終日の意味、果たしてどういったものなのでしょうか?

 

「本日夕方まで出張のため、終日対応できません。」

 

最近、こんな文言を目にしました。
私が介護士ということもあり、最近までこういったビジネス的な文章は関わりが少なかった身です。

 

「夕方までなのに、終日?」

 

と疑問に思ったのが正直な所(笑)

あなたは、この言葉の意味を詳しく説明できますか?

 

終日って、果たしていつまでのことなのでしょうか。
その日1日全部を指すのか、それとも夕方まで…みたいな時間を指しているのか・・・

気になって仕方がありません(ーー;)
という訳で今回は、終日の意味や使い方について詳しく調べてみることにしました!!

 

終日の意味

それでは早速紹介していきます。
今回は、終日の意味や使い方について見ていきます(^^)

会社の伝言などでよく使われる【終日】。
この終日はいったい一日のうちのどの時間を表しているのでしょうか?

まず辞書で調べた見ました。

 

 

とありました(^^)

ちなみにひねもすは

 

  • 朝から晩まで
  • 一日中
  • しゅうじつ

 

という意味でした(笑)

つまり、【終日】の意味は【一日中ずっと】を表す言葉なのだということがわかります。

 

では何故、終わる日と書いて一日中ずっとと言う意味になるのか調べてみました。
ヒントを探すべく、漢字の由来について調べてみました( ̄ー ̄)

 

漢字で書く【終日】

終わる日と書いて【終日】。
【終】【日】、それぞれの漢字の意味を紐解いてみていきます!

 

【終わる】

  • 続いているものがそこでなくなる
  • しまいになる
  • 済む

 

【日】

  • 太陽、ひ
  • 太陽の出ている間
  • 朝から夜まで、または夜から朝まで

 

と、それぞれ書かれていました。

 

【日】というのは一日という意味ではなく太陽という意味だけだったのですね。
一日という意味があってもよさそうですが。

つまり、ここでいう【終わる】という意味合いは、太陽が終わる・・・つまり、朝、太陽が昇ってから、夜、太陽が沈む(終わる)までを意味しているのです。
これで終日が一日中という意味を持った根拠がわかりましたね!

 

気になる3つ目の意味【ひねもす】

続いて、【終日】の3つ目の意味の【ひねもす】なんですが、先程書いたように意味は

 

  • 朝から晩まで
  • 一日中
  • しゅうじつ

 

というものでした。

つまり、【終日】と【ひねもす】はイコールな(等しい)関係ということです。

そしてここで、驚きの事実が!!
この【ひねもす】・・・実は、【終日】の別の読み方なんです!Σ(゚Д゚)

つまり、【終日】とかいて【ひねもす】と読んでも間違いではないわけなんですね。
これは正直全く知らなかったので、私も勉強になりました(;・∀・)

 

ところで、【ひねもす】と聞くと、私はある句を思い出します。
与謝蕪村の句で、

 

春の海 ひねもすのたり のたりかな

 

というもの。
有名な句ですね(^^)

この句には、

「春の海は、一日中(=ひねもす)のんびりとしてのどかだなぁ」

 

という意味が込められています。

【終日】を語る際には、この句のことも披露すると、ちょっと知的な雰囲気を相手に伝えることができそうです(笑)

 

時間は何時まで?

では、この【終日】。

一日の期間を表すことは明確にわかりましたが、今度はその時間は何時から何時までなのか・・・
今度はそこに注目していきましょう!

 

先ほど紹介した意味だけで考えると、終日をあえて時間にして表すなら24時間といったところでしょうか。
たしかにこれなら、【一日中】の意味にはあっていると言えそうです。

 

ここで【一日中】という言葉の意味についてもう少し詳しく解説していきます。

辞書にて調べてみると、
一日中は

 

  • 丸一日
  • 終日
  • ひねもす

 

と書かれてありました。
つまり、【丸一日】の箇所以外は、明確に終日と同じということになります。

 

「え?でも丸一日はちょっと違うんじゃない?」

 

と思う人もいるはずです。
わたしもこの意味を見て、なんだか狐につままれた感じになりました(^_^;)

一般的に考えて【丸一日】と言われれば、【一日中】と同じ24時間だと思いますよね。
しかし、【丸一日】は本来24時間を表す言葉ではなかったのです!

その意味について詳しく調べてみると、

 

 

と、ありました。

つまり丸一日とは、太陽が沈んだ時点で終わってしまうものなんですね。
ですので、

 

  • 【終日】・・・朝から晩まで
  • 【一日中=丸一日】・・・朝起きてから夜寝るまで

 

は、だいぶん近い意味になっています。
終日について、私はなんとなく

 

「24時間かな?」

 

と思っていました。
今回は、書いていて本当に勉強になることだらけです(^^)

 

ビジネスにおける終日とは

ここで、ビジネスにおける終日の意味を見ていきます。

ビジネスの場合は一日中ではなく、

 

営業時間内

 

の事を指しています。

お店では営業時間。
会社勤務なら、その人個人の勤務時間ということになりますね(^^)

ですから、

「今日は終日連絡が取れません」

と、連絡網が回ってきたり、伝言があったりした場合は

 

「私の勤務時間内は、ずっと連絡が取れません」

 

という意味なので、相手が何時から何時まで勤務しているのかも、事前に把握しておいた方が良いということですね(^^)

 

終日と全日の違い

ここで、似たような言葉である終日と全日の違いについて見ていきます。

全日も終日と同様に、一日中といった意味を持っています。
ですが他にも、每日といった意味を持ち合わせています。

このことから分かるのは、終日はその日だけですが、全日はその日以降も続いていく可能性があるということです。

わかりやすいところで言うと、電車です。

 

 

といった意味になります。

 

【全日】には、複数の日数を含めて表す意味があります。
そう言われてみると、確かに全日運休と書いてる時って、その日から数日間電車が運休した記憶がありますね(^_^;)

しかし、【終日】ならば一日の運行が終わるまでなので、【その日一日の運行】という範囲を簡潔に伝えることができますね。

 

使い方を例文で解説!

ではここで、終日の使い方について、例文で紹介します。
ビジネスやカッチリとした会合の時などにお役立てください。

 

本日は外回りのため終日不在です

 

会社の営業の方などはよく使う言葉ですね。
もしあなたが営業以外で、事務職や受付窓口で仕事をするときなども、良く見聞きする言葉だと思います。

取引先から営業担当者に電話があったとして、担当者の連絡ボードに「終日不在」と書かれていたとします。

あなたは相手先にその担当者といつ連絡がとれそうか、と明確に伝えなければいけません。

そんなときに

 

「え?終日ってどういう意味だっけ!?なんて答えたらいいの?」

 

なんてまごまごしていては、相手先に不安な印象を与えてしまいます…
ですから、しっかりと終日の意味を把握しておくことが重要となります。

 

特別に本日は開店から終日営業しています

 

元旦は閉店しているお店が多いですが、近年は

 

「それでは売り上げが上がらない!」

 

と、開店しているお店が増えてきました。
正月くらい休みたいものですが・・・これも忙しい現代人ならではと言ったところでしょうか(ーー;)

 

以前は元旦・三が日は開店時間が遅く、夕方に閉店するなど閉店時間も通常より早かったりしたものです。
・・・このあたりの事情を知っている時点で、私の年齢層がバレそうですね(笑)

 

ちなみに、介護士の私は、毎年恒例で正月三が日は終日勤務しています(´;ω;`)

 

こちらのスペースは終日禁煙となっております

 

この場合、そのスペースのみ決められた範囲の時間は禁煙ということになります。
かといって、決められた時間が少し過ぎて

 

「時間が過ぎてるからここで煙草吸ってもいいかな?」

 

と煙草を吸うのは、非常識です(ーー;)
そもそもここで言う終日は、十中八九【一日中】を意味する言葉です。

それを夕方まで・・・等、自分勝手に時間を決めることがあまりに身勝手なので、絶対しないでくださいね!

 

ビジネスでも終日を使いこなせ!

今回は、終日の意味と使い方についての説明でした。

たかが終日、されど終日・・・
短い二文字の言葉ですが、とても色々な意味がこもっていて、様々な使い方ができる言葉となっていました(^^)

 

  • 一日中
  • 24時間
  • 朝から晩まで
  • 勤務時間内

 

どれも終日で表すことが出来るので、相手が言った【終日】の意味をしっかり把握しておくことが求められますね。

毎日24時間忙しい人は、たまにはリフレッシュのために、

 

「終日働いたので休みます」

 

と一言残し、雲隠れするのも良いかもしれません(笑)

ビジネスでも必須の単語である終日。
上手く使いこなして、あなたの仕事や二つ上生活にお役立ていただければ幸いです!

 

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