パイナップルの漢字、知っていますか?今回はパイナップルを始めとした食べ物の難読漢字クイズです。また酢豚にパイナップルを入れる理由もあわせて紹介しております。
今回お聞きするのは、パイナップルの漢字についてです。
トゲトゲで硬い皮の下に、目もくらむようなきれいな黄色の果実を潜ませたパイナップル。
美味しいですよね♪
- 缶詰
- ジュース
- ケーキ
- シャーベット
多くのお菓子に加工されていることからも、どれだけ日本人に愛されているのかが伝わってくるようです。
そんなパイナップルにも、実は漢字が存在しているんです。
しかもこの漢字、パイナップルとは全然違う果物の名前が入っているんだとか・・・
一体どんな文字となるのか、調べてみました。
パイナップルの漢字はどんな漢字?
それでは、さっそくクイズの方に入っていきたいと思います。
今回紹介するのは、パイナップルの漢字についてです。
普段カタカナ以外で書いたことのないパイナップルですが、実は漢字が存在していたんです。
調べてみたところ、この漢字【他の果物の名前が入っていて】しかも、【かっこいい】というのです。
これだけ見ても、いったいどんな漢字か見当もつかないですよね(^^;)
ですが、ちょっと気になってきたのではないでしょうか。
今回はパイナップル以外にも、たくさんの食べ物について見ていきます。
食べ物の難読漢字クイズというわけで、他にも見たことのないような難しい漢字問題がどんどん出てきますよ♪
- パイナップルの漢字を探したい方
- クイズ問題に挑戦したい方
- 漢字クイズがしたい方
- 暇が潰したいだけの方
どなたでも大歓迎です!!
どうぞ心行くまで、当サイトの難読漢字クイズを楽しんでいってくださいね♪
問題
第一問
忍辱
第二問
桜桃
第三問(難問)
鬼木天蓼
第四問
清正人参
第五問
寿留女
第六問
加須底羅
第七問
鳳梨
解答
第一問
ニンニク
他にもニンニクは
- 蒜
- 大蒜
- 葫
と漢字で表すこともできるんですが・・・
どれもかなり難しい漢字です(^^;)
やっぱりにんにくは【ニンニク】、もしくは【にんにく】と書くのが一番わかりやすいようです。
ちなみに、この忍辱ですが、元々は仏教用語の一つで
【困難を耐え忍ぶ】
といった意味を持つ持っているんです。
意外と意味が深いですね。
私たちもにんにくを食べて体力をつけ、困難な問題を乗り越えましょう!
第二問
さくらんぼ
上に書いてあったヒントから
「これがパイナップルか!?」
と思った方も多かったのではないでしょうか。
確かに、これが正解と言われれば信じてしまいそうですね。
ですがこの桜桃、実は【サクランボ】と読むんです。
さくらんぼそのものを桜桃と呼ぶときもあれば、果実の方をさくらんぼ、さくらんぼの木を桜桃と分けて呼ぶときもあるようです。
確かに、桜の木になる桃のような形をした果実な訳ですから、この漢字がよくあてはまりますね(^^)
ちなみに、日本語読みすると【おうとう】になります。
第三問
キウイ
「この漢字何!?」
と思わず叫んでしまいそうなほど難しいこちらの漢字、正解はキウイフルーツです。
これは知らないと絶対読めない漢字ですね。
ちなみに、こちらの漢字は日本語で【オニマタタビ】と読むんだそうです。
これはこれで凄い読み方です・・・
どちらにせよ、かなりインパクトの強い果物に違いありません。
キウイ自体はサッパリしていて色々なものに調和する果物なんですけどね~(^^;)
第四問
セロリ
独特の苦みが大人気の野菜、セロリの漢字がこちらとなります。
このセロリ、実はたくさんの名前を持っている野菜として知られています。
- 清正人参(きよまさにんじん)
- 和蘭三葉(オランダミツバ)
- 塘蒿
- セレリィ
- セルリー
驚くことに、これらすべてが同じセロリを指し示す言葉なのです。
・・・名前一つだけでいいのでは?と思うのは私だけではないはずです(;´・ω・)
- オランダから入ってきた三つ葉
- 人参の仲間
といった漢字が入っていることから見ても、海外から輸入された当時、何とかいい当て字はないかと苦心してつけたのが目に浮かびますね♪
第五問
スルメ
あの噛めば噛むほど味が出る、お酒のおつまみの定番スルメの漢字です。
メインの食材ではなく、酒の肴として活躍するものにだってしっかり漢字が用意されているんです。
実は、スルメは昔から縁起物として扱われ、結納品などに用いられていたんです。
何故でしょうか。
それは、スルメが長期間保存がきくことに関連しています。
昔の人たちはスルメが保存食であり、長持ちすることにひっかけて
【花嫁が永くその家に留まっていられますように】
【この家族が食べ物に困りませんように】
といった願いを込めて贈られていたんだそうです。
今ではそういった風習は薄れていますが、それでも現代においてもスルメを贈答用に贈る習慣は残っています。
送ってくれた方の心意気がうれしくなる。
そんな贈り物ですね♪
第六問
かすていら
「長崎のお土産といえばこれ!!」
とまで言われる有名なお菓子【カステラ】が正解です。
ちなみに、かすていらとはポルトガルから長崎に入ってきた当初呼ばれていた呼び方です。
こっちの呼び方のほうが、和菓子って感じが強くなりますね。
カステラの底にあるザラメ、食感のアクセントになっておいしいですよね♪
でもあれ、実は防腐剤代わりに用いられたのが始まりなんです。
砂糖には水分を吸収する働きがあるのはご存知でしょうか。
家で使っている砂糖がすぐに固まってしまうのは、実はこのためなんです(^^;)
当時は保存技術も遠くまで運ぶ設備も不十分であり、遠くまで運ぶのはかなり骨が折れることでした。
「なんとか遠くの方にもおいしく食べてもらいたい」
そう考えたカステラ職人さんたちが、防腐剤代わりにカステラの下に砂糖を敷き詰めたのが始まりだったんです。
しかし、
「水分を吸った砂糖の食感がたまらない!」
とたちまち大評判に!
保存技術が発達した今でも、当時の名残としてザラメが底にひかれているんだそうです。
第七問
パイナップル
鳳の梨、と書いてパイナップルが正解です!
パイナップルなのに梨の漢字が入っているのが面白いですよね♪
昔は【鳳梨(ほうり)】と呼ばれるのが一般的だったんだとか。
ほうり・・・漢字といい、こっちのほうがかっこいいですね。
実は、パイナップルはそもそもパイナップルを指す言葉ではなかったんです!
もともとは松ぼっくりを指す言葉として用いられていたのですが、18世紀ころになって日本にパイナップルが輸入され、その外見が松ぼっくりに似ていたことから
「よし、この果実をパイナップルと名付けよう」
となったんだそうです。
私たちが当たり前のように使っていたパイナップルが、まさか全然違う松ぼっくりを指していたなんて驚きですΣ(・□・;)
パイナップル雑学・豆知識
いかがだったでしょうか?
今回は食べ物難読漢字クイズ、その中でもパイナップルの漢字について尋ねる問題となっていました。
まとめとして、もう一度パイナップルの漢字を紹介しておきますと【鳳梨】が正解となります。
漢字でさらっと書けたらかっこいいので、是非覚えておいてくださいね♪
ところで皆さん、パイナップルと言われればある料理を思い出しませんか?
そう、酢豚です。
実は酢豚にパイナップルが入っているのにはちゃんとした理由が存在しているんです。
それは・・・お肉を柔らかくするため!!
パイナップルに含まれる酵素の一つ【プルメリン】には、お肉を柔らかくする作用があると分かっています。
そのため、酢豚を作る際一緒に入れておくことで自然に柔らかな酢豚のお肉が出来上がるというわけです。
更にもう一つ、プロメリンにはお肉の消化を助ける働きもあるんです。
そのため、お肉がたくさん入った酢豚にパイナップルを入れるのは健康面を考える上でも大変効果的といわれています。
酢豚のパイナップル反対派の方は多いですが、ちゃんと理由もありますので、これからは少し多めに見てあげてもいいかもしれませんね♪