一年生の漢字を一覧表にして紹介します。また、一年生という勉強に慣れていない子ども達に覚えてもらうための勉強方法や漢字テストなども書いています。プリントは無料ですので、一覧表を印刷して勉強に役立ててくださいね!

一年生で習う漢字、一覧表で確認していきましょう(^^)

小学生になると、学校で本格的な授業が始まります。

 

国語

算数

生活

 

などなど、今まで習ったことのない勉強に心躍らせる子供もいれば、中にはここで勉強が嫌いになってしまう子供も・・・
今回は、家庭教師をして数学0点の子を半年で高校受験合格にまで導いた私のけい、一年生から漢字を好きになってもらうための方策をお伝えしていきます♪

記事は下に続きます。

一年生で習う漢字はいくつある?

それでは早速紹介していきます。
今回は、一年生で習う漢字一覧表です。

小学生最初の一年で習う漢字は意外と多く、なんと80文字も存在しています。
大人から見たら簡単な、一般常識的な漢字ばかりではありますが、そもそも漢字自体を書いたことのない子どもたちにとってはかなりの難問と言えます。

ご両親を始めとした大人の方たちにわかりやすく言えば、

 

ベトナム語を1から覚えろ

 

というようなものです。
・・・ね?難しいでしょう(^_^;)

 

今まで知らない言葉を新しく覚えるというのは、年齢に関係なく誰にとっても難しいものなのです。
ですが、ここで苦手意識を残してしまうと、今後の勉強自体が嫌いになってしまったり、漢字嫌いになってしまうことも少なくありません。

基本の漢字である80文字、しっかり覚えてもらいましょう(^^)

一年生の漢字80文字一覧表で紹介!

さて、まずは実際に小学1年生で習う漢字を一覧表にしたのでこちらを紹介します。
プリントすればそのまま持ち運びして、いつでもどこでも漢字の勉強ができますので便利ですよ♪

あ、もちろん無料ですよ( ̄ー ̄)

 

 

となっています。

イチ
ひと(つ)


ふた(つ)

サン


よ(つ)


いつ(つ)

ロク

シチ
なな(つ)

ハチ

キュウ

ここの(つ)

ジュウ


みぎ


あま
あめ

エン
まる

オウ

オン
おと


した



はな

バイ
かい

ガク
まなぶ


キュウ
やす(む)

ギョク
たま

キン
かね

クウ
そら

ゲツ
ガツ
つき

ケン
いぬ

ケン
み(る)
み(える)

コウ
くち

コウ


ひだり

サン
やま



いと


みみ

シャ
くるま

シュ

シュツ
だ(す)
で(る)

ジョ
おんな

ショウ

ちい(さい)

ジョウ
うえ

シン
もり

ジン
ニン
ひと

スイ
みず

セイ
ただ(しい)

セイ
い(きる)

セイ
あお(い)

セキ
ゆう

セキ
いし

セキ
あか(い)

セン

セン
かわ

セン
さき

 

ソウ
はや(い)

ソウ
くさ

ソク
あし
た(りる)

ソン
むら

ダイ
おお(きい)

ダン
おとこ

チク
たけ

チュウ
なか

チュウ
むし

チョウ
まち

テン

デン


つち

ニチ

ニュウ
はい(る)

ネン
とし

ハク
しろ(い)

ヒャク

ブン
ふみ

モク

ホン
もと

メイ

モク

リツ
た(つ)

リキ
ちから

リン
はやし

 

このようになっています!
他にも読み方があるのは事実ですが、ここではあえて基本的な音読み・訓読みのみを載せています。

真面目な子供や、勉強させたい方などの場合どうしても

 

完璧に覚えなきゃ!

全部覚えなさい!!

 

となってしまいがちです。
・・・ですが、こんな勉強、楽しいですか?

 

子供が最も伸びる瞬間=楽しい時間です。
いつ使うのかもわからないような読み方まで一度に覚える、これのどこが楽しいのでしょうか。

実際、私が教えてきた子どもたちも、年齢を問わず楽しい勉強をしているときほど覚えがよく、成績もどんどん良くなっていきました。
まずは、子供が楽しいと思える勉強方法から一緒に考えてみてはいかがでしょうか(^^)

 

ちなみに、小学1年製の子供がよくつまずく漢字が、上で赤色にしている

 

 

です。
これらは、単純に書くのが難しいことが、そのまま覚えの悪さにつながっている印象があります。

【車】などは私達大人にとっては当たり前すぎる単語ではありますが、そもそも自転車すら乗っていない子供からすると未知の文字の一つです。
中々覚えられなくて当たり前ですので、周りの大人はまずそのことをしっかり理解してあげてくださいね♪

それでは、一年生で習う漢字がわかったところで、次はその覚え方について見ていきたいと思います!

覚え方を紹介

さて、ここからは一年生の漢字の覚え方について紹介していきます。
何と言っても、やはり漢字は覚えなくては意味がありません・・・が、ここでいやいや勉強して覚えてしまうと、苦手意識を持ってしまうことにも(^_^;)

ここからは、私が実際に家庭教師時代に実践し、効果のあった漢字の覚え方について紹介していきます。
本当に子どもたちが楽しんでくれるので、ご期待下さい( ̄ー ̄)

読み方をまず覚える

まず最初に実践してほしいのは、読み方を覚えるということです。

いきなり漢字を覚えようとする方もいますが、これはあまり効率的とはいえません。
読み方を覚えるということは、必然的にその漢字を見ることにもつながります。

そして、読むために何度も目にしているうちに、小学一年生で習う画数の少ない漢字ならある程度頭に入ってくるのです。
漢字の書き取りが苦手な子供は多く、実際私もこれで漢字が大っ嫌いになりました(^_^;)

もちろん書き取りは覚える上で有効な手段の一つかもしれませんが、少なくとも漢字に慣れていない小学一年生にはやや難易度の高い学習方法と言えます。
まずは確実に、読み方をしっかり覚えるところから始めましょう。

そして、書き取りはできなくても、読みがある程度できたら過ぎのステップへ進みます(^^)

実際にその漢字に触れてみる

ある程度読めるようになったら、次は実生活でこの漢字に触れてもらいましょう。

 

漢数字表記の時計を読んでもらう

漫画を一緒に読む

テレビニュースの文字を一緒に音読

部屋の中にある知っている漢字を探す

 

などの方法で、実際に学んだ漢字を使ってもらいましょう。
例えばスポーツなどでもそうですが、いくら知識として知っていても、実際に使ってみるまではその技術はあなたのものにはなりません。

自分の体で実践し、失敗を重ねるうちに段々とあなたの技へとなっていくのです。
そしてそれは、漢字でも同じです!

実際に学んだ漢字を実生活で活用していくことで、知識が知恵となり、子どもたちの中に吸収されていくのです。

そして何より、自分で知ったことを使うのは楽しいです(^^)
子どもたちが勉強していく中で、この楽しみをいかに作り出すかが大人たちの腕の見せ所です。

小学一年生です。
まだまだわからないことがあってもいいじゃないですか。

でも、勉強に苦手意識・嫌いだという気持ちを抱くのだけはもったいないです。
私がそうなのですが、知らないことを学ぶのは本当に楽しいです。

知識欲、という言葉があるように人間は本来知らないことを知りたがる生き物です。
その気持を素直に表現できるよう、私達大人がサポートしていくことが子どもたちの能力を最大限伸ばしていく上で必要となります。

 

「わあっ、この文字知ってるよ!」

「これ、ひとって読むんだよ先生♪」

 

子どもたちが自分の知識を活用し、楽しそうに話をしてくれる瞬間、私もまたたまらなく楽しかったです。
ぜひぜひこの手法、実践してみてくださいね(^^)

出来る部分に焦点を当てる

漢字を覚えたらいよいよ問題に入っていくわけですが、ここで大事なのは

 

出来る部分に焦点を当てる

 

ということです。
と言っても

 

「10問中、2問しか合っていないじゃないか!」

 

などと叱るのではありません。
むしろ逆です。

 

「2問も合ってる!よく知ってるな~」

 

と、正解した事実に目を向け、子供を褒めていくということです。

子供は、褒められたほうがやはり嬉しいし、伸びます。
ですが鋭い感覚を持っている彼らは、本音ではない気持ちに何処か気づいてもいます。

そのため、ただむやみに褒めるのではなく、正解した数に焦点を当て、その事実を褒めれば良いのです。

正解したのは事実ですし、それを褒めたところで何も間違えではありません。
できなかった所ではなく、出来る部分を認め、伸ばしていく。

これが子供達が勉強を好きになる一番の教え方です(^^)
実際私が教えていた子も、最初は点数ばかり気にして辛そうでしたが、段々と

 

「先生、この問題はわかったよ!」

 

と、できたことに焦点を置くようになってきました。
それと同時に、徐々に成績が伸びていくことに、最初は生徒自身が驚いていました(笑)

実はこの方法、私が恩師にしてもらったことなんです。
国語の偏差値が、この方法一つで25UPしたので、他の子にも効果あるかも・・・と試したら大当たりでした( ̄ー ̄)

 

出来る部分に焦点を当てる。
たったこれだけで、子どもたちはどんどん伸びていきますよ(^^)

漢字ドリルは1冊で十分!

最後は、漢字ドリルの使い方を少々。
世の中にはたくさんのドリルがありますが・・・

 

1冊で十分

 

です!!

複数冊買ったとしても、一年生で習う漢字は80文字と決まっていますし、それ以上増えることはありません。
むしろ、たくさんのドリル目の前にあると、子供は義務感やプレッシャーに押しつぶされてしまい、勉強をますますしなくなってしまいます。

それなら、1冊のドリルをやり抜く。
こっちのほうがとっても効果的ですし、何より経済的です(笑)

漢字テスト問題に挑戦!

さて、最後に小学1年生の漢字だけを用いた漢字テストに挑戦してみましょう!
全部で10問、しっかりといてみてくださいね。

もちろん、間違えた数じゃなく、正解した数を褒めることも忘れずに(^^)

読み問題

()の中のよみがなをこたえなさい

もんだい1

 

木()をたおす

 

こたえ き

もんだい2

 

きょうは水()ようびだ

 

こたえ すい

もんだい3

 

車()でおでかけだ

 

こたえ くるま

もんだい4

 

青()いうみ

 

こたえ あお

もんだい5

 

雨()がふる

 

こたえ あめ

書き取り問題

ここからは、()のなかにかんじを書きなさい

 

もんだい6

 

ポストはあか()い

 

こたえ 赤

もんだい7

 

ただ()しいかんじ

 

こたえ 正

もんだい8

 

げつ()ようびからがっこうがはじまる

 

こたえ 月

もんだい9

 

まち()にでかけよう

 

こたえ 町

もんだい10

 

くるまにき()をつけて

 

こたえ 気

一年生の漢字はとっても大事!!

今回は、小学一年生の漢字一覧表や、その覚え方・漢字テストを紹介していきました。

大人にとって当たり前の漢字であっても、小学一年生の子供達にとっては未知の文字であり、初めて見るものばかりです。
わからないことをばかにするような言葉はもちろん、態度にも決して出してはいけません!!

 

わからなくて当たり前

知らないことに挑戦しているんだ

 

この気持ちを、大人は忘れてはいけないのです。
特に子どもたちは成長速度に違いがあるため、勉強がすぐにできる子もいれば、なかなか覚えられない子供もたくさんいます。

 

「あの子はすぐに覚えたのにうちの子は・・・」

 

と言った具合に、他の子供と比べる必要はありませんし、そもそも比べる意味がありません。
何故なら、勉強は競争のためではなく、その子が必要だからやることであり、また楽しんでやるべきものなのです。

競争にこだわる必要など、全くありません(^^)
どうか周りの大人の方がまずそのことに気づいてあげてください。

あなたの子供が勉強を好きになるか嫌いになるかは、この最初の勉強である一年生の漢字への取り組み方にかかっているのですから。

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