食べたらすぐ下痢や腹痛に襲われて悩んでいる、という方が若い人から高齢者の方まで幅広い世代で増えているようです。あなたを悩ませる食後すぐの腹痛や下痢について、その原因と今すぐでもできる簡単解決策をお伝えしていきます。
食事をしたらすぐお腹が痛くなる。
下痢が襲ってきて止まらない・・・
この症状、辛いですよね。
昔からお腹が緩いから仕方ない。そう思っている方は要注意!!
もしかしたら、お腹が緩いんじゃなくて病気が原因かもしれませんよ。
食後すぐの下痢・腹痛の原因は何?
食事を終えてすぐ、急にお腹が痛くなる・・・
そして、そのままトイレに直行。
これ、経験のある方も多いのではないでしょうか?
かく言う私もその一人です。
昔からお腹が弱く、たびたび食後すぐにトイレに通っていました。
体質だから仕方ないのかな?とあきらめていたのですが、どうもそれだけが原因ではないみたいです。
食後すぐの下痢・腹痛には、しっかりとした原因があったのです!
ここからは、あなたも苦しめられているかもしれない食後に襲ってくるこれらの症状の原因を徹底解明していきます。
特に、これから紹介する原因の一つは高齢者にも多いものです。
あなたの下痢や腹痛が危険なものなのか、そうでないのかをしっかりと確認してもらえたらなと思います。
原因と解決策
ここからは、食後の腹痛を引き起こす原因と、その解決策を書いていきます。
食事をしてすぐ下痢や腹痛が起こる
これ自体が体の不調を示しているのですが、そのほとんどはいかに書いた6つの原因によるものです。
もし今同じ症状に悩まされている方がいれば、自分はどれが原因となっているのかしっかりと確認してみてください。
潰瘍性大腸炎
まずは、潰瘍性大腸炎。
名前の通り、大腸に潰瘍ができて炎症を起こしている状態です。
主な症状としては食後の腹痛、下痢以外に
- 血便がでる
- 排せつ物から白い粘液が出る
- 食欲が湧かない
- 理由のない体重減少
- 急な発熱
があげられます。
もし出血が見られた場合には大腸がんなどの可能性も考えられますので、すぐに病院を受診してください。
また、お腹の特に左側が痛むという場合も要注意!
腸の大部分に炎症が広がってしまっている可能性が高いです。
とにかくすぐに病院へ行ってみてください。
また、腸に負担をかけないためにも、肉質中心の食事生活を送っている場合には、野菜や魚といったヘルシーで消化吸収がしやすい食べ物を多く口にする食事形態へと切り替えていきましょう。
過敏性腸症候群
これは子供から大人まで広くあてはまる症状で、現代人には特に多いと言えます。
漢字で書いているため難しい病気のように思えますが、分かりやすく言うと『ストレスでお腹が痛くなる』というものです。
- スピーチの前になると緊張してお腹が痛くなる
- 彼女と初デートなのに、お腹が痛くて・・・
- 試験当日になると、いつも下痢になってしまう
このような経験がある方、多いのではないでしょうか?
ちなみに私の腹痛はほぼこれでした。
昔から緊張に弱かったようです(汗
一言で過敏性腸症候群と言ってもその症状にはいくつかパターンがあるようで、
- 便秘になる
- 下痢になる
- 腹痛に襲われる
等、様々。
いずれにせよ、緊張などからくるストレスが原因だといわれています。
一番いいのはストレスのかからない生活をすることです。
が、そうは言っても常にストレスフリーな生活を送るというのは現代人にとってはかなり難しいもののはず・・・
出来る限りストレスのかからないようしていくことから始めましょう。
また、ストレスでお腹が痛くなるかも・・・と思っていること自体がストレスになっていることも多いです。
整腸剤を持っていればそれが安心感につながり、ストレスも軽減されます。
緊張に弱いと自覚のある人は、飲む飲まないは別にして、万が一のための整腸剤を一つ所持しておくとそれだけで下痢や腹痛をある程度抑えることができるようです。
クローン病
特に若い人に多いのがこちらの疾患。
口から肛門に至るまで、ありとあらゆる消化器官に潰瘍や炎症が起こる病気とされています。
原因の特定はいまだ至っておらず、
- ストレス
- 免疫異常
- 細菌・ウイルスによるもの
等と言われています。
未だその真相は明らかになっておらず、解明が待たれます。
主な症状としては、
- 持続する腹痛
- 食事をするたびにおへそ周りや下腹部に痛みが走る
- クローン病患者の8割以上が泥状、あるいは水溶性の下痢を起こす
- 急な発熱
- 血便が出る
- 体重の減少
- 全身を襲う倦怠感
- 貧血になりやすい
等があります。
また、左側の大腸や直腸にクローン病の症状がみられる場合には排便回数が多い傾向にあるようです。
こちらは病気ですので、消化に良いものを食べるなどの治療で治ることは決してありません。
上に書いた症状が複数みられるときにはすぐに病院を受診しましょう。
食べ物の影響
こちらは、内臓機能の弱っている高齢者に特に多い症状です。
食べ物の影響は、私たちが思っている以上に大きいものです。
- 暴飲暴食
- 刺激物の食べ過ぎ
- 慢性的な野菜不足
- 脂肪たっぷりの料理を連日食べる
- アルコールの飲みすぎ
- カフェインの多量接収
- 炭酸飲料の取りすぎ
- 冷たい飲みもの、食べ物の取りすぎ
こういった胃腸に負担をかけることばかりしていると、当然下痢や腹痛が起こりやすくなります。
食後すぐ下痢や腹痛に襲われる・・・と嘆いてみる前に、一度自分の食生活を見直すのもいいかもしれません。
胃腸の問題を手軽に解決したいという方に、オススメの飲み物を紹介しておきます。
それは、森永製菓のおいしい青汁です。
味はもちろんのこと、その効果もお墨付き!!
飲むだけで胃腸の調子を整えてくれるので、とっても簡単なのもオススメポイントの一つです(^^)
更に野菜不足を解消してくれるので、肉中心の食生活になりがちな現代人にとって本当にありがたい一品です。
興味のある方は、こちらで詳しい説明が見れますので、一度覗いてみて下さいね。
➡ 毎日たった1本でケアする機能性表示食品!森永製菓のおいしい青汁
胃腸が弱っている
こちらも、高齢者の方によくみられる症状です。
というのも、高齢者の方の内臓器官も体と同様に老化し機能が低下しています。
そのため、若い時には何ともなかった脂肪たっぷりの料理も、少し食べすぎただけで内臓が負担に感じてしまい下痢や腹痛となって体を襲うこともあるようです。
原因としては、
- 老化による内臓器官の衰え
- 食べ過ぎによる胃腸の機能低下
- 過労やストレスからくるダメージ
等が考えられます。
こうなると、食べたものがうまく消化・吸収されず消化不良を起こしてしまうことに・・・
その結果、下痢・不消化便となって体外に放出されてしまうのです。
解決策としては、まず第一によく噛んで食べること。
細かく砕いて食べることで胃腸の消化吸収を手助けします。
また、食べ過ぎも厳禁です。
胃腸はもちろん、体全体にとっても負担となる行為ですので、腹八分目で食事を終えるよう心がけましょう。
肝臓病や膵臓病
肝臓や膵臓に病気がある場合にも、下痢や腹痛を引き起こす恐れがあります。
肝臓と膵臓は、どちらも脂肪の吸収を手助けしてくれます。
そのため、これらの臓器が病気により機能低下を起こしていると脂肪の吸収をうまく行えないこともあるようです。
その結果として、腸が活動不順を起こし、脂肪が多く混ざった便ができてしまうことになります。
最終的には、下痢となって体外に排出されてしまうようです。
お腹の不調は早めに病院へ!!
いかがだったでしょうか?
今回は食後すぐに腹痛や下痢を引き起こす要因について書いていきました。
胃腸の不調や機能低下の場合は比較的症状は軽く、早期の完治が見込めます。
この場合、最も多いのはやはり食生活の乱れです。
- 食べ過ぎ
- 飲みすぎ
- 刺激物や脂肪分を多く含むものの食べ過ぎ
等はすべて下痢や腹痛の原因となります。
ついつい食べ過ぎてしまう気持ちは私も同じなのでよくわかりますが、健康を求めているのなら即刻辞めましょう。
しかし、本当に怖いのはそれ以外の原因がある場合です。
どの病気も放っておくとどんどん重症化し、最悪の場合命の危機にも発展しかねない恐ろしいものばかりです。
下痢や腹痛や、日常生活でもよくある症状ですのでついつい甘く見がちです。
ですが、その症状はあなたの体があなたに向けて発している異常信号・SOS信号なのかもしれません。
- 普段と何か変わりはないか
- 熱や体調不良はないか
- 急激な体重減少はどうか
という風に、ありとあらゆる角度から自分の体調を観察してみるのが早期発見への一番の近道です。
自分の体調を観察するのはあまりいい気分ではないかもしれませんが、その行為一つで病気の早期発見・治療につながるのです。
自分の健康も命も、自分の目で見て守りましょう!!
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