油にも賞味期限があるのをご存知ですか?この記事では未開封と開封済み、それぞれの油の賞味期限について見ていきます。また、賞味期限切れの油のリサイクル方法についても説明してます。
皆さんは、油にも賞味期限があるのをご存知ですか?
口に入る食べ物である以上、当然ですが油にも食べれる期限があります。
ですが、油の賞味期限についてあまり気にしない人も多いのではないでしょうか。
未開封のものについては賞味期限の日にちを見ることはあっても、一度開封した油に関しては特に気にすることなく最後まで使い続けるといった方も多いと思います。
今回は、油の賞味期限について開封後・未開封の油両方に関して見ていきたいと思います。
あなたの家の油、いったいいつまで食べれますか?
油の賞味期限っていったいいつまで
それでは、早速紹介していきます。
今回は油の賞味期限はいったいいつまでなのか、という事について見ていきます。
私もそうなのですが、なんとなく油ってずっと使えるような気がしちゃうんですよね(^^;)
直接食べたり飲むことがないので、あまり賞味期限を気にしないというのが一番の理由だと思います。
ですが、調べて・・・というか家にある油を見てみたところ、そこにはきっちりと『賞味期限』の4文字が刻まれていました。
やっぱりあるんですね(笑)
ここからは、未開封の油とすでに開封して使用した油、それぞれについていつまで口にしても大丈夫なのかをお伝えしていきます。
未開封のものについて
まずは、未開封の油についてみていきます。
食べ物の賞味期限って本当にピンからキリまでありますよね。
生ものなんかだと次の日が賞味期限・消費期限であることは珍しくありません。
逆に乾燥させたものの場合、1年や2年は平気で食べられるものもあります。
油の場合はどうでしょうか。
調べてみたところ・・・未開封の油には1~2年の賞味期限があるそうです。
つまり、2016年に買ったとしても2018年までは使用可能なこともあるようです。
ただし、これはあくまで作られた直後の話です。
店頭に並ぶまでには数週間~数か月のタイムラグが発生することは少なくありません。
そのため、製造直後では賞味期限が2年あったとしても、店頭に並んだ時には1年も残っていないといったこともあるようです。
私が体験した最も短い賞味期限は、半年足らずでした。
まあ、激安セールで売られていたのを購入できたので全く文句はないんですが(^^)
実は、賞味期限が切れていても多少なら大丈夫と言う人も。
一カ月ほど切れていたとしても、中の油が酸化(嫌な匂いがしない・色の変化がない)場合には使用しても問題はないそうです。
多くの方がご存知のように、賞味期限自体かなり余裕をもって設定されています。
消費期限が必ず守らなければならない期限であるのに対し、賞味期限はあくまでとりあえずの目安、といった所でしょうか。
・・・とはいえ、専門家が決めた期限を過ぎているという事実は変わりません。
不安な方はもったいないですが処分してしまうのが正解でしょう。
開封済みの油の賞味期限
お次は、開封済みの油の賞味期限についてです。
既に開けていると酸化が進んでしまいかなり食べられる期間が少なくなってしまいます。
未開封が1~2年の賞味期限であったのに対し、一度開封してしまった油は長くても1~2カ月ほどで処分してしまうのが良いとされています。
未開封のものは多少賞味期限が過ぎても使用可能だと説明しましたが、こちらは風味の劣化が著しいので開封後はできる限り早く使い切ってしまうのを強くオススメします。
空気中に含まれている酸素や紫外線、更には油の保管場所の温度の高さにより劣化が一気に進んでしまうんです。
逆を言えば、これらを避けることができればそれだけ賞味期限を延ばすことも可能だという事です。
そのためには
- 空気への接触を避ける
- 高温の場所への放置をしない
- 直射日光が当たらない場所に置く
の3つの要素に着目する必要があります。
これらの要素を満たすには、開封した油は暗くて涼しい場所に置き、かつ蓋をきっちりと閉めておく必要があります。
一番手っ取り早いのは『冷蔵庫』です。
涼しく、直射日光は避けれるという点で一番いい保管場所と言えます。
最低でも蓋をきっちり閉め、暗い場所に保管するよう意識しておきましょう。
また、購入の際には用途に合わせたサイズの油購入を強くオススメします。
賞味期限が切れた油の使い道
どんなに注意してもいても、時には賞味期限を切らしてしまう事、ありますよね(^^;)
そんな時はどうしたらいいのでしょうか。
未開封の場合は、先ほど書いたように風味や色に変化がない場合はそのまま使用するのも一つの使用方法です。
ですが、かなり日がたっていたりした場合流石に使いたくはないですよね。
また、
「賞味期限が切れた時点でそもそも使いたくなんてない!」
と言う方もいるはずです。
そういった方にオススメなのが、油のリサイクルです。
実は、賞味期限が切れたからと言って油の活躍はそこで終わりはしません!
食べれなくなったても役に立たないというわけではないのが油の凄いところです。
というか、むしろここからが油の真骨頂と言えるのかもしれません♪
ここからは、賞味期限が切れた油の活用方法3つを紹介していきます。
石鹸づくり
まずは、石鹸づくりです。
これは耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
実は、廃油を使って石鹸を作成することが可能なんです♪
- 適量の苛性ソーダを水に溶かす
- 賞味期限切れの油を少しずつ流しいれ良くかき混ぜる
- 方に入れて固まるのを待つ
これで完成です。
普通に食器を洗う際などに石鹸として活用することができます。
ただし、苛性ソーダはかなり危険な薬品で皮膚につくことでやけど、目に入ると最悪失明の危険性も・・・
手袋やゴーグルを着用するなど、注意して行う必要はあるようです。
と、これだけ見ると作りたくなくなってしまいますよね(^^;)
そこで紹介したいのが、水と油、市販の手作り石けんのもとを活用して作る石鹸です。
この方法なら苛性ソーダのようにやけどや失明の危険はないので安心して作業を行なえます。
詳しいつくり方がこの動画で説明してくれているので、ぜひのぞいてみてください♪
畑の肥料に変身
使用済み油と米ぬか、土をしっかりと混ぜ合わせそのまま数か月間熟成と言う名の放置をしておきます。
すると、材料が発酵していき立派な肥料が出来上がるのです。
一切お金のかからない自然と家系に優しい肥料の完成です。
とはいえ、数カ月もかかるのを待っていられない・・・なんて方もいるのでは?
そんな方は、市販の油を染み込ませるだけで肥料として活用できるようになるグッズの購入をお勧めします。
少しお金はかかりますが、使用済みの油をリサイクルして肥料に再活用できることを考えれば、結構安い出費かもしれませんね。
頑固な汚れを落とす掃除道具
換気扇についたしつこい油汚れ、取れないですよね(-_-;)
この油汚れを取るときに役立つのが、なんと使用済みの油なんです。
油汚れに使用済みの油を染み込ませます。
5~10分ほどそのまま馴染ませて、あとはふき取るだけ。
すると、油汚れが油に溶けて、驚くほどあっさりとふき取ることが可能となります。
アロマキャンドルにリメイク
なんと、賞味期限が切れた油をアロマキャンドルにリメイクすることができるんです!!
とっても簡単ですし、お好みの色と香りを自分で選べるというのも利点の一つ♪
下に参考となる動画を載せていますので、是非あなた自身の手で世界に一つしかないキャンドルを作ってみてくださいね(^^)
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回は油の賞味期限はどれくらいなの?ということで、未開封の油と開封済みの油、それぞれの賞味期限についてみていきました。
また、賞味期限が切れてしまった油のリサイクル方法に関してもいくつか紹介させてもらっています。
ちなみにこれは豆知識なのですが・・・
スーパーの安売りで購入した油は大概賞味期限が短いようです(-_-;)
やはり安売りされるという事はそれなりの理由があってのことですからね。
短いとはいえ約半年~1年はもつのですが、あまりに大量に買いすぎてしまうと使い切れず捨てる・・・なんてことにもなりかねません。
購入の際には賞味期限をしっかりと確認し、必要な分だけを買い求めてくださいね♪
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