変強く、少量でもかなりの効果を発揮してくれます。
ですので、入れ過ぎてしまうと辛いのに甘ったるいという、何とも奇妙な味になってしまうことに(^^;)
少量入れては味見をする、を繰り返し理想の甘さに近づけてみてください。
ヨーグルト
ヨーグルトを入れることで、辛さを抑える+カレーにコクと酸味をプラスする効果が期待できます。
こちらは、甘みこそ増しはしませんが、辛さを和らげる効果は十分に期待できますので、辛いのが苦手な大人の方や高齢者の方にふるまう際の隠し味にオススメです。
ただし、ヨーグルトは入れ過ぎてしまうと酸味が出過ぎてしまいます。
私が一番入れ過ぎた際には、漬物のように酸っぱい味に仕上がりました・・・
こちらもしっかり味を見つつ、少量ずつ入れて味を調えていく必要があります。
リンゴ
すりおろしたリンゴも、カレーにさわやかな甘みをプラスしてくれます。
また、カレーの風味もよくなり一段と美味しい仕上がりになります。
コツは、すりおろした後すぐに入れてしまう事です。
時間が経つとリンゴの風味が消し飛んでしまい、折角の味も半減してしまいます。
玉ねぎもそうですが、すりおろしたあとはすぐにカレーに入れてしまいましょう。
美味しいものは、美味しいうちに料理するのが鉄則です♪
バナナ
リンゴと同様の効果が期待できるのが、バナナです。
こちらは、すりおろすのではなく潰すだけでいいですので、手間はリンゴよりかかりません。
バナナの場合はまたリンゴとは違う独特のコクが追加され、なんとなく南国チックな味に仕上がります。
普通の味に飽きてしまった人にオススメの一品です。
チョコレート
チョコレートはカレーの隠し味の定番の一つです。
ただし、ここで注意したいのはチョコレートの種類です。
ブラックチョコレートを入れてしまいますと、カレーのコクは出ますが甘みはほとんど出ません。
まあ、元々甘みがほとんどないブラックチョコレートを入れるのですから、当然といえば当然ですが(^^;)
ですので、この場合はミルクチョコレート等甘みのあるものをカレーに入れましょう。
すると、お手軽にコクと甘みの両方がカレーにプラスすることができます。
ケチャップ
カレーにケチャップ、これはあまり知らない方も多いかもしれませんね。
ですが、レストランなどでも用いられている有名な隠し味の一つなんです。
ケチャップを入れることで
- コク
- 甘み
- 酸味
という、味を良くするための3つの要素が加わります。
辛さを抑え、味を大きくレベルアップさせてくれる隠れた名調味料です♪
ココア
カレーにコーヒーを入れて作る方、多いかと思います。
ですが、ココアとなるとなかなか試した経験がない方も多いのではないでしょうか。
実は、ココアを入れてもカレーは美味しくなります。
粉末ココアをお湯で作り、カレーに入れるだけ。
これだけで、まろやかな甘みがプラスされます。
知っての通り、ココアはかなり甘い飲み物です。
くれぐれも入れ過ぎには注意して、少量ずつ注いでいってくださいね。
カルピス
カルピスはお子さんがいるご家庭の場合、冷蔵庫に入っていることも多いのではないでしょうか。
このカルピス、カレーの隠し味にしてみてください。
すっきりとした甘みとカルピス独特のコク、更に酸味がカレーに追加され、中々ない味に仕上がります。
勿論、味が良いのは私がすでに実証済みですのでご安心を!
一番いいのはカルピス原液ですが、なければ通常のカルピスでも十分です。
少し入れては味を見て・・・を繰り返し、甘みと酸味のバランスを調整しながら作っていってくださいね。
コーンスープ
変わったところで、コーンスープもカレーを甘くするために一役買ってくれます。
コーンの甘みが凝縮されたスープは、優しい甘さをカレーに追加してくれます。
また、コーンスープのずっしりとしたコクとうまみも健在です。
カレーの中で自己主張しすぎない程度にアピールするその味は、子供も大人も、もちろん高齢者の方も一発ではまってしまう事間違いなしです!
家でもし、コーンスープの元が余っていたらチャンスです!
是非、カレー+コーンスープの新たな組み合わせにチャレンジしてみてくださいね。
練乳
練乳と言えば、いちごにかけて食べるもの以外にあまり印象にないかと思います。
ですが、カレーにおいてもその活躍の場が存在していたのです。
練乳の甘さが、カレーの辛さを抑えるとともにまろやかな甘みを付与してくれます。
入れ過ぎるとしつこくなってしまいますので、少量ずついれてコクと甘さを調節してもらえたらなと思います。
牛乳
少し辛くなってしまったカレーは、牛乳で伸ばしてしまうのも手です。
ちなみに牛乳は、美味しい牛乳であればあるほど、カレーの風味が引き立ちます。
一度、高級な牛乳で試してみたところ・・・
「うそっ!?」
っというくらいコクとまろやかさが同居した美味しいカレーが出来上がりました(^^)
もし、牛乳を入れ過ぎて味が薄くなってしまった場合には、バターをプラスしてみてください。
薄まってしまった分、コクを補ってくれます。
トッピング各種
カレーと言えば、トッピングも楽しみの一つですよね。
辛さを抑え、甘さをプラスするトッピングとしては
- カットコーン(コーン缶)
- 生卵の黄身
- チーズ
- コーンスープ
- イチゴジャム
があります。
どれも辛さをマイルドにすると同時に、カレーに新たな味をプラスしてくれる名脇役ともいえる食材ばかりです。
出す直前になって、
「辛すぎて食べれないかも・・・」
と気づいたときには、これらトッピングでかなり甘くすることが可能ですので、是非お試しを。
特にイチゴジャムは即効性もありオススメですが、入れ過ぎるとカレーの味事態を壊しかねません。
皿に取り、少量ずつカレーに混ぜていくのがおすすめです。
また、子供には大好きなコーンをたくさんかけてあげましょう。
たったこれだけで、甘くて食べやすいカレーに大変身です。
カレーの甘さは優しさだ
いかがだったでしょうか?
今回はカレーを甘くする方法、ということでカレーを甘くするための13の方法についてお伝えしてきました。
見ていただいた通り、カレーに入れる食材をほんの少し増やすだけで、かなり甘さをプラスし辛さを和らげることが可能です。
また、トッピングでも辛さを調節できるので、仮に間違って辛めのカレーを作ってしまった場合でも、そこまで気にする必要はありません。
カレーの甘さは、優しさです。
- 子供たちに
- 辛いのが苦手な方に
- 高齢者の方たちに
美味しく食べてもらいたい。
そのような思いが、甘くておいしいカレーを作り上げるのです。
あなたも、自分だけのカレーに合う甘くておいしい方法を見つけて、大切な人と一緒に食べてみてくださいね♪