今回紹介するのは、不織布の読み方と、そもそも不織布とはいったい何なのかについてです。実はこの素材、私たちの生活をひっそりと支えてくれている凄いものなんです!
皆さんは、不織布の読み方を知っていますか?
時々目にするこちらの漢字。
「読めないな~」
と思いつつ、通り過ぎてしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、久しぶりにこの漢字をまじまじ見る機会が最近あったのですが・・・
読めない!!
というか、そもそも不織布とはいったい何なのか、それすら分からなかったんです。
悔しかったので、色々と調べてみました。
不織布に関する全て
今回紹介させてもらうのは、不織布に関する全てです。
具体的には
- 不織布の読み方
- そもそも不織布とは何か
の2点です。
恐らく、思い返してもらったら必ず1度は目にしたことがあると思うんです、【不織布】と言う漢字。
ですがこれ、全く読めません!
私の知人に聞いても、さっぱり分かっていませんでした。
ちなみに、調べる前に私が思っていた読み方は『ふおりぬの』でした。
これほど目にするのに、全く読み方が分からない漢字も珍しいというものですね。
さて、まずはこの漢字の読み方について見ていきたいと思います。
一体、どんな読み方をするのでしょうか。
不織布の読み方
さて、不織布の読み方ですが、いったいどんな読み方だと思いますか?
恐らく、呼んでみようと思った方も少ないのではないでしょうか。
と言うわけで、脳トレも兼ねてまずは少し、読み方を考えてみてくださいね。
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どうですか?
なんとなく、答えのイメージは浮かんできたでしょうか。
それでは、紹介させてもらいます。
不織布の読み方は・・・【ふしょくふ】です!!
織を【しょく】と読む、大変珍しい読み方となっております。
皆さんは読めましたでしょうか?
いや~、これはかなり難しい読み方ですよね(^^;)
布を【ふ】と読むのもかなり珍しいのですが、それらを組み合わせてのふしょくふ。
これは読めなくても無理のない漢字です。
不織布とは
さて、読み方が分かったところで次の質問です。
あなたは、そもそも不織布(ふしょくふ)が一体何か知っていますか?
そうなんです!
こちらの不織布、なんと読み方が分かったとしても、そもそもその意味がさっぱり分からない言葉なんです!!
私は物心ついたときから今日まで、不織布と言う言葉も、その意味も聞いたことがありませんでした。
皆さんも同じなのではないでしょうか。
実はこの不織布、結構凄い素材なんです。
そもそも不織布とは、読んで字のごとく織らない布、繊維同士を色々な方法で組み合わせたシートを指しているんです。
日本不織布協会なんてものも存在しており、そこの会長である岩熊氏曰く
「不織布はソフトな材料の革命」
だそうです。
これだけでは、ピンと来ないですよね(^^;)
でも実は、気づいていないだけでかなり私たちの生活の深いところにまで不織布は入り込んできているんです。
例を挙げますと
- ブラジャー
- カーペット
- 各種フィルター
- ティーバッグ
- 車のシート
- 手術着
- おむつ
- ナプキン
なんて、これら全部に不織布が使われているんです!!
吸水性や抗菌、防臭といった特性も備えており、まさにスーパー素材と言っても過言ではありません。
恐るべし、不織布・・・
というわけで、ざっくり説明してしまいますと、不織布とは
【あまり目立たないけど、私たちの生活のいたるところで支えてくれている大切な素材】
と言えます。
なぜこれほどの素材がここまで目立っていないのか、それが一番不思議です・・・
身の回りには知らない言葉が沢山!
いかがだったでしょうか?
今回は不織布の読み方と、そもそも不織布とは一体何かという内容にてお話しさせていただきました。
まとめとしてもう一度ふりかえっておきますと
不織布=【ふしょくふ】
です!
読んで字のごとく、織らない布であり、その正体は様々な技術で結合している繊維のまとまりだったんです。
女性の下着や車のシート、家のカーペットから赤ちゃんのオムツまで・・・
ありとあらゆる場所で私たちの生活のひっそりと支えてくれている、まさに縁の下の力持ちと言うべき存在。
それが、不織布です。
実際、この記事を書いた後調べてみたのですが・・・私たちの周りには不織布が関連しているものが本当に多いんです!
しかも、科学技術の向上とともにその数は飛躍的に増えていっているんです。
最近では技術の目覚ましい進歩により
- 国内にて銅100%の不織布の完成
- 高齢者用の失禁対策素材の開発
といった分野にも取り組んでいるそうです。
個人的には、既にオシメに活用されている不織布の、高齢者分野での更なる発展に期待したいところです。
随分長くなってしまいましたが、私は決して日本不織布協会のものではありませんのであしからず(・・;)
今度この漢字を見かけたら、それとなく読んでみて下さい。
きっとご家族や友人はビックリするはずですよ♪