お年玉はいつまでもらうことが出来るのかを見ていきます。この記事では、何歳までお年玉をもらうことが出来るかという時期やその年齢、またお年玉の相場は、甥・姪といった家族にお年玉を配る範囲まで細かく解説します。
お年玉は、いつまで貰えるのかを調べてみました。
あなたは、何歳までお年玉を持っていましたか?
デイサービスの70代前後の高齢者の方たちと話をしていると、年末決まって出てくる話が
孫へのお年玉
です。
ただ、皆さん毎年悩むのが、
「一体いつまであげればいいのか」
というものです。
そこで今回は、お年玉を貰えるのは何歳までか、その期間について詳しく解説していきます!
お年玉はいつまで貰える?
今回はお年玉をいつまでもらえるのか、ということを調べてみました。
いつまで・・ですが、今回は
- お年玉をもらえるのは何月何日まで?
- お年玉をもらえる年齢はいったいいつまで?
という2つの疑問について、それぞれお答えしていきます!
お正月のお年玉をもらえる期間・日にちについて
基本的には、元旦から3日までの三が日。
そして1月7日~15日の範囲で区切られている松の内も含まれている地域もあります。
それ以外に親戚筋のお子さんにあったときに渡すお金は、<お年玉>ではなく
<お小遣い>と称して渡すことがオススメ
となっています(^^)
一応、期間が過ぎているので、厳密にはこの日以降はお年玉とは言わないことになっています。
<お年玉>をわたすお正月の期間がはっきりしたところで、次はお年玉をもらえる年齢についてです。
もらう側にしても、あげる側にしても、この疑問はとっても重要な問題になってきます。
そして「あげる側の人」にしてみても、お年玉をあげる年齢はお財布に関係のある重要なことになります(笑)
では、お年玉をあげる年齢はいったいいつまでなのか…調べてみました。
一般的なのは5歳~成人まで
一般的にはお年玉は
5歳から大学生まで、または成人まで
とされています。
しかし、家庭によっては
「5歳から高校卒業まで」
という考えのご家庭もありますね。
これは、高校を卒業して働く子供も多いため、と考えられています。
最近は高校を卒業して、すぐ就職したり、家庭を持ったり・・・という若い夫婦も増えています。
ですので子供が働いているのか、いないのか・・・も、お年玉をもらえる年齢に関係がありそうですね。
しかし、最近になってお年玉をもらえる年齢について、物議をかもし出すとある事柄が発表されました。
それは
<選挙権を18歳から与える>
という決定です。
18歳から選挙権を持つ・・・ということは、国から
「大人としての自覚を持つように」
という志も込められているのではないでしょうか。
もしかしたら、今現在20歳から~と決められている事項も、全て徐々に18歳からに塗りなおされる可能性もありますね。
つまりもしかしたら
<お年玉をあげる年齢は18歳まで>
と一般的になんとなく区切られる日をむかえるときが、いつか来るかもしれません(;・∀・)
赤ちゃんからあげる人も
お年玉は<5歳から成人まで>が一般的、と先ほど書きました。
しかし家庭や、その方の考え方によって
「赤ちゃんにもお年玉をあげたいな」
と、考える方も増えています。
しかし、お金は赤ちゃんにあげても価値がまだわからず、喜ぶ顔は見れません(;・∀・)
ですので
- 音のなるかわいいおもちゃ
- アレルギーに問題のない美味しいお菓子
をあげることが望ましいです。
あるいは、その子の将来のために、貯金してあげるのもありですね!
区切りとなる期間
お年玉をもらえる年齢についてまとめてみましたが、どうやらその年齢には区切りがあることがわかりました。
その<区切り>とは、環境や学校がかわる、働き始める、など節目のイベントに訪れるようです。
- 高校卒業→就職をしたり家庭に入ったりする
- 成人(20歳)→国民年金を納める年齢になり「大人」と判断される
- 大学卒業→就職をしたり家庭に入ったりする
と、言ったところでしょうか。
つまり責任のある立場である大人になることによって、<お年玉をあげる側>にうつっていくわけなんですね。
親へのお年玉も年々増えている
大人になって収入をもった子供が、今度はお年玉を親に渡すことも最近増えています。
しかし、お年玉には暗黙のルールがあるので注意が必要です。
それは、
<目上の人が目下の人に渡すのがお年玉>
ということが関係しています。
ですので、年配の方にとっては特に、
目上の方にお年玉をあげることは失礼にあたる
と、今でもイメージしている方が多いです。
しかしこう書いてしまうと今後は、
上司のおうちに年始のご挨拶に行ったりして、上司のお子さんにお年玉をあげていいのかな?
と悩んでしまいますよね(;・∀・)
そんなときはお年賀と称して、<図書券や商品券>をお渡しすると、上司にも好印象をもってもらえるのでオススメです。
そして、自身の親にお年玉をあげる場合・・・。
この場合もお年玉という言葉は使ってはいけません。
- 御慶
- 新年御挨拶
として包んで渡すことが、よいマナーとされています。
お年玉の相場について
年齢の区切りがわかったところで、今度は
<お年玉>はいくらぐらい包んだらいいのかな?
という疑問が浮かぶと思います。
その金額は、年齢や範囲によって変わってくるようです。
では、一般的に考えられているお年玉の相場を調べてみました。
- 小学校入学前の未就学児には・・・1000~2000円
- 小学校低学年・・・1000円~3000円
- 小学校高学年・・・3000円~5000円
- 中学生・・・5000円
- 高校生・・・5000~10000円
- 大学生・・・10000円
と、されています。
また、お正月に親戚で集まったときなどは、
みんなで話し合って金額を統一する
という方法もあります。
ですので、そんなときは子供たちに聞かれないように、大人同士で話題に出してみるのもいいかもしれませんね。
お年玉をあげる範囲は?
お年玉・・・といっても<あげる側>にしてみると、
「親戚の子供や友達の子供、近所の子供にもあげるべきなのかな?」
なんて、どこまであげたらいいのかわからない場合がありますよね(;・∀・)
年末年始は出費もかさみますし、できればお財布もさびしくないほうがいいのですが・・・。
<お年玉>をあげる範囲は、甥や姪にお年玉をあげることがもっとも一般的とされています。
従兄弟や親戚の子供にお年玉をあげる人は、意外と少ないのです。
また、友人の子供や近所の子供にお年玉をあげることも少ないです。
そして自分の子供は・・・実は、
自分の子供にはお年玉をあげない
という親御さんが増えているんです。
自分の子供はおじいちゃんやおばあちゃんから貰うから、そんなにあげても・・・という考え方なのかもしれませんね(^_^;)
従兄弟や親戚の子供にお年玉をあげる人が少ない理由は、
年始に親族が集まる機会が減ってしまった・・・
という、現代社会ならではの風潮が関係しています。
そう考えると、昔はお正月にみんなでお雑煮をワイワイ食べていたのに、なんだかさびしい感じがしますね。
お年玉を貰えるのは成人前後まで!
今回は「お年玉はいつまでもらえるのか」という疑問について調べてみました。
- お年玉を渡すお正月の期間
- 年齢
- マナー
細かいところまで決まりがあるなんて、ビックリですよね(;・∀・)
お年玉をあげる年齢もはっきりして、あげる側も貰う側もわかりやすいですね。
働き出した=社会に出たあたりがお年玉の区切り時です。
甥や姪が就職が決まった方は<就職祝い>を渡したら、もうお年玉は最後ということになりますね。
ですが、それは
「もう一人前だぞ、がんばれよ!」
という気持ちの表れでもあるんです。
そしてその甥や姪が大成して、今度は自分の子供がお年玉をいただくようになるんですね。
ちなみに<お年玉>とは、昔はお餅を<お年魂・おとしたま>として健康を祈って食べていたことに由来します。
応援したり、健康を願う気持ちがお年玉としてめぐりめぐるお正月。
今年のお正月は、願う側なのか願われる側なのか・・・。
もちつもたれつ、来年も元気に過ごしたいものです(*´∀`)
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