電池の捨て方・廃棄方法について詳しく解説します。この記事では、家でよく使う電池の乾電池とボタン電池、それぞれの正しい捨て方を解説すると共に、安全に処分するために必須な絶縁処理についても詳しくお伝えします。
電池の捨て方、正しく知っておきましょう!
消耗品であり、生活に欠かせないアイテムの一つ・電池。
今回はこの電池の捨て方について詳しく解説していきます。
廃棄方法を間違っていると、思わぬ危険が潜んでいます。
しっかり理解してもらえればなと思います(;・∀・)
電池の捨て方・廃棄方法!
今回紹介する電池の捨て方ですが、電池と一言で言っても色々ありますよね(^_^;)
その中でも、特に家庭でゴミとして出やすい
- 乾電池
- ボタン電池
それぞれの捨て方に焦点を当てて、詳しく解説していきます。
まずは、リモコンなどありとあらゆる場面で大活躍する、乾電池の捨て方からです。
乾電池の捨て方について
最もよく目にする電池であり、身の回りの電化製品の多くに用いられています。
基本的には、乾電池はあなたが住んでいる自治体のゴミの日に出すことが決められています。
ただ、【電池ゴミ】などという名称はなく、多くの場合
- 資源ごみ
- 不燃ごみ
- 有害・危険ゴミ
といった名前にて回収・処分されていますね。
また地域によっては、埋め立てゴミと言う名目で、月に1回程の回収日に業者の方が回収にやってきてくれます。
捨て方も様々で、
- 袋に入れる
- 缶に入れる
などありますので、必ず住んでいる市町村ごとのルールを確認して下さい。
ちなみに、あなたが住んでいる市のホームページに行けば、直ぐに確認は可能です(*´∀`)
ちなみに、最近では家電量販店などでは大きなドラム缶等が置かれていて、そこで電池を回収してくれていることもしばしばあります。
これなら、ゴミの日をいちいち覚えておく必要がないので、助かります。
見かけたらお店の場所を覚えておくと便利ですね(^^)
乾電池は燃えるゴミで出してもいいの?
時折
面倒だから・・・
という理由で燃えるゴミにこっそり入れて出す方もいるようですが、絶対にいけません!
最悪ゴミの中でショートしてしまい引火、火事などを引き起こす恐れもあります。
ゴミ収集車の中で燃えてしまった場合、他の燃えるゴミにまで引火して大事故にも繋がりかねません。
絶対にやめて下さい。
ボタン電池の廃棄方法
続いては、時計などに使われることの多いボタン電池の捨て方についてです。
こちらの廃棄方法ですが、基本的に市町村のゴミに出すことは出来ないことを、まず知っておいてもらえればと思います。
というのも、ボタン電池には微量ではありますが、有毒な物質である水銀が含まれているためです。
必ず、回収協力店が設置してくれている回収ボックスに持っていくようにして下さい。
ちなみに回収協力店とは、
- 電気屋
- 家電量販店
- 時計屋
- カメラ屋
- ホームセンター
- 補聴器を置いてある店
などがありますね。
時折、店頭においてない場合もありますが、上記したお店なら、ほとんどの場合一声かければ預かってくれます。
「ボタン電池を処分したいんですけど?」
と尋ねるだけでOKです(^^)
コイン電池について
ボタン電池とよく似ているのですが、微妙に形の違う電池があります。
それは、コイン形リチウム電池です。
こちら、なんとボタン電池の回収ボックスに入らないことがしばしば・・・
本当に微妙なサイズの違いなのですが、ボタン電池より一回り大きいため、回収ボックスに入れることが出来ない場合も(;・∀・)
では、どうすればいいか・・・その答えは、
乾電池と同じ処分方法で大丈夫
です!
形こそ似てはいますが、ボタン電池と違って、コイン形リチウム電池には水銀は含まれていません。
ですから、安心して処分してもらえればなと思います。
電池を捨てるときは絶縁処理を!
電池の捨て方で、気をつけてほしいことがあります。
先程、燃えるゴミの中に入れておくと、ショートする恐れがあると書きました。
これ、何も燃えるゴミの中に限った話ではないんです!
あなたがもし、乾電池に何も処置をすること無く、そのまま袋に入れておいているとしたら・・・それ、実はかなり危険です!
- 複数の電池を一緒にしている
- 金属製品と一緒くたに保存
このような場合、電池のプラス極とマイナス極がつながってしまい、大きな電流が発生!
そのまま発熱現象や、最悪発火してしまう可能性も・・・
電流による発火は実際毎年あちこちで起こっている事故であり、その火力は恐ろしいものがあります。
コレを防ぐためにも、電池を処分する前には必ず絶縁処理を行いましょう。
と言っても、別に難しいことではありません(^^)
乾電池なら、プラス極・マイナス極それぞれにセロハンテープやビニールテープを貼っておく。
これだけで絶縁処理が可能となります。
ボタン電池の場合、小さいですのでそのままテープでクルッと巻いてしまえばOK!
絶縁対策となります。
あなたの家の火災はもちろん恐ろしいですが、先程書いたようにゴミ回収車まで燃えてしまう大事故にもなりかねません。
必ず、絶縁処理して不必要な事故は防ぐようにしましょう。
電池の捨て方まとめ
最後に、電池の捨て方をまとめておきます。
POINT
- 乾電池
=自治体の回収方法に従って、指定されたゴミの日に出す - コイン形リチウム電池
=乾電池と同様 - ボタン電池
=回収協力店に持っていき、引き取ってもらう(回収ボックスに入れる)
この3つのボタンの処理方法さえ抑えておけば、迷うこと無く電池の処分をすることが出来ますね(^^)
あと、絶対に忘れてはいけないのが絶縁処理!!
これをしておかないと、あなたの家の中で電池がショートして発熱、最悪他のゴミと一緒に燃え広がってしまう危険性も。
しっかりと絶縁処理して、正しい廃棄方法での処分をお願いします。
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