アデューの意味や使い方について見ていきます。別れの挨拶と思われがちなアデューですが、そのほんとうの意味はかなり重たいものでした。英語かフランス語かといった疑問や、アディオスとの違いについても分析します。

アデューの意味、案外知らない人も多いんです。

映画などでもよく聞く挨拶の一つ

 

「アデュー!」

 

あなたも一度は聞いたことがあるはずです。
この挨拶、案外その意味を知られていないんですよね(^_^;)

おしゃれなこの言葉、どうせなら意味を知って使いこなしたいですよね。
今回は、そんなアデューの意味について見ていきます。

記事は下に続きます。

アデューの意味を調べてみた

「アデュー!」

映画などでも使われいてるこの挨拶、知っていますか?
ちょっとキザな役どころの方が口にするこの言葉・・・実は、私達が想像しているよりもずっと重たい意味だったんです。

多くの方がこの挨拶を

 

 

程度に考えています。
・・・が!!実はこれ、そんな軽い意味ではなかったんです(・・;)

一体どういう意味なのでしょうか?

 

  • アデューが持つほんとうの意味や使い方
  • 何語なのか
  • アディオスとの違い

 

この3つの点を軸に今回はお話ししていきます。

あなたがもし友達とのあいさつに気軽に使っていたとしたら、ちょっと考え直したほうがいいのかもしれませんよ・・・

 

まずは意味と使い方をチェック!

まずは、アデューの意味についてです。

別れの挨拶と思っている方、確かにその意味も持ってはいるのですが・・・実は、少し意味合いが違うんです(^_^;)

アデューには、

 

もう会えないような長い別れの挨拶

 

という意味合いが込められているのです。
ですから、私達がイメージする「またね!」「バイバイ!」といった軽い感じの別れの挨拶とは全く異なるものなのです。

実は、アデューの語源は【a Dieu(神のみもとへ)】という意味を持っています。
この語源を見るだけで、アデューが、もう2度と会えない別れの言葉となっているのも頷けますね。

 

本当に最後の別れ、それこそ遠い異国の地に行く人に送る挨拶こそが「アデュー」なのです。

 

恋人には絶対言ってはいけません!

さて、この挨拶・・・絶対に外国のパートナーに言ってはいけません!
なぜなら、上でも説明したように

 

アデュー=二度と会うことのない別れの挨拶

 

です。
日本人に対してなら

 

「ちょっとキザっぽい挨拶だな(^_^;)」

 

程度で終わるものも、海外の方に言ってしまうと

 

「もう二度と私には会いたくないということ!?」

 

と言った具合に、あらぬ誤解を生み出す原因にもなりかねません。

ちょっとおしゃれな気持ちで言ってみた、程度の軽い気持ちの挨拶が、相手をひどく傷つけてしまうこともあるのです。
決して、外国人のパートナー相手には言わないようにしておきましょう・・・

ちなみに、海外の方は別れの挨拶には

「チャオ」

を使うことが一般的なようです。
あなたもちょっと変わった挨拶がいいたいときには、ぜひこちらを活用してみてくださいね(^^)

 

英語?それともフランス語?

さて、このアデューですが、一体何語なのでしょうか?

先ほど紹介した語源にもなっている【a Diew】は、フランス語です。
また、現在使われているアデューも同様です。

海外の言葉といえば、日本人はついつい英語だなと考えてしまいがちですが、実際には英語ではないので間違えにご注意を!

ちなみに、英語に直す場合には【Good-bye】が最も意味合いとしては近いようです。
ただし、こちらは一般的に使われている範囲では、アデューのように【永遠の別れ】のような重い意味合いを持っていないです。

ですから、

 

Good-byeは言っちゃだめなんだ・・・!

 

などと考える必要はありません(^_^;)

 

アディオスとの違いはここ!

さて、実はこのアデューですが、先日紹介したある挨拶と意味・それに言葉そのものがとってもよく似ているんです。
その言葉とは・・・そう、アディオスです。

➡ アディオスの意味と何語か紹介!スペイン語?ディスニーやシーのかけ声

こちらの記事でも書いていますが、アディオスもまた永遠の別れとなるような際に使われている挨拶です。

意味がほぼ一緒なら、一体何が違うのでしょうか?
それは、何語かという点にヒントがあります。

 

アデューはフランス語

アディオスはスペイン語

 

これが、それぞれの国の永久の別れ、長い長いお別れの挨拶となっているのです。

 

実はアディオスの語源も【a Diew】なのです!
意味は一緒で、語源も同じとなれば・・・似たような挨拶が生まれても仕方がないと言えますね。

 

ですから、この2つの別れの挨拶は、使われている言語が違うだけで他に違いはありません!

アデューじゃなくてチャオ!

今回は、アデューの意味について見ていきました。

見ていただいたとおり、私達が映画などからなんとなくイメージしている別れの挨拶とは、似ているようで異なった言葉でした。

と言うか、映画やドラマで頻繁に

 

「アデュー!」

「アディオス」

 

と口にする様子は、海外の方からしたらおかしいものではないのでしょうか?
・・・あまり海外の、それもなんとなくしか知らない挨拶は使うべきではないのかもしれませんね(笑)

 

このアデュー、日本語にはあまりないタイプの挨拶です。
基本的に、日本語の別れの挨拶といえば

 

 

等が挙げられますが、このどれもが、永遠の別れを告げる言葉としてはちょっと軽い感じがしますよね(^_^;)

そういった際の挨拶としては今回紹介した「アデュー」で、おしゃれに別れを告げるのもいいのかもしれません。

 

とはいえ、このサイトには是非明日以降も遊びに来てほしいので、あまりアデューを使いたくはありません・・・

というわけで、最後はこの言葉でお別れしたいと思います。

チャオ!!

今回も、見ていただきありがとうございました!(^^)

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