高齢者向け雑学クイズ問題です。今回は、少し難しくするために3択問題にしています。雑学がなぜ高齢者の方にいいのか、3択問題にした意味も説明しています。ぜひ楽しんでください♪

雑学

今回は、高齢者向け3択雑学クイズです。
動物などを題材にしたクイズもいいのですが、時にはこうした雑学クイズも試してみてください。

いくつになっても、人間知らないことを知った時はうれしいものです。
利用者同士の会話はもちろん、デイサービスなどの場合には家に帰った後にご家族に知ったことを話すなどして会話が広がることも期待できます。

みんな知りたい雑学

今回は、雑学クイズ問題です。

高齢者の方に雑学?

と思う方もいるかもしれません。
しかし、いくつになってもそういったどうでもいい情報を知るのは意外と楽しいものなのです。

特に高齢者の方は、長い年月を生きていく中で、新鮮な驚きはどうしても少なくなってしまいます。
そんな時、新しい情報を知ったらどうでしょうか。

同じ情報の繰り返しに飽きていた脳は活性化し始めます。
また、誰かに知ったことを話そうとするため、自然とコミュニケーションを後押しすることもできます。

雑学一つで、高齢者の方の楽しい生活を後押しすることができるのです。

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老若男女に愛されているからこそ、長年にわたり雑学は愛されているのです。
積極的にレクリエーションにも取り入れていきましょう。

三択クイズの効果

三択クイズにしたのにも訳があります。
マルバツクイズを以前の記事にて紹介させてもらいました。

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➡ 高齢者向けマルバツクイズ問題!

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二択問題のため、問題がわからなくても正解の確率は五割です。

そのため、誰でも問題を当てた喜びを味わえることができる良いクイズなのですが、時折利用者の方から不満が出てしまいます。
それは・・・

簡単すぎるのでは?

というものです。

クイズとはいえ、高齢者の方向けである以上やはり脳トレや脳の活性化もしていきたいところです。
その点で考えると、マルバツクイズでは少し考える機会が少なくなりがちです。

しかし普通のクイズ問題では認知機能の程度によっては参加できない方も多くなります・・・

そこで、三択クイズなのです。

三択なら、当たる確率も三分の一ですから、問題がわからなくてもそれほど苦にはなりません。
また、認知能力の高い方には、しっかりと考えてもらう機会も提供できます。

マルバツクイズが誰でも楽しめるレクリエーション重視のクイズなら、こちらは少し脳トレ機能を重視した万人向けのクイズといったところでしょうか?

どちらがいい悪いではなく、どちらにもいいところがあります。
いいとことを挙げてきましたが、あまり深く考えず、どちらのクイズも活用して高齢者の方たちに喜んでもらえたらと思います。

三択雑学クイズ

それでは、早速問題を紹介していきます。
今回は全部で10問です。

雑学クイズとはいっても、あまりに生活から離れすぎていたら高齢者の方たちに興味を持ってもらえず、レクリエーションとしての価値がなくなります。

簡単すぎたならば、脳の活性化につながりませんし、難しい問題が続くと今度はやる気が低下していしまいます。

難易度をそろえつつ、生活に根差した、あるいは興味を引くような情報だけを選んでクイズにしました。
少しでも楽しんでもらえれば幸いです。

問題

第一問

母の日に送ることで有名なカーネーション。
では、ピンクのカーネーションの花言葉は次のうちどれでしょう?

  1. 家族愛
  2. 感謝
  3. 尊敬

第二問

日本の都道府県の中で、最も温泉地が多い場所は次のうちどこでしょう?

  1. 北海道
  2. 大分県
  3. 岡山県

第三問

将棋にはたくさんのタイトルがありますが、この中で最も古いのはどれ?

  1. 竜王
  2. 棋聖
  3. 名人

第四問

一年に2度収穫できることから別名『二度イモ』と呼ばれているのは次のうちどれ?

  1. コンニャクイモ
  2. ジャガイモ
  3. サツマイモ

第五問

日本三大珍味の一つ『カラスミ』は何の卵?

  1. タラ
  2. ボラ

第六問

塩鮭などの塩分の高い食べ物をあえて塩水に浸すことで、塩抜きをする料理の技を何度呼ぶでしょう?

  1. 呼び塩
  2. 引き塩
  3. 帰り塩

第七問

京都の代表的な漬物の一つ『千枚漬け』。
いったい何の漬物?

  1. 大根
  2. カブ
  3. 九条ネギ

第八問

お正月の定番料理数の子。いったい何の卵?

  1. ニシン
  2. サメ

第九問

2020年には東京で開催が決定しているオリンピック。その金メダルは実は純金ではありません。

いったい何に金メッキを施したものでしょうか?

  1. プラチナ

第十問

今では当たり前となった土用の丑の日にウナギを食べる習慣。
この習慣を作ったのは誰?

  1. 伊藤博文
  2. 平賀源内
  3. 坂本龍馬

解答

第一問

感謝

お孫さんやお子さんにピンクのカーネーションをもらう方も多いと思います。
こういった花言葉は女性の方に好評です、

やはり、いくつになっても女性は花が好きなんですね。

第二問

北海道

絶対大分だと思っていたのですが、これは少し意外でした。
全く関係ないのですが・・・

私の地元岡山にある湯原温泉は、温泉番付西の横綱に選ばれるほどの素晴らしい温泉です。
岡山に遊ぶに来た際にはぜひ♪

第三問

名人

これは男性向けの問題かもしれません。
一度元将棋アマ名人の方と対局したことがあるのですが、駒がほとんどなくなりました・・・

時々利用者の方の中にとんでもない強者がいるのですが、その方と打つのがまた楽しいんです。

第四問

ジャガイモ

今では当たり前に野菜が買えますが、当時は何度も収穫できるジャガイモは貴重な食料となっていました。

第五問

ボラ

これを酒のつまみにすると最高だ、と以前高齢者の方が教えてくれました。
スーパーなどで見かけたら是非一度お試しを。

第六問

呼び塩

浸透圧の関係で、塩が抜けていくそうです。
昔の人の生活の知恵には脱帽です。

第七問

かぶ

本当に、京都の漬物は全部おいしいですよね。

第八問

ニシン

数の子の別名は黄色いダイヤだそうです。
納得の美しさですよね。

第九問

『純度92.5%以上の銀製メダルの表面に6g以上の金メッキしたもの』と、オリンピック憲章(オリンピックのルールブックのようなもの)に表記されているそうです。

第十問

平賀源内

売り上げが上がらないことに困ったウナギ屋の依頼で平賀源内が考えたのが『本日土用丑の日』という言葉。
今でいうキャッチコピーですね。

この言葉をきっかけに日本中に丑の日にはウナギを食べるという習慣が広まっていきました。

終わりに

いかがだったでしょうか?
今回は高齢者向け3択雑学クイズでした。

身近な雑学から、意外と知らない情報まであったのではないでしょうか?

こういったクイズは、会話のきっかけになってくれます。
なかなかコミュニケーションが弾まない方などにも、ぜひこのクイズを活用して積極的に話をしていってもらえたらと思います。

最後に、クイズ問題をまとめた記事があるのでこちらも紹介しておきます。
まだまだクイズをやり足りない!という方は是非覗いてみてください。

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