ひな祭りの食べ物の一つに桜餅がある意味、見ていきます。

 

ひな祭りといえば、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。

必ず思い浮かぶ食べ物の一つといえば【桜餅】です。

 

では、

 

「何故ひな祭りに桜餅を食べるの?」

 

という理由については知っているでしょうか?

今回は、ひな祭りに食べる桜餅の意味や由来について詳しく見ていきます!

 

ひな祭りの食べ物に桜餅がある意味や由来

桜餅はひな祭りに限らず1年中和菓子屋さんで売られていますが、ひな祭りの時期が近づくと目にする機会が増えると思います。

では、なぜひな祭りに桜餅を食べるのでしょうか?

 

桜餅を食べる理由は色々な説がありますが、1つはひな祭りの時期などが関係していると言われています。

 

ひな祭りは別名「桃の節句」。

桃=ピンクなので、ピンク色の桜餅が食べられるようになりました。

 

色や可愛らしい見た目はもちろんですが、「桜」餅という名前も春を感じさせるものなので女の子のお祭りにピッタリですよね!

 

他にも、男の子のお祭りである端午の節句に「柏餅」が食べられているので、

 

「ひな祭りにも同じように何か食べる風習があると良い」

 

ということで、桜餅が食べられるようになったという説もあります。

 

更にひな祭りといえば、雛人形にも飾られている「ひし餅」がありますが・・・

知っての通り、ひし餅はあまり美味しくありません(^_^;)

 

「ひし餅の代わりに春らしくて美味しいお菓子を食べよう!」

 

ということで、桜餅が選ばれた、という説もあるんですよ。

 

どれも納得のいく理由ですよね!

しかし、実はひな祭りに桜餅を食べる明確な理由はありません。

 

桜餅は、特に縁起が良い食べ物という訳でもありませんが、

 

  • 見た目の「春らしさ」
  • 「女の子のイメージに合う」

 

という点と、味の良さからひな祭りの定番となったと言えるでしょう。

 

葉っぱの名前

桜餅はピンク色の可愛らしいお餅がキレイな葉っぱでくるっと巻かれています。

あの葉っぱ、何の葉っぱか知っていますか?

 

実はアレ、塩漬けされた桜の葉なんです!!!

お餅がピンク色だから「桜餅」という名前なのではなく、桜の葉が巻いてあるから「桜餅」なんですね!!

 

桜餅に使われている葉っぱの多くは「大島桜(おおしまざくら)」という種類の桜の葉っぱです。

 

この大島桜は、伊豆諸島を中心に分布しており、大きな白い花がたくさん咲きます。

その美しさから、観賞用に植えられていることも多いです。

 

日本には多くの種類の桜がありますが、大島桜の葉っぱは毛がないので桜餅を包んでも食感に変化が起こりません。

また、香りも良いので桜餅に桜の香りを付ける役割もしています。

 

最近は、作りものの葉っぱで桜餅を巻いているお店もありますが、桜の葉っぱは香りを付けるだけでなく、塩漬けされていることでお餅の乾燥も防いでくれるので、本物の葉っぱを使うお店も未だに多いです。

 

あの葉っぱ、食べられるの?

桜餅に巻かれた葉っぱは食べられるのでしょうか?

結論から言いますと、葉っぱは食べられます!

 

塩漬けされた葉っぱは、香り付けや乾燥防止だけでなく、お餅の甘さをより引き立てたり、「甘い」と「しょっぱい」のハーモニーで最後まで飽きずに楽しんだりする役割もあるんです。

 

葉っぱを食べるのがイヤでべろーんと剥がして食べる人もいるかもしれませんが、騙されたと思って一度葉っぱも一緒に食べてみてください!

より美味しく、そして春を感じることができますよ。

 

とはいえ、実は葉っぱを食べるか食べないかは、その道のプロである和菓子職人さんの間でも意見が別れるところなんです(^_^;)

また、葉っぱは必ず食べなければいけないという訳ではありません。

 

お子さんなどは特に、葉っぱは見た目からしても苦手でしょうし…

桜餅の葉っぱを食べるかどうかは、自分が美味しく食べられるかどうかで判断してくださいね。

 

ただ、一度チャレンジする価値があるのは間違いないので、この機会に是非ご試食を!

関東と関西で違いはあるの?

桜餅は関東と関西で発祥や作り方が違います。

1つずつ説明しますね。

 

まず、関東風の桜餅ですが、別名

 

  • 「長命寺」
  • 「江戸風」

 

とも呼ばれます。

 

関東風の桜餅の発祥は1717年。

 

長命寺というお寺で門番をしていた山本新六さんという人がいました。

新六さんが桜の時期に落葉の掃除をしている時、なんとなく

 

「このたくさんある葉っぱを塩漬けにしてみたらどうだろう」

 

と考えたのが、関東風の始まりだと言われています。

 

これがきっかけで初めて桜餅を売り出したのが「長命寺山本や」。

現在も続く有名な老舗和菓子店です。

 

長命寺の門前で始まったから「長命寺」、江戸で生まれたから「江戸風」などと呼ばれるのですね。

 

関東風の桜餅の特徴は、小麦粉で作られた生地です。

 

薄くのばした生地を2つに折って、餡を挟むのが基本ですが、他にも餡を包み、生地を筒状にしたものもあります。

表面がつるっとしていて葉っぱが剥がしやすいので、葉っぱを剥がして香りを楽しみながら食べるのが良いとされています。

 

一方の関西風の発祥は、関東風が生まれてから約100年後の1830年ごろ。

江戸から西へ桜餅が伝わる間に、原料が大阪にある道明寺で作られた「道明寺粉」に変わったことから、関東とは違う関西風の桜餅が生まれました。

 

道明寺粉は、もち米を水に浸してから蒸したものを乾燥させ、更に粗く挽いて作った粉です。

道明寺粉を原料とした関西風の桜餅は、丸型でつぶつぶとした食感で粘りや弾力があります。

 

関西風を食べたことがない人は、おはぎをイメージしてもらうと分かりやすいです。

表面に粘り気があり葉っぱを剥がすのが難しいので、葉っぱも一緒に食べる人が多いですよ。

 

関西風は、原料の道明寺粉から「道明寺」、また主に作られていた京都にちなんで「上方風」とも呼ばれています。

関東風、関西風の桜餅は、発祥はもちろん、見た目と原料が全く違うので自分が知らない方の桜餅が出てくると

 

「これ桜餅…?」

 

と困惑する人も多いです。

 

ちなみに、関西風は関西方面に偏りがあるものの、新潟や北海道などは関西風の桜餅が主流ですし、関東でも目にすることがあります。

一方関東風は、関西ではほとんど見られません。

 

関東風、関西風と名前がついていますが、東日本と西日本で別れているわけではないわけです。

 

ひな祭りには桜餅を食べよう!

今回は、ひな祭りに桜餅を食べる理由や、桜餅の葉っぱについて、更に関東と関西の違いなどをご紹介しました。

 

ひな祭りに桜餅を食べる明確な由来はありませんが、見た目の春らしさや女の子らしさから、今や桜餅はひな祭りの定番の和菓子となっています。

 

桜餅の名前の由来でもある桜の葉は、好みは分かれますが、お餅と一緒に食べることができ、お餅のみで食べるのとはまた一味違う美味しさを楽しむことができるので、ぜひ剥がさずに食べてみてください。

 

また、原料や見た目の違う関東風と関西風、2種類の桜餅をお取り寄せして食べ比べるのも良いかもしれません。

可愛らしくおいしい桜餅で、ひな祭りを華やかにお祝いしてくださいね!

 

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