本末転倒の意味、知ると日々の生活を、ちょっとだけ気をつけるようになるかも知れません。

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四字熟語の中でも耳にする機会の多い【本末転倒】。
実際、自分で使ったことがある方もたくさんいるはずです。

さて、そんな熟語でありますが、案外意味を知らない方も多いというのは、ご存知でしょうか?
そこで今回は、人生の教訓にもなることわざ・本末転倒の意味や使い方について詳しく見ていきます。

 

本末転倒の意味と読み方とは

それでは早速紹介していきます。
今回は、本末転倒の意味や読み方・使い方についてです。

 

よく聞く熟語ではありますが、その詳細については詳しく理解していない方も多いのではないでしょうか?
まず読み方ですが、こちらは

 

「ほんまつてんとう」

 

です。
言葉にすれば、

 

「あ、知ってる!」

 

と言う方も増えるかも知れません(^^)
こちらの四字熟語、意味は

 

 

となっています。

 

言葉が難しくて、辞書の文面通りではわかりにくいですね(^_^;)
簡単に言うと、

 

本当に大事な目的と、どうでもいい事とがいつの間にか入れ替わっている状態

 

です。
例えば・・・

 

家族をもっと楽させるために!
と、考え、休日を返上して仕事を行う。

 

例えばこれです。

 

家族という最も大事な人達のために、仕事をしてもっとお金を稼ぐ。
一見正しいようにも思えます。

ですが実際は、そのために休み=家族との時間を犠牲にし、家族に寂しい思いをさせているのです。

これではまさに本末転倒!
家族にとって本当に欲しいものはお金より、家族一緒にいる時間、ですよね(^^)

 

こうした状態を本末転倒と呼びます。

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語源について

さて、お次は【本末転倒】の語源について紹介します。

 

本末転倒という言葉が生まれたのは、鎌倉時代!
仏教が、これまでの貴族など一部の人のみしか知らなかった状態から、庶民にも多く伝わるようになった時代です。

 

この頃は、仏教の中心となる場所を、本山(多くの末寺を統轄する寺院)と言い、地域に広がっている小さいお寺のことを、末寺(本山の支配下にある寺)と呼んでいました。

それまでは、一言に【寺】と言っても、実際両者には大きな力の差があり、「本山」の方が、「末寺」より遥かに力を持っていました。
統括している側が、統括されている側より地位が低いなんてことは普通に考えればあり得ませんよね(^_^;)

 

しかし、鎌倉時代に入ると、地域密着型の「末寺」により多くの人が集まるようになりはじめました。
徐々にその力は大きくなっていき、遂には本山より力をつけるようになってしまったのです。

そして、ついには「本山」と「末寺」の力関係が逆転してしまいました!!
統括されている側が、統括者より強くなってしまったのです!

この、本山と、末寺の力関係が逆転してしまったことから、

 

  1. 本山の【本】
  2. 末寺の【末】
  3. 逆転➡転倒

 

を組み合わせて誕生したのが、「本末転倒」という言葉だったのです(^^)
まさか鎌倉時代からある言葉だったなんて・・・驚きです。

 

対義語を紹介!

では、本末転倒の意味や語源がわかったところで次の話です。
それは・・・

 

対義語

 

です。
反対の意味を持つ対義語は、一体どんな言葉で言い表せられるでしょうか。

 

いろいろと辞書で探してみたのですが、

 

『理路整然』

 

この言葉が一番しっくりきましたね(^^)

 

「理路整然」の意味は、

 

 

とされています。
物事の本来の順序があやふやになり、些細な物事の方に気持ちが傾いてしまう本末転倒とは、まさに対局に位置する言葉と言えますね。

理路整然とした態度で、何事にも取り組みたいものです♪

 

使い方を例文で簡単にチェック!

さて、ここで実際に例文を用いて、【本末転倒】の使い方について見ていきましょう!

 

言葉の意味を知ったとしても、使い方がわからなければ宝の持ち腐れというものです。
折角学んだ知識は、活用してこそ意味があります。

今回紹介する例文は、全て身近な人が使っていてもおかしくないものばかり!
この例文で使い方をマスターし、日常会話や文章の中でも用いてもらえたら幸いです。

それでは、最初の例文から見ていきましょう(^^)

 

留学をするために沢山アルバイトをしてお金を稼いでも、そのせいで留学するための勉強ができなくなるのは、本末転倒だよ。

 

留学という目的が、いつの間にかお金儲けにすり替わっています。
お金はもちろん留学に必要なものですが、いくらお金が溜まっても、肝心の勉強がおろそかではいつまで経っても留学することが出来ません。

 

何故、お金を稼ぐのか

 

この一文、現代人が最も陥りやすい本末転倒の例と言える文章でした。

 

料理がうまくなるための本を買っても、料理をしないのなら本末転倒な話だ。

 

料理本を買うのは、料理がうまくなるためです。
ですが、この例文では【料理本を買う】ことそのものが目的に変化してしまい、結果として料理そのものをしなくなっているのです。

まさに本末転倒ですね(^_^;)

ただこれ、思い当たる節がある方も多いはず。

・・・そうです。
字が綺麗になる本を買って、購入しただけで練習することもなく満足している私のように(笑)

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③レポートの調べ物をしようとインターネットを開いたが、結局ネットサーフィンをして時間を費やしてしまった。
調べ物も結局できず、レポートの提出期限も守れなくなってしまい、本末転倒なことをしてしまった。

 

インターネットを開いたのは、調べ物をしてレポートを書き終えるためです。
しかし実際には、インターネットで遊んでしまい肝心のレポートが書けなくなってしまった・・・

 

レポートが目的だったはずなのに、いつの間にかそのための手段に過ぎなかったインターネットが目的となり、時間を潰しレポート提出ができなかった。
またに、本末転倒のお手本のような出来事です。

このように、いつの間にか手段と目的が入れ替わっているケースにおいて、本末転倒の言葉はよく使われているので覚えておいてくださいね。

 

以上、本末転倒の使い方を例文で解説していきました!
なんとなく、どの文章も当てはまる部分があって書いていて胸が締め付けられる思いでした(^_^;)

 

本末転倒に要注意です

今回は、本末転倒の意味や読み方・使い方について紹介させていただきました。

もともと「やろう!」と思っていたことが、その過程の中で変化していき、いつの間にか別のものに変わっている・・・なんて経験、ありませんか?

私たちは、集中して最後まで物事をやりきらないと、いつの間にか注意が散漫してしまい、その時本当にやるべきことを逃してしまいがちです。

 

「あぁ、本末転倒な結果に今日も終わってしまった…」

 

と後悔で終える一日ではなく、

 

「最後までやり遂げたぞ!今日はなんていい一日だ!」

 

と毎日言えるようになりたいものです(^^)

 

そのためには、目標などを紙に書いて、ブレない意思を持つことが重要です。
初志貫徹、最初の目標からずれないように集中していきましょう!

 

・・・あ、もちろん目標を書くことを目標にして、本当にすべきことをしないなんて本末転倒な結果にはお気をつけくださいね(笑)
それでは、今回も読んでいただきありがとうございました!

 

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