ハロウィンの合言葉トリック・オア・トリートの意味や由来、その返し方について詳しく紹介していきます。この記事では、今や日本でも一般的となったハロウィン、その合言葉であるトリック・オア・トリートの意味やその返事に迫っていきます。

ハロウィンのトリック・オア・トリートの意味、知っていますか?

 

 

以前に別の記事でハロウィンの由来について解説させてもらいました。

ですが、ハロウィンにむけての盛り上がりに乗り遅れないように、今回はもうすこし踏み込んだお話しをしたいと思います(・ω・)

 

日本では仮装をすることばかりに注目しがちです。

もちろんそれだけでも十分に楽しいので、まったく問題ないのですが・・・

 

折角1年に1回しかない行事なので、より本格的な雰囲気を出して楽しんでいただくためにも、この記事でさらっと事前学習してもらえればなと思います。

 

知識のあるなしはちょっとした差ですが、それだけで話の盛り上がり方に差が出たりするものですからね(*´∀`)

というわけで今回は、意外と知らずに使っているトリック・オア・トリートの意味や由来について見ていきます!!

 

記事は下に続きます。

ハロウィンのトリックオアトリートの意味とは

それでは早速紹介していきます。

まずは、ハロウィンのトリック・オア・トリートの意味についてです。

 

本場の欧米では、ハロウィンは仮装を楽しむだけのイベントではありません(・ω・)ノ

 

とくに子どもたちにとってはお待ちかねの時期で、

 

トリック・オア・トリート!

 

と唱えながら、街の家々を訪ねてお菓子を集めて回る習慣が一般的です。

日本でも徐々に浸透してきていますよね(^^)

 

さて、子どもたちが唱えているこの謎の呪文、

 

「トリックオアトリート」

 

ですが、本場の英語で書くと Trick or Treat となります。

直訳しますと、

 

いたずらかごちそうか

 

という意味になる言葉です。

ニュアンスとしては、

 

 

といった感じの意味合いになります。

 

ゾンビや囚人の仮装をした集団がぞろぞろお菓子を集めて回る・・・冷静になって考えてみると、なんともシュールな光景です(笑)

 

 

トリックオアトリートの由来は?

このハロウィン特有の謎の呪文、一体どこからきたのでしょうか?

トリック・オア・トリートの由来についても探っていきます。

 

元になったのは、ヨーロッパの古い慣習と言われています。

 

以前の記事にて、古代ケルト人の収穫祭だった、と説明したハロウィン。

 

 

 

 

また10月31日になった理由として、1年の最後の日が10月31日、11月1日から新年がスタートする暦だったということも一緒に紹介しました。

トリックオアトリートの由来もこのケルト人の習わしに関係しています(・ω・)ノ

 

日本人の私たちに先祖の霊と言った概念があるように、ケルト人の方たちにも死者の魂という考え方があります。

 

この死者の魂が帰ってくるハロウィン=10月31日。

死者の魂がさまようことなく無事に天国にいけるようにという祈りをこめて、各家庭でソウルケーキというケーキを準備したそうです。

 

このソウルケーキを用意していないと、帰ってきた死者の魂は戻ることができなくなり、ずっとこの世界を彷徨ったままになってしまう。

このように考えられていました。

 

その風習は形を越えながらも、ハロウィンと共に伝えられており、現代ではケーキがお菓子に、そして、死者の魂が仮装した子どもたちにかわっています。

しかし、先祖の霊を送るために用意されたソウルケーキの風習はこうして残っているというわけです。

 

お菓子がくれないとよくないことがおきるぞ〜というトリック・オア・トリート。

そのもともとの意味合いは

 

ケーキがないと死者の魂がきちんと天国にいけない

 

ということだったのですね(・ω・)ノ

 

トリックオアトリートの返し方

では実際にハロウィンになって、仮装した子供たちがやってきて

 

トリック・オア・トリート!

 

と言われた場合、私たち大人はどう対応したらいいのでしょうか?

トリック・オア・トリートの返し方をまとめてみました!

 

ハッピーハロウィン

一番一般的なのは、やはり

 

ハッピーハロウィン

 

ですね!

日本語でも言いやすいですヽ(´▽`)/

 

あえて日本語に訳すとするならば、

 

  • いいハロウィンを!
  • 楽しんでね!

 

みたいな意味合いとなります。

 

トリート

トリートも、よく言われる返事になります。

 

いたずら(トリック)かお菓子(トリート)か、と聞かれているわけなので、そこはもちろんお約束。

 

 

というわけですね(*´∀`)

 

 

トリックオアトリート、断る時は要注意!?

でもまれに、断る家主もいるそうです(ーー;)

 

そういうときは、さきほどの返答は反対で、

 

トリック!

 

と言うそうです。

そうなると、子供たちには、いたずらして良い権利が生まれるのだとか。

 

いたずら・・・いったい何をするのか気になりますよね。

実際に多い例としては、

 

  • 玄関に生卵を投げる
  • 玄関先のハロウィンの飾りにトイレットペーパーをぐるぐる巻きにする
  • ホイップクリームを玄関や車にかける
  • 家主に水鉄砲をぶっかける

 

などがあるようです。

 

これは本場米を中心に行われているいたずらの一例ですが、結構本格的ですね( ;∀;)

 

後片付けがめんどくさそうだから、それならお菓子をあげたほうが手っ取り早いわ・・・

 

と、夢のない大人的に考えてしまう自分が悲しいです(笑)

 

でも自分が子どもだったら、生卵をなげられるのも、ハロウィンくらいしかないし、どっちに転んでも楽しいイベントなんだろうなあと思います。

そう思えば、子供的には最高に楽しいイベントなのかもしれませんね!(^^)

 

大人も言っていいの?

トリック・オア・トリートですが、もちろん大人が言っても大丈夫です!

ただ、本場の欧米では、若干白い目で見られてしまう可能性もあります(笑)

 

というのも、一般的にお菓子を集めてまわっているのは小学生くらいまで。

 

つまり12歳くらいまでのこどもたちになります。

中学生くらいになると、皆少しはずかしくなってきて、

 

「ハロウィンなんてださいぜ」

 

という空気が漂ってきます。

まあ、何となくわかる気もしますね(;・∀・)

 

ところが、また高校生や大学生くらいになってくると、今度は

 

ハロウィン=お祭り騒ぎができる絶好のタイミング!

 

ということで仮装して自分たちでパーティーを開く、ということが多くなるそうです。

 

そして、大人になって子どもを持つようになると、今度は自分たちがお菓子を配ったり、自分の子どもと一緒に近所をまわったりするようになるそうです。

 

こうやって、ハロウィンの伝統はこれから先も、ずっと引き継がれていくんでしょうね(^^)

 

トリックオアトリート!ハロウィンを楽しもう

今回は、ハロウィンのトリック・オア・トリートの意味や由来・返事の仕方について色々と紹介していきました!

 

日本ではまだまだ、お菓子を準備して待っていてくれるお家は少ないのが正直なところ・・・

まだまだ、ハロウィンが完全に日本に馴染んだかと言われれば、疑問に思う人も多いでしょう。

 

しかし、子どもから大人まで全員が楽しめる行事・・・それがハロウィンというものです。

 

  • お菓子を用意して、子供たちに喜んでもらう
  • テーマーパークに仮装して出掛けてみる
  • 街のハロウィンパーティーに顔を出す

 

等、折角ならハロウィンを満喫してみるのをオススメします!

 

今や日本でもクリスマスに次ぐビッグイベントとなったハロウィンです。

クリスマスのように、老若男女全ての日本人に受け入れられる日もそう遠くはないでしょう。

 

ぜひ今年は、ハロウィンの仮装や、トリックオアトリートに挑戦してみてくださいね。

全力で楽しんでみることで初めて、ハロウィンの良さ、身をもって体験できます!!

 

 

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