あなたが宝くじに当選したら、税金を払う必要はあると思いますか?億万長者も夢ではないた空くじですが、実は受け取り方を間違えると高額な贈与税が発生する恐れも…その他住民税などとの関係性やアメリカと日本の宝くじの違いをお伝えしていきます。
宝くじの税金、当選したらどうなるのでしょうか?
誰しもが一度は夢見る一攫千金。
宝くじにて大当たり!!
この夢、あなたも覚えがあるのではないですか?
私も、年に数回は必ず買って、当たる日を今か今かと待ち望んでいます(笑)
そんな夢のある宝くじの、夢のない税金のお話について今日は考えてみようと思います(^_^;)
宝くじの税金はかからない?
今回紹介するのは、宝くじの税金についてです。
あなたは宝くじ、当たったことありますか?
私はあります!!・・・300円が(笑)
イメージトレーニングはばっちりで、いつ1等7億円が来ても大丈夫なように心の準備は万端なのですが・・・(^_^;)
さて、そんな宝くじについて、最近2種類の話を同時に聞く機会がありました。
どんな内容かと言いますと
宝くじって税金がかからないらしいよ!
宝くじ当たったら、税金凄い高いんだって・・・
というものです。
全く正反対の話ですね(^_^;)
でも確かに、1等が当たる瞬間こそ夢見ていましたが、その結果降りかかってくるかもしれない税金については一切考えてもいませんでした。
もし当たった後、知らずにお金を使いまくって、その次の年に税金が大量に来たら・・・考えるだけで背筋が凍ってしまいます。
今年中には宝くじの1等当選する(はず)の私です。
この税金について知っておいて損はないはず!!
と言うわけで、今回はこの宝くじの税金について詳しく調べてみました(^^)
宝くじの税金は・・・
さて、まずは誰しもが気にしている事からお伝えします。
宝くじの税金はあるのか、無いのかという問題。
実は、宝くじの税金は・・・
ありません!!
宝くじは非課税なため、仮に一等に当選したとしてもあなたに税金がかかってくることはないです。
ですから、あなたが一億円に当選しても、あなたがそのために支払う税金は
0円
なのです。
これは嬉しいですね♪
とはいえ、うまい話には裏があるというものです。
一体なぜ宝くじが非課税なのか気になってしまいますよね(^_^;)
ですが、ここには何も悪いことはないのでご安心を♪
というのも、実は私達は宝くじを購入した時点で、既に宝くじの税金を納めているんです。
「え、どういうこと?」
ってなっちゃいますよね(^_^;)
というわけで、簡単に説明していきます。
例えばあなたが合計10000円分の宝くじを購入したとします。
実はこの時点で、宝くじ購入代金の40%にあたる4000円は、税金として納められているのです!
ですから、あなたは宝くじを買った瞬間に税金を既に納めており、それ故に宝くじは非課税扱いとなっているのです。
そのため高額当選で心配になる、来年度以降の
住民税
所得税
と言ったものは一切必要ありません(^^)
更に、確定申告などの面倒な書類上の手続きも一切必要なしです。
一切の税金もかかることなく、あなたはただ当選した分の金額を受け取ることが出来るというわけです。
・・・通常であれば。
実は宝くじには、間違った方法で受け取ってしまうと、税金がかかってしまう可能性が残されているんです。
しかもその額がとんでもないもので、当選金額の約半分を持って行かれてしまう危険性も!
一体どのような方法で手に入れた宝くじに税金がかかってしまうのでしょうか。
次は、その点についてみていきます。
あなたの宝くじ・・・大丈夫ですか?
宝くじで税金が発生するケースとは
あなたもしかして、こんなことを考えていませんか?
「一等当選したら、子供に1億円プレゼントしてあげるの」
「1000万円当たったら、どんと親に全額あげるって決めてるんだ!」
家族思いなその考えこそ、宝くじに税金を発生させてしまう危険な思想だったのです!
当選した本人は、大切な人や家族にお金をあげるだけと軽く考えているはずです。
ですが、日本の法律がそれを許してくれません。
実は、第三者に1年間の間で110万円以上のお金を渡してしまった場合、渡された人に対して贈与税がかかってきてしまうのです!!
その最高税率は50%。
つまり、宝くじ収入の半分が税金になってしまいます・・・
例えば、あなたが今1億円の当選金を手にしたとします。
これを今まで育ててくれた母親に贈与、つまり送ってしまった場合に贈与税の対象となります。
1億円をあげたはずなのに、そのうちの4720万円はなんと税金に変身!
お母さんの手元に残るのは、約半分の5280万円のみとなってしまいます・・・
高額になればなるほど、当選した喜びでこの辺りのことは頭から抜け落ちてしまいがちです。
絶対に忘れないようにしておきましょう。
他の人と分けたい時は・・・
じゃあ、一等当選しても誰にもあげることは出来ないの?
これでは、なんだか寂しいですよね。
折角当たった大金の喜びをみんなで分かち合えないというのは、ちょっと辛いところです。
ですがご安心下さい。
日本の法律は、そこまでひどいものではありません♪
実は、ちゃんと他の人に贈与税が一切かかることなく、平和的に当選金を分配するための方法が存在しているんです!
その方法とは・・・
【当選金を複数人で受け取る】
というものです。
宝くじの当選金を家族や友人などと分配したい場合、【共同購入】と言うことにすればいいのです。
これで、贈与税が一切かかることなく共同購入者全員で当選金を分配することが出来るんです(^^)
ですから、銀行で当選金を受け取るときには、必ず
「共同購入した宝くじです!」
と申告して下さい。
その後、受け取る際には1人1人別々の名義にて当選金を受け取れば手続き終了!
贈与税がかかることなく当選金を分配できるのです。
あ、ちなみに共同購入者は当選金受け取りの際一緒に行く必要があります。
その場にいないと、後から当選金を分配した場合やはり贈与税がかかってきてしまうのです。
とはいえ、実際に共同購入していないにも関わらず
「共同購入です!」
と言うのも気が引けますよね(ーー;)
ですから、宝くじを買うときは、分けたい人と始めから共同でお金を出し合って買うのが一番です。
一緒に貯めていたお金等なら、文句なく共同購入ですよね。
折角なら気持ちよくもらいたい当選金です。
その買い方も、これからは少し意識してみて下さいね(^^)
・・・まあ、高額当選する前提でのお話となりますが(笑)
しつこいようですが、間違っても当選金受け取り後にお金を手渡してはいけません!
これは贈与税の発生するケースとなってしまいます。
とは言え、税金に関する法律は常に改正が行われています。
当選金を受け取りに行く前に、正しい法律をもう一度しっかり見直すのをおすすめします。
この一手間が、降り注ぐ税金の脅威からあなたを守ってくれるのです。
当選証明書をもらおう!
宝くじが当選したら、みずほ銀行の応接室まで受け取りに行く必要があります。
実は、私の知人が一度この場所まで行って、お金を受け取りに行っているんです。
勿論、億なんて大金ではありませんが(^_^;)
ちなみに彼、余りの緊張に終始挙動不審だったそうです(笑)
さて、この応接室に行き、緊張と喜びに震えながら当選金を受け取る!
最高の瞬間ですよね♪
ただし、ちょっと待って下さい!
受け取るのは当選金だけではありません。
もう一つ、とっても大事なものも忘れずに受け取るようにして下さい。
それは・・・
【当選証明書】
です。
恐らくほとんどの方が初耳のこちら、とっても重要なものなんです。
文字通り、あなたが宝くじに当選したことを示す証明書になります。
これがないと、あなたは受け取ったお金が宝くじの当選金だと証明できないのです。
「それが何か問題でもあるの?」
と思うかもしれませんが・・・大アリです!!
高額当選、年末ジャンボなどに当選した場合には7億円、下手をすれば10億円なんてお金が、一度にあなたの貯金通帳に振り込まれることとなります。
もう通帳を見るのが楽しみでしかなくなりますが・・・喜んでばかりはいられません。
そのお金の動きは、国の方で常にチェックされているためです。
他の人にこっそり分けていないか?
一体何でこんな大金が入ってきたんだ!
このように思われてしまう可能性もあります。
特に税務署は、
- 「何故こんな大金を手に入れたんだ!」
- 「収益分の税金を払え!」
と言ってくる可能性も・・・
いくらあなたが口で「宝くじに当たりました」といっても、それだけでは証拠になりません。
折角非課税の宝くじであるにも関わらず、証明できないために税金を取られてしまうかもしれません。
それを防ぐためにも、あなたは当選証明書を受け取り、お金の出所を正しく証明する必要があるのです。
支払う必要が無い税金を払うほど損はありませんからね(^_^;)
証明書一枚受け取るだけで済むわけですから、必ず受け取りの際に銀行員の方に声をかけ、証明書を発行してもらいましょう。
日本とアメリカの宝くじの税金を比較してみた
さて、折角なので日本とアメリカの宝くじにかかる税金を比較してみました。
と言っても、日本は当たった人が誰にも分けなければ一切の費用は必要ないのですが(^_^;)
両国の宝くじ事情を表にしてみたのでご覧下さい。
日本 | アメリカ | |
所得税 | なし | あり |
確定申告 | なし | あり |
受け取り方法 | 一括 | 一括か分割で選べる |
当選金の上限 | 8億円(LOTO7) | なし |
このようになっています。
まず、税金についてですが、日本では宝くじは非課税なのに対し、アメリカでは所得税がかかってしまいます。
しかもその額がとんでもないんです!!
アメリカの宝くじは、600ドル以上の当選金に対して
連邦税
州税
地方税
がかかってきてしまいます。
地域ごとにその税率は異なるので一概には言えませんが、この時点で当選金のおよそ4割はなくなってしまいます・・・
更に、日本では必要の無い確定申告も、アメリカの宝くじ当選には必要となってしまいます。
確定申告をした後は、更に税金を納めることになってしまうので、これでまた手元に残るお金は減少。
当選金額のおよそ半分は、税金として消えてしまうのです。
税金として当選金が大量に減額してしまうにも関わらず、何故アメリカの宝くじは一向にその人気が衰えないのか。
それは、税金と同様に、当選金もまた日本とは比べものにならないほど高額となっているからです。
日本ではある程度以上の金額は出ないようになっていますが、アメリカの宝くじではそのリミッターが一切なし!
キャリーオーバーを続ければ、どこまでも当選金額は跳ね上がります。
実際、2017年にはアメリカ版宝くじ【パワーボール】にて、当選した女性が830億円という信じられないほどの当選金を手にしています。
まさにアメリカンドリーム!!
夢のある宝くじですね(o^^o)
これなら、税金でいくら持って行かれても買おうと思うはずです(^_^;)
ちなみに、アメリカでは受け取り方も指定できます。
日本では一括しかありませんが、金額が大きすぎるアメリカでは
- 一括
- 分割
の好きな方法で当選金をもらうことが出来ます。
最も、一括でもらうと当選金の6割しか手に入れることが出来ないので、よっぽどお金がすぐに必要でないか人以外は、全員分割でもらっているようです。
30年かけて、毎年少額ずつ(といっても、当選金が大きいので大金になりますが・・・)当選金をもらっていくのがアメリカのスタイルです。
こうしてみると、同じ宝くじでも日本とアメリカでは全然違いますね。
個人的には、当選金額が少なくとも、一切税金がかからない日本の宝くじの方が嬉しいですね(^^)
あなたは、一体どちらの宝くじが好みですか?
宝くじ当選も喜んでばかりはいられない・・・
今回は、宝くじに当選した際の税金問題ということで、宝くじ当選の際にあなたが払う必要のある税金について色々と見ていきました。
もしあなたが、一人で宝くじを購入して当選、そのお金を自分だけで使うなら一切税金の心配をする必要は無いです。
購入の際、4割という超高額な税金を納めているので、宝くじは非課税だからです。
ですがもし、この当選金を他の方に分けてしまった場合には、お金をもらった方に高額な贈与税が発生してしまいます。
これを防ぐためにも、必ず当選金を分ける方には共同購入者になってもらい、一緒にみずほ銀行へ行き当選金を受け取りましょう。
たったこれだけで、あなたもお金を分ける方も税金を払う必要がなくなるのです。
あ、もちろんこのとき当選証明書の受け取りも忘れずに(^^)
一歩間違えば多額の税金支払い責任が発生してしまう宝くじです。
あなたももし、当選したときには十分にその受け取り方・当選金の受け取り手順には注意してくださいね(^_^;)
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