鍋の焦げの落とし方を知っていますか?酢や重曹といった定番掃除アイテムから、卵の殻や玉ねぎの皮といった捨てる部分を活用した簡単な鍋の焦げ落とし方法について詳しく説明します。
料理中、ついつい鍋を焦がしちゃうことってありますよね・・・
こびりついてしまった鍋の焦げ付きを落とす方法、知りたくないですか?
重曹や酢、タマネギの皮といったアイテムを駆使するだけで驚くほど簡単に焦げが取れてしまうんです。
そこで今回は、鍋の焦げを簡単に落とす取り方7つについて詳しく見ていきたいと思います。
鍋の焦げでお困りの皆さん、必見です!
鍋の焦げ付きを落とす方法
それでは、早速鍋の焦げ付きを落とす方法についてお伝えしていきます。
何の道具もいらない方法から、普段なら捨てるものを使った驚きのアイデアまで目白押しとなっています。
一つだけ言えるのは、どの方法でも鍋の焦げはしっかり取れると言うことです♪
是非この記事を参考に、色々なやり方を試してみて下さいね。
鍋の天日干し
最初は焦げた鍋を天日干しにする方法です。
「鍋を天日干しにして何の意味があるんだ!!」
と思うかもしれませんが、実はかなり効果的な焦げ落としの方法なんです。
やり方は
- 焦げた場所以外をきれいに洗う
- 日の当たる場所に鍋を置く
- 1週間ほど待つ
- カラカラになった焦げを優しくこする
これで焦げがきれいに取れます。
多少時間がかかってしまいますが、太陽に当てるだけなので他に何も道具はいりません。
省エネかつ環境に優しい焦げの落とし方ですね(^^)
ドライヤーで焦げを乾かす
「天日干しをするほどの時間がない!!」
という方は、ドライヤーで使って素早く焦げを乾かすことも出来ます。
ドライヤーをしばらく当てていると焦げが乾いていき、最後にはポロポロと崩れるようになります。
後は、ゴムべらや木べらで優しくこすって焦げを落としてしまいましょう。
タマネギの皮を入れてゆでる
タマネギを料理で使う際、周りの茶色い皮は取り除きますよね。
あの、普段ならゴミにしかならない部分を使った焦げの落とし方です。
- 鍋に水を張り、そこに玉ネギの皮を投入
- 20~30分ほど沸騰させる
- 鍋の中の焦げが柔らかくなったのを確認後、湯を捨てる
- スポンジで優しくこする
これで完成です。
水を張り、タマネギの皮を入れて、焦げた鍋で煮る。
たったこれだけなのに、嘘のように簡単に鍋の焦げを取ることが可能です。
普段はゴミにしかならない部分が大活躍してくれます♪
鍋を空だきする
土鍋やテフロン加工した鍋では使えないのですが、鉄製の鍋の場合は空だきするのもオススメです。
- 鉄鍋を20分ほど空だきする
- 鍋より大きなボールやシンクに水を張っておく
- 空だきした鍋を水の中に漬ける
熱した鉄鍋を水に漬けると、気持ちが良いくらいペロッと焦げを取ることが出来ます。
ただし、この方法はテフロン加工の鍋では鍋自体が焦げてしまう場合や、土鍋の場合最悪鍋が壊れてしまう可能性もあります。
鉄鍋のみに使用可能な方法だということをお忘れなく。
水を沸騰させる方法
空だきの次は、水を入れて沸騰させる方法です。
この方法、焦げた鍋と水さえあればできる簡単かつ費用の一切かからない方法です。
- 焦げた鍋に水を張る
- 10分ほど沸騰させる
たったこれだけです。
短時間で、しかも道具が一切要らないというのが良いですね。
ちなみに、この方法では少し焦げが取れにくいと感じる方は水を沸騰させたのち1日おいてみてください。
すると、しつこかった焦げがペロッとはがれるようになっています(^^)
重曹を使用
掃除や消臭で大活躍の重曹は、なんと鍋の焦げ付きを落とす方法にも用いられます。
- 鍋に水を張り、その中に重曹を入れます。
- 10分ほど重曹入りの水を沸騰させる
- 湯を捨ててなでるようにスポンジでこする
スポンジでこする際は、力は一切いりません。
重曹の働きで焦げがとても取れやすくなっていますので、スポンジを当てるだけでも取れてしまいます。
鍋に入れる重曹の目安は、お湯1カップ(200cc)に対して、大さじ1杯となります。
ただし、アルミ鍋の場合はアルミが重曹で反応して黒く変色してしまうので、こちらは使用しないで下さいね。
万が一誤って重曹のせいで黒く変色した場合には、
- リンゴの皮
- レモン
- クエン酸
これらを煮込みさえすればもとの色に戻ってくれますのでご安心ください♪
ナイロンたわしで磨き上げる
ナイロンたわしでこすることで、徐々に焦げを落としていくことが可能です。
このとき、小さく切っておくと力が入れやすいので磨きやすくなります。
ナイロンたわしならこすっても鍋の表面が傷つきませんし、確実に焦げを落としていけます。
ですが、この方法では時間がかかりすぎてしまうのが唯一の難点・・・
そこで、先ほどの重曹を用いた焦げ付き落としの方法と一緒に用いてもらいたいと思います。
重曹水を沸騰させるだけでは、強烈な焦げ付きを落とすことは出来ません。
しかし、ナイロンたわしでこすりあげることで、文字通りぴかぴかの鍋に生まれ変わるのです!
お酢を使って焦げを撃退
料理の定番調味料『酢』も、焦げを落とす際に活躍してくれます。
- 焦げた鍋に水を張る
- 大さじ2杯ほどのお酢を投入
- 火を付け、しばらく沸騰させる
ひどい焦げ付きでない場合、沸騰させるだけで自然と焦げが取れ、浮かんでくるはずです。
ただし、ひどい焦げの場合は必ずしも取れるわけではありません。
その場合、ゴムべらや菜箸などでやさしく表面をこすってあげてください。
すると焦げが取れお湯の表面に浮かんでくるようになります。
台所洗剤を活用する
台所用洗剤を水に入れて煮るのも効果的です。
- 焦げた鍋に水を張る
- 少量の台所用洗剤を入れる
- 沸騰させる
これだけでかなり焦げが落ちやすくなっているのですが、頑固な焦げ付きはこの方法だけでは取れないことも・・・
その場合、お酢と洗剤を一緒に入れて沸騰させてみて下さい。
それぞれの効果と相まって、みるみるうちに焦げが取れていくのを実感できるはず!
卵の殻でこすって落とす
卵の殻には、卵の中身を守る以外にも凄い効果があるんです。
それは、『研磨作用』です!!
簡単に言いますと、鍋などをピカピカに磨き上げてくれる作用になります。
使用方法はとっても簡単で、
- 卵の殻を細かく割る
- スポンジを押しつけからの破片をつける
- 殻付きスポンジで焦げた鍋をこすりあげる
これだけです。
卵の殻が表面からどんどん磨いていき、焦げ付きを落としてくれるんです。
ちなみに、この方法はテフロン加工した鍋などを傷つける心配はありませんので安心して下さい。
これは駄目!焦げを落とすときのNG行為
上で紹介した方法以外で最も多く行われている焦げ付きをとる方法、それは力いっぱい金たわしでこすって落とす!!というものです。
確かに、力を入れてこすれば一見焦げが取れているように見えます。
しかし、そのせいで大切なお鍋に傷が入ってしまうだけでなく、目に見えないくらいの小さな傷の中に焦げや汚れが入り込み、洗っても取れなくなってしまうことも・・・
更にテフロン加工した鍋のテフロンを剥がしてしまうのも力任せにこすってしまったときなんです。
金だわしなどでゴシゴシこするのは絶対にNGです!
きれいにならないし、鍋は傷付くしで良いことは一つもありません。
絶対にやめておきましょう。
鍋の焦げとはさようなら
いかがだったでしょうか?
今回は鍋の焦げ付きを落とす方法ということで、厳選した10個の焦げの取り方について説明させてもらいました。
ほとんどの方法は家にあるもの、あるいは捨てるはずのものを用いているので費用はほとんどかかりません。
にもかかわらず、その効果は折り紙付きな訳ですから嬉しい限りですよね。
鍋の焦げ付きも積み重なると取れなくなり、買い換えざるを得なくなることに・・・
そんな悲劇になる前に、今回お伝えした方法を用いて鍋の焦げをきれいに取り除いてしまってくださいね♪
面白い雑学関連記事
➡ 練り消しの作り方についてとことん突き詰めてみた(・∀・)
➡ 昭和64年硬貨…一週間しかなかった年のお金の価値って??
焦げの網の落とし方を探してました。
有難うございます。
よくわかりました。
天日干しにして優しくこする、というのが良かったです。
優しく、というあたり、物への愛情が感じられます。
工房 森の苺様
ありがとうございます(^^)
どんなものであっても、大切に扱いたいですからね!
そのように読み取っていただける優しさ、嬉しいです!