11月上旬・中旬・下旬の時候の挨拶について紹介していきます。秋も深まり、冬が近づくこの季節。時候の挨拶にも困りがちです。そんな悩みを解決すべく、11月上旬~下旬までの挨拶や結びの言葉についてひとつずつ細かく解説していきます!

11月上旬・中旬・下旬の時候の挨拶について見ていきます。

時候の挨拶・・・難しいですよね(;・∀・)

改まった挨拶を書く際、毎月どんな挨拶を書くか悩んでしまいます。

 

しかし、みんなが苦手ということは、この挨拶さえしっかり抑えておけば、それだけで他の人より一歩抜きん出た存在になるということでもあります。

今回は秋も深まる11月上旬・中旬・下旬の時候の挨拶の書き出し・結びなどを紹介します!

 

記事は下に続きます。

11月上旬・中旬・下旬の時候の挨拶について

それでは早速紹介していきます。

今回は、11月上旬・中旬・下旬の時候の挨拶についてです。

 

11月は霜月というだけあって、寒さが増してくる季節です。

基本的には、季節の挨拶と一緒に、相手の方の安否や具合を尋ねるような書き方がいいとされています(・ω・)ノ

 

改まった手紙を書く場合は、ある程度形式にのっとって書いていくのがいいですね!

 

実は、各月の

 

  • 上旬
  • 中旬
  • 下旬

 

で、実はそれぞれ季節の言葉というものがあり、それを使うと小慣れた文章に仕上げることができます。

 

しかし同時に、中旬なのに上旬の言葉をつかってしまうとなると、

 

季節外れ

物を知らない

 

と見なされてしまいます・・・

それぞれの違いに注意しながらみていきましょう(^∇^)

 

11月上旬のポイント

11月上旬のポイントから入っていきますね(^^)

 

季節の言葉:

 

  • 季秋(きしゅう)
  • 紅葉(こうよう)
  • 残菊(ざんぎく)
  • 深秋(しんしゅう) 

 

があります。

11月上旬に相手方にお手紙が届く場合

 

季秋の候

鮮やかな紅葉の時節

深秋の折

 

などと始めてみてください。

手紙を出す日ではないので要注意です!)

 

文章的な感じでの書き出しにするなら、

 

 

などで始めるといいですね!

 

また季節の挨拶のあとには、相手方を気遣う安否の言葉をもってくると、温かみのある手紙にすることができます。

この場合、先程紹介した季節の挨拶のあとに・・・

 

  • 皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか
  • 皆さまいかがお過ごしですか
  • ご機嫌いかがですか
  • 風邪など引いていませんか?

 

などと続けてみてください。

この一文が加わるだけで、ぐっとあたたかみ溢れる文章に変化します(^^)

 

11月中旬はここに注意!

次は、11月中旬の季節の挨拶を見ていきます!

季節の言葉

 

  • 暮秋(ぼしゅう)
  • 落葉(らくよう)
  • 晩秋(晩秋)
  • 初霜(はつしも)

 

初霜というと、霜という感じから冬のような印象を受けますが、実は11月中旬につかう言葉です。

11月は霜月、ともいいますので、それとセットで覚えるといいかもしれません。

 

また暦の上では11月7日の立冬をさかいに冬となるので、11月7日以降は、「秋」とはいっている季節の言葉はさけて、落葉や初霜をつかうといいかもしれません。

 

11月中旬に相手方にお手紙が届く場合

 

 

などと始めてみてください。

これはあくまでビジネスシーンや、目上の方に送る手紙の場合ですね。

 

改まった手紙とはいえ、親しい人に出すという場合はもう少しくずした表現が適切です。

 

朝夕の寒さが身にしみる今日この頃

枯葉の舞い散る折

 

などと始めてみてください(^^)

より親しみが湧く文章に早変わりです!

 

また。ここでも同様に、季節の挨拶のあとには、相手方を気遣う安否の言葉を入れておくことで、相手への気遣いを表現できます。

さきほどご紹介した季節の挨拶のあとに、

 

  • 皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか
  • 皆さまいかがお過ごしですか
  • ご機嫌いかがですか
  • 風邪など引いていませんか?

 

という一文を入れてみてください。

受け取った相手の方の印象が、ガラリと変わりますよ(^^)

 

11月下旬はここに注目

最期は、下旬に送る手紙のポイントです!

まずは季節の言葉から・・・

 

  • 向寒(こうかん)
  • 霜秋(そうしゅう)
  • 初雪(はつゆき)
  • 夜寒(よさむ)

 

などがありますね!

11月下旬に、目上の相手方にお手紙が届くよう送る場合は・・・

 

 

と言った言葉で始めてみてください。

何となく、この一文だけで引き締まったいい文章になる気がしてきますよね(^^)

 

一方で、友人等に送る場合の手紙では、上の表現よりも少し崩します。

 

追々寒さに向かいますが

枯葉の舞い散る折

ゆく秋の寂しさが身にしみる今日この頃

 

などと始めてみてください!

硬すぎず、かつ崩しすぎない絶妙な文章となります。

 

後は、上旬・中旬と同様に、さきほどご紹介した季節の挨拶のあとに、

 

  • 皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか
  • 皆さまいかがお過ごしですか
  • ご機嫌いかがですか
  • 風邪など引いていませんか?

 

などと続けてみてください(・ω・)ノ

こういうさりげない一言があるかないかで、案外印象がガラリと変わるので、おすすめです!

 

11月の時候の挨拶の書き出し

11月上旬、中旬、下旬、それぞれで改まった手紙の例文をご紹介していきます。

 

 

と2つの例文を、それぞれ紹介していきます!

 

11月上旬、目上の方に向け手紙の書き出し例文

 

  • 深秋の折、皆さまお変わりはございませんでしょうか。
  • 季秋の候、皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
  • 深秋の候、お健やかにお過ごしのことと存じます。

 

などがありますね!

 

11月上旬、親しい人に向けて送る手紙の例文

 

  • 紅葉の美しい季節となりましたが、元気にお過ごしでしょうか。
  • 秋も一段と深まり、朝夕の冷え込みもひとしおです。風邪などひいていらっしゃいませんか。
  • 日毎に寒さの増す時節となりましたが、お変わり無くお過ごしですか。

 

といった書き出しが考えられますね。

 

11月中旬、目上の方に向けた改まった手紙の例文

 

  • 初霜の折、いかがお過ごしでしょうか。
  • 暮秋の候、皆様にはご健勝でご活躍のことと存じます。
  • 落ち葉の美しい季節となりましたが、お変わりございませんでしょうか。

 

このような文章で書き出すと、目上の方に送る際の手紙としては最適ですね。

 

11月中旬、親しい人に向けて送る手紙の例文

 

  • 吐く息も白さを増し、朝夕の寒さが身にしみる今日この頃、皆さまいかがお過ごしですか。
  • 朝夕の寒さが身にしみる今日この頃、お元気でお暮らしのことと思います。
  • 枯れ葉の舞い散る折、いかがお過ごしでしょうか。

 

といった書き出しなら、スムーズに手紙を書き始められます。

 

11月下旬、目上の方に向けた改まった手紙の例文

 

  • 霜秋の候、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
  • 夜寒の季節となりましたが、風邪など召されていませんか。
  • 初雪の折、みなさま穏やかにお過ごしのことと存じます。

 

などの書き出しがあります。

 

11月下旬、親しい人に向けて送る手紙の例文

 

 

  • 空気が冷たく冴え渡り、追々寒さに向かいますが、体調など崩されていませんか。
  • 枯葉の舞い散る折ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
  • ゆく秋の寂しさが身にしみる今日この頃、お元気でお暮らしのことと思います。

 

11月下旬の書き出しは、このような言葉がありますね(^^)

 

11月の時候の挨拶の結び

冬に向かい、11月は多くの方が体調を崩しやすい季節ですよね。

書き出しの挨拶でも相手の方の安否を慮る文章を入れるのがマナーですが、結びの挨拶もそのようにするのが良いです(^^)

 

例文紹介

 

親しい人には、もう少しくだけた表現がいいかなと思いますのでご紹介します(^^)

 

すっかり寒くなってまいりましたので、お体にお気をつけてお過ごしください。

年末に向け何かと忙しくなる時期ですので、お体を大切にしてくださいね。

 

書き出し・結びを用いた例文

それではここでひとつ、11月上旬に目上の相手方に届くことを想定した例文をご紹介します!

 

 

拝啓

 

深秋の折、皆さまお変わりは御座いませんでしょうか。

 

先日の京都からのお土産をいただき有難うございました。

大変美味しく頂戴いたしました。

 

紅葉の美しい季節ですが、京都の紅葉といえばなお格別であったことと存じます。

 

おかげさまで私共も変わりなく元気で過ごしておりますので、なにとぞご休心ください。

 

この週末に静岡に帰省してまいりました。

大したものではございませんが先日のお返しも兼ねて、お茶請けにでもなればと存じます。

 

これから寒さに向かいますが、くれぐれもお身体をお厭い(おいとい)ください。

 

敬具

 

 

お土産をもらったお礼に、お返しのお土産を送付する際の挨拶状の例文でした。

これを参考に、実際手紙を書いてもらえたらなと思います(^^)

 

ビジネスシーンで気をつけるべきこと

先ほどの例文で突然でてきた、拝啓と敬具。

見たことはあっても一体何なのか、実態がつかめていないこともあるかと思いますので、ここで説明しておきますね。

 

拝啓:フォーマルな手紙の最初にいれる挨拶。
意味は「へりくだって申し上げます」となります。

敬具:フォーマルな手紙の最後にいれる挨拶。
意味は「つつしんで申し上げました」となります。

 

ビジネスシーンには欠かせない決まり文句となりますので、忘れないようにしましょう(^∇^)

 

あとは、文字を間違えてしまった場合には、潔く次の紙に書き直すことですね!

たま~に、書き直さず修正液で消したものが送られてきますが・・・あれは最も印象が悪くなる行為です(汗)

 

ですから、ビジネス文書に限らずではありますが、手紙をかく際には、万が一間違えた際にはもう一度書き直すことを強くオススメします。

 

11月上旬・中旬・下旬の時候の挨拶まとめ

今回は、11月上旬・中旬・下旬の時候の挨拶でした(^^)

正直、慣れるまでは少しややこしいかもしれませんね。

 

そんなときは、ぜひ例文を活用して挨拶文を書いてみてください。

絶対、あなたの助けになりますよ!

 

それでは、

寒さのます時節柄、どうぞご自愛くださいませ(*´∀`)

 

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