蛍光灯を交換するときの付け方・外し方について解説していきます。意外なコツや注意点、交換時電気がつかない原因などについても詳しく見ていきます。

蛍光灯の交換方法について、詳しく紹介していきます。

介護職というのは、家事全般を行う仕事です。
料理はもちろんのこと、洗濯・掃除だって行います。

今では趣味が料理になってしまうほど、大好きになりました(^^)
そんな私たちですから、施設内の蛍光灯や訪問介護で訪れたご自宅の電球交換も大事な仕事の一つです。

そしてこの蛍光灯で、私はかつて大失敗をしてしまいました・・・
私と同じ失敗をしないためにも、今回は皆さんに蛍光灯交換時の付け方、外し方について解説していきます!

蛍光灯の交換方法

それでは、早速紹介していきます。
今回は、蛍光灯の交換方法という事で、蛍光灯の付け方・外し方について詳しく見ていきたいと思います。

「外し方が分からない・・・」

「無理矢理はめたら落ちてきそう」

「割れそうで怖い」

もろくてしかも扱い慣れてない蛍光灯の交換は、たとえ男性であっても恐怖や不安が頭をよぎってしまいます。

私も、かつてはそんな男の一人でした。

今回、何故このような記事を書こうと思ったのかと言いますと・・・実は先日、私が蛍光灯を交換する際に感電してしまったからなんです!!

生まれて初めて、電気が体の中を走り、体がしびれてしまいました(^_^;)
脚立に乗って天井の蛍光灯を変えていたので、本当に良く落ちなかったものだと我ながら感心しています。

落ちていたら頭を打っていましたし、体を流れた電気が原因で、ひょっとしたら感電死する可能性もあったのです・・・

このように、蛍光灯の交換は一歩間違えれば大事故にも繋がりかねない危険な作業なのです!!

とはいえ、しっかりと付け方・外し方さえ知っておけばそのような心配もありません。
この記事で、やり方や注意点をしっかりと覚えていってもらえればなと思います。

外し方

まずは、蛍光灯の外し方についてです。
当然、蛍光灯を交換するためにはまず外すところから始まりますもんね(^^)

蛍光灯には沢山の種類の物が存在しています。
その中でも、特に家庭でよく使うのは

  • 直管型蛍光灯
  • 丸形蛍光灯

の2つです。
これらの付け方・外し方をしっかり覚えておけば、一般家庭ならまず問題は無いと言えます。

というわけで、この2つの蛍光灯の外し方をまずはお伝えしていきます。

直管型蛍光灯の外し方

直管型蛍光灯の外し方ですが、大きく分けて

  1. 90度回転させて外す
  2. 左右どちらかに押し出して外す
  3. 外側にあるカバーを中央に持ってきて外す

の3パターンがあります。
勿論、どのパターンかは家庭ごとに異なるのですが、最もポピュラーな蛍光灯はと言われれば、やはり1です。

力を入れすぎる必要はありません。
ただ蛍光灯を少し動かすイメージで、力を入れて下さい。

90度回すだけで、簡単に外れます。
下手に力を入れてしまうと割れてしまうこともあるので、くれぐれもご注意を。

2ですが、わかりやすいイメージで言いますと、リモコンなどについてある乾電池を外す感覚です。

片側にぐっと押し込み、外す。
あれと同じです。

ただ乾電池が、蛍光灯になっただけと思いましょう。
そうすれば、慣れない蛍光灯交換であっても、それほど苦も無く外すことが可能です。

最後の3ですが、一番簡単に外すことが出来るのは実はこのタイプなんです。

というのも、両側に銀色のカバーがついており、これを中央に向かって押すだけで

ポンッ

と聞こえそうなくらい簡単に取れてしまいます(^^)

初めて見たときは焦りますが(私が施設でそうでした・・・)、外し方さえ知っていれば何の問題もありません。

焦らず落ち着いて取り外して下さいね。

1と2ですが、実は明確な見分け方はないんです。
外から見たら分からない場合がほとんど。

こればかりは、実際に1の外し方を実践してみて、蛍光灯が回らないようなら2のパターンだと判断するしかありません。

間違ったはず仕方をしたからと言って蛍光灯が割れる心配はありません。
もろいイメージの蛍光灯ですが、案外丈夫です。

安心して交換して下さいね。

丸形蛍光灯の外し方

お次は、丸形蛍光灯の外し方です。
なんとなく難しいイメージを持っている方も少なくないですが、実はとっても簡単なんです!!

丸形は外し方が一通りしかないので、一度覚えてしまえば二度目以降の交換はとっても楽になるのです。

やり方は

  1. ソケットを外す
    (蛍光灯とそれをつなぐ線の間についてある金属部分です)
  2. 蛍光灯を固定してある留め具を外す

たったこれだけ!
二つの動作を行うのみで、簡単に取れちゃうんです。

ソケットの外し方ですが、片手でソケットを、開いた方の手で蛍光灯を支えます。
あとは、コンセントを抜くように引き抜けば簡単に外れます。

時折、外れにくいタイプの物もありますが、その場合は経験上、やや上目に引っ張れば外れやすいので試してみて下さい。

金具の方は簡単に外れますので、こちらは蛍光灯を落とさないようにだけ注意していれば大丈夫です。

付け方

蛍光灯を外したら、いよいよ取り付けです。
こちらも、2種類の蛍光灯それぞれで見ていきたいと思います。

直管型蛍光灯の付け方

まずは、直管型蛍光灯の付け方です。

といっても、特別なことをする必要はありません。
外したときの反対の動きをすれば良いのです!

具体的には、それぞれのパターンごとに

  1. 90度反対にまわす
  2. 左右どちらかに押し入れる
  3. カバーを外側に持って行く

と言った行為を行うのみです。
とっても簡単ですよね♪

蛍光灯を外せた方なら、ほぼ間違いなく付けることが出来ます。
ですので、付ける際にはリラックスして、

「さっきと反対のことをやれば良い」

と考え、気楽に挑んでもらえたらなと思います。

丸形蛍光灯の付け方

さて、丸形蛍光灯の付け方ですがこちらも簡単です。
先程外した際の反対の動きを行うのみです!・・・って、しつこいですね(^_^;)

順番としては

  1. ソケットを穴に刺す
  2. 金具で固定する

の順です。
これで完成、丸形蛍光灯は付け外しともとっても簡単なので助かりますね。

注意点

ここで、蛍光灯交換時における注意点をお伝えしたいと思います。

たった二つですが、この二つを守らないと大けがに繋がる可能性もあるので、しっかり肝に銘じておいて下さいね。

電源は必ず切る

当たり前のことのように思えるかもしれませんが、必ず蛍光灯の電源を切っておいて下さい。

私は、これの確認を怠ってしまったがために感電し、体に電気が走るという実に嬉しくない経験をしてしまったのです。

特に注意したいのは、完全に蛍光灯が切れてしまっているとき。
この状態では、電源が入っているのかいないのか分からない場合があります。

必ず電気のスイッチを見て、電源が入っていないのを確認して下さい。
分かっているつもりでも、いざ本番になると案外忘れているものです。

二回・三回とチェックして下さいね。

足場に気を付ける

もう一つは、足場です。
ほとんどの方が椅子を土台に、あれば脚立を用いて交換作業を行うかと思います。

プラスチックの椅子の場合、経年劣化により乗ると体重を支えきれず壊れてしまう場合も・・・(私はこれも経験しました(^_^;))

足場となる物のチェックはしっかり行いましょう。
また、トイレなどの蛍光灯を変える場合には、特に要注意!

普段なら気にしないようなわずかな段差であっても、人が乗った椅子は簡単に傾き倒れてしまいます。
出来れば誰か他の方に足場やあなた自身を支えてもらうのが望ましいです。

蛍光灯を手に持った状態で椅子から落ちれば、大けがにも繋がりかねません!
くれぐれも注意して下さいね。

交換しても電気がつかない時の原因

蛍光灯を交換し終えてスイッチを入れたら明かりが・・・つかない!

こんな経験はないでしょうか?
実はこれ、大きく分けて二つの要因が考えられるんです。

特に、家で古い蛍光灯の方を用いている方は、今から紹介する事が原因でつかない場合がほとんどです。
しっかり見ていってくださいね(^^)

グローランプが切れている

蛍光灯を交換したからと言って、それだけで交換終了とはいかない場合があります。
もう一つ、変えなければいけないものがあるんです。

それが、グローランプです。
グロー球、点灯管とも呼ばれています。

蛍光灯の近くについている豆電球のようなものをご存知でしょうか。
これがグローランプで、こちらが切れてしまっていると、蛍光灯を新しくしても電気がつかないんです。

最近の蛍光灯はLED電球になったこともあり、それ単体でつけることが可能です。
ですが、少し古いタイプの場合、点灯管が作動しなければ蛍光灯に明かりがつかないんです。

実際、私も施設で蛍光灯を変えた際に見たのですが、

  1. まず最初に点灯管が
  2. その後、本体と言える蛍光灯に

明かりがつきました。
どうやら、点灯管が切れているとそもそも蛍光灯にまで電気が行かないようなのです(^^;)

新しい蛍光灯にしたにも関わらず電気がつかない場合は、まずこの点灯管が切れていないのかをご確認ください。

本体の故障

もう一つ電気がつかない理由として考えられるのは、本体の故障です。
10年も使っていると、照明器具本体の故障の可能性も十分考えられます。

実は、配線コードを保護しているゴム製のカバーが、長く使っていると劣化し、それが原因となって本来流れるはずの電気が逃げてしまうことも・・・

これは電気がつかないばかりか、ショートや漏電と言った危険な状態にもつながる恐れもある非常に危険状態です。

10年とまでいかなくても、7~8年、あるいはそれ以上使っている場合には必ず安全点検を!!
照明器具の確認、場合によっては交換も視野に入れる必要があります。

新しい電気で部屋も心も輝こう!

いかがだったでしょうか?
今回は蛍光灯の交換方法という事で、直管型蛍光灯と丸型蛍光灯、2種類のつけ方・外し方について見ていきました。

慣れるまでは大変な作業に感じる蛍光灯の交換ですが、見ていただいた通り実際にはそう難しい作業はありません。

焦らず、手順に従って行えば誰にでも交換は可能です。
また、今回かいた注意点についてもしっかりと読み、交換の際には守ってもらえたらなと思います。

新しい蛍光灯に変えると、その光で部屋も心も明るくなったように感じますよね(^^)
綺麗な蛍光灯で気持ちを一新、明るい毎日を過ごしましょう!!

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