今回紹介するのは、高齢者レクにもおすすめな盛り上がる言葉遊びゲームです。子供たちや車の中でも楽しめるようなクイズ形式のものも用意しています。
高齢者レクにもおすすめな言葉遊びゲームについて、紹介していこうと思います。
子供から高齢者まで、多くの方が活用している世界一のコミュニケーションツールって、なんだかご存知ですか?
・・・そう、言葉です。
言葉を活用することで誰とでも楽しく会話をすることができますよね。
そして、言葉をうまく使えば楽しい遊びに変えることもできちゃうんです。
今回は、この最高の道具を活用した言葉遊びゲームについて紹介していきたいと思います。
言葉遊びゲーム一覧
今回紹介するのは、言葉遊びゲームです。
- 車の移動時間
- バスの中でのレクリエーション
- 高齢者の方の脳トレやレク
- 子供たちの遊び
色々な場所にて活用できるのが、この言葉遊びのいいところです。
また、ゲームの種類によっては高齢者の方の脳トレや認知症予防の効果も期待できます。
普段使い慣れている言葉を用いて、普段とは違う脳の使い方をする・・・
これって、とっても脳の活性化に役立つんです。
しかも言葉遊びゲームで使うのは、基本的に言葉一つ!
そのためルールも簡単で、認知症の方であっても案外すんなり取り組めるものも少なくないんです。
まさに、高齢者の方のレクリエーションにぴったりと言えるのではないでしょうか。
今回は、全部で9つの言葉遊びゲームと、その遊び方や例題を作成しました。
是非参考にしてみてくださいね。
言葉探しゲーム
とってもシンプルな遊びです。
ルールは
- ジャンケンで勝った人が親、残りの人が子になる
- 親が探してもらう言葉を宣言する
例:「も」から始まり、「ら」で終わる言葉 - 分かった子から順番に言っていく
- 始めに正解した子が次の親になる
というものです。
親は、当然自分も答えが分かるものを言わなければいけません。
中には、地元の名産品やとってもマイナーな国を出題する親もいてなかなか答えが出ないことも・・・
ですが、そういった意地悪な質問も含めてみんなが楽しめるレクリエーションとなっています。
私は誰でしょう
私は誰でしょうといっても、出題者の名前を当てるというわけではありません(笑)
こちらも、子供でも楽しめる簡単な言葉遊びです。
- グループの中で一人親を決め、残りの人は子になる
- 親が問題を出題する
例「私は赤くて、四角い箱です。」
「いつも紙ばかり食べています。」 - 一番最初に答えた子が次の親になる
というものです。
ちなみに、上の問題は郵便ポストが正解になります。
つまり、物の名前を当ててもらうクイズ形式のゲームとなります。
いくつか例題の方を用意しておきますので、まずはこの例題にて、ゲームの流れをつかんでくださいね。
①
- 私は、基本的に手を使ってはいけないスポーツです。
- 11人対11人で遊ぶスポーツです。
- ボールは友達、恐くない!!
②
- 私は、老若男女幅広く愛されている料理です。
- ごはんとセットで食べる料理です。
- ラッキョウさんや福神漬けがつきものです。
③
- 私は、ずっと昔から人々に使われているものです。
- 昔は紙でしたが、今ではスマホやパソコンにその姿を変えつつあります。
- 読みかけの私たちには、しおりを挟むのを忘れないようにしてください。
例題の答えは、それぞれ
①サッカー②カレー③本
となっています。
最初はほかの選択肢もにおわせておいて、徐々に答えを絞っていくというのが親の基本テクニックです。
いかに相手に正解を悟らせないか、と言うところに心理戦的な要素もあって面白いですよ。
しりとり
言わずと知れた言葉遊びの王様、しりとり。
おこさんや高齢者の方のレクリエーションなら普通のしりとりでもいいのですが、若い人ばかりの場合はちょっと退屈してしまいますよね。
そこで、少しルールの方を難しくしてしまいましょう。
- 3文字しりとり
- どうぶつの名前だけ
- 5文字以内の食べ物の名前
と言う風に縛りをつけていくことで、しりとりが一気に難しく、また楽しいものへと生まれ変わります。
ほんの少しの工夫ですが、これだけで本当に楽しいレクリエーションに生まれ変わるので、是非お試しを!
こちらに、しりとりで勝ちたい方のための記事も用意しておりますので、ぜひ参考にして下さい(^^)
逆さ言葉
逆さ言葉、というものを知っているでしょうか。
例えば・・・
ダンパ
これを反対に読むとどうなりますか?
・・・そう、パンダです。
これが逆さ言葉です。
「ちょっと簡単すぎないか?」
と言う声もあるかと思います。
では、この問題を覚えたら画面を閉じて、そのまま逆さ言葉を答えてみて下さい。
ドンタスンリソガ
・・・どうでしょうか?
中々答えが出てこなかったかと思います。
文字で見れるうちは簡単なのですが、いざ言葉だけで挑戦するとこれが意外と難しい(^^;)
ちなみに、これとは逆に高齢者の方のレクリエーションや脳トレに活用する場合には
- のもけつ
- つぴんえ
- すいらーれか
等、身近にあるものを題材にして、かつホワイトボードに問題を書くようにして下さい。
これなら、認知症の方でも気軽に取り組めますし、言葉を覚える必要もないので誰でも気軽に取り組むことが可能です。
問題文の長さや表示方法で簡単に難易度を調整できるのもこの遊びのいいところです。
答えを合わせろ!!
次は、全員で同時に答えを言い合う遊びです。
遊び方は
- お題を決める
例:「か」で始まる食べ物 - 10秒程度考える時間を取る
- 合図で同時に考えた答えを言う
- 皆と違う答えを言った人の負け
というものです。
若い人がやっても盛り上がるゲームとなっています。
これが案外そろわないから面白いんです。
「いや、カレーだろ!!」
「カレーライスでしょ~」
「かつ丼がでるよ普通」
と言う風に、今のお題一つでも答えが簡単に割れてしまうんです。
そのため、一時間のドライブで4人の答えが一度も合わないなんてことも結構あります。
答を合わすのが目的、というよりもこのゲームを通して友達同士でワイワイ騒ぐ、というのが一番の目的のように思えます。
あなたは何を考える?
こちらは、友達同士相手を理解しているかどうかが試される言葉遊びです。
ルールは
- 一人を親に、残りを子に分ける
- 親はお題に沿って何か一つ頭に思い浮かべる
例:乗り物 - 子は親が何を考えているのかを想像し、当てる
- 最初に当てた人が次の親になる
と言うゲームです。
これは、親役の人の性格がかなりはっきり表れるゲームとなっています。
例えば、真面目な人ですと上のお題なら
- 車
- 新幹線
- 電車
といった常識的な答えが出るのですが、これがユニークな友人だった場合
- ママチャリ
- ヘリコプター
- スケートボード
といった風に、かなりマイナーな、普通では出てこないような乗り物ばかりをついてきます。
まあ、こうした親の性格も読み切って当てるのがこのゲームの楽しいところなんですけどね♪
ちなみに、追加ルールとして
- 親は答えをあらかじめ紙に書いておく
- 3回間違えるごとにヒントを言う
等を追加していくと、より面白くなっていくのでこちらもおすすめです。
虫食い言葉クイズ
次に紹介するのは、虫食い言葉クイズです。
虫食いクイズについては知っている方も多いかと思います。
実際にいくつか例題を出してみますね。
- □も歩けば棒に当たる
- □□に触れる
- 一期□会
- 疾風□雷
といった問題です。
ちなみに解答は、
1.犬 2.逆鱗 3.一 4.迅
となります。
ことわざや慣用句を用いることで、高齢者の方の脳トレにぴったりのクイズとなります。
こちらでも虫食いクイズを難問か紹介していますので、良かったら参考にしてみて下さいね。
言葉の並べ替えクイズ
続いて、言葉の並び替えを行うクイズ問題です。
文字通り、言葉の並び替えを行い、正解を導き出す問題となっています。
例題をいくつか出しておきますね。
- ごんり
- ぼんさらく
- しうんれのでおに
- りすーううきょとつかい
さて、解けますか?
下に行けば行くほど、文字数も増え難しい問題となっています。
ちょっと考えてみて下さい。
・・・答えが浮かんだでしょうか?正解は以下の通りです。
- りんご
- さくらんぼ
- のれんにうでおし
- とうきょうすかいつりー
全問正解できたでしょうか。
このように、文字数を工夫することで高齢者の方たちの脳トレやレクリエーションにも、若い人向けの盛り上がるゲームにも、好きなようにその姿を変えてくれます。
高齢者に限らず子供達の頭の体操にももってこいですので、幅広い世代で活用してもらえたらなと思います。
言葉博士は私だ!!
最後は、言葉を市場如苦知っている人を競うこのゲームです。
こちらは、言葉遊びの中でも特にシンプルなルールとなっております。
- お題を決める
例:「す」から始まる言葉 - 一人ずつ順番に「す」から始まる言葉を言っていく
- 言葉が出なくなった人から抜けていく
- 最後まで残った人の優勝
というものです。
つまり、ただひたすらに自分の知っている言葉を言い続けていくだけというとってもシンプルなゲームとなっております。
ですが、それ故に盛り上がります。
中盤からはその人しか知らないようなマニアックな言葉も出てきて、
「そんなの本当にあるの!?」
と、思わず疑ってしまうほどです。
勝ち残った人はその英知を周りから賞賛されることでしょう。
言葉一つで長い時間遊べますので、車やバスの中など狭い空間でのレクリエーションにぴったりのゲームと言えます。
言葉一つで楽しく遊ぼう!!
いかがだったでしょうか?
今回は、言葉遊びゲーム9種を紹介させてもらいました。
どのゲームも、言葉一つでここまで発展させることが可能です。
しかも実際にやってもらえば分かるのですが、とにかく面白いです!!
私は言葉の並び替えゲームが好きなのですが、身の回りの物の名前をばらばらにして組み立てていくのは、思った以上に頭を使う作業になります。
そしてそれは同時に、高齢者の方のレクリエーションや脳トレ、頭の体操にぴったりでもあるのです。
お金もかからず、口先一つで楽しめる言葉遊び。
皆さんも、是非暇な時を見つけて友達と楽しんで下さいね♪