カゲロウの寿命について見ていきます。メスカゲロウの寿命は1時間とも3時間とも言われていますが、本当なのでしょうか?この記事では、カゲロウの寿命の期間について解説し、なぜ圧倒的に短い寿命と持つのかの理由もお伝えします。
カゲロウの寿命、とっても短いんです…
儚い生き物として文学作品等でも比喩表現として用いられている生物【カゲロウ】。
実際、私達もなんとなく
カゲロウ=儚い生き物
みたいなイメージを持っています。
では実際、カゲロウは一体どれくらいの寿命を持っているのでしょうか?
僕が聞いた最短の寿命はなんと1時間!
本当なのでしょうか(;・∀・)
今回は、カゲロウの寿命について迫っていきたいと思います。
カゲロウの寿命について
それでは早速紹介していきます。
今回は、カゲロウの寿命についてです。
実は以前気になって調べたことがあるんです。
その中には、信じられないようなうわさもありました。
- カゲロウが空飛べるのって、1時間だけらしいよ
- 3時間で成虫になったカゲロウはこの世を去る
これが本当なら、カゲロウがめちゃくちゃ可愛そうですね(´;ω;`)
まあ実際、その儚げで短命な様子から、
陽炎(光の屈折により空気が儚くぼんやりと揺らめく現象)
と名付けられたくらいです(;・∀・)
それくらい短い時間を懸命に生きているのカゲロウの寿命、詳しく調べてみました!
メスカゲロウの寿命は1時間!?
カゲロウの成虫の寿命。
それは最短で・・・
1日
です!
長くても1週間でこの世を去ってしまいます。
幼虫から成虫までの期間で考えると、実はカゲロウは半年~1年という昆虫の中でも別段他と変わらない年数は生きます。
しかし、成虫になれば餌を食べることすらできなくなってしまい、子孫を残した後は静かに生涯を終えます。
成虫のカゲロウは、子孫を残すためだけに生まれ、そしてこの世を去っていくのです。
なんとも、儚い生き物ですね…
ちなみに、メスのカゲロウの寿命が1~3時間と言われていますが、これは正確には子孫を残すための行動にかける時間を指しています。
その後水面に落ちるようにして卵を生み、メスカゲロウの役目と寿命は終了。
特に性別で寿命は変わることはなく、オス・メスどちらも1日~3日を平均にして寿命を迎えるようですね。
なぜ寿命が短いの?その驚きの理由とは
成虫となったカゲロウの寿命は、なぜここまで短いのか・・・
それは、
極限まで生物本来の性質を突き詰めた結果
です。
そもそも、カゲロウ達は寿命こそ短いですが、ちゃんと
- 成虫になり
- 相手を見つけ
- 子孫を残す
という、生物として最も重要な役割はすべて果たしています。
つまり彼らの成虫としての役割は、生まれてからの1時間ですべて終わっているのです。
ですから、それ以上長生きをする意味はなく、結果として餌も食べず、わずか1日という短くもその役割を果たしきった寿命を終えるのです。
次世代に自分たちのDNAを受け継ぐ。
これをしっかりと果たして生涯を終える・・・カゲロウの寿命は短いのではなく、その僅かな時間の中に生き様の全てが濃縮されているのです。
カゲロウの寿命の短さの意味
カゲロウの寿命の短さに、意味はあるのでしょうか?
私は、これもDNAを引き継ぐために必要なものだと考えます。
カゲロウは、同時期に一度に生まれ、そして一度に寿命を迎えます。
ですがもしこれが、1ヶ月寿命があればどうでしょうか?
- バラバラに成虫になる
- すぐには交尾しない
- コウモリなどの天敵に襲われる
等、様々な要因が発生してしまい、結果的に子孫を残すことが出来ずに終わってしまう可能性が高いです。
実際、カゲロウの天敵の一種とされているコウモリは、生まれた瞬間のタイミングを見逃さず、すぐに襲いかかっていくそうです。
体が小さく弱いカゲロウにとって、天敵に見つかる=ゲームオーバー。
どうすることも出来ません。
天敵から身を守るために出来る最大の防御策。
それこそが、水面に卵を生むという一手なのです。
短い寿命にプログラムされているからこそ、カゲロウは最短でパートナーを見つけ、子孫を残すことが出来る。
寿命が短いのは、彼らが次世代に命のタスキを渡しつないでいくために必要だからこそ。
そう考えれば、1日という不自然なほど短い寿命にも納得言ってしまうのではないでしょうか?
昆虫は短い寿命を懸命に生きている
今回は、カゲロウの寿命について詳しく紹介していきました。
メスカゲロウの寿命は1時間~3時間という噂も流れているようですが、あれは交尾にかかる時間であり、厳密には寿命の時間ではないので間違えないでくださいね(;・∀・)
とはいえ、1日、長くても1週間と他の生物に比べて圧倒的なまでに寿命が短いのは事実です。
しかし、だからこそカゲロウはそのか弱い命を次、またその次の世代へと引き継いでいくことが出来ているのです。
短い人生ですが、その中で自分たちに出来ることを全力で行い、生涯を生き抜く。
儚い生き物としてたとえられるカゲロウ達は、実は誰よりも全力で生きている昆虫であり、生物でもあるのです。
私達人間は、今や人生90年とまで言われています。
しかしその長くなる人生の過程で、短くても懸命に生きようとする昔の時代の人達の鬼気迫るような生き様を忘れてしまったようにも思えます。
寿命が長くなるのは素晴らしいことです。
ですが、その濃度が薄まってしまっては何の意味もありません・・・
長い寿命を持っている私達人間も、カゲロウに負けないくらい懸命に人生を走り抜けてがんばりましょう!
1日も90年も関係なし!
大事なのは、どれだけ懸命に生き、役割を果たしたかです!!
カゲロウの生き様、寿命の短さ…
今こそ私達人間が見習うべきときなのかもしれませんね(^^)
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