バナナは炭水化物なのかについて調べた記事です。1本に含まれる糖質や食物繊維などの栄養素やカロリーを見ていき、実際の所バナナが太る食べ物なのかどうかを詳しく検証していきます。

バナナは炭水化物なのでしょうか?

 

一時期バナナダイエットが流行ったのですが、あなたは覚えていますか?
現在の主流は炭水化物ダイエットとされていますが、実はこのバナナ・・・

 

炭水化物

 

だと言われています。

果物なのに炭水化物?
・・・ちょっとピンとこないですよね(^_^;)

今回は、バナナが炭水化物なのかどうかを栄養面などから探っていきます。

記事は下に続きます。

バナナは炭水化物ですか?

今回は、バナナは炭水化物なのかという点についてお話ししていきます。

炭水化物と言えば、

 

 

等が思い当たります。

そのどれもがご飯か麺類であり、穀物から作られた物です。
ですが、バナナは違います。

バナナは果物です。
果物が炭水化物なんて、正直ちょっとイメージできないですよね(^_^;)

そもそも、そんなことはあり得るのでしょうか?

もしこれが本当なら、バナナはダイエットに良いという情報がちょっと疑わしくなってしまう可能性も・・・

ここからは、栄養面からバナナ=炭水化物説を分析していきます。

一本当たりの栄養をチェック!

まずは、バナナ一本当たりの栄養をチェックしていきます。
見やすいよう栄養素を表にしてみましたので、まずは目を通してみて下さい(^^)

バナナ(100g) バナナ(1本=90g)
炭水化物 25g 20.25g
食物繊維 1.1g 0.99g
糖質 12g 1.08g
タンパク質 1.1g 0.99g
脂質 0.2g 0.18g
カリウム 0.36g 0.32g
ビタミンB6 0.38g 0.34g
カロリー 86kcal 77kcal

いかがでしょうか?
100gあたりの炭水化物量が25g!!

実に、4分の1が炭水化物で出来ている計算になります。
確かにこれは、バナナ=炭水化物と言われても仕方ないのかもしれません(^_^;)

炭水化物量もさることながら、驚くべきはそのカロリーです!
なんと、1本辺りのカロリー数は・・・

 

77kcal

 

もあるのです!

これは、かなり多いのではないでしょうか。

こうしてみると、余りダイエットにも健康にも良い食べ物とは思えないバナナではありますが、そんなことはありません!

カリウムの値に注目して下さい。

この栄養素は、心臓や筋肉といった私達の体の重要な部位の機能を維持する上で欠かせない栄養素です。

また、免疫機能を保つ上でも欠かすことの出来ない栄養素であり、病気を予防する上でも必要不可欠と言えるでしょう。

更に利尿作用も併せ持っており、女性の悩みの一つであるむくみ解消に大きな力となってくれます(o^^o)

あまり耳にしないビタミンB6ですが、その働きはとんでもないです。

疲労回復・皮膚の粘膜を維持するなどの効果を持っています。
更に、

 

  • 糖質
  • タンパク質
  • 脂質

 

といった栄養素を体のエネルギーに変える働きを持っている、とっても重要な成分なんです!
バナナは、このビタミンB6含有量が全果実中・・・

 

第1位

 

なんです!

つまり、体の余分な脂質や糖質を、バナナはエネルギーに変換してくれる働きが優れているというわけです。

これは嬉しいですね♪

多すぎると焦点がぼやけるのであえて書きませんでしたが、他にも

 

  • 便秘解消効果のあるペクチン
  • 美肌効果のあるビタミンA
  • 糖質分解作用を持つアミラーゼ
  • 食欲抑制効果を持つヒスチジン
  • 各種ビタミン
  • エネルギー代謝を助けるマグネシウム
  • 筋肉を形作るタンパク質

 

等々、本当に多くの栄養素が、たった一本のバナナに含まれているのです!
はっきり言って、凄すぎです(^_^;)

バナナはミラクルフルーツをも言われる果物なのですが、確かにこれほどまで多くの、しかも有益な栄養素を含んでいる果物はまさに奇跡としか言い様がありません・・・

ダイエットは勿論、美容健康にももってこいの果物となります。

ちなみに、確かにバナナ一本当たりの炭水化物量は多いのですが、今紹介した各種栄養素の働きによりすぐにエネルギーに変換されます。

そのため、スポーツ前などの栄養補給に最適と言われているのです。

ご飯と炭水化物量を比べてみた

折角なので、炭水化物代表のご飯とその炭水化物や他の栄養素を比べてみました(^^)

バナナ100g ご飯100g
炭水化物 25g 37.1g
食物繊維 1.1g 0.3g
糖質 12g 36g
タンパク質 1.1g 2g
脂質 0.2g 0.3g
カリウム 0.36g 0.029g
ビタミンB6 0.38g 0.02g
カロリー 86kcal 168kcal

このようになっています!

ご飯一杯は通常ですと約160gになりますので、100gは茶碗3分の2程度にもった量と考えて下さい。
とは言え、同じ100gで見てみると、色々な面でその違いが見えてきます。

まず、炭水化物や糖質は圧倒的にご飯の方が多いです。

 

  • 炭水化物ダイエット
  • 糖質制限ダイエット

 

等が主流の今、確かにご飯はダイエットには向かないというのも分かる気がしてしまいます(^_^;)

ビタミンB6は逆にバナナの方が圧倒的に多いです。
これ以外にも、多くのビタミン類を含むバナナですから、ご飯よりビタミンを豊富に摂取できると考えて間違えはありません。

タンパク質はわずかにご飯が多いですが、この程度の量ならそう違いは無いでしょう。
逆に食物繊維はバナナが多く含んでいます。

ご飯の名誉のために言いますが、決してこれはご飯が悪いというデータではありません。

玄米等はもっと多くの栄養素を含んでいますし、最近ではもち麦など栄養価の高いご飯が人気を集めています。

そもそも料理に最も合う主食という点では、他の料理の追随を許さない、唯一無二の存在と言えます。

ここで言いたいのは、バナナがとにかく多くの栄養を豊富に含んでいるという点です!
体に良く、しかもすぐに吸収される・・・まさに栄養抜群のミラクルフルーツと言えますね(o^^o)

バナナって太るの?

さて、ここで最も気になる点についてみていきます。

それは・・・

 

バナナって太るの?

 

という問題です。

炭水化物かどうかが気になる方は、やはり太るかどうかも気になるのではないでしょうか。
見ていただいたとおり、1本当たり77kcalというカロリーは決して低い物ではありません。

また、100グラム当たり25グラムという炭水化物量も、他の果物と比べると圧倒的なまでに多いです。

これだけ見ると、なるほど確かに太る食べ物と言えなくもありません。
ですが、これはあくまで一面からしかバナナを見れていないです。

まず、バナナを食べるときについて少し考えてみます。
・・・あなたは、一体何本食べますか?

ほとんどの方は、1本。
多くて2本までではないでしょうか。

そう、そもそもこの果物はたくさんの量を食べる物ではないんです!
実際朝食などをバナナに置き換えたとしても、あなたが食べる量は精々1~2本といったところでしょう。

2本食べたとして、そのカロリーはたった154kcal!!
ご飯100グラム分にも満たないんです(o^^o)

これだけ見ても、ダイエットにピッタリと言えそうです。

また、見ていただいたとおりバナナは大変栄養が豊富です。
筋肉を形作るタンパク質や、エネルギー代謝を促すマグネシウムが運動効率を最大化してくれます。

また、ヒスチジンの効果で食欲を抑え、食べ過ぎを予防できます。
ペクチンの便秘改善効果は女性なら見逃せないメリットの一つですね♪

このように、バナナは栄養面から見てもダイエットにピッタリの果物と言えるのです(^^)

同じ100gでもご飯より遙かにカロリーが低く、しかも痩せる上で欠かせない各種江要素を豊富に含んでいるとなると・・・

バナナは、ダイエットにおすすめです!!

結論:バナナは太らない炭水化物!

今回は、バナナが炭水化物かどうかと言う点を、栄養素に着目してお伝えしてきました。

最初におたずねした質問は、

 

「バナナは炭水化物ですか?」

 

というものでした。
当サイトの結論は・・・

 

バナナは太らない炭水化物である!!

 

です(^^)

炭水化物を100gあたり25g含んでいる以上、炭水化物であるかという質問の答えは

 

Yes

 

だと思います。

ですが、炭水化物である=太る食べ物かと言われたら、それは違います。

バナナが含む栄養の多くは、運動向き・ダイエット向きのものです。
更に、美しく痩せたい女性にとっても是非ともとっておきたい栄養素が勢揃いしています。

しかも、同じグラム数で考えてもカロリーはご飯をはじめとした主食と比べるとかなり低く、寧ろ低カロリー食に入ると言えます。

 

ダイエットを強力サポート

食欲をセーブしてくれる

お通じ改善

低カロリー

 

これらの要素が含まれているバナナは、太らない炭水化物としか言い様がありません!

ちなみに、炭水化物ダイエットが流行っているせいで忘れられがちですが、炭水化物は人間にとって大事な栄養素の一つです。

私達のエネルギーの源ですし、何より

脳の栄養となることが出来るのは、炭水化物に含まれているブドウ糖のみ

なのです!!

私達が活動するためにも、また脳をしっかりフル回転させるためにも炭水化物は絶対必要なのです。

そういった意味では、炭水化物をしっかり含むバナナは朝食にももってこいと言えますね♪

体に優しく、しかも健康にもダイエットにもピッタリのバナナ。
あなたも今日から、朝食や間食する代わりに食べて見てはいかがでしょうか(^^)

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