高齢者施設に欠かせないもの、それは季節ごとの歌です。今回は、10月を彩る名曲8曲を紹介しています。深まる秋に感動しつつ、運動会やハロウィンといった行事・イベントの際にも活用できる歌ばかりを集めました。
10月の歌について今回は紹介していきます。
やはり、10月といえば一番に思い浮かぶのは「体育の日」でしょうか。
今回は、体育の日・運動会にもおすすめな名曲の数々を紹介していこうと思います。
10月といえば
皆さんは、10月といえば何が思い浮かぶでしょうか?
- 秋
- 過ごしやすい月
- ハロウィン
色々ありますよね。
ですが、高齢者施設でもっとも注目するの10月の行事・イベントといえばやはり
- 運動会
- 体育の日
ではないでしょうか?
最近では5月の運動会をする小中学校も増えてきましたが、高齢者の方たちにとってはやはり運動会と言えば体育の日がある10月と決まっているようです。
私が働く施設でも、高齢者の方たちが10月になるとカレンダーを眺めつつ
もうすぐ運動会ですな~
と言って気合を入れています。
毎月色々な行事を催すことの多い高齢者施設ですが、その中でもはやり運動会は特別なもののようで、離してくれる会話の内容からも利用者の方たちの意気込みが伝わってきます。
それだけ楽しみにしている運動会ですが、決して欠かすことのできな名脇役をご存知でしょうか?
それは・・・
歌
です。
お子さんをお持ちの方、若い世代の方は何を言いたいかわかった方も多いかと思います。
そう、運動会の日には1日中元気の出る歌が流れていたのではないでしょうか。
近所の方は、流れてくる元気な歌を聴き
ああ、今年ももう運動会の時期か
と思い起こすことでしょう。
運動会とそれを盛り上げる歌とは切っても切れない縁にあるのです。
更に、10月には運動会以外にもいろいろな行事やイベントが目白押しです!
さて、今回はそんな10月を盛り上げるのにふさわしい名曲や、深まっていく秋を彩る様々な歌を紹介していきます。
10月の名曲
それでは、さっそく紹介していきます。
今回紹介するのは、10月の行事やイベントを盛り上げる名曲8曲です。
上では運動会をメインで紹介しましたが、10月は秋の中頃、一番過ごしやすい時期です。
そのためか、
- 紅葉狩り
- 文化祭
- 学園祭
- 衣替え
- ハロウィンパーティー
と老若男女、どの世代でも楽しめるような行事が盛りだくさんとなっています。
そして、当然これらの行事・イベントも歌を欠かすことができません。
歌はこれらの行事をさらに盛り上げ、より素晴らしいものへと作り替えていってくれるのです。
これから紹介するすべての曲が、10月をより素晴らしいものへと変えてくれることを願っています。
里の秋
おそらく誰しもは一度は聞いたことのある秋の曲です。
ゆったりとしてメロディーは高齢者の方たちにもたいへん歌いやすい曲として大人気です。
こちらの里の秋、1945年の12月にラジオ放送されたのが始まりなのですが、放送当初から大きな反響を呼んだそうです。
その人気は収まることがなく、なんと翌年には新しく始まった『復員だより』というラジオ番組のテーマソングとして用いられたそうです。
今から71年前、ということで今の高齢者の方にとってはまさに青春時代を共に過ごした曲なのではないでしょうか。
おそらく、この曲の放送第一回目のラジオをリアルタイムで聞いていたという人も多いはずです。
秋の曲として、また高齢者の方に喜んでもらえる歌としてこれ以上の曲はないといえるでしょう。
もみじ
秋といえば・・・という質問をすれば必ず会頭に上がるものの一つが『紅葉』です。
この歌は、まさにその紅葉を主役にしてうたった名曲です。
なんと今から100年以上昔の1911年に作られた歌だというのですから驚きです。
とてもそんな昔の歌とは思えないほど、私たち若い世代の心にもしっかりと刻まれている1曲だと思います。
この曲を作詞・作曲したのは、それぞれ
作詞:高野辰之さん
作曲:岡野貞一さん
という二人です。
このお二人の名前は知らないかもしれませんが、子の方た他の作った名曲の数々は必ずご存知のはずです。
- ふるさと
- 春の小川
- 朧月夜
- 春が来た
この今でも老若男女問わず大人気の名曲の数々を作り上げた方たちなのです。
そして知ってのとおりこの紅葉もまた素晴らしい曲です。
是非、少し寂しげな秋の風景を見ながら高齢者の方たちと一緒に歌ってみてくださいね。
夕焼け小焼け
ゆうや~けこやけ~のあかとんぼ~
誰しもが一度は歌ったことのある曲ですよね。
最近は少しトンボを見る機会も少なくなってきたように感じます。
この歌を歌っていると、施設の方たちが
最近、赤とんぼ見ないな
と、ぽつりとつぶやいていました。
施設の中ではなおさら赤とんぼ名を見る機会はないはずです。
秋は気候も良く、外出にもってこいの季節。
ぜひ施設の高齢者の方たちと一緒に、秋の景色や赤とんぼを見にドライブに出かけてください。
流す歌は、もちろん『夕焼け小焼け』です♪
まっかな秋
この歌は、1963年の10月にNHKの『みんなのうた』という番組で放送されたのが始まりです。
9月ではなく、あえて10月の歌としてこの曲を紹介したのは、まっかな秋という風景がまさに10月にぴったりと言えるからです。
10月になるとだんだんと秋も深くなってきて、木々もだんだんと色を変え始めます。
中でも、紅葉はこの歌にあるように燃えるような真っ赤な赤色になり、その美しさで私たちを楽しませてくれます。
そんな秋深まる10月にこそこの歌はふさわしいと考え、今回この歌を紹介させてもらいました。
先ほどの夕焼け小焼けと同様、是非秋のドライブには流してもらいたい一曲です。
見よ勇者は帰る
え、何の歌?
と思う方も多いはずです。
ですが、聞いてみたらすぐに
あ、運動会の歌か!!
と思い当たるはずです。
特に最後の表彰式などには、必ずと言っていいほどに用いられるのがこちらの曲ですよね。
10月といえばやはり体育の日であり、運動会のシーズンでもあります。
この曲を探したくても曲名が分からない・・・
という方も多いのではないでしょうか。
是非、参考にしてくださいね♪
天国と地獄
タイトルだけ聞くと
なんだか物騒な曲だな・・・
と思うかもしれません。
ですが、こちらの運動会で必ず用いられているなじみの一曲です。
リレーなどを走る際には必ず流れていますよね。
高齢者の方たちにとって、運動会の種目はもちろんですが、それ以上に大事なのは場の雰囲気です。
やはり年を取るとなかなか運動会などには夢中になれないという方も多いはず。
そんな方には、この歌を流してみてください。
否が応でもテンションの上がるこちらの曲、きっと気付いたときには運動会に夢中になってくれているはずです。
Hedwig’s theme
お次はハロウィンにオススメの曲を紹介していきます。
ハロウィンと言えば魔女。
というわけで、ここ数年ハロウィンで良く用いられており、かつ魔女と深い関係にある曲をチョイスしました。
そう、こちらの歌はあの大人気映画『ハリーポッターシリーズ』にて用いられている曲なのです。
何とも言えない神秘的な雰囲気や引き込まれるようなその奥深い音楽は、まさにハロウィンという行事にぴったりの一曲と言えるのではないでしょうか?
this is halloween
そして、ハロウィンの曲といえば絶対これ!!
と多くの方に言わしめているのがこちらの『this is halloween』です。
曲名からして分かるように、まさにハロウィンのために作られた一曲です。
日本でもよく聞かれますが、海外では日本とは比較にならないほどメジャーな一曲となっておりハロウィンになると街中のいたるところから聞こえてくるそうです。
ああ、これが本場のハロウィンの歌か
と感じつつ、名曲に耳を傾けてみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに、2曲とも英語の歌にしたのは日本にはあまりハロウィンの歌がないのと、若い世代の歌よりも、いっそのことなじみの薄い英語の曲の方が音楽を純粋に楽しんでもらえるかな、と考えたからです。
高齢者の方は若い人と比べてほとんどハロウィンには馴染みはないというのが正直なところです。
ですが、最近の高齢者施設ではハロウィンイベントを行う場所も増えているのも事実です。
高齢者の方たちにはどういった行事か説明しつつ、音楽を流しながら満喫してもらえたらなと思います。
こちらの記事にて楽しくハロウィンのすべてが学べますので、是非レクリエーションなどに活用ください。
➡ ハロウィン豆知識・雑学クイズ問題!カボチャの意味って何?
終わりに
いかがだったでしょうか?
今回は高齢者施設の10月を彩る名曲8曲を紹介しました。
- 運動会
- ハロウィン
といった行事やイベントにも適しているので、色々な場所で活用してもらえたらなと思います。
秋は本当に過ごしやすく、高齢者の方にとっても快適な季節です。
是非、歌を交えつつ楽しく穏やかな毎日を提供してもらえたらなと思います。
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