日本と海外のバレンタインの違いが、かなり大きいです。私達にとって当たり前のバレンタインも、海外の方にとっては、かなり印象が違うということで驚かれています。さて、海外のバレンタインはどのようなものか、詳しく解説します。
日本とアメリカ、そして海外のバレンタインの違いについて見ていきます。
日本のバレンタインが、海外の方からするとかなり面白いみたいです。
というのも、実は日本のバレンタインは、他の国のそれとは大きく異なっているんです。
この日本と海外のバレンタインの違いを知っておかないと、海外の友人や彼女に、一気に嫌われてしまうことにもなりかねません!
・・・というか、僕の友人、そのせいで一人フラれています(笑)
今回は、アメリカとのバレンタインの違いを皮切りに、諸外国のバレンタインの風習や習慣などと合わせてみていきます。
アメリカ・カナダのバレンタイン
アメリカでは男性から女性に贈り物をするのが一般的です。
チョコレートに限らないようです(^^)
プレゼント、というよりは愛を伝えるという意味合いが強いようで、ギフトを贈ることもめずらしくありませんが・・・
外せないのは花束!
だそうです(・ω・)ノ
ちなみに、愛を伝えるロマンチックなバレンタインだけあって、日本の友チョコや義理チョコにあたるような、周囲の人にもとりあえず配る・・・という習慣はないそうです。
一点豪華主義、なのですね。
なんだか、こっちのほうが純粋なあいが伝わってきそうです(*´∀`)
イタリアのバレンタインは・・・
つづいて、情熱の国イタリアのバレンタイン事情についてみていきましょう!
イタリアでは、バレンタインの贈り物は恋人同士贈り合うのが習慣のようです(^^)
赤いバラの花束が定番となっています。
ちなみに、バレンタインの発祥はイタリアといわれています。
時代はローマ帝国まで遡るので、かなり歴史のある記念日といえそうです。
イタリア語でバレンタインデーは、Festa degli innamoratiといい、
恋人たちの記念日
という意味です。
なのでお互いの愛を確かめ合って、お祝いをする日というのが一般的。
チョコレートを用意するという決まりや、女性から男性にという決まりは一切ないそうで、ホワイトデーも存在しないんだそうです。
イギリス
同じヨーロッパのイギリスもみていきましょう!
イギリスは、イタリアとは違いどちらかというと男性からプレゼントをおくったり、愛を伝えたりすることが多いです。
- レストランのディナーを予約する
- 花束の準備
- ケーキ・チョコレートなどをプレゼントする
という習慣があるそうです。
この辺は日本と似ていますね(^^)
そして、街中がバレンタインの装飾で、ハートやピンクでいっぱいになるそうです!
老若男女問わず、恋人同士や夫婦にとってかなり特別な日、という位置付けのようで、レストランは毎年この日だけどこも予約でいっぱいだそう!
そして実はチョコレートを贈る習慣の発祥はイギリス、という説があります。
イギリスのキャドバリーというお菓子メーカーが、ギフト用にハート型のチョコレートボックスを販売して大人気になったことからはじまった、と言われています。
台湾
続いては、ご近所・台湾のバレンタインの様子をみていきましょう!
地理的に近いとはいえ、文化はかなり異なります。
台湾にはなんと、3回もバレンタインがあるそうです!!!
日本と同じ2月14日、そして日本のホワイトデーにあたる3月14日、そして最後は7月7日。
また日本との違いでは、プレゼントは男女双方がお互いに欲しいものを渡す、というのが一般的だそうです。
また高級レストランで食事をしたり、アフタヌーンティーやブランチを楽しむ、など外でお祝いをすることも多いそう。
ちなみに2月のバレンタインに関しては、若者はわりと重きを置いているそうですが、2月には中国の旧正月という一年で最大のイベントがあるため、そこまで重視しないことも多いそうです(・ω・)ノ
地理的には近い台湾ですが、日本とはかなり違いのあるバレンタインデーですね(^^)
韓国
お隣、韓国の様子もみていきましょう!
韓国については、日本と同じく女性から男性にチョコレートをプレゼントするのが一般的だそうです。
また義理チョコ文化も存在するそうで、やっと日本と同じバレンタインの過ごし方をみつけた!という感じですね(^○^)
テレビや雑誌でバレンタイン特集が組まれたり、レストランでもカップル割引があったり、主に若者が楽しむイベントだそうで、そのあたりも日本と似ています。
また他の国とはちがい、韓国にもホワイトデーが存在するそうです。
義理チョコなどの文化があるため、お返しをする、というイベントが発生するのかもしれませんね。
日本でいう友チョコのような形で、友達同士プレゼントを交換することも多いそうですよ!
義理チョコなどの文化がない国の人たちから見たら、ちょっとびっくりしてしまうかもしれませんね(・ω・)ノ
海外から見た日本のバレンタインへの反応
海外からみた日本のバレンタインの反応は様々で、大きく分けて3つほどの意見にわかれているようです。
- ビジネスに利用しているだけだ
- 女性がチョコレートをわたさなければならない義務感に疑問
- 自国の文化でなくてもイベントとして楽しんでいていいと思う
ひとつずつみていきましょう!
ビジネスに利用しているだけだ
たしかに、クリスマスにつづいてギフト需要の高いイベントであることは事実ですね。
広告や街の装飾も購買を促すものが多い気がします(;・∀・)
実際の所、
- ハロウィン
- クリスマス
- バレンタイン
は、日本三大イベントとして、ビジネスちゃんとということで企業はこぞって関連商品を作成していますね…
うんざりしてしまうか、楽しむかは、本人次第といったところです(^^)
女性がチョコレートをわたさなければならない義務感に疑問
これまで紹介してきたように、韓国以外の他の国では、特に女性から贈り物をするという文化は少数派でした。
さらに義理チョコのように、やや義務的にチョコレートを配る文化はなかなか理解しがたいようです。
たしかに、愛を伝え合う、という一対一のシチュエーションが普通の国の人にとって、
「職場の上司や日頃お世話になっている人にもなにかせねば!」
というのは違和感があるのはうなずけます。
この辺は、日本の文化との違いがそのまま違和感として現れていると言えそうです。
自国の文化でなくてもイベントとして楽しんでいていいと思う
西洋の文化をイベント化して取り入れるのが得意な日本。
たしかにビジネス戦略といってしまえばそれまでかもしれませんが、街が綺麗に装飾されたり、かわいいギフトをみたり、買い物が楽しくなるもの事実。
その楽しげな雰囲気を肯定的に捉える意見もあるようです。
実際、バレンタインを楽しむのは、最近では若い女性達がメインとなっています。
友チョコをメインとして、友人にあげるためのチョコレートを本気で作り、彼氏や旦那にはそこらへんで買ったチョコ・・・なんてこともあるみたいです。
男としては、ちょっぴり悲しいですね(´;ω;`)笑
日本と海外のバレンタインは違う!
日本ではバレンタインデーはかなり浸透しているイベントですが、それはかなり独自の文化だということがわかりました(^^)
その名前から、西洋の文化を取り入れているのは自明ですが、実はかなりアレンジされているんですね!
今や、バレンタインデーは、日本独自のお祭りイベントといっても過言ではないのです。
今年のバレンタインデーは
- 本場の欧米風に、恋人に愛を伝える日
- 恒例の義理チョコ、友チョコで楽しいイベント
どちらも楽しそうです!
ただ、間違っても外国人の彼女がいる方は、日本独自のバレンタインデーの考え方を押し付けないように!
最悪それが原因で、バレンタインデーがお別れ記念日にもなりかねません(笑)
あなたにとって、今年のバレンタインデーが、楽しい一日でありますように!
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