この記事では、気の寿命について詳しく紹介しています。鯉の平均寿命やギネス記録となっている長寿鯉の紹介、更に鯉の寿命の調べ方・観賞用高級魚である錦鯉の寿命まで、気になる点を全て一記事に詰め込みました!
鯉の寿命、知ってますか?
一説には、100年以上生きるなんて言われている鯉です。
これは流石に言い過ぎでしょ(^_^;)
と思っていたのですが・・・どうやらそうでもないみたいです。
今回は鯉と錦鯉の寿命について、詳しく見ていきたいと思います。
鯉の寿命はどれくらい?
それでは早速紹介していきます!!
今回は、鯉の寿命について、
平均寿命
長生きギネス記録
長生きした鯉の大きさ
錦鯉の寿命
等、鯉の寿命に関連したありとあらゆる情報を、この1記事に盛り込みました(^^)
どれも私達が知らないことばかりのこれらの情報、一つずつじっくりお伝えしていきます。
鯉の平均寿命
まずは、鯉の平均寿命についてです。
長生きのイメージはなんとなくありますが、一体どれくらい生きるのでしょうか?
私の祖母が鯉を飼っていたのですが、私が赤ちゃんの時には既に成魚で、結局そこから20年ほど生きていました。
この時点で、鯉が魚にしては格別に長寿なのが分かりますね。
で、実際鯉の平均寿命がどれくらいなのか調べてみたところ
20年~50年
だと言われています。
・・・50年!?(゜ロ゜)
とんでもなく長生きですね~(^_^;)
とはいえ、これはあくまで野生の鯉の話のようで、実際に飼育している鯉の場合は30年ほどが平均だと言われています。
餌や外敵の心配は無く、環境整備が行われた人間の飼育下の方が早く寿命を迎えるというのは、なんとも皮肉な話です。
鯉の長生きギネス記録が凄すぎる!
さて、ここで最も長生きした鯉の寿命について紹介していきます。
1983年のギネスブックにも認定された正真正銘の世界一長寿な鯉は・・・なんと、日本にいたのです!!
岐阜県加茂郡白川村に住んでいた越原家で飼育されていた鯉【花子】が、ギネス記録を樹立した長生き鯉です。
その年齢は、なんと
226歳
です!!
なんと、まさかの2世紀越え!
とんでもない長寿ですよね。
明治・大正・昭和・平成の全てを足しても、花子が生きた時間には遠く及びません。
年数を数えるだけで、どれだけ長い時間をこの鯉が生きていたのか思いを馳せてしまいます。
ちなみに花子、江戸時代から生きていたそうです。
大政奉還の際、リアルタイムで生きていた鯉・・・凄すぎます(^_^;)
鯉の年齢の調べ方
さて、ここで一つ疑問が浮かんできます。
「どうやって、鯉の年齢を調べているの?」
というものです。
如何に長生きする生物である鯉といえども、流石にしゃべることは出来ません。
というか、水の中でしゃべっていても、声は聞き取れませんね(笑)
言葉意外に年齢を伝える方法はないようにも思えますよね。
ですが、実は鯉のいくつかの部位を見るだけで、ある程度年齢を把握することが出来てしまうのです(^^)
その部位とは
うろこ
耳石
背骨
ひれすじ
です。
鱗や背骨を見て、なんで年齢が分かってしまうのか・・・不思議でたまりません。
ですがこの方法には信憑性があります。
というのも、実際に300年以上昔から鯉の年齢を調べる際に用いられてきた、日本古来の伝統的な手法だからです!
300年・・・これまた凄い数字です(^_^;)
となると、まだまだギネス鯉【花子】が現役の時ですね(笑)
そんな昔から、鯉の寿命を正確にはじき出す手法が開発されていたというのですから、昔の方たちの知啓には頭が下がる思いしかありません(^^)
大きさはどれくらいになるの?
さて、鯉が長生きした場合、大きさはどれくらいになるのでしょうか。
仮に毎年1センチずつ伸びていくと仮定した場合、花子は2メートルを超える超ビック鯉になっていたわけですが・・・ちょっと怖いですね(^_^;)
実際調べてみたところ、1メートルほどで体は成長を止めるそうです。
まあ、毎年伸び続けていたら、それこそ花子は、今頃モンスター鯉登場して話題になってるはずですよね(笑)
とはいえ、1メートルと言えば小さい子供と同じくらいの大きさです。
100センチを超えるサイズにまで育った鯉、一度見てみたいものですね(^^)
水槽と池、長生きはどっちだ!
さて、先程飼育下よりも野生の鯉の方が長生きすると説明しました。
では次は
水槽
池
でどちらが長生きするかです。
飼い主によっては、水槽だけでなく池で飼っている方もいるはず。
実際、私の祖父母も自宅に作った池で鯉を育てていました。
で、こっちも気になったので色々な資料を読みあさってみました。
その結果、より長生きしやすい環境は・・・
池
でした!!
まあ確かに、水槽の中では思う存分泳ぐことも出来ず、ストレスも溜まってしまいますよね。
それに、飼い主を始めとした人間に、ずっとガラス越しに見られているという事も相まって、鯉のストレスはうなぎ登りのはず。
行動は自由にならず、しかもずっと監視されている・・・人間も鯉も、ストレス下では長生き出来ないみたいですね(ーー;)
とはいえ、あくまで長寿化傾向にある飼い方であって、水槽での飼育が悪いわけでは当然ありません。
実際、水槽ならすぐに鯉の小さな異変を感じ取って、適切な対応を行うことが可能です。
水槽か、池か・・・
あなたの経済状況などによってもその飼育方法は色々と変わってくるかと思います。
鯉を購入するお店ともよく相談し、自分と鯉に合った飼育方法を選択して下さいね(^^)
錦鯉の寿命も要チェック
さて、折角ですので鯉の仲間である錦鯉の寿命も見ていきます。
「結局同じ鯉じゃん!」
なんて甘く見てはいけません。
より高級な鯉である錦鯉、その寿命は
30年前後
と言われています。
普通の鯉よりもやや長生きな傾向にあるようです。
ちなみにこちら、長生きする場合は70歳を越えることもそう珍しくはないそうです。
飼育条件などが適している場合に限らないそうですが、それにしても70歳まで生きるとなると、もう人間とほとんど変わらない寿命ですね。
・・・錦鯉、長生きだな~(^_^;)
ちなみに、錦鯉は観賞用に品種改良された種であるため、野生のものはまずいません。
(例外として、飼っていた人が池に逃がし、そのまま成長したケース)
ですから、上の鯉の寿命が野生の鯉=長生きな種の寿命混みで50年前後なのに対して、錦鯉は飼育環境下=やや長生きしにくい状態で70年以上生きると言うことになります。
観賞用高級魚【錦鯉】。
どうやら相当長い期間、私達の目を楽しませてくれるみたいですね(^^)
鯉は長寿な魚です
いかがだったでしょうか?
今回は、鯉の寿命について色々な視点から見ていきました。
いや~、こうして改めて見ると、鯉って本当に長生きな魚なんだなって思い知らされます。
というか、200年越えって、凄すぎてもう驚きの声も上がりません(笑)
野生の鯉の方が長生きではありますが、大事に育てれば、飼育下の鯉でも十分長期にわたってあなたの友達として生き続けてくれます。
実際、ギネス記録保持魚【花子】は、飼育されていた状態で226歳迄生きたのです。
私達がいずれ飼うことになるかもしれない鯉が、50年・100年生きたとしても何も不思議はありません。
ペットを飼うときに気になるのが
「すぐにお別れが来たら、とても悲しいよな」
というものです。
実際、犬などの寿命は20年前後と短く、お別れの時期はそう遠くない場合がほとんどです。
ですが、鯉は違います!
大事に育てれば、あなたが産まれて、大人になり、おじいちゃん・おばあちゃんになったときでさえ、元気に泳いでくれているはずです。
もし機会があれば、今度は鯉をペットにして見てはいかがですか?
ずっとずっと、あなたと一緒にこの先の人生を過ごしてくれるはずですよ(o^^o)
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