お腹痛い

皆さんは、急な腹痛や下痢に悩まされたことはありませんか?
その症状、もしかしたら急性胃腸炎かもしれません。

今回は、勘違いされがちな急性胃腸炎の正しい治療法や胃腸炎の種類、その症状などについてお伝えしていきます!

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急性胃腸炎とは

そもそも、急性胃腸炎とはいったいどのような病気なのでしょうか?

突然襲ってくる原因不明の猛烈な腹痛

そして、それに続く下痢・・・

急性、と名が付く通り本当に何の前触れもなく、これらの症状が私たちを襲ってくるのです。

その痛みは言葉では言い表せないほどで、あまりの痛みにそこから身動き一つとれなくなってしまうことも少なくありません。
我慢するしか術はなく、ただただ痛みに苦しみながら収まるのを待つしかできない状態が続きます。

事実、私も去年急性胃腸炎になった際にはあまりの痛みで身動きができず、すぐそこの両親を呼ぶことすらできず地獄のような苦しみを味わいました・・・

結局、わずか3メートルほどの両親の部屋まで15分ほどかけて這っていき、親に報告、そのまま救急で入院となりました。

3日間の入院でしたが、何も食べることができず、退院後もしっかりと歩けるようになるまで数日かかりました。
この恐ろしい病気についてしっかりと伝えておくことが感染した私の使命だと思います。

そこで今回は、この病気について余すところなく紹介していきます!!

胃腸炎の種類

胃腸炎と一言で言っても、その種類は一つではありません。

大きく分けると

  1. ウイルス性
  2. 細菌性
  3. 非感染性

の3つに分類されます。

それぞれがどういったものなのか、詳しく見ていきます。

ウイルス性

まずはウイルス性の胃腸炎についてです。
この種類の胃腸炎はウイルスという名前から想像できるように、他者に感染していきます・・・

  • ノロウイルス
  • ロタウイルス
  • アデノウイルス

等が代表的なものとして挙げられます。
特にノロウイルスは最近日本でも猛威を振るっており、自分や家族が感染した方経験も多いのではないでしょうか。

ノロウイルスは1~2日ほど下痢や嘔吐などの辛い症状が続きますが、それを乗り越えると病状は落ち着きます。
しかし、ロタウイルスの場合は長いものでなんと1週間も症状が持続するケースもあるとのことです。

本人の体調なども関係するとは思いますが、感染したウイルスによっては1週間以上の休みを取らざるを得ないようです。

細菌性

もう一つ代表的な種類として挙げられるのは細菌性の胃腸炎です。

  • 赤痢菌
  • 腸管出血性大腸(O-157)
  • コレラ菌

等の恐ろしい伝染病を引き起こすものと

  • サルモネラ
  • 腸炎ビブリオ
  • カンピロバクター

などの食中毒の原因となる細菌が知られています。
私たちの生活に身近なものは、サルモネラや腸炎ビブリオなどの食中毒でしょうか?

最も食中毒が多い季節である夏に発生した胃腸炎のほとんどは、この細菌性のウイルスが原因だといわれています。

感染力はウイルス性のものに比べると弱く、手が触れた場合に発生する接触感染等はほとんど見られません。
ですが、ウイルス性に比べて細菌性の胃腸炎の方が症状自体はかなり重くなるといわれています。

細菌性の胃腸炎を発症する理由としては

『食べ物の調理が不完全』

『過熱が不十分=生焼け状態』

『作る人の手洗いが不十分』

等の理由により食べ物に細菌が残ってしまい、それが胃腸に到達、炎症を起こしてしまうのです。

非感染性

もう一つ、あまり知られてはいませんが非感染性の胃腸炎というものも存在します。

  • 食物アレルギー
  • 動脈硬化
  • 緊張などの神経性
  • 暴飲暴食

等が原因として挙げられます。

この非感染性の胃腸炎に関しては生活習慣の改善により防げるものも多いので、日ごろからしっかりと自己管理をしておくことが重要です。

また、食べ物や薬のアレルギー反応による胃腸炎は、場合によっては重篤化し、命にかかわる場合も・・・
食後、服薬後に移譲があった場合にはすぐに病院に駆け込みましょう!!

その際、何を食べたか、どんな薬をいつ、何で飲んだか等の細かい情報を提供することが原因解明・早期回復への近道となります。

神経性については・・・緊張したら誰でもお腹が痛くなるものです。
これに関しては、避けられないものかもしれません(-_-;)

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主な症状

急性胃腸炎の主な症状はどのようなものがあるのでしょうか??

急性胃腸炎とは、簡単に言うと突然襲ってくる胃炎・腸炎です。
そのため、症状も胃炎や腸炎のものと非常に似通っていて

  • 激しい腹痛
  • 下痢や血便
  • 咳や鼻水、発熱等の風邪症状
  • 胸やけや嘔吐
  • 全身を襲う倦怠感

といったものが代表的です。

咳や鼻水といった風邪の症状や、全身の倦怠感から

あれ、風邪ひいたかな?

と勘違いしがちです。
そのため治療が遅れ、症状が重篤化したのちに病院を受診するケースも少なくありません。

ですが、胃や腸が原因でない通常の風邪では我慢できないほどの腹痛や激しい下痢・血便といった症状は決して現れません。

これらの症状が出た場合にはただちに急性胃腸炎と判断し、少しでも早い病院の受診をすることが必要です。

重い症状の場合には急激な排便による血圧低下・それに伴う意識障害が発生することも。
特に高齢者はこれらの症状が体にかなりの負担をかけてしまい、場合によっては命を落としてしまうケースも・・・

胃腸炎

という名前からついつい甘く見てしまいがちですが、決して油断できない恐ろしい病気だということを肝に銘じていただけたらと思います。

意外と知らない正しい治療法

ここまでで、急性胃腸炎が決して油断できない恐ろしい病気であることはわかっていただけたと思います。
それでは、ここからは急性胃腸炎の正しい治し方について説明していきます。

どんな病気であれ、治療法は存在します。
恐ろしい病気ではありますが、正しい治療法さえ知っていればたとえ感染してもむやみにおびえる必要はなくなります。

しかし、何故かこの病気、正しい治療法があまり知られていないんです。

下痢止め・吐き気止めはNG!!

多くの方が、下痢は吐き気に襲われた際、下痢止め・吐き気止めを飲むかと思います。
ですがこの行為、実は最もやってはいけない事なのです。

急性胃腸炎になったということは、体内に細菌やウイルスが入ってしまっている状態です。
これらを体外に排出するための体の防衛反応こそが排便や嘔吐なのです。

しかし、薬でこれらの症状を無理やり止めてしまっては、せっかくのウイルスを体外に排出する機会を失ってしまいます。

私自身、感染したばかりですのでよくわかりますが、激しい下痢や嘔吐に襲われ続けるのは本当につらいものです。
ですがこれこそが、ウイルスを出し切り健康になるための近道なのです!!

辛いでしょうが、健康になるため、元気な体に戻るためと言い聞かせぐっとこらえましょう。

こまめな水分補給で脱水症状を予防しよう!

先ほど書いたように、完治までの一番の近道は嘔吐や下痢で体内のウイルスや細菌を出し切ることです。
ですがこのとき注意することが一つ。

それは、脱水です。

下痢や嘔吐症状が続くと、一緒に体の水分も排出されてしまいます。
また、発熱が続くと体の水分はさらに奪われてしまうことに・・・

高齢者や子供など体力のない人たちにとっては、病気による脱水症状こそが最も危険な症状といえるものなのです。

嘔吐が続いているときに水分を取るのはかなりつらいのですが、少量ずつでもいいので水分を取ってください。
脱水症状を予防するためにも、こまめな水分補給を心がけましょう。

水分接種は経口補水液が理想

急性胃腸炎時の一番理想的な水分補給方法は経口補水液による水分接種です。
普通の水でも水分補給はできるのですが、より早い回復を望むなら経口補水液にて水分を取ってもらえたらと思います。

ここでも間違えやすいポイントが。
それは、

スポーツドリンクによる水分接種

これをしてしまう人が大勢いますが、いけません。

水分補給に限るならばスポーツドリンクでも十分なのですが、この飲み物、実は消化吸収の際に胃腸へかける負担がかなり大きいのです。

そのため、胃腸が弱った状態にある急性胃腸炎時の水分接種には適さないのです。
その点、経口補水液は

  • 胃腸への負担が少ない
  • 吸収しやすい
  • 手に入りやすい(薬局・ドラッグストアなど)

と利点がそろっています。

その効果は高く、病院での点滴と同程度の効果があるとまで言われています。
急性胃腸炎時の水分補給を行う際には、是非経口補水液を活用してもらえたらと思います。

ただ、一人暮らし等の事情でどうしても経口補水液を買いに行くことができない、といった方もいるかと思います。
そこで、簡単に経口補水液の作り方も書いておきます

  • 砂糖:40g
  • 塩:5g
  • 100%果汁:150~200ml+水で合計1ℓになるように調整

これらを混ぜ合わせれば完成です。
果汁な何でもいいのですが、もしあるならばりんごか、ビタミンCがたっぷり詰まったミカンの果汁を使用するのがおすすめです。

特にリンゴに含まれているペクチン等の食物繊維の効果で腸の働きを活発化し、消化吸収を助けてくれます。
更に整腸作用もあるので、まさに急性胃腸炎のための果物とさえ言えます。

食事は控える

急性胃腸炎にかかった際には、食事は控えましょう。
弱った胃や腸に負担をかけてしまうからです。

出来れば1~2日は食べ物はなるべく口にせず、胃腸をしっかりと休めてあげることが大事です。

下痢や嘔吐といった症状が治まった後も注意が必要です。特に若い人などは

やっと治った!!

と喜び、いつも通りの食事をとってしまいがちです。
しかし、病気の症状が治まっただけであって肝心の胃腸はまだまだ回復しきってはいません。

まずは白粥など胃に優しい、消化吸収しやすいものから食事を再開していきましょう。

油もの、アルコール、カフェインなど胃腸に負担をかけるものは絶対に食べてはいけません!!

また、数日たっても下痢が治まらないという方はリンゴのすりおろしがおすすめです。
先ほど書いたように消化吸収に優れ、整腸機能もありますので弱った胃腸には最適です。

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まずは病院へ

色々な治療法を書いてきましたが、一番確実なのはやはり病院への受診です。
素人が勝手に判断して治療してしまっては回復も遅く、場合によっては違う病気である可能性も潜んでいます。

水分が摂取できない場合には点滴も処方してくれますので、辛い症状に苦しむよりもまず最初に病院へと足を運んでもらったらと思います。

完治までの期間は?

それでは最後に、完治までの期間についてみていきます。

正しい治し方を実践した場合、すぐに治るのかといえばそうではありません。
初めに私の体験談を書きましたが、症状が治まり退院した後も数日はまともに歩くこともできませんでした。

それだけ回復の遅い病気なのです。

ウイルス性か細菌性か、あるいは非感染性の胃腸炎かにより異なりますが、

下痢や嘔吐といった主症状が治まるまでに2日~1週間

その後、胃腸が回復するまでに1~2週間、長い人では1か月はかかるとみていいかと思います。

体力のない高齢者や子供は重篤化しやすく、さらに回復にも時間がかかります。
食事なども配慮し、しばらくは油ものや刺激物を控えましょう。

早い回復を望むなら、胃腸をいたわった生活習慣を送るよう心がける必要があります。

終わりに

いかがだったでしょうか?
今回は急性胃腸炎の正しい治し方やその症状、完治までの期間について紹介していきました。

最後にもう一度治し方をまとめると

  1. 下痢止め・吐き気止めは飲まずウイルスを体外に出す
  2. 食事は極力控える、刺激物もダメ
  3. 水分補給はこまめにしっかり行う
  4. 症状が治まってもしばらくは胃腸に優しい食事を心がける

といったところでしょうか。
急性胃腸炎はその症状もなのですが、胃腸がなかなか回復しないところも厄介な点と言えます。

こればかりは私たちがしっかりと自己管理を行い、胃腸に優しい生活を送るしか治す方法はありません。
病気について正しく理解し、完治するまで気長に付き合っていくことが重要です。

今回はかなりの長文となってしまいました。
ここまでお付き合いいただき本当にありがとうございます!!

最後に、当サイトで取り上げた病気に関するまとめ記事を載せています。
高齢者の方に関する病気はもちろん、心筋梗塞・肝硬変など身近に潜む危険な病気に関しても取り上げていますので興味のある方は是非覗いてみてもらえたらと思います。

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