謙虚の意味や使い方について見ていきます。謙虚な姿勢、謙虚な態度が大事と言われますが、それって一体どんなものなのでしょうか?例文で使い方を学びつつ、正しい謙虚さについて考え、解説していきます。

謙虚の持つ本当の意味、あなたは知っていますか?

 

 

等、日常生活でもよく用いられている言葉の一つ【謙虚】
あなたも、一度くらいは文書や口頭で口にしたことがあるはずです。

しかし、いざ謙虚な姿勢を示せているかと言うと・・・どうでしょうか?
それもそのはず、そもそも私達はなんとなく使っているだけで

 

謙虚とは?

 

という質問をされた時、正確に答えることは難しいのです。
説明できない言葉を態度で示せ、というのも無理難題というものです(ーー;)

そこで今回は、謙虚の意味や使い方について知っていくと共に、改めて謙虚な姿勢とはどういったものなのかを考えていこうと思います(^^)

 

記事は下に続きます。

謙虚の意味を広辞苑で調査!

それでは早速紹介していきます。
今回は、謙虚の意味についてです。

まずは辞書にて調べてみましたので、ご覧ください!

 

 

このように書かれていました。

ちなみに、似たような漢字で、同じような意味の謙遜ですが・・・こちらも難しい意味ですよね(^_^;)
一緒に辞書で調べてみたので、参考にしてみて下さい!

 

  • 相手に遠慮して、自分の能力や価値・言葉などをわざと低く評価すること
  • 自慢したり高ぶったりせず、控えめであること
    (明鏡国語辞典参照)

 

となっていました。
このことから分かる謙虚の意味は、

 

  • 控えめ
  • 素直
  • 低姿勢
  • おごらない
  • 自慢しない

 

といった、態度・姿勢そのものを指しているようです。
つまり私のような人間ということですね( ̄ー ̄)笑

 

・・・本当に謙虚な人というのは、こういうセリフを言わない人です(笑)

反対語・対義語について

謙虚の反対語・対義語について調べてみました。

よく耳にするものから、あまり聞きなれない言葉までいくつか種類がありました(^^)
一つずつ紹介していきます!

 

横柄(おうへい)

 

おごりたかぶって無礼なこと、そうした態度を指す言葉です。

 

「横柄な口のきき方だな」

 

と、ぼそっと不平を言ったことありませんか?
聞こえない程度に、私は何回か言ったことがあります(笑)

ちなみに最近では、理不尽な上司が部下をないがしろにしたことに反論したら、面と向かって言われました((((;゚Д゚))))

 

高慢(こうまん)

 

思い上がって人をあなどること

自分が優れていると思っている人

 

のことを言います。

 

高慢な態度をとられると、嫌な気分になるものです。
一般的に、富や地位を持っている人がそのような態度をとることが多いですね。

お金があってもなくても、どんな立場にあっても謙虚な気持ちを忘れずにいたいものです(^_^;)

 

傲慢(ごうまん)

 

おごり高ぶって人をあなどることを意味するこの言葉。

 

高慢と意味が同じようですが、少し違います。

高慢は、自分が優れている存在だと思いあがっているだけ、つまり自己完結をしています。

一方で傲慢は、相手を貶(おとし)めることで、自分の地位を確保しようとしている違いがあります。

相手に不快な思いをさせ、悪影響を及ぼすほどの強い意味を持っている言葉です。
むやみに人に使うのは控えたいところですね。

 

尊大(そんだい)

 

たかぶって偉そうにすることを意味しています。

 

年功序列・・・若干時代遅れとも言えるこの制度、まだ日本には根づいていますよね。
自分より年上から、また地位が上の人から言われるのは正論であり、仕方ないことが多いのも事実です。

ですが、それを武器のようにして一方的に言われると、少し辛いものがありますよね(^_^;)

 

不遜(ふそん)

 

  • 謙遜でないこと
  • 思い上がっていること

 

と言った意味を持つ不遜は、一見尊大と意味は同じように思えます。
ですがこちらは、自分より年齢も地位も下の人から偉そうに言われる場合に用いる言葉です。

 

例えば、中学生が偉そうな口調で、大人に何かお願いをする時などは【不遜】にあたります。

・・・相手がどんな人で、自分がどんな立場の人間であれ、お願いするときは謙虚な口調を心がけましょう(ーー;)

謙虚の対義語、反対語にはこのようなものがありました。

微妙に違うニュアンスも一緒に確認できたでしょうか?
似たような意味を持つ言葉が多いので、状況に応じて使い分けてもらえたらなと思います(^^)

謙虚の使い方を例文で簡単解説

ここで、謙虚の使い方について例文で解説していきます!

やはり言葉の意味を知っただけではなかなか言葉というものは使いこなせません・・・

実際に【謙虚】を使ってみて、あなたの中にしっかりと理解を根付かせていってくださいね!!

 

 

お客さんに、また偉そうだって怒られちゃった・・・

もう少し、言い方を謙虚にしてみたらいんじゃないかな?

 

 

電話を多くとる必要のある事務では、声だけで仕事をするようになります。
だからこそ、言葉遣いが本当に重要な役割を果たしてきます。

 

「それ、無理です」

 

という内容でも、

 

「大変申し訳ございませんが、現在、こちらの対応がむずかしくなっております…」

 

と伝えると、とても受け取り方が変わります。
あなたもきっと、同じ無理という意味であっても、どうせなら2つ目の言葉のほうが素直に受け取れますよね(^^)

 

謙虚な姿勢でいれば、おのずと相手の方にとっても受け入れやすい、謙虚な言葉が出てくるはずです。

 

  • 電話の仕事で行きづまっている方
  • そんなつもりはないのに、偉そうだと怒られてしまう方

 

まずは謙虚な声掛けと心構えを意識してみて下さいね♪
結構、それだけで相手の印象は簡単に変わるんです!

 

 

「志望校、落ちちゃったけど、第二志望大学がきっと私には合っていると思う。
謙虚に、自分にそう言い聞かせてみたの!」

「大人になったわね。きっといい大学よ」

 

 

受験勉強をどれだけ頑張っても、自分の意志通りにいかないこともありますよね・・・
私も志望校を諦めて他の大学に行った口です( ̄ー ̄)

でも、本当に大切なのは

 

どこに行くか

 

ではなくて、

 

どこで何をするか

 

です!
この子のような謙虚な発言ができると、お母さんは誇らしげに思えるでしょうね(^^)

あなたがもし何かに失敗して、今その環境に納得していないのなら、一度自分にこう声をかけてあげて下さい。

 

「大事なのは、ここでなにをするかだ!」

 

と。
考え方が前向きになって、やる気がぐんぐん湧いてきます!

 

 

「今日の試合、俺のせいで負けました。
本当にすみません!って先輩に言ったんだ。

 

そしたら先輩、全然怒らなくて・・・

むしろ自分が悪かったって、わざわざ言ってきてくれたんだ。」

 

「ホントに、謙虚で素敵な先輩だよな」

 

 

謙虚な人柄は、その人の言動、姿勢でわかります。
部活にも、職場にも、こんな先輩いませんでしたか?

おごり高ぶって、相手を下げることもせず、むしろ、自分が下がって相手を上げる事さえもできる謙虚な姿勢・・・
私もそうなりたい!(´;ω;`)

 

謙虚な姿勢で生きていこう

今回は、謙虚の意味や使い方について解説していきました。

 

自分を自分で高める事には、限界があります。
本当に認められる人は、自分で発信しなくても周りが認め、自然に持ち上げてくれるもの。

 

自分があげるか、周りがあげてくれるのか・・・
人間の本質が見えてきますね(;・∀・)

 

謙虚な姿で、自分も、相手も、気持ちよく過ごせたら最高ですよね!

私の尊敬している先生がいるのですが、その人は絶対に自分を持ち上げません。

行動や言動、姿勢・生活・性格、と全てにおいて謙虚な姿勢です。
それは、話す言葉を聞けば分かるし、行なっている行動を見れば一目瞭然です。

 

謙虚さが自然にかもし出される、本当に素敵な人になりたいですね!
以上、謙虚な人間を目指そうと思い書いてみた記事でした(笑)

今日も読んでいただき、ありがとうございました!!

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