温故知新の意味、今こそ改めて考えるべき時代なのかもしれません。

現代では、どんどん新しいものが生まれてきています。
今日の常識は、明日の非常識と言わんばかりに技術革命が起こっているのです。

 

しかし、そんな時代だからこそ、一際輝きを放つ言葉があります。
それは・・・

 

温故知新

 

です。
平成も終わり、新しい年号を迎える今だからこそ、温故知新の意味について語っていきたいと思います(^^)

 

温故知新の意味とは

まずは、温故知新の意味が辞書ではどのように書かれているか確認してみましょう♪

 

 

 

と書かれていました(^^)

温故知新の最初の文字【温】には【たずね求める】という意味があります。
また、【皿の上に蓋をしめて温めなおして味わう】といった意味も含まれており、そこから【復習する】という意味が生まれたようです。

 

自分で学んだことを、温めなおして味わうということですね。
昔の知識を学ぶ・・・だけではなく、そこから今の時代に合った新しい考え方を生み出すまでが温故知新の意味でした!

なぜ、中学校、高校で歴史を学ぶのか、今わかった気がします(― ―;)
まさに、温故知新だったんですね。

「覚えることが多すぎてやだー!何で歴史なんか勉強しないといけないんだよー!!」

 

と、私の友達は叫んでいました(笑)

昔どのようなことが起きて、何をして、どうなったか、そこから教訓を得る。

 

  • 上手くできなかったこと
  • 良くできたこと

 

その両方を学んで、【今】に生かす。
だからこそ、歴史を、過去の時代に生きた人たちの失敗と成功を学ぶことが大事だったのです。

物事の真理を突いたとさえ言える温故知新。
・・・奥が深い言葉です!!

温故知新の由来は漢文?

次は、温故知新の由来について見ていきましょう。

日本独自の言葉ではなく、他の四字熟語同様に中国から来ているようです。

ちなみに、出処は

 

 

より来ています(^^)

 

【論語】とは2500年前ぐらいの、孔子(こうし)という中国の人物と、彼の弟子たちの言葉が書かれたものです。
現代でも通じるような物事の考え方が数多く記されている、まさに名著となっています。

 

白文(原文)はこのように記されてあります。

子曰、温故而知新、可以為師矣。
読み方:こうしいわく、故(ふる)きを温(たず)ねて新しきをしる、もって師と為るべし。

つまり、

 

孔子先生はおっしゃいました。

「古くからの伝えを大切にして、新しい知識を得て行くことができれば、人を教える師となることができるでしょう」

 

 

という意味に訳すことが出来ます。
どうやらこのフレーズから、温故知新の言葉が生まれたようですね(^^)

四字熟語を生み出し、しかも現代に至るまで通ずる考え方を残している…
孔子の考え方である論語を学ぶこともまた、温故知新の一つと言えますね。

 

温故知新の類語って何がある?

ここで、温故知新の類語についていくつか紹介していきます。

 

覧古考新(らんここうしん)

意味:古い事柄を顧みて、新しい問題を考察すること。

 

【覧古】は古い物事を深く思い、考える事の意味です。
その上で、新しいことを考えれば、素敵なアイデアが出て来そうですよね!

実はこの言葉、私は初めて聞きました(ーー;)

 

承前啓後(しょうぜんけいご)

意味:昔からのものを受け継いで、未来を切り開くこと。

 

一般的に、学問や事業などについて使う四字熟語です。
文化や文明を受け継いでいくことの大切さと言う言葉で、中国で昔から重要視されている考えでもあります。

日本もこの思想がかなり根づいていますね(^^)

継往開来(けいおうかいらい)

意味:先人の事業を受け継ぎ、未来を切り開くこと。
過去のものを継続し、それを発展させながら将来を開拓していくこと。

【継往】は先人の事業を受け継ぐことで、【開来】は発展させながら未来を切り開くという意味を持っています。

<発展させながら>というのが特徴的ですね。

その時を生きながら、先人のものをより良くしていっている過程が透けて見えます。
私たちも、止まらずに前進して成長しなくてはいけませんね!(^^)

 

これらが、まさに【温故知新】の類義語と呼べる言葉かなと思います(^^)

 

また、四字熟語でなくとも

 

【経験から学ぶ】

【歴史から学ぶ】

 

なども同じ意味を持つ言葉です。
こうした姿勢を持つことで、今をもっと良くすることができますね(^^)

過去にどんな失敗があったとしても、その全てがアナタの糧となっている以上、何一つ無駄なんてないんです!

 

対義語を調べてみた!

温故知新の対義語・反対語ですが・・・
こちらは、あまりいいものがなかったです(;・∀・)

【温故知新】の意味から、その対義語を文章で考えてみると・・・

 

昔のことから学ばず、今にもそれは生かさない

未来のことから学んで、新しい発見をする

 

 

 

という、なんとも微妙な回答になってしまいます。

それでも対義語を挙げさせてもらうなら、

 

  • 【寺に神楽があった】
  • 【男猫が子を産む】
  • 【雄鶏が卵を産む】

 

などかなと。
・・・なんのこっちゃと思われるかもしれませんね(;・∀・)

実は、この3つのことわざは全て【とうていあり得ないこと】のたとえなんです。

確実にあった過去から何かを学ぶ温故知新に対し、ありえない過去からは何も学ぶことは出来ない。
うーん、まあこれらが一番意味としては近いのかな?と言ったところですね。

温故知新の使い方を例文で見てみよう

それでは、実際に温故知新の使い方を例文で見ていきましょう!

 

「日本史は漢字が多いし、世界史はカタカナが多いし、昔のことばっかり勉強して、何の意味になるのかなぁ。」

 

「意味があるから勉強するんでしょ。
過去、先人達がどのように生きてきたから今があるのか、何をして失敗、成功したか・・・

温故知新の精神で学ぶことが、きっとこれから大きく役に立つよ。
そう考えると、歴史を学ぶことほど有益なことってないと思うよ!」

 

こんな風に、答えてくれる友達がいたら、私はもっと歴史の点数は良かったでしょうに・・・!(笑)

 

「新しいことを考えないと、これ以上発展しないわ。」

「確かに・・・。だからこそ今までのことを見直す温故知新の考えが必要だ。

それから、どのように新しくしていくかを考えても遅くはないはずだ。」

ビジネスシーンで使えそうですね。

先に早く行きたい気持ちもあるけれど、だからこそ過去を見直すことが重要!
一見遅いように思えても、実は一番早い方法のようですね(^^)

「どのようにして、このような記録を立てることができたのですか?」

「何度も諦めそうになりましたが、失敗を研究し、学んで、勝利をつかむことができました。温故知新とは、まさにこのことですね。」

スポーツの国家代表の方々は、見えないところで血のにじむ努力を重ねます。
私たちが見るのは、一瞬の結果のみで、その深さまではわかりません。

結果を出されている方に聞いてみると、その経緯がわかって感動するに違いありません。

現代にこそ温故知新の精神を!

今回は、温故知新の意味や使い方などについて見ていきました。

 

新しいものであふれかえるこの時代、新しいものが古いものを全て覆い尽くすのでしょうか?
いいえ、今この世界は、過去からの積み重ねがあるからこそ、こうして成り立っているのです。

もっと新しいものを生み出すためには、未来はもちろん、過去にも目を向ける必要があります。
情報ばかりが溢れ、前も後ろもわからなくなっているようなこの時代・・・

現代だからこそ、温故知新の考えが輝くときなのです。
先人の知恵をお借りしつつ、新しい現代の役に立つ何かを生み出していきましょう!

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