メリークリスマスの正しいつづりやスペルについて解説していきます。この記事では、メリークリスマスの本当のつづりはどれなのかについて、またMerry Christmas・Xmas、それぞれの英単語の意味や由来について紹介します。
メリークリスマスのつづりやスペル・・・正しく書けますか?
街中をみわたしてみると、どこもかしこも
イルミネーション
ライトアップ
サンタクロース
七面鳥
とにかく目白押し!といいますか、本当に年末は「クリスマス」ムード一色になりますね(*´∀`)
ただ、ここで注目してほしいのはそれらを転倒に並べているお店の看板や広告です。
ちょっと注意してみてみると、カタカナ表記のクリスマスもふくめて、複数のつづりが存在しています。
一体なぜなんでしょうか・・・?
本来クリスマスを表す英単語は一つのはずなのに、実際には
- Christmas
- Xmas
と2つの言葉が並んでいます(汗)
もしかして、どちらかが間違えで、知らずに使っているお店もあるのでしょうか!?
ということで、今回はクリスマスのつづりや正しい英語の表記などについて、ご紹介していきますね(・ω・)ノ
メリークリスマスのつづり・スペルを紹介!
それでは紹介していきます。
今回は、メリークリスマスの正しいつづり・スペルについてです!
それでは、早速正解を御覧ください!
正しいつづりは、こちらです(・ω・)ノ
Merry Christmas
こちらになります!
・・・なんかちょっとややこしくないですか?
日本語読みだとクリスマスですが、よくみるとChristmasの真ん中には、小さい「t」が入っていますね。
私にはクリストマスって見えてしまいます( ;∀;)
調べた所、実はこのクリスマス(Christmas)という言葉、色々と面白いことが分かってきました。
折角なので更に深掘りしていきましょう!
Merry Christmasの意味
まずそもそもなのですが、クリスマスというのは、何の日かご存知ですか?
実はこれ・・・
イエス・キリストの生誕祭
なんです!
つまり、お誕生日ですね(^^)
キリスト教ではそれをお祝いしますが、今や全世界的な一大イベントとして盛大に盛り上がるようになっております。
そこを踏まえた上で、Merry Christmasを
- Merry
- Christmas
に分解して、それぞれ詳しく見ていきたいと思います。
Merryの意味について
それでは、まずがMerryから見ていきましょう。
この単語には、
- 陽気な
- 笑いさざめく
- 愉快な
- おもしろい
- 笑い楽しむ
- 笑いと楽しみを誘うような
- お祭り気分の
- ほろ酔い機嫌で
といった意味があります。(Weblio辞書参照)
・・・意味多いですね(笑)
でもこの言葉の意味って・・・見ているだけで、なんだか心が明るくなる言葉がたくさんならんでいます(^^)
Christmasの意味や由来について
続いてはChristmasについて、その意味や由来を見ていきます。
こちらの言葉、意味はなんと
イエス・キリスト
なんです!
ちなみに、正式な英語で書きますと
Jesus Christ
となります(^^)
Merry Christmas の
Christ
の謎が解けました。
つまり、キリストのことだったのですね(*´∀`)
Christmasは、さらにもう一弾界分解できる英単語で、
Christ + mas
と分けることが可能です。
この「mas」 の意味がわかれば、真相に近づきそうです。
で、いきなり回答となりますが、mas はミサ、という意味です。
ミサは少し聞きなれないのですが、キリスト教の儀式のことを指しています。
つまり、Christ + mas は、イエス・キリストの生誕をお祝いする儀式、ということになります(・ω・)ノ
これを現代風に噛み砕いた「Merry Christmas」の訳は、
「楽しいクリスマスを!」
というような意味になります。
もっと日本語っぽくするならば、
- 素敵なクリスマスを
- 良いクリスマスを過ごしてね!
みたいな感じですヽ(´▽`)/
これでようやく、Merry Christmasの本当の意味や由来がはっきりしましたね♪
クリスマスのつづりは2つある!?
町で見かけるクリスマスを表す言葉は、
- Christmas
- Xmas
の2つがありますよね。
どちらも同じくらい良く見かけます。
先程、正しいのはMerry Christmasだと解説しましたが、じゃあXmasという言葉は、一体何故生まれ、そして使われているのでしょうか?
次は、2つあるクリスマスのつづりの意味に迫りたいと思います!
Christmasの意味や由来について
Xmasは、本当に間違っているのでしょうか?
実は、これはこれで正解なんです。
なぜかといいますと、Xというのは、十字架の意味をもっているのです。
確かにXの形は十字架に似ていますよね(^^)
また、キリストという言葉自体が実はギリシャ語の Χριστοςからきており、これを「クリストス」と読みます。
そしてXという文字は、キリストを示すという一般認識が作られたそうです。
そこからイエス・キリストの生誕祭=Xmasという表記が生まれていったというわけですね。
ですので、
- Christmas
- Xmas
どちらの表記もただしい、ということができます(・ω・)ノ
ただ、より本来の意味に近いのが、キリストを意味するChristが単語の中に含まれている【Christmas】というわけです。
クリスマスのつづりの使い分け方
Christmas、Xmas。
どちらも正しいつづりで、意味も同じです。
なので結論をいいますと、特に使い分けをする必要はありません(笑)
ただし、一点注意していただきたいことがあります。
X’masという表記はしないでください!
「あれ?今までのものとなにがちがうの?」
というくらい些細なちがいなのですが、実はこれをしてしまうと間違いになります。
X’mas をよくみていただくと、上にコンマのような点がついていますよね。
これはアポストロフィーと呼ばれるのですが、なにかを省略するための記号です。
X =キリスト
mas=ミサ
が先ほど紹介したXmasを構成する単語それぞれの意味でした。
つまり、この時点でもう何も省略するものがないんです。
なので、Xの右側に点(アポストロフィー)を打つ表記は間違いとなりますのでご注意ください(・ω・)ノ
外国語のクリスマスについて
せっかく英語での表記をみてきましたので、ついでに他の国の言葉もみておきましょう(^^)
- フランス語:”Joyeux Noël”
- ドイツ語:”Frohe Weihnachten”
- スペイン語:”Feliz Navidad”
- タイ語:“สุขสันต์วันคริสต์มาส”
- インドネシア語:” Selamat Hari Krismas”
などがあります。
英語の表現に飽きたわ、というチャレンジ精神旺盛な方がいらっしゃいましたら、これらの単語をオススメします!
今年のクリスマスカードや飾り付けに、英語以外の表現をつかってみるのも新鮮で話題を狙えるかもしれません( ̄ー ̄)
ちなみに、
メリークリスマス
というこの表現は、とてもキリスト教に関係の深い表現となります。
英語圏の人たちでも、もちろんキリスト教以外の宗教の人や、特定の宗教をもたない人たちはたくさんいます。
そういった人たちは、Merry Christmas の代わりに、Happy Christmasという表現も、わりとよく使われています。
大学の時私もそうでしたが、海外の大学から留学してきている方などは、わりとこの表現を口にしたりしているので、海外の方とクリスマスシーズンに接する時はちょっと意識して聞いてみてください(^^)
英語スペルでメリークリスマス!
今回は、メリークリスマスの正しい英語スペル・つづりについて色々と掘り下げていきました。
日本では宗教に関係なく、冬のイベントとして楽しまれているクリスマス。
街がクリスマスムード一色になるこのシーズンに、Merry Christmasの意味をご紹介しました。
間違いとして紹介した、X’masという表現・・・実は結構看板や広告に使われちゃってたりします(笑)
しかも、結構大手の会社の広告などにも乗っているので、暇な時間違い探し的に、みつけてみてもおもしろいです(*´∀`)
Merry Christmas
Xmas
どちらも正しい表現ですが、日本ではやはりMerry Christmasの法が多いかなと感じます。
ただ、どちらも正解な言葉ですので、自分の感性にあったほうを用いてもらえればなと思います(^^)
それでは、皆様、素敵なクリスマスをお過ごしください!
Merry Christmas! ヽ(´▽`)/
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