部屋に蚊が入ってきたときの対策、どうしていますか?この記事では、誰でも簡単にできる室内を飛び回る蚊への11の対策方法について詳しく説明していきます!!
部屋の中を飛び回る蚊の対策、どうしてますか?
夏になるとどこからともなくやってきて、部屋の中を縦横無尽に飛び回る困った虫、いますよね?
そう、蚊です。
プンプンと耳障りな羽音をさせながら、部屋の中を飛び回られたらリラックスして過ごすことなどとても出来ないです。
あなたの夏の平穏を取り戻すべく、今回は部屋の中に入りこんだ蚊の対策についてお伝えしていきたいと思います。
部屋を飛び回る蚊の対策12種
それでは、紹介していきます。
今回は、部屋の中を飛び回る蚊の対策方法についてです。
実はこれ、元々は私が働いている介護施設にて行い始めたことなんです。
私たちは、もし目の前に蚊が飛んできたら追い払うこともつぶすことも可能です。
ですが、高齢者の方の場合そうはいきません。
蚊を手でつぶそうにも、その前に飛んで逃げられてしまいますし、ベットで寝たきりの方の場合は追い払うことすら出来ないのです。
しかも、それが分かっているためか、高齢者の方の夏の蚊の被害は本当にひどいんです・・・
顔や手足が、あちこちぷっくりと腫れ上がってしまっているのです。
見ているだけでこちらが辛くなるほどです。
「なんとか、高齢者の方たちを蚊の被害から守れないか」
この考えに立って、今回紹介していく方法を考え、時に他の方に聞きながら色々と実践していきました。
高齢者の方でも出来る方法、と言う前提に立っていますので、今回紹介する物は全て!誰でも簡単にできる対策ばかりです。
是非あなたも、今回教える方法を活用して、部屋の中を飛び回る蚊を追い払ってしまって下さいね(^^)
蚊取り線香
まずは定番中の定番、蚊取り線香です。
色々な蚊を撃退するためのアイテムが発売されていますが、それでも根強い人気を誇っている定番商品です。
豚の入れ物やあの独特の匂いは何とも言えない、日本独自の夏の雰囲気を演出してくれます(^^)
勿論、ただ夏らしいと言うだけではありません!
その効果も素晴らしい物です。
蚊取り線香の効果について検証した記事も書いていますので、良ければ目を通してみて下さいね。
効果範囲が限られているので、広い部屋なら2つほどおいておくのが無難かと思います。
少し煙が出てしまいますが、辛くてたまらないほどではありませんし、煙が出ないタイプの物も最近は販売されるようにもなりました。
是非、ご自分に合った物を選んで活用してもらえたらなと思います。
夏の風物詩を味わいつつ、蚊を撃退してしまいましょう!
キンチョール
お次は、キンチョール。
こちらも、蚊を撃退する上で欠かせない定番アイテムと言えますね。
強力なスプレーとなっていますので、高齢者の方であっても簡単に活用することが出来ます。
しかも、蚊だけでなく、同じくうっとうしい夏の天敵・ハエを追い払うのにも役立ちます。
スプレーし、少し部屋を換気しておけばあの独特の匂いも取れて気にならなくなります。
唯一気をつけるべきなのは、食べ物類にかけないようにすることです。
食事や食器など、キンチョールが当たって困る物についてはあらかじめ布をかけ、防御策を講じておきましょう。
部屋全体に噴射することで、隠れている蚊も退治することが出来ますので、安心して夜を過ごすことが出来ます。
- 寝る少し前に部屋全体に噴射
- 少し間をおいて換気
この2ステップで、あなたの安眠は約束されます。
1家に一つ、キンチョール!
是非、今年の夏に向け今からご購入を♪
ワンプッシュ蚊取りスプレー
ここ数年の間に発売され、瞬く間に大人気となった商品がこちらです。
『ワンプッシュ蚊取りスプレー』
これ、ものすごい効果です!
私も一昨年の夏から愛用しているのですが、その効果に毎年感動してしまいます。
わずかワンプッシュ、一度部屋の中で使用するだけでプンプンと飛んでいたはずの蚊がいなくなってしまうのです!
そして翌朝、布団をたたんでいる際などに、床で蚊が死んでいるのを目にします(^_^;)
本当に、凄い効果なんです。
しかもこちら、匂いも良いんです!
ラベンダーの香りなど、部屋の消臭剤として使っても良いと思えるほどの良い香りを出してくれるのも嬉しいところ。
時折、こちらを使用してすぐ窓を開けるか違いますが、それはオススメできません。
というのも、薬剤が部屋の中になじむ前に風で成分が吹き飛んでしまうからです。
10分ほどは部屋の換気を控えそのままにしておくと、効果を最大限に発揮してくれます。
それに、元々の香りも良いですので、そんなに焦って換気をしなくても大丈夫です(^^)
- 蚊取り線香に火を付けるのが面倒
- キンチョールの匂いが苦手
と言う方は、今年の夏はワンプッシュか鳥スプレーを試してみてはいかがでしょうか。
汗をこまめに拭く
さて、ここまでは市販の道具を用いた蚊の撃退方法でした。
ですがこれらは、どこの家庭でも行っていることだと思います。
いよいよここからは、お金をかけずに行うことの出来る、室内の蚊への対策方法をお伝えします!!
まずは、汗をこまめに拭くことです。
蚊は人間の汗が大好きです。
そのため、汗をかいている人間を見るとすぐに寄ってきて、血を吸っていきます。
間が悪いことに蚊が出るのは夏、つまり汗をかきやすい季節でもあります。
ターゲットは汗をかきやすく、気温は蚊にとってまさにベストコンディション。
それが、夏なのです。
蚊が寄ってくるのを防ぐためにも、こまめに汗を拭いて下さい。
これだけで、あなたを狙う蚊の数が激減します。
黒い色の服は避ける
蚊の視界は私たちのように色がついている世界は見えていません。
白黒2色の世界なんです。
そして、蚊は白よりも黒の方を好むと言われています。
そのため、黒い服を着ている人を集中して狙うと言われています。
外に出る際にはファッションの関係もあって、黒を取り入れるなと言うのは無理かもしれません。
ですが室内では、白系統の服を基本とするなどして蚊から逃れる対策を取ってみてはいかがでしょうか。
特に、黒いタンクトップなどで生活していると狙い撃ちにされてしまいます。
寝るときは白いパジャマに着替えるなど、手を打ってみましょう。
アルコールを控える
アルコールと蚊には密接な関係があります。
というのも、アルコールを飲んでしまいますと
- 体温が上がる
- 吐く息に二酸化炭素が増える
- アルコールを分解する際にも二酸化炭素発生
といった変化が体に起こります。
これらは、全て蚊の大好物となる体質に私たちの体を作り替えてしまっているのです。
まずは、体温。
蚊は体温の高い方ほど良く狙うというのを聞いたことがないでしょうか。
実際、蚊は温度を感じ取る能力を兼ね備えています。
そのため、体温が高い人ほど蚊に感知されやすく、また狙われやすくもなってしまうと言うわけです。
そして、二酸化炭素。
蚊は、二酸化炭素が濃い場所を好みます。
私たち人間が吐く息がまさにそれです。
まして、アルコールを飲んだ後の息となると更に多量に含まれていて、大好物とも呼べる状態になっています。
夏の間は、寝酒は止めておくのが一番の蚊への対策と言えるのかもしれませんね。
体を良く洗う
意外なところで、体を良く洗うのも蚊対策となります。
実は蚊は、皮脂の匂いにも敏感に反応するんです。
そのため、汗をかき、匂いが出やすい夏はこれまた蚊には最適な季節と言えるわけです。
・・・つくづく、夏は蚊にとってパラダイスというわけですね(^_^;)
そんな夏だからこそ、いつも以上にしっかりと体を洗うことが求められます。
勿論、蚊がどうこう以前に、エチケットとしてもしっかり体を洗うべきですけどね夏は。
特に足の独特の匂いを好むので、足の裏や指の間など念入りに洗っておくことをオススメします。
網戸を閉める
網戸、活用していますか?
- クーラーを付けるときは窓をしっかりと閉める
- 暑いときは扇風機+窓全開
と言う家庭では、網戸を活用していないかもしれません。
ですが、蚊を室内に入れないと言う点において、網戸の効果は抜群です。
細かい網目はほとんどの虫の侵入をシャットアウト!
少なくとも、蚊やハエのようにある程度の大きさの虫は、穴でも開いていない限り侵入することは不可能です。
しかも、窓を全開にしているときとほとんど変わらないレベルで風を通してくれるという、まさに優れもの!
今まで余り使っていなかった方は、是非今年の夏こそ網戸を活用して下さい。
恐らく、例年とは比べものにならないほどの蚊の少なさにビックリするはずです。
窓を中途半端に開けない
「うちは網戸を使っているのに、毎年蚊が大量に侵入してきてしまう」
このような思いを抱えている方はいないでしょうか。
実はそれ、間違った使い方をしている可能性が高いんです。
網戸の?いえいえ、窓の開け方です。
もしかして、あなたは窓を半分ほど開けているのではないでしょうか?
実は、これは蚊をはじめとした虫たちの侵入するスペースをあなた自身が作る事に繋がっているんです。
先程も書いたように、網戸に穴でも開いていない限り虫は入ってはこれません。
ですが、窓が中途半端に開いていると実は、窓と網戸との間にスペースが出来てしまうんです。
あなたの家の窓も覗いてみて下さい。
半分ほど窓を開けた状態では、数センチほどの空間が出来ていて、それが外と繋がっているんです。
はい、蚊は入り放題です。
私に至っては、ここから大量の蛾が部屋の中に流れ込んできていて、去年本当に泣き叫びました・・・
網戸をした上で、窓をしっかりと開ける!
これも立派な室内の蚊対策に繋がるのです。
酢で撃退
実は、蚊は酢の匂いを苦手としています。
そこで、酢を窓際に置いておき、蚊が寄りつかないようにするのも一つの手です。
ただしこの作戦、室内においてしまいますと匂いが辛いです。
酢の刺激臭は、余り長時間かいでいたい匂いではありませんからね(^_^;)
部屋の外、それも匂いが入ってこない場所に設置すると、お手軽安価な蚊の撃退装置、完成です♪
扇風機を使う
アメリカには、なんと米国蚊対策協会なる物が存在しています。
さすがアメリカ、蚊の対策に協会まで作るとは、何事にも本気ですね。
彼らの調査報告によりますと
『蚊は飛行能力が低く、扇風機の風で飛行障害を起こす』
とのことです。
まさかの、扇風機で蚊を追い払うことが出来るというのです。
ただし、これには続きがありまして
『大きな扇風機が有効』
とも報告されています。
大きな扇風機、これがどの程度のサイズかは分かりませんが、なかなかの大きさを=風の強さを必要としていることがうかがえます。
ですが、最近の扇風機はなかなか強力な風を発生させてくれる物が増えています。
室内で強風扇風機を回していれば、蚊が寄ってこれない可能性も高そうです。
また、同協会は
『人間の香りを扇風機の微風が消失させる』
とも述べています。
先程書いたように、人間の香りは蚊を引き寄せる格好のえさとなっています。
これを消すことが出来れば、室内で蚊が私たちに狙いを定める可能性は格段に落ちます。
しかも、微風で良いなら普段通りの扇風機の使い方で大丈夫です。
今年の夏は、クーラーを使わず、あえて扇風機を回して過ごしてみてはいかがでしょうか。
案外、蚊に襲われない快適な夏を過ごせるかもしれませんね♪
蚊帳を使う
さて、いよいよ最後の対策です。
それは、蚊帳を使うことです。
蚊帳とは、朝や木綿製の布でベッドや布団の周りを覆うものです。
昭和時代には用いられていたのですが、最近では余り見かけなくなりましたね。
ですが、蚊の対策方法という点において、これほど効果的な物はありません。
何故なら、寝床を布で覆うことで、蚊の進入事態を完全に防いでしまうからです!
寝る時限定ではありますが、こうすることで寝ている間に蚊に刺される心配も、耳元に飛んできた蚊の羽音で起こされる懸念もなくなるのです!
「蚊の心配をせず、夏の夜長をぐっすり寝たい」
と言う方は、蚊帳の購入をご検討下さい。
1500円前後と、価格も良心的ですよ(^^)
しっかり対策して蚊のいない夏を!
いかがだったでしょうか?
今回は、室内を飛ぶ蚊の対策について紹介させてもらいました。
全部で12種、我ながら沢山書いてしまいました(^_^;)
ですが、このどれもが蚊の特性を考えて作った物ですので、効果はかなり期待できる物ばかりとなっています。
実際私も、2年前よりこの対策を駆使して以降、部屋の中で蚊に襲われる回数が減った気がします。
また、高齢者の方たちへの蚊の被害も。少しは食い止めることができるようになってきたかなと感じています。
あなたも是非、今年の夏はこの方法で蚊を室内から遠ざけ、夏を満喫して下さいね♪