豆腐の賞味期限が切れた時、あなたは食べますか?この記事では、賞味期限切れ豆腐について未開封、開封済みそれぞれについていつまで食べれるか見ていきます。5日~1週間が目安のようです。
豆腐の賞味期限切れって、食べれるんでしょうか。
何にでも使えて便利な食材の一つ、豆腐。
ついつい買い込んでしまうのはいいのですが、
冷蔵庫の隅に置き忘れて、そのまま賞味期限が切れちゃった・・・
なんて経験はないでしょうか。
この賞味期限の切れてしまった豆腐、あなたは食べられると思いますか?
周りの友人に聞いてみたところ、案外多くの人が同じようなことを考えていました。
「豆腐ってお腹壊しそうだから食べたくはないな・・・」
「一週間くらいなら食べても大丈夫だって!」
と、全く異なる考え方の話を聞きました。
調べてみたところ、確かにこの一週間と言うのは賞味期限切れ豆腐を食べれるか否かの一つの境目になっているようです。
そこで今回は、賞味期限切れ豆腐が食べられるのかについて未開封と開封済み豆腐それぞれについて見ていきたいと思います。
賞味期限切れ豆腐は食べられる?
それでは、さっそく賞味期限切れ豆腐が食べれるのかという疑問について考えていきたいと思います。
一口に賞味期限切れ豆腐といっても、実際には
- 未開封
- 開封済み
と2種類に分けることができますよね。
そこでこの記事では、未開封と開封済み、それぞれの豆腐の賞味期限について詳しく見ていきたいと思います。
未開封の場合
まずは未開封の豆腐についてです。
以前の記事にて紹介していますが、賞味期限とは『その期間内であれば美味しく食べることのできる期間』を指します。
そのため、期限を過ぎたから絶対に食べることのできないというわけではありません。
賞味期限切れの豆腐が食べれるかどうかの判断の一つが『臭い』です。
開封した時に特に変わった臭いがしなければ、その豆腐は食べて問題ないと言えます。
食べてはいけない豆腐は、かなり強烈な酸っぱいにおいが漂ってくるものです。
チーズのような、乳製品を思わせる酸っぱいにおいはそれだけで食べることができないなと思わせるには十分な香りとなっています(^^;)
また、完全に腐っていなくても、青臭いにおいがし始めたらその時点で食べるのはやめておきましょう。
既にかなり危険な状態といえます。
臭い以外の判断材料としては『触った感触』です。
表面がヌルヌルしている豆腐は食べることはできないと思ってください。
この時点でもかなり傷んでいるのですが、さらに悪化してしまうと・・・糸を引いてきます(-_-;)
納豆のように糸を引いてきた豆腐は臭いもかなり強烈です。
是非こうなる前に食べていただければと思います。
また、これらの変化がなくてもかなり期限が過ぎている場合は一口大に切って口に含んでみてください。
- 酸っぱい味
- 苦みやえぐ味
等、いつもと異なる味の豆腐は決して食べないようにしてくださいね。
これも豆腐が痛んでしまっているサインです。
ちなみに口に含んだ豆腐ですが、悪くなっていると判断した場合はすぐに吐き出して下さい。
悪くなった豆腐に当たるとそれはもう辛い目にあいます・・・私のように(笑)
おう吐や下痢がしばらく続き、
「なぜあんなものを食べたのか・・・」
と後悔の日々が続くので、決して食べないようにお願いしますね。
このように、豆腐の食べれる・食べれないの判断の基準は
- 臭い
- 感触
- 味
の3つの視点で明らかにすることができます。
ちなみに、この食べれる食べれないのギリギリのラインが5日~1週間なんだそうです。
これを過ぎると風味が落ち、悪くなった兆候が見えてくるようです。
まあ、そんなギリギリのラインを狙って食べる必要はないのですが(^^;)
開封済みの場合
それでは、一度封を切ってしまった豆腐の場合はどうでしょうか?
開封済みの豆腐は、当然未開封のものよりも食べられる期間は少なくなっています。
遅くても開封後から2日以内には食べ終わるのがおすすめです。
これを過ぎてしまった場合は、もったいないように思えますが捨ててしまいましょう。
一度包装から出して酸素に触れた食品は酸化してしまい、急激に劣化します。
この酸化作用により、開封した食べ物は未開封のものに比べてはるかに賞味期限が短くなってしまうのです。
ちなみに2日以内とは最長でも・・・という事なので、できるなら開封した豆腐はその場で使い切ってしまってくださいね♪
たとえ食べれたとしても、一度開封した食品はその瞬間からどんどん風味が落ちていくので、美味しく食べるためにも開封後はすぐに食べることが求められるというわけです。
賞味期限切れ豆腐の食べ方
賞味期限切れ豆腐がどれくらいまでなら食べられるかが分かってきたところで、お次は食べ方についての紹介です。
食べ方、といってもそんなの難しい料理をしろと言うわけでは当然ありません♪
意識したいことはただ一つ
火を通して食べる
これです。
いくら賞味期限が切れて1~2日程度とはいえ、冷ややっこなどそのままの状態で食べるのはお勧めしません。
・・・というか、はっきり言って危険です。
ではどう食べるのがいいかと言うと、加熱処理して食べるという事です。
いくつか料理を紹介しておきますと
- 揚げだし豆腐
- マーボー豆腐
- 豆腐ハンバーグ
- 肉豆腐
等です。
油で揚げる、フライパンで焼くといったひと手間を加えることで、同じ賞味期限切れ豆腐であっても生の状態よりはるかに美味しく、そして安全に食べることができるようになります。
賞味期限が切れたら火を通す
是非習慣にして覚えておいてくださいね(^^)
豆腐の保存方法
最後に、豆腐の保存方法についてです。
保存方法がいいか悪いかだけで賞味期限はもちろんの事、味にも大きな変化が生じてしまいます。
ここでは、豆腐を美味しく長持ちさせるための保存方法について紹介したいと思います。
意外と知らない方も多いと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。
冷蔵保存はパックから出す
まずは、豆腐の冷蔵保存方法についてです。
「普通に冷蔵庫に入れるだけでしょ?」
と思うかもしれませんが、違います。
実は、パックに入れてある豆腐って私たちが思っている以上に傷みやすいんだそうです。
そこで私がおすすめしたいのがこの方法!!
- 豆腐をパックから出して、タッパーなどの容器に移す
- その容器にきれいな水を豆腐がすっぽり浸かるくらい入れる
- 必ず1日1回は水の入れ替えを行う
パックからそのまま使うより少し手間がかかってしまうのは事実ですが、数日間使う予定のない豆腐なら是非この方法を試してみてください。
この方法だけで一週間は長持ちしますし、何より風味の劣化が段違いに少ないです!
最近は少し値の張る高級な豆腐が増えてきましたよね?
こういった良い豆腐ほど、風味の劣化が激しいもの(^^;)
是非この方法で豆腐本来のおいしさを味わってみてください。
ちなみに、この方法でも冷ややっこなど生で豆腐を食べる場合は3日以内に限定してください。
それ以上はお腹を壊す可能性があります。
4日~1週間のものについては、上で紹介した料理等を参考に加熱処理するのがおすすめです。
冷凍保存は・・・
では、冷凍保存はどうでしょうか?
結論から言いますと、私はあまりオススメできません。
というのも、豆腐は冷凍するとまるでスポンジのようなゴワゴワとした微妙な食感に変化してしまうからです(・・;)
もちろん食べれないといったことはないのですが、豆腐本来のふんわりとした舌触りは見る影もなくなってしまいます。
とはいえ、炒め物や煮物を作る場合には冷凍豆腐の方が味が染みるという方もいますので、そういった料理を作る予定がある場合にはあえて冷凍保存してみるのもいいかもしれません。
豆腐は新鮮なうちが一番おいしい
いかがだったでしょうか?
今回は賞味期限が切れた豆腐は食べれるのかについて、未開封・開封済みそれぞれの豆腐にて見ていきました。
今回の内容を簡単におさらいしておきますと
- 未開封でも賞味期限切れから5日~1週間が限度
- 開封済みはできればその日、長くても2日以内に食べるべき
- 食べれるかどうかの判断ポイントは『臭い』『感触』『味』
- 賞味期限が切れていたら加熱処理がおすすめ
- 豆腐はパックから出して水につけた方がおいしく長持ちする
となります。
さて、最後に一つだけお伝えしておきたいのは・・・
やっぱり賞味期限が切れる前の豆腐の方がおいしい
という事です。
豆腐は、いわば刺身などと同じく生ものです。
そして生ものである以上、当然鮮度が高いほうがおいしく食べられるというものです。
一番いいのは
買ったその日に食べる!!
これに尽きます(^^)
ですが忙しい現代人、予定通りに料理するのはなかなか難しいです・・・
もし豆腐の賞味期限が切れてしまった時は、この記事を参考に風味や触り心地などと相談しながら食べてみてくださいね♪
生活雑学関連記事
➡ 油の賞味期限はどれくらい?開封・未開封の両方をチェック!!