ボナペティの意味や使い方について詳しく紹介していきます。時折耳にする言葉「ボナペティ」ですが、その意味については知らない方も多いです。今回は、そんなボナペティについてフランス語・イタリア語、2つの視点から見ていきます!

ボナペティの意味、紹介します!

 

時折耳にする「ボナペティ」

意味が案外知られていません。

 

実はこれ、食事に関係する言葉なんです。

日本でも使う「いただきます」によく似ている言葉として、微妙に使い方が難しく混乱する方も・・・

 

そこで今回は、ボナペティの意味やその返事について詳しく解説していきます。

 

記事は下に続きます。

ボナペティの意味

それでは、早速ボナペティの意味からみていきましょう。

一番メジャーなルーツはフランス語になりますので、そちらからご紹介していきますね!(・ω・)ノ

 

フランス語のボナペティ

フランス語で、ボナペティとは、「召し上がれ」という意味です(^^)

フランス語が通じる国ではごくごく一般的に使われており、ヨーロッパだけでなくアフリカやカナダでも食事の前に使われます。

 

「召し上がれ」

 

という直訳だと、なんだか少し堅苦しい感じもしますよね。

 

実際、ニュアンスとしては、食事を提供する側が、

 

「さあ、どうぞ(^^)」

 

という感じで使われているイメージです。

身近なところで言えば、友達を家に呼んで、ご飯を振る舞うときに言う感覚です(*´∀`)

 

言葉の成り立ち

フランス語でのつづりは「bon appétit」です。

 

  • 「bon」は良い
  • 「appétit」は食欲

 

という意味をそれぞれ指しています。

 

直訳すると「良い食欲」となり、意味が通りません(笑)

ですが、使われているニュアンスとしては、先ほどご紹介したとおり「召し上がれ」という意味合いになっています。

 

使う時の注意点

ちなみにですが、

 

「召し上がれ」

「さあどうぞ」

 

という意味なだけあって、「ボナペティ」は食事を提供する側が使う言葉です。

つまり、ウェイターさんや食事をつくった人・振る舞う側

 

「ボナペティ」

 

と言います(・ω・)ノ

 

日本では、食べる側が「いただきます」「ごちそうさま」といった言葉を言うのが定番です。

ですが、実じゃフランス語にはそういった意味合いの言葉はありません!

 

・・・ちょっとびっくりですよね(;・∀・)

ちなみに、食べた後に

 

 

といったお礼の言葉をかけることは普通だそうです(^^)

 

イタリア語のボナペティ

先ほどご紹介したフランス語のボナペティの他に、実はイタリア語でもボナペティが使われています。

次はそちらを紹介していきますね(^^)

 

で、意味ですが・・・イタリア語のボナペティも、フランス語と同じく「召し上がれ」という意味で使われます。

 

言葉の成り立ち

イタリア語ボナペティのつづりは「Bon Appetit」となります。

ほとんどフランス語と同じですね(^^)

 

またそれぞれの単語の意味合いも同じで、

 

  • 「Bon」は良い
  • 「Appetit」は食欲

 

という意味になります。

 

使う時の注意点

イタリア語でも、フランス語と同じく食事を勧める側がつかう言葉ということに注意しましょう。

 

日本の感覚だと、「召し上がれ」などと言われなくても

 

  • 「いただきます」
  • 「ごちそうさまでした」

 

というのが普通なので、多少違和感はありますが・・・(^^;)

これぞまさに、文化の違いですね。

 

フランスとイタリアの違い

ここまで、フランス語、イタリア語それぞれの「ボナペティ」を紹介してきました。

見ての通り、このふたつの間に特に違いはありません!

 

フランス語もしくはイタリア語圏に旅行に行かれた際は、「ボナペティ!」とお店の人がいってくれます。

では、それに対する返事はどうすればいいのでしょう?

 

Thank you!

 

と言ってもなんとなく通じそうな気もしますが・・・英語になってしまいますね( ;∀;)

せっかくだから現地の言葉で返答したいですよね!!

では返事の仕方については、次で解説していきます(・ω・)ノ

 

ボナペティの返事について

フランス語でもイタリア語でも、実は「ボナペティ」に対する明確な返事は決まっていません。

 

ただ、風習的にいくつか使われているものがあるのも事実です。

ここでは、いくつか参考になりそうなものを紹介していきたいと思います(^^)

 

フランス語の返事

感謝を伝えることがまずは一番大事ですので、

 

ありがとう

 

という意味の言葉を使いましょう。

フランス語での「ありがとう」は

 

 

ちなみに、相手が目上の方などで、もう少し丁寧に言いたいときは

 

Merci bouque

 

があります(^^)

こちら、読み方は「メルシー ボク」です。

 

 

他にも、ちょっと親しい間柄の場合に使える返事も紹介します。

 

「Toi aussi」と書いて「トワ オッスィ」と読みます。

これは、

 

  • 「君もね、あなたもね」

 

と言った意味合いです。

 

  1. 食事を楽しんでね!
  2. あなたもね

 

といった会話になります。

もう少し丁寧に表現したい場合は、

 

 

と言ってみましょう(・ω・)ノ

 

それから、直接お礼を言う以外に「美味しかったよ」と感想を伝える方法もあります。

 

C’est bon
「セボン」

 

です。

聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

  1. ありがとう=メルシー
  2. 美味しかったです=セボン

 

と、2つ続けて言ってみるのもありですね(^^)

 

イタリア語の返事

つづいてイタリア語の返事です。

こちらも、まずは「ありがとう」から見ていきましょう!

 

定番は

 

 

ですね!

こちらも聞いたことある方がほとんどの言葉だと思います。

 

つづいて、「美味しかったです」はなんというのでしょうか?

 

Buono
「ボーノ」

 

がありますね。

これが一番シンプルな形となります。

 

もう少し丁寧に言いたい場合は、

 

  • Molto Buono
    「モルト ボーノ」

 

と言ってみましょう。

「とっても美味しかったです」という意味になります。

 

ボナペティの意味まとめ

今回は、ボナペティの意味についてご紹介しました!

フランス語もイタリア語も、使われるシーンや意味は同じということがお伝えできたかなと思います(^^)

 

「ボナペティ」は、お店の人や食事を提供してくれる方がつかう言葉ですので、ご注意を!

 

ただし、それに対する返事は、フランス語・イタリア語で、まったく別のものでした!

そのあたりに注意してもらいながら、ぜひ機会があれば使ってみて下さい。

 

イタリアやフランスに旅行に行かなくても、日本にはたくさんのイタリア料理フランス料理屋さんがあります。

気軽に言ってみるだけで、美味しい料理への感謝が伝わって、お互いに気持ちよく食事ができるかもしれませんよ(^^)

 

ぜひ、試してみてくださいね!

 

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