カタツムリの餌について書きました。トマトやレタス、ナスなどがオススメの餌なので詳しく解説していくとともに、その切り方や餌をあげる頻度にも言及しています。また、餌を食べない際考えられる6つの理由についても解説します。

カタツムリの餌、実は種類が豊富なんです。

梅雨時期、雨が降ると必ずと言っても良いほど目にする生き物、【カタツムリ】。
小さな角と、ぐるぐる模様の殻が何とも言えない可愛さを演出しています。

害虫とも言われており、一部では困った生き物扱いもされるこの生物、意外と飼っている方も多いんです。

飼うと言うことは、やはり気になるのはその餌ですが・・・どうやら、食べずに困っている方も少なくないようです。
今回は、そんなカタツムリの餌について色々とみていきます。

記事は下に続きます。

カタツムリの餌は何が良い?

それでは早速紹介していきます。
今回は、カタツムリの餌についてです。

あじさいの花やコンクリートにくっついていることが多いこのカタツムリ。
ですが、餌のためにコンクリートを買ってくるわけにはいきません(^_^;)

その小ささや何とも言えない愛くるしさから一部の方たちに絶大な人気を得ているカタツムリ。
実際、この小さな生き物を飼う人は年々増えているようです。

そうなってくると、やはり気になるのはカタツムリの餌、ですよね。
食べ物が分からなければ、そもそも飼うことすらできません・・・

しかもこのカタツムリ、結構飼うのが難しく、餌を食べないという悩みの声も多く聞こえてきます。
そこで今回の記事は、

  • カタツムリの餌となるトマト等の野菜
  • 餌の切り方
  • 餌をあげる頻度
  • 何故食べないのか

といった観点から記事を書いてみました(^^)
カタツムリを飼っている方にとって興味深い内容ばかりを集めましたので、是非是非何かのお役に立てて下さいね♪

それでは、まずはカタツムリの大好きな餌から見ていきます!!

トマトは最高

まずはトマトから。
夏野菜の定番であり、サラダやトマトソース等様々な形で私達の口に入ることも多いこの野菜。

実は、カタツムリにとってもごちそうなんです。

あくがなく、柔らかいことからかなり食べやすいのでカタツムリも餌として気に入っているようです。
ただし、一つ注意点が。

これはトマトに限ったことではないのですが、実はカタツムリは個体ごとに好き嫌いが異なる生き物なのです・・・

そのため、トマトが嫌いなカタツムリもいれば、他の餌は食べないけどトマトだけは大好き!!という種類もいます。

ですから、色々な餌を試しつつ、一番合った餌を見つけてもらえればなと思います(^^)

ナスも大好物

ナスもカタツムリの餌にしてもらって大丈夫です。

生のままではやや硬く、食べにくい印象があるなすび。
ですが、カタツムリ的には問題は無いようです。

色々調べてみたのですが、このナスは多くのカタツムリが食べているという報告を受けました。

大好き!ではないけれど、ほぼ間違いなく食べてくれる野菜

と言ったところでしょうか。
後で詳しく書きますが、

「カタツムリが餌を食べない」

と困っている方も多い中で、このなすびの様に食べてくれる可能性が高い野菜は嬉しいですね(^^)

他の野菜を試してもダメ、と言うときは是非このナスで再チャレンジしてみて下さいね。

レタス・キャベツもよく食べる

葉物野菜もカタツムリにとって嬉しい食事です。

特に、レタスやキャベツはカタツムリの餌としては本当にオススメ!
何故なら、これらの野菜は・・・

大きいのに安い

からです(笑)

実際、葉が何枚もあるので長い期間餌として活用することもできますし、当然私達が食べることも可能です。
また、スーパーなどで外の一枚目の葉っぱを捨てる方が多いかと思いますが、これを餌として活用すればえさ代はなんとタダ!

嬉しい限りです♪

食物繊維もしっかり取れますし、カタツムリ的にもかなりありがたい餌となります。

卵の殻が重要!?

さて、ここまで野菜を餌として紹介してきましたが、実は他にもオススメ・・・というか、絶対に入れて欲しい餌があるんです。
それは・・・

卵の殻

です!

「そんなの食べるの!?」

と思うかもしれませんが、勿論食べます。
というか、これは絶対に必要な食べ物なんです。

先程紹介したトマトやレタス・ナスなどでカタツムリ自体は生きていくことが可能です。
しかしその一方で、カタツムリの殻を保つためには【カルシウム】を摂取する必要があります。

残念ながら、野菜からこのカルシウムを摂取することはかなり難しいです。
しかし、卵の殻はそれ自体がカルシウムの固まりであり、食べれば簡単に摂取することが可能です。

ちなみに、一度綺麗に洗って、その後乾かしてから提供するのが一番良い提供方法となります。

カタツムリは貝殻とともに成長していく生き物で、殻が取れてしまったり大きく破損すると死んでしまいます。
それだけ殻は大事なんです。

ですから、その殻の品質を保ち、大きく成長させるためのカルシウムは絶対に欠かさないようにしましょう。
ちなみに、卵の殻以外でも

アサリやシジミといった貝の殻

イカの甲

等でもカルシウムの摂取が可能です。
家にあるものでまかなってもらえれば、家計の負担も少なくて良いかなと思います(^^)

ちなみに、野生のカタツムリはコンクリートを摂取することでカルシウムを補給しているとのことです・・・

その他オススメの餌

さて、上記以外にはどのような餌があるでしょうか。

  • メロン
  • リンゴ
  • サラダ菜
  • サンチュ
  • ほうれん草
  • 小松菜
  • にんじん
  • カボチャ
  • サツマイモ

等も好物の餌となります。
特に、甘い風味の果実は大好きです。

野菜を食べないと言うときでも、リンゴだけは食べてくれるといったケースも少なくありません。
甘みも強い果物はカタツムリの大好物です。

野菜と比べると、やや値段は高いので頻繁には買えないかと思いますが、もし家で食べるときなどは少し餌として提供すれば大喜びすること間違えなしです(^^)

どんな切り方が良いの?

さて、カタツムリに提供する餌ですが、一体どのような切り方が良いのでしょうか?

基本的にはどのような切り方でも良いのですが、一日で食べられる大きさにカットすることが重要です。

と言うのも、カタツムリは結構グルメで時間が経った餌はもう食べないんです(^_^;)

ですから、余りに大きく切ってしまうと食べきれず餌を残してしまい、そのままずっと手つかずで腐っていく・・・ということが多々あるんです。

あえて切り方を言うなら、

小さく食べやすいサイズに切る

これを意識してもらえたらなと思います。

餌をあげる頻度

さて、餌はどれくらいの頻度で提供すれば良いのでしょうか。

これは、基本的に1日1回がベストです。
新鮮な食事を提供しないと食べないカタツムリですから、当然餌をあげる頻度も毎日となります。

とはいえ、流石に日に何度も餌を変えていては疲れてしまいますから、朝一番で新しい新鮮な野菜を餌として与える。

この頻度を守っていけば十分です。

餌を食べない理由は何?

さて、カタツムリの良く食べる餌については分かっていただけたでしょうか。

ところで、カタツムリを飼っている方の多くは一度はこの悩みに直面したことがあるはずです。
その悩みとは・・・

餌を食べない

というもの。
実はこれ、あなただけの悩みではないんです。

実際に多くの方が、自分の飼っているカタツムリの餌を食べないことに頭を悩ませているんです。
この理由について解説していきます。

餌が古い

まずは、餌の古さです。
先程も書きましたように、カタツムリはあれでかなりグルメです。

餌が古いとまず食べないです。
その日出した餌以外は基本的に口にしないと考えてもらって結構です。

1日に食べきれる量だけ餌として提供していく事が重要です。
もし食べ残しがあれば、もったいないですが回収して捨ててしまいましょう。

餌のにおいが気になる

また、カタツムリはにおいに敏感です。
これもあって、古い食べ物には寄りつかないようです。

また、冷蔵庫の中にて餌を保存している間に、他の食べ物のにおいがうつってしまう場合もあります。
この場合も、やはり餌を食べなくなるので注意が必要です。

餌が乾いている

餌が乾燥していると食べないことがあります。

野菜をあらかじめ餌用に小さく切って保存している家庭などでよく見られるケースです。
解決方法は簡単で、餌として出す前に一度水で洗ってあげて下さい。

水分をしっかり吸い込み潤えば、自然とカタツムリも食べるようになります。

飼育ケースの中が汚いと・・・

カタツムリはきれい好きです。
飼育しているケースの中が汚いと段々動きが鈍くなり、最後には動かなくなってしまいます。

飼育ケースはこまめに掃除することが求められます。
一度動きが止まってしまったカタツムリも、ケース=住処がキレイになれば再び活動を開始することがあります。

グルメかつきれい好き・・・かなりの上流階級みたいですね、カタツムリ(笑)

ケースの中の温度問題

ケースの中の温度は大丈夫でしょうか。
実は、カタツムリは夏眠冬眠、2種類の長い眠りを持っています。

気温が下がる冬には冬眠で寒さをしのぎ、暑い夏は乾燥を防ぐ目的で夏眠についてしまうのです。
暑すぎず寒すぎず、適度な温度設定を心がけましょう。

室内で飼っていると思いますので、適度に風通しが良いところに飼育ケースを置いておけば、まず問題なく生活してくれるのでご安心下さい。

湿度が足りない

湿度が足りないと、カタツムリは乾いて死んでしまいます。
そうでなくても乾燥に弱い生物です。

ケースの中が乾燥していれば活動はドンドン鈍くなり、ほとんど動くことはなくなってしまうでしょう。
湿度は、こまめに霧吹きで水を吹き入れるなどして調整しましょう。

ちなみに、この霧吹きでカタツムリにも時々水を振りかけてあげると元気に活動するようになりますし、カタツムリ本体+殻の乾燥防止にも繋がるのでオススメです。

美味しい餌をカタツムリに!

今回は、カタツムリの餌は何がある?ということで、トマトレタスなすびと言った良く取り上げられる餌やオススメの食べ物を中心に解説していきました。

また、餌をあげる頻度や切り方についても言及させてもらいました。

餌を食べないことも多いカタツムリですが、原因を一つずつ潰していけば、最後には必ず食べるようになります。

あなたが飼っているペットです。
天寿を全うするまで賢明に世話をしてもらえればなと思います。

そして出来れば、時々は好物の甘い果物を食べさせてあげて下さいね(^^)

話題作りに役立つ雑学豆知識

➡ 左脇の下に痛みあり!右脇下側も痛い?原因や受診すべきは何科か紹介

➡ スズメバチの天敵はオニヤンマ!?鳥やハチクマ・人間に熊も立候補!?

➡ 救急車の料金が有償化!?現在は無料なの?有料化するメリットとは?

➡ スライムの作り方!ホウ酸や洗剤・重曹が材料の簡単レシピ【ふわふわ】

➡ しゃっくりが止まらない原因は病気やストレス?酒や食べ過ぎが理由?

➡ ヤモリの寿命を調査!二ホンヤモリやトカゲ・イモリの寿命【冬眠も】

➡ ヤモリの餌はコオロギやアリにクモ?頻度や虫以外のものも紹介します