フロントガラスにヒビが入ったとき、あなたならどうしますか?この記事では、フロントガラスにヒビが入る原因や、その場でできる5つの応急処置についてお話ししていきます。

車のフロントガラスに、突然ヒビが入ったことはありますか?

デイサービスや訪問介護センターで働いている方はわかるかと思いますが、車と介護士は切っても切れない関係です。
実際、車がなければ送迎や訪問介護を行うことはできません。

そんな私たちですから、車のメンテナンスは常にしっかりとしておく必要があるんです。

今回は、その中でもよく起きて、そしてとっても困ってしまうフロントガラスのヒビについてその原因や応急処置のやりかたを見ていきたいと思います。

フロントガラスにヒビが!!

それでは早速紹介していきます。
今回は、実はかなり怖い車のフロントガラスにヒビが入ってしまう原因やその場でできる応急処置についての紹介です。

私たち介護士、特にデイサービスの職員は高齢者の方を車に乗せて送迎を行います。
そのため、何よりもまず安全運転が求められるのです。

ですが、どれだけ気を付けていても、ちょっとした弾みでフロントガラスにヒビが入り、そのまま割れてしまうことだってあるんです・・・

ヒビに慌ててパニックになっていても、高齢者の方の安全は確保できません。

この記事では、もし万が一フロントガラスに異変があった際、原因を素早く突き止め、その場で応急処置ができるように解説していきます。

原因は?

まずが、ヒビが入る原因について見ていきます。
あなたは、何が原因だと思いますか?

  • 落石
  • 雹(ヒョウ)
  • 前の車がはねた小石

こういったものが頭に浮かぶのではないでしょうか。

私の知人は、ヒョウが車に当たって、ほんの数ミリのヒビがフロントガラスに入ってしまい、そこから一気にガラス全部が割れてしまったという経験をしています。

そう、これらの原因は実はかなり危険なものばかりなのです。
何故なら、身の回りのどこにでも潜んでいるからです!!

あなたが今日、車を運転している最中に遭遇してしまう可能性だって大いにあります。

対向車が小石をはねる、良くあることですよね。
逆に、あなたが運転する車が小石をはねて他の方の車にぶつけてしまう可能性だってあります。

私が住んでいる岡山県では、ほんの10日ほど前にもヒョウが降ってきました。
かなり大きめの粒で、1センチほどの大きくてかたい氷の塊が降ってきたそうです。

この大きさの物なら、1粒でも当たれば、場合によってはヒビ・あるいはガラス大破を起こしてしまう危険性があります。
このように、身の回りに原因となる出来事はあふれているのです。

また、洗車機での洗車中、フロントガラスへの傷やヒビ発生も実は多く報告されています。

車を簡単かつきれいに磨いてくれる洗車機は多くの方に愛されていますが、機械の悲しさか時折こういった事故が起きてしまうそうです。

ガソリンスタンドなどで行われている手洗い洗車なら、こういった事故が起こる確率は激減しますし、万一起こってしまった場合には損害賠償を取ることも可能なケースが多いです。

  • お金と手間がかかるけど安全な手洗い洗車
  • 簡単格安だけど、万が一車には損が起きる洗車機

どちらも便利なサービスですが、何が起こるかをしっかり理解したうえでの活用が大事となります。

このように、身の回りのある、ありふれた日常の中でもフロントガラスにヒビが入ってしまうことは多々あるのです。
そして、ヒビはちょっとした衝撃で大きく広がり、時に一瞬でフロントガラスを大破してしまいます・・・

ですが、仕事中などの場合すぐに修理を行うことができない場合もありますよね。
そんな時私たちは、いったいどうすればいいのでしょうか?

ヒビの応急処置方法

ここからは、ヒビの応急処置方法について見ていきます。
勿論、応急処置ですので、後々車の修理専門店に行き治してもらう必要はあります。

ですが、この方法を知っているかいないかで緊急時の対応と安全性が大きく向上します。
是非是非覚えていってくださいね(^^)

高齢者の方の送迎中、万が一のトラブルが起こった場合、皆さんの安全を確保できるのはあなただけなのですから!!

ひびペッタン

私が一番オススメしているのは、ひびペッタンという商品です。

こちらは、飛び石などで入ってしまった傷口に、『ペタッ』と貼るだけで応急処置が終了!!
とっても便利なものです。

ヒビの拡大を防ぎ、ゴミなどの侵入も防いでくれるとってもありがたいシールです。
何より、シールを貼るだけなので、その場ですぐ修理可能と言うのが良いですよね(^^)

車の送迎を行っているデイサービスなどでは、是非トランクに積んでおいてほしい1品です。

ヒビ・キズ補修キット

お次は、ヒビ・キズ修理キットです。
自動車用具専門店に行けば、必ず置いてあるのがこちらです。

普段はあまり気にならないので見ていない方も多いかと思いますが、実は種類も豊富で、値段もお手頃価格です。大体1000円前後のものが多く、万が一の事を考えるとこちらも購入しておきたい1品です。

こちらは、中に機材が入っており、実際に自分でヒビをふさぐ作業まで行うタイプの道具です。
最近はUVレジン液と言うものを用いて、ヒビの拡大を防ぐのが主流となっています。

海外製のものも安価でネット購入できるのですが、説明文が英語で書かれており、いざ使用する場面になって混乱する方も多いです。

出来れば自分の目で確かめ、直観的に使いやすいと感じた道具の購入をお勧めします。
先ほどのひびペッタンよりやや修復に時間がかかるのが難点と言えます。

振動を極力与えない

ここからは、修理道具が手元にない場合の応急処置についてです。
正直、そう多くの事を行うことはできません(^^;)

ですが、この点を意識しておくだけで多少なりともヒビの拡大を防ぐことは可能ですので、ぜひこちらも目を通してみてください。

まずは振動を与えない。

普段は気にならないような揺れであっても、ヒビは大きく拡大する恐れが・・・
多少の遠回りになったとしても、道路が舗装され、しっかり整備された道を走ることを第一に考えて下さい。

山道を走らざるを得ない場合は、スピードを落とし、振動を最小限に抑えることを意識して走行してください。

温度差はだめ

車への過度な温度差は、一気にヒビを拡大させます。
真夏の直射日光を浴びたフロントガラスに冷たい水をかけることで一気にひび割れ・ガラスの大破が起こることが実際に報告されています。

まして、すでにヒビが入った状況下では、なおさら温度差に耐えることはかないません。

真冬のフロントガラスへのヒーターや、真夏の冷房は使用する際に急激な温度変化を起こさないように温度を調節して使用してください。

セロハンテープ

最終手段、それはセロハンテープによる補強です。

ガムテープの方が粘着力が強そうですが、こちらは水に弱いため使用はお勧めできません。
防水性の高いセロハンテープをひび割れ部分に丁寧に貼り付けておきましょう。

密着するように貼り付け、空気の侵入を防ぐのがポイント。
テープによる固定はもちろんですが、空気や水分・ゴミの侵入を防ぐのが第一ですので、慎重に行いましょう!!

早めの処置と修理・交換を!

いかがだったでしょうか?
今回はフロントガラスにヒビが入ったときの原因と応急処置について見ていきました。

実際、大破ならともかくヒビ程度なら簡単に入ってしまうものです。
小石一つで

『ピシピシッ!!』

という聞きたくない音を聞いてしまった経験がある方もこの記事を見ている方の中にもいるかと思います。
あの鈍い音、聞いた瞬間絶望が背中を走りますよね(^^;)

ここでやってはいけないのは、

『気のせいだ!!』

と自分をごまかすことです。

音がしたらすぐに停車し、ガラスをチェック。
ひび割れや破損を確認し、何かあれば応急処置を行い、出来るだけ素早く専門店に車を運ぶことが重要です。

また、今回紹介したのはあくまで応急処置の方法です。
決して修理方法ではありませんので、上記の処置を施したからと言って

「もう大丈夫だ」

等と安心しないでください。
必ず後日、専門家により修理を行ってもらってくださいね。

最近では、電話1本で翌日には新しいフロントガラス交換サービスも登場するなどドライバーにとってはうれしい環境が整ってきています。

交換費用も、最安50000円前後から行えるそうです。

わずかなお金をケチって事故を起こしてしまっては、修理代も入院費もかさみます。
そして何よりも、あなたの体という最も大事な財産を大きく傷付けてしまう事になりかねません。

どうか、車とあなたのためにも早めの応急処置、そして修理・交換を行ってくださいね!

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