バモスの意味をポルトガル語・スペイン語それぞれの分野で解説していきます。また、バモスが最近日本でもよく使われているということで、サッカーやテニス・野球などの場で多用されているバモスの意味も紐解いていきます。
バモスの意味、一体何だと思いますか?
スポーツの試合などで時折応援として耳にする「バモス」。
一体どんな意味だと思いますか?
実はこの言葉、まさにスポーツの応援にピッタリの言葉だったんです!
今回は、今日本でも流行りつつある新しい声援の形・バモスの意味について詳しく見ていきます(^^)
バモスとは
今回は、今日本でも応援の際などに使われ始めている言葉・バモスの意味について見ていきます!
バモスのつづりは
vamos
ですね。
英語で言うところの
- Let’s go
- Come on
などという意味で、英語圏の国では割と頻繁につかわれる表現です。
ちなみに英語ではなく、スペイン語・ポルトガル語が元々の言語となっています。
日本語で言うところの
- 行こうよ!
- いけいけー!
- 頑張れー!
といった言葉が、意味としては当てはまります!
まさに、スポーツ観戦の際に使う言葉としてはぴったりだと思いませんか?(^^)
スペイン語では…
スペイン語でもあるバモス(vamos)は、本場スペインでも
Let’s go
Come on
と同様の意味で使う言葉です。
ちなみに、スポーツ観戦をスペインでしてみたら、結構な頻度でこの言葉が聞こえてきます。
あちらでは、
「バモス」
というよりも、
「ヴァモス」
といった、少し濁ったような発音がされています。
本来はこちらなのですが、日本語で使う場合、より分かりやすく、また発音しやすい「バモス」となっています(^^)
上司の方など、目上の方を励ます際などには使いません。
基本的には、友達や同僚など、身分を気にすることのない親しい間柄で頻繁に用いられる言葉となっています(^^)
いわゆるカジュアルな表現というやつですね。
ポルトガル語のバモスの意味
ポルトガル語でも用いられているvamos。
ほとんど同じ意味ですが、ポルトガル語として用いる場合、
自分や相手を奮い立たせる言葉
としての認識が日本では強いようですね。
その理由は、後述するスポーツでの使用にあるようです。
そうなんです。
実はバモス、相手を励ますだけでなく、自分を鼓舞する際にも用いることが出来る言葉なんです!
活躍の場が広い言葉というわけですね。
では、次は各分野で用いられているバモスの意味について見ていきたいと思います!
各分野でのバモスの意味
バモスは日本でも使われ始めていますが、現状主に使われているのはスポーツ観戦です。
世界中を見渡した時、特にバモスがよく使われている
- サッカー
- テニス
- 野球
それぞれの分野での使い方に注目して調べてみました!
サッカーとバモス
応援などでよく使われていて、日本でも
「バモス 本田!」
等、サッカーの応援ではよく耳にする言葉となっていますね(^^)
ちなみにこれは、
「いけー、本田~!!」
と応援している意味になります。
なんと、サッカー日本代表を応援する歌にも
【VAMOS! NIPPON】
という歌があるほど、既にサッカーの世界では当たり前となりつつある応援の言葉なのです。
ちなみに、その応援歌がこちらです。
一度聞いてみれば、
「あ、この歌か!」
と分かるかと思います(^^)
是非聞いてみてくださいね。
テニスとバモス
テニスとバモスの関係性についても見ていきます。
主にテニスでは、ラリー戦などを制し、ポイントを取った際などに選手が言うことがあります。
相手を挑発しているのではなく、あくまで自分を鼓舞する意味で用いています。
日本語でいうと
- 「よっしゃ!!」
- 「よーし!!!!」
みたいなニュアンスです。
ちなみにテニスの場合は、
ラリーの後にこういった掛け声を叫ぶことは問題なし
とされていますが、一方でプレーの直前などの気合いを入れるためにこういったことを叫んだりすると、
相手の集中力を阻害するマナー違反行為
とみなされて、審判に注意されてしまいます。
この辺、テニスが紳士のスポーツと形容される理由なんでしょうね(^^)
ちなみに、卓球の試合で、ラリーが始まる前や点をとった後などに、
「サー!」
という言葉がありますが、あれと一緒ですね。
僕ら卓球選手は結構頻繁に、なんならラリーに入る直前も叫んでます(笑)
野球におけるバモス
野球におけるバモスは、
- バットを振れ
- いけ!
- 打て!
- 頑張れ!
といった意味を持っています。
選手を応援している人が使うことが多く観客席からも盛んに
「バモス!イチロー!」
といった声が聞かれます(^^)
野球はそれぞれの選手がバッターボックスに立つ時に、個別に応援歌があるのをご存知でしょうか?
その中でも、特に外国人選手にの応援歌の中に、実はバモスが結構でてくるんです。
耳を澄ませて聞いてみると、結構ハッキリと「ヴァモス!!」と叫んでいるので、今度野球の試合中継を見ることがあれば、是非注意して聞いてみてください(^^)
仕事も勉強もバモス!
今回は、バモスの意味や、各種スポーツでの使い方について見ていきました。
自分を応援するときにも、人を応援するときにも使える表現であるバモス。
誰かを鼓舞する際などに使える言葉として、確認していただけたかと思います(^^)
以前切磋琢磨、という熟語を紹介させていただきましたが、時には、自分で自分を鼓舞することもとっても大切なことですよね!
- バモス、日本~!!
- バモスよ、わたし!
- バモス俺!!
みたいな感じで、どんどん使って、周りも自分も励ましていきましょう♪
不思議と気分が明るくなっていきますよ!
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