逝去の読み方、ご存知でしょうか。ちなみに私はいきょと読んでいました。この記事では、逝去の正しい読み方は意味、使い方についてお伝えしていきます。
逝去の読み方、知っていますか。
お葬式のお知らせなどで目にするこちらの言葉。
意味はなんとなく伝わってくるのですが、問題はその読み方。
あなたは読めますか?
ちなみに私は、介護業界に入るまでの間・・・恥ずかしながらずっと「いきょ」と読んでいました。
さて、皆さんが今考えている読み方は果たして正解なのでしょうか。
逝去の読み方は何か
それでは、早速紹介していきます。
今回は逝去の読み方についてです。
2文字と言うシンプルな言葉ではありますが、かなり読むのが難しいこちらの単語。
実際、間違って読んでいる方も多いです。
あまり声に出して読むことの多い言葉ではないので、間違っていても気付かないんですよね(^^;)
さて、一体なんと読むのでしょうか。
「いきょ」ではない
まず、もっと多い間違った読み方について紹介していきます。
それは
「いきょ」
です。
多くの方が、逝去の事をいきょと読んでいるのです。
かく言う私も、「いきょ」と読んでいましたので気持ちは良く分かります(笑)
【逝】と言う文字が、逝く(いく)と読むこともあって、そのまま「い」と読んでしまう方も多いんですよね。
そして【去】は、そのまま「きょ」と読む事ができるので、組み合わせて「せいきょ」と読み上げることができてしまうんです。
間違っていた立場の人間なので言わせてもらいたいのですが・・・この間違いは仕方ないです!!
普段から読まない言葉なので、読み方を間違っていたとしても、その間違えに関して訂正してくれる人もいません。
ですので、もし今日まで「いきょ」と読んでいる方がいても、どうか気にしないでください。
同じいきょ仲間の私も、一切間違いを気にしていません(^^)/
逝去の読み方はこれだ!
では、逝去は一体なんと読むのでしょうか。
その答えを発表します!!
逝去の読み方は・・・「せいきょ」です!
この読み方は、知っていなければちょっと出てこない読み方ではありますね。
【逝】を「せい」と読むことは日常生活ではまずないことですので、知っているかどうかを問われる読み方となっています。
別段、知っていなくても困ることはないとは思いますが、お葬式関連などでこの言葉を目にすることは多々あるのも事実です。
これを機に、是非読みを覚えてもらえればなと思います。
逝去の意味
さて、読み方が分かった所で、次は逝去の意味を説明したいと思います。
いくら読み方が分かったところで、意味をしっかり理解していなければ言葉として活用することはできませんものね。
逝去とは、「死ぬ」と言う言葉の尊敬語に当たる言葉です。
亡くなった方を敬って使う言葉と言うわけです。
そもそも
【逝】には『目の前から離れていく』という意味が、【去】には『遠ざかっていく・離れてなくなる』といった意味がそれぞれあります。
これらを組み合わせた逝去は
目の前から遠ざかっていき、離れていってしまう
と言う意味になります。
ここから転じて、現在の亡くなった方に対しての言葉へと意味が変化していったのです。
「なんだか難しい・・・」
と感じてしまった方、説明が分かりにくくてすいません(^^;)
まあ、簡単に言えば逝去=亡くなるという意味だと受け取ってもらえば大丈夫です!
逝去の使い方
それでは、逝去の使い方についての説明に移ります。
恐らく、多くの方がこの言葉を用いた経験はないかと思います。
そのため、いざ使う場面が訪れた際、
「どのように使えばいいのかわからない」
といった声も多く上がっています。
まずは、間違った使い方を紹介します。
母親・兄など身内が亡くなった場合は逝去は使いません。
尊敬語である逝去を身内に使うのはおかしいですよね。
また、会社の社長などが亡くなった場合も同様に使いません。
確かに社長と言えば上司の中の上司、尊敬語を使って当然ともいえる身分の方です。
しかし、会社という一つの家族だと考えた時、社長もやはり身内ととらえるため同じく逝去は使わないのです。
では、どういった時に使うのでしょうか。
- あの人が逝去して、もう10年か・・・
- 速報!ゆーだい氏 逝去される
等、会社関係以外の目上の方が亡くなられたり、誰が見ても明らかに目上な方が亡くなった際に用いる言葉です。
会話で使うことはめったにないのですが、一応頭においておけばふとした時に
「礼儀礼節を分かっている方だ」
と周りから評価されるはずです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、逝去の読み方とその意味・使い方についてお伝えしてきました。
逝去の読み方は「せいきょ」です!
「いきょ」ではないのでお間違いなく(^^;)
亡くなるの尊敬語である逝去を用いる際は
- 身内には使わない
- 会社の上司にも使わない
- 目上の方に使う
この3つのポイントさえ抑えていれば、使用方法を間違えることもありません。
しっかり意識して用いてもらえればなと思います。
もちろん、あまり好んで使いたい言葉ではありません。
ですが、残念ながら人間である以上死は決して避けられないものです。
もし、お世話になった方が亡くなった際には、心を込めてこの言葉を用いてくださいね。
導入部でネタバレしてますよ
通りすがり様
ご指摘ありがとうございました(^^)
ちょっと文章構成を考えなきゃ駄目ですね(;・∀・)
ゆーだい