ゴキブリの子供やその卵の対策についてお伝えします。茶色や白色などの噂があるゴキブリの幼虫ですが、実際はどうなのでしょうか?ゴキブリの子供が大量発生したときの対応策について、実体験を交えつつお伝えします。
ゴキブリの子供、見たことがありますか?
私は、職場の大掃除の際に、大量のゴキブリの子供やその卵を見る機会がありました。
・・・地獄絵図でした(ーー;)
何をしたら良いのかも分からず、一緒にその景色を見た先輩と大声で悲鳴を上げたのを今でも忘れません。
私と同じように、あなたがあの景色を見ても冷静でいられるように、幼虫や卵が大量発生したときの対策についてお伝えします。
ゴキブリの子供と卵に関する基礎知識
今回お届けしたい情報は、ゴキブリの子供や卵が発生したときの対策です。
私は、この対策についてかなり詳しいと自負しています。
・・・というより、恐怖から誰よりも詳しくならざるを得なかったのです。
数年前、職場の古いお風呂場を改修すると言うことで、もう使っていないその風呂場の大掃除を任されました。
床には古いスポンジが引かれていたのですが、大掃除と言うことでこのスポンジも全部剥ぐことになったのです。
そして、スポンジを剥いだ瞬間、先輩(男性)と一緒に、
「キャー!!」
という悲鳴を上げました。
スポンジの裏にびっしりと、ゴキブリの卵や幼虫がうじゃうじゃと群がっているではないですか!!
大の男×2が全力でキャーと言ったのです。
どれだけのインパクトがあったのか、分かっていただけるかと思います。
その後も、めくるスポンジの裏全てから大量のゴキブリの子供がどんどん出てきてしまいます。
気付かず動かしたため、今まで身を潜めていた彼らが命を危機を察して動き出したのです。
その数は、優に1000を超えていたのは間違えありません・・・
先輩と2人、すぐにその場から逃げ出したのは今でも良い思い出です(笑)
大量のゴキブリ対策を私と先輩ですることになったのですが、一度この風景を見た私は、
「もう2度とこんな恐怖はごめんだ!!」
と思い、
幼虫の退治方法
卵の除去
ゴキブリの撲滅
これらの方法を真剣に学びました。
本当に、そうしなければならないほどの恐怖だったのです(;゚ロ゚)
そこで、沢山の知識を望まずながら得てしまいました。
以前書いたゴキブリの鳴き声や寿命の記事も、実はゴキブリ対策中に偶然得た知識なんです。
➡ ゴキブリの鳴き声と寿命について!!人類最強のライバルを調べてみた
私が得たゴキブリ知識で、次にあなたがゴキブリの子供や卵と遭遇した際、迅速に対処できるようになってくれれば、これほど嬉しい知識の活かし方はありません。
まずは、ゴキブリの子供についての基礎知識から紹介し、その後ゴキブリの幼虫・卵を完全に排除するための対策をお伝えしたいと思います。
生まれたては白い
多くの方がイメージするように、ゴキブリと言えば
- 黒
- 茶色
の2色が定番です。
ですが、幼虫は違います。
なんと、生まれたてのゴキブリの幼虫は・・・
白い
のです!
イメージしたくはないのですが、ちょうど米粒が床を這い回っている感じです。
私も、最初に見た時お米が大量に散らばっているだけかと思い安心して・・・動くそれの恐怖に襲われました(;゚ロ゚)
ここから段々と色が変わっていき、私たちがよく知る黒や茶色へと変化していくのです。
ゴキブリの子供の大きさは?
ゴキブリや大きい個体で成虫になると3センチにも達します。
1匹このサイズのものが走っているのを見ただけで、家中大騒ぎになった覚えのある方も少なくないはず。
ですが、幼虫は当然ここまでの大きさではありません。
サイズにすると、
3mm~8mm
が、ゴキブリの子供の大きさです。
親と違い集団で行動する習性があるので、1センチにも満たないような小さな黒い点々が大量に動いていたら、ゴキブリの幼虫だと思いましょう。
黒褐色は【クロゴキブリ】
さて、そんなゴキブリの子供ですが、実は2種類の幼虫が存在します。
まずは【クロゴキブリ】。
こちらは、洗面台や流し・お風呂場といった湿った場所に好んで住み着きます。
ちなみに先輩と一緒に見たゴキブリの子供も、大部分はこのクロゴキブリでした。
場所がお風呂場でしたし、湿気がちょうどよかったのだと思います(ーー;)
幼虫から8ヶ月ほどで成虫へと成長を遂げ、その後は1年半にわたって活動を続けます。
1回の産卵で20~30個の卵を産む
年間約30回の産卵を行う
という、絶望的なまでに驚異の繁殖能力を有しています。
しかもこの卵、ほぼ100%孵化(ふか)に成功するそうです・・・
小柄な茶色が【チャバネゴキブリ】
成虫になっても、クロゴキブリより一回り小柄な【チャバネゴキブリ】。
名前通り茶色いこのゴキブリは、段ボールの隙間・冷蔵庫の裏といった暖かい場所を好む傾向にあります。
寒さに弱いというのが、唯一に近い弱点と言えます。
何より恐ろしいのは、その成長スピードです。
1度に産む卵の数は18~最大50個前後
年間で5回前後の産卵
とここまではクロゴキブリと比べればそこまで凄い数字には思えないのですが・・・
(まあ、これでも十分怖いですが(ーー;))
なんと!
チャバネゴキブリは早くて2週間で孵化し、その後1ヶ月程度で卵が産める成虫にまで成長するのです。
いや、早すぎでしょ!(゚Д゚)
放っておくと無限に近いレベルで増殖を続けるので、一刻も早い駆除が望まれます。
ゴキブリの子供は飛ぶってホントなの?
「ゴキブリの子供も飛ぶらしいよ!」
と言う噂を聞いたことがありますか?
成虫のゴキブリが飛ぶのは見たことがあるのですが、子供については案外知られていません。
実際の所、どうなのでしょうか?
ゴキブリの子供、実は・・・
飛びません!!
彼らは床を移動するのみで、飛ぶことは出来ないようです。
ちょっとだけ安心しましたね(^_^;)
子供ゴキブリに羽はなく、成長して行くに従って段々と羽が形成されていくのです。
ちなみに、子供から成虫へと成長する過程で、ゴキブリの子供は6~8回ほどの脱皮を繰り返します。
家の中に成虫のゴキブリがいたら、どこかにゴキブリの脱皮した皮が転がっているのかもしれません・・・
と言うわけで、子供ゴキブリが飛ぶのかという質問の答えは【飛ばない】になります(o^^o)
確かに私が見た子供ゴキブリも飛んでいなかったので、この答えには頷けます。
というか、もしあの1000を越えるゴキブリの子供達が目の前を飛んでいたならば、私はショックで倒れていたと断言できます(ーー;)
幼虫や卵が大量発生!?その対策とは!
さて、それではいよいよ本題に入っていこうと思います。
ゴキブリの子供やその卵が大量発生した場合の対策についてです。
彼らの生命力はすさまじく、油断していると屋根裏部屋や使っていないタンスの片隅などで着々とその数を増やし、いつの間にか尋常出ない数にまで膨れ上がっている事も良くある話です。
そんな時、私達がとるべき行動は一体何なのか・・・
順を追って説明していきます。
まずは巣を特定する
まず最初にやるべき事は、ゴキブリの巣の特定です。
彼らの巣を特定しないことには、いくら子供達を倒したところでその数は増える一方です。
根絶するには、彼らの増殖の根幹を担っている巣を撲滅するしか手はありません!
主な怪しい場所としては
家電の裏や下側の隙間
キッチン周り
ブレーカー付近
お風呂場のマットの下
段ボール
クローゼット
等があげられます。
私が遭遇した場所は風呂場のマット下でしたが、このような【高温多湿】や【人の出入りが少ない】といった場所は要注意!
増殖しやすい環境が整っていますので、普段からこまめにチェックする癖をつけておきましょう。
毒の餌でゴキブリの成長と増殖を阻め!
幼虫の餌って何だと思いますか?
彼らは未だ幼く、柔らか物しか食べることが出来ません。
その食べ物の一つには、なんと成虫の糞が含まれているのです!!
そこで、この糞を用いてゴキブリの子供を一網打尽にしてしまう方法があります。
糞そのものを毒入りの餌に変えてしまうのです。
それを可能にしているのが、こちらのゴキブリ撃退グッズとなります。
このアイテムの何が凄いって、子供ゴキブリから成虫、その卵に至るまで、全てのゴキブリを除去するのに一役買ってくれることです。
餌である糞が毒になることで、子供ゴキブリを撃退
卵から産まれるのも阻止
親ゴキブリは毒餌の効果で家の外に出て行く
という、優れもの!
親が残っていては卵を産まれてすぐ数は増えますし、子供が生き残っていたらすぐに成虫になり、また繁殖を繰り返します。
この餌で、文字通り一網打尽にしてしまいましょう!(^^)
通り道に毒をまいて退治しよう
ゴキブリの巣が分かれば、そこに至るまでのルートもある程度想像できます。
この通り道の上に、毒をまいておく作戦もあります。
餌タイプの毒は、子供が小さすぎると食べない場合もあります。
ですが、最近では振りかけておくだけでゴキブリ退治を担ってくれるスプレーなども販売されています。
こちらを用いて、ゴキブリを撃退していきましょう(^^)
家の中は勿論、家の外からの侵入に備えてスプレーしておく手もあります。
特に家の外で注意しておきたいのは、排水溝や外に置いてあるビン・カン等のゴミ類です。
排水溝からは、ゴキブリは多量に出てきます。
我が家もここからの侵入を何度も食らっています(ーー;)
また、空き瓶・空き缶に残ったジュースなどを求めて、ゴキブリが現われることもあります。
液体ですので、ゴキブリの子供が栄養を摂取する上でも適しています。
瓶や缶の中でしっかり栄養補給し、成虫となって出てくるのです・・・
こういった場所にスプレーしておくことで、ゴキブリの撃退と侵入予防が可能となります。
家の中と外への予防、両方を行って初めて完全なゴキブリ対策と言えます。
是非お試しを!
ゴキジェットで簡単撃退
シンプルイズベストな対策が【ゴキジェット】です。
流石に長い年月ゴキ撃退グッズの頂点に立っているだけ合って、その効果はすさまじいです。
しかも、ゴキブリの進化に合わせてその内容もアップデートしているので、ドンドン耐性をつけていくゴキブリといえど効かなくなるといった心配もありません。
私が職場などでゴキブリ退治したときも、このゴキジェットには大いに助けられました。
子供ゴキブリは特に体力が無いので、すぐに退治することが可能です。
勿論、成虫のゴキブリにも効果をしっかり発揮してくれます(^^)
巣そのものへのダメージや、他の仲間まで撃退するといった効果は残念ながらありませんが、突然の遭遇に備え、常に家に一本以上は常備しておきたいところです。
私は排水構内に時折ゴキジェットをまくようにしていますが、これ以降家の中でのゴキブリ出現率は激減しました。
私おすすめの、試す価値有りな必殺技ですよ(^^)
部屋の掃除でゴキブリの餌をなくす
ゴキブリはとにかく何でも餌にします。
なんせ、子供達が成虫の糞を餌に成長する生き物です。
こぼした調味料や食べかす、果ては髪の毛迄もゴキブリたちの成長するか手にされているのです・・・
私達は、ゴキブリを嫌いながらも、彼らの餌を無意識に提供しているというわけです。
これを防ぐには、掃除をするしかありません!
食べこぼしや調味料がこぼれた場合などはすぐに拭き取り、残さない。
コンロに残った油汚れなども同様に餌になるので、こまめな掃除を欠かさないようにしましょう。
掃除機をこまめにかけ、部屋に落ちた髪の毛などのゴミも吸い取りましょう。
私達の体から落ちた皮脂なども栄養分にされてしまいます。
また、お子さんがいるご家庭では、お菓子の食べかすや梱包している袋にも気を配りたいところですね。
色々と細かく書いているようですが、要約すると
ゴミを早めに片付ける
これだけです(笑)
ですが、たった一手間増やすだけで部屋が綺麗になり、更にはゴキブリ対策にも繋がっていくのです!
こまめに片付けをしていれば、巣が作られていてもすぐに気付くことが可能です。
ゴキブリ0の家を目指し、こまめな掃除を行っていきましょう!
業者に頼む
当たり前の話しで恐縮ですが、ゴキブリを手っ取り早く除去したい方は業者に依頼するのがオススメです。
特に
飲食店経営の方
広い家を持っている
天井裏など手が届かない場所に手を焼いている
このような方の場合、スプレーや毒エサなどで退治するにも限界があります(ーー;)
それならいっそのこと、プロの方に任せてみるのも選択肢の一つとして考えてみてはいかがですか?
清掃会社大手のダスキンさんなら、初めて依頼するときでもなんとなく安心感がありますよね。
私も値段を見て驚いたのですが、思った以上にお手軽な価格で退治してくれます。
プロの手でゴキブリの脅威を完全に排除するというのも、安心感を得るには良い手段と言えそうです(^^)
喚気で風邪とゴキブリ予防
換気することで、空気の乾燥を防ぎ風邪の予防が出来ることはよく知られています。
ですが、換気がゴキブリ対策になるのは案外知られていないんです。
湿度が高く、湿気が多い場所を好んで生息するゴキブリたちです。
換気することで適度な湿度が保たれるため、彼らにとっては過ごしにくい環境へと変化します。
キッチンの収納部や食器棚もこまめに開閉し、空気の循環を行いましょう。
ゴキブリの温床となりやすいこの場所は特に換気の重要度が高くなります。
屋根裏や、使っていない部屋などもこまめに窓を開け、外の空気を取り入れるようにしていきましょう。
これだけでも、かなりゴキブリ発生率が下がります。
小さな一手間が、ゴキブリ対策へと繋がっていくのです(^^)
熱湯で一網打尽に!
私がお風呂場で遭遇した無数のゴキブリの子供とその卵。
この時とった対策方法は
熱湯
でした。
お風呂場と言うこともあり、熱湯がすぐに出すことが出来ました。
この熱湯をバケツに入れ、ホースを用意し、一気に放出!
ゴキブリたちを熱湯の熱で退治するとともに、排水溝の奥にまで一気に流してしまう作戦です。
実際、この方法はかなり効果がありました。
ほとんどの子供ゴキブリとその卵は流れていき、残った幼虫も全て熱湯の熱で動かなくなっていったのです。
その後、排水溝に向かって熱湯を放出し、更に洗剤やゴキジェットを乱射したのは今でも良い思い出です(笑)
大人ゴキブリがおらず、未だ体力の無い子供ゴキブリだけだった事に加え、場所がお風呂場だったからこそ出来た荒技です。
2時間かけてようやく退治した、ある真冬の出来事でした・・・
恐怖体験!目の前を埋め尽くすゴキブリの子供と卵…
今でも、忘れません。
目の前を覆い尽くす、確実に1000を越える黒く小さな幼虫や白い点、動き回る茶色ゴキブリ・・・
床のスポンジを持ち上げた手に向かって走ってくる姿と、手の下にあるゴキブリの卵の感触。
クモの子を散らすように逃げていくゴキブリに対して出来たことは、叫び声を上げるだけでした。
この体験で学んだことはたった一つです。
ゴキブリ対策は早めにした方が良い、それもできる限り迅速に!
もう、あの恐怖体験をするのはこりごりです・・・
ゴキブリの子供に要注意!
今回は、ゴキブリの子供やその卵に対する対策についてお話しさせてもらいました。
- 薬
- 換気
- 熱湯
- 掃除
色々な手段を用いてもなお、ゴキブリを全滅することは不可能と言えます。
それほどまでに彼らは強敵です(ーー;)
ですが、こうした対策を日頃から行っておけば、少なくともあなたの家は、徐々にゴキブリが寄りつかなくなっていき、最後にはゴキブリ0の家を実現できます。
ゴキブリの子供を見かけたら、要注意です。
すぐに大きくなり、成虫へと進化します。
そして卵を産み、ドンドン数を増やしていくことでしょう。
幼虫がいると言うことは、親=成虫がいて、卵が既に産み付けられていると言うことです。
一刻も早い対策をとり、彼らの家から追い出しましょう!!
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スゴい役に立ちました❗
早速実践してみたいと思います!