音読みと訓読みの違い、知っていますか。

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あなたは、音読みと訓読みの使い分けができているでしょうか。
子供に説明しようとした際、きちんと伝えることができますか?

・・・私はできませんでした(笑)
以前家庭教師のバイトをしていた際、この説明ができず苦心したのを覚えています。

今回は、誰でも簡単な音読みと訓読みの違いの覚え方や、覚えるためのクイズ問題を紹介していきます(^^)

音読みと訓読みの違い

それでは、早速紹介していきます。
今回のお題は、音読みと訓読みの違いについてです。

小学生の時にはすでに習っている音読み・訓読みですが、これをきちんと説明してくれと言われたら正直かなり苦戦するのではないでしょうか。

実はこの二つ、とても大きな、しかも分かりやすい違いがあったのです。
ですが、授業などではそこの説明はあまりせず、読み方のみを覚えさせようとする傾向が強いようです。

そのため、多くの子供達がそれを理解できず、やがて大人になっても未だ分からずじまいとなっているのです。

この音読みと訓読みの違いについて、まずはしっかり理解していただきます。
そこでまずは、音読みとはそもそもどういったものなのかの説明から始めたいと思います。

音読みとは

音読みとは、一体何なのでしょうか。
音を読む・・・文字から推測しようにも、これだけでは一体何が言いたいのか理解できないですよね(^_^;)

音読みとは

  • 読んだだけでは日本語と通じない、あるいは通じにくい読み方
  • 中国で使われていたときの発音を元にした読み方
  • 熟語・慣用句として用いる場合には意味が通じる場合もある
  • 送り仮名がつかない

これらの特徴を持っている読み方です。
ここでは、『山』と言う時を例にとって考えてみます。

山には2つの読み方がありますよね。

  • やま
  • さん

です。
さて、訓読みはどちらだと思いますか?

正解は・・・「サン」です。

「やま」と読む場合には、日本人なら誰でも意味が通じますよね。
ですが、これを「サン」と読んだらどうでしょうか。

酸のことかもしれませんし、もしかしたら三かもしれません。
そう、「サン」の読み方だけではいまいち理解が出来ないですよね(^_^;)

この場合は、音読みなのです。

山の「サン」読みは、元々中国で用いられていた読み方ですし、送り仮名もつきません。
上で紹介した音読みの説明と合致しますよね(^^)

ちなみに、ここまで「サン」をカタカナで書いてきましたが、実は音読みは漢字辞典や教科書でもカタカナ表記で書かれているばあいがほとんどです。

さて、なんとなく音読みの理解が進んできたところで、続いては訓読みの説明についてです。

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訓読みとは

訓読みとは一体どういったものでしょうか。
上の音読みを参考にして考えれば、ある程度答えが浮かんでいる方もいるかと思います。

訓読みとは

  • 読んだだけで日本語と通じる読み方
  • 送り仮名がつくことがある
  • 漢字の意味を表す読み

と言った特徴を持つ言葉です。

ここで、先程の「山」を例にしてもう一度考えてみたいと思います。
先程、音読みは「サン」だったのに対して、訓読みは「やま」となります。

こちらは、皆さん聞きなじみのある読み方なのではないでしょうか。
そう、あの富士山などを示す「やま」のことです。

これなら確かに、意味は通じますよね!!
「やま」と聞いて、山以外の物をイメージする方は、そうはいないでしょう。

このように、聞いただけで意味が分かる読み方を訓読みと言います。
ちなみに訓読みは、漢字辞典や教科書でもひらがな表記にて書かれているので手元に辞書がある方は是非ご確認下さい(^^)

音読みと訓読み、違いはここ!!

さて、ここまで音読み・訓読みそれぞれの違いについて説明してきました。
いよいよ、これらの言葉の違いについてみていきたいと思います!!

まずは歴史。
漢字は中国から伝わってきた物ですので、当然中国の発音で読まれている音読みの方が歴史は深いです。

その後、私たち日本人が使いやすい言葉として新しく訓読みが開発されたのです。

次に送り仮名の存在。
先程はわかりやすい例として山を紹介しましたが、今度は送り仮名の観点から音読み・訓読みをひもとくために新しい漢字を紹介します。

それは『走』です。

この『走』ですが、

  • 音読み:ソウ
  • 訓読み:はしる

となっています。

「ソウ」は聞いただけでは一瞬何のことか分かりませんよね(^_^;)
意味が分からない=音読みです(笑)

一方で、「はしる」の方はどうでしょうか。

「走」だけならば「はし」と言う読み方なのですが、更に送り仮名として「る」を付けることで「はしる」と読むことが出来ます。

これなら、誰でも一瞬で言葉の意味が理解できますよね。
このように、送り仮名を付けて意味が分かりやすくなるかならないかも、音読み・訓読みの大きな違いと言えます。

さて、ここまでで紹介してきた2つの読み方の違いについて、最後にまとめたいと思います。

音読み 訓読み
意味 1文字では伝わらない 読み方だけで伝わる
発祥 中国の発音 日本独自の読み方
送り仮名 つかない 付くこともある
辞書の表記 カタカナが基本 ひらがな
歴史 古い 新しい

表にするとわかりやすくなりますね(^^)となっています。

さて、あなたはなんとなくでも、この二つの読み方の違いが理解できたでしょうか?

分からなくても安心して下さい!
ここからは、音読みと訓読みの違いを記憶するための覚え方について解説していこうと思います!!

覚え方

これは、私が家庭教師時代の教え子のためにと考えた覚え方です。
とっても簡単ですので、是非参考にして見て下さいね♪

  1. 簡単に読めたら訓読み
  2. 読みが難しかったら音読み
  3. 送り仮名が付いたら訓読み
  4. カッコイイ読み方は音読み
  5. 自分で読んでイメージが浮かべば訓読み
    (例:『海』うみ・・・ああ、海か!)
  6. イメージが浮かばなければ音読み
    (例:『海』かい・・・どのかいだろう?)

です。
どういった説明でイメージがつかめるのか分からなくて、色々と考えてみました。

一番は、やはり

読んですぐに意味が分かる=イメージがつかめる

で判断を付けるのがわかりやすかったみたいです(^^)

それともう一つ、ほとんどの方が知らないとっても簡単な音読み・訓読みの見分け方を紹介します。
実は・・・

【うんちくきつい】の7文字のうち、どれかが2文字目(最後の文字)に来る漢字は、100%音読み

なんです!!

あまりに簡単すぎて嘘っぽいですが、これは本当です。
例えば・・・

  • 山(さん)
  • 門(もん)
  • 海(かい)
  • 草(そう)

これらは全て、音読みです。
そして、後ろの文字は『うんちくきつい』の7文字のうち、どれかに当てはまるのが見て取れますよね。

ちょっとした裏技ですが、学校のテストでは大助かり間違いなしです。
漢字テストなどでどちらで読めばいいのかわからない、となった時にはこの方法で答えを見つけて下さいね♪

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読み方漢字クイズ問題

さて、折角ですので少し漢字クイズ問題で練習してみましょう。
次の漢字とその読みが、音読みか訓読みか答えてみて下さいね♪

遊び感覚で取り組んでもらえたら幸いです(^^)

6問目からは少し上級です!

  1. 音読みと音読み
  2. 訓読みと訓読み
  3. 音読みと訓読み
  4. 訓読みと音読み

4つの組み合わせのうち、どれかが正解となる問題を用意しています。
こちらもぜひ、チャレンジしてみてくださいね!

問題

第一問

共(とも)

第二問

努(ど)

第三問

説(せつ)

第四問

粉(ふん)

第五問

子(こ)

第六問

起床(きしょう)

第七問

初孫(はつまご)

第八問

暴風(ぼうふう)

第九問

小判(こばん)

第十問

毎年(まいとし)

解答

第一問

共(とも)は・・・訓読み

第二問

努(ど)は・・・音読み

第三問

説(せつ)は・・・音読み

第四問

粉(ふん)は・・・音読み

第五問

子(こ)は・・・訓読み

第六問

起床(きしょう)は・・・音読み+音読み

第七問

初孫(はつまご)は・・・訓読み+訓読み

第八問

暴風(ぼうふう)は・・・音読み+音読み

第九問

小判(こばん)は・・・訓読み+音読み

第十問

毎年(まいとし)は・・・音読み+訓読み

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、音読みと訓読みの違いや覚え方について紹介させてもらいました。

見ていただいた通り、慣れてしまえばそれほど難しいものではない!!というのを、お子さん方にも感じてもらえたらなと思います。

最後に、最も簡単に見分けるためのポイントをまとめておきます。

  • 訓読みは、聞いただけでも意味が分かることが多い
  • 音読みは、聞いただけでは意味が分からないことがほとんど

となっています。
色々と考えていては、頭の中が混乱して、どっちがどっちか分からなくなってしまいます。

そんな時は、聞いて意味が分かるかわからないかで判断して下さい。
これだけでも、まず間違えることはありません。

難しいように感じる二つの区別ですが、慣れれば本当に簡単です。
今回の記事が、あなたのテストの点数アップや勉強に少しでもつながれば幸いです(^^)

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