ゴキブリの鳴き声を聞いたこと、ありますか?そして、ゴキブリの寿命はご存知ですか?鳴き声と、種類ごとにどれくらい生きるのかを紹介します。更に、知りたくないゴキブリ雑学・豆知識もどうぞ!!
ゴキブリの鳴き声、知っていますか?
ゴキブリの寿命、ご存知ですか?
人類の天敵にして、地球上である意味最もタフな生き物、ゴキブリ。
私たちはこの最強の生物をただ単に
「害虫」
「見たくもない!!」
と考えて知ろうとしてきませんでした。
ですが、どうもこの虫、調べていくと私たちの知らない情報ばかりだったのです・・・あるいは知ろうとしなかっただけですが(^^;)
折角ですので、今回はゴキブリの鳴き声とその寿命について皆さんと一緒に見ていきたいと思います。
閲覧は、ご自由に・・・
ゴキブリの鳴き声について
まず一番に思ったのは、
「ゴキブリって鳴くの!?」
ではないでしょうか。
実は、ゴキブリは鳴くんです。
もともと、虫には体から音を発する機能が備わっている種類が大勢います。
ゴキブリの鳴き声もその一種なんです。
主にゴキブリがその鳴き声を活用するのは
- 危機に直面した時
- 仲間を呼ぼうとしている時
- オスがメスに求愛している時
の3つに分けられます。
確かに、この3つのシーンで鳴き声を出す生物って多いですよね。
これらは、ゴキブリの種類によって行う種と行なわない種があるようなので、一概にすべてのゴキブリが鳴くとは言えません。
ですが間違いなく、日本国内に鳴くゴキブリは生息しているのです・・・
実際、
「ゴキブリの鳴き声を聞いたことがある!!」
と言う方は意外と多くいるようです。
人が聞いたことのある鳴き声は、やはり圧倒的に危機に瀕した時=ゴキブリを家で退治しようとして追い込んだ時、なんだとか・・・
ある意味、ゴキブリの断末魔の叫びと言えるのかもしれません(・・;)
鳴き声ですが、もちろん
- ワンワン
- コケコッコ~!!
何て鳴くことはありません(笑)
ゴキブリの場合、鳴き声は体、特に羽をこすり合わせるなどして発しています。
そのため、喉から発生するような音ではなく、
「キィキィ」
「ギィ、ギィー」
といった、まさに虫が発する音を出します。
あなたがもし家でゴキブリを見つけて退治しようとしたときこの音を聞いたなら、おそらくそのゴキブリは死ぬ覚悟を決めたという事です・・・
一思いにとどめを刺してあげましょう(笑)
とはいえ、文章だけではいまいちイメージが湧かないかと思いますので、ゴキブリの鳴き声動画を紹介しておきます。
思ったよりは嫌な鳴き声でもないので、一度試しに聞いてみてくださいね♪
もちろん、聞きたくない方はスルーして次へ進んでもらっても大丈夫です(^^)/
ゴキブリの寿命とは
ゴキブリと言えばしぶとさで有名ではありますが、そこはやはり生き物です。
当然寿命は存在しています。
日本で多く見られるゴキブリは全部で4種類と言われています。
ここからは、各ゴキブリの寿命についてみていきます。
「え、この前見かけたうちのゴキブリまだこれだけ長生きするの!?」
とショックを受ける恐れがありますので、その辺の覚悟を決めてから読み進めていってもらえたらなと思います(^^;)
クロゴキブリ
クロゴキブリは、名前の通り黒光りする大きめのゴキブリです。
関西以南に多く生息しているゴキブリの種類で、うちの施設周りにもかなりの高確率で出没します・・・超ビッグサイズが(;’∀’)
大きいもので、4センチを超える個体もあらわれます。
その寿命についてですが、
- 卵を産んでから孵化するまでかかる日数が20日~40日前後
- 幼虫として過ごす期間が1年~1年半ほど
- そして、成虫になってから約200日、7カ月ほど生きるそうです。
・・・200日!?
あの小さな体にも関わらず、なんと成虫になってから200日も生きるというのです!
しかもこれは成虫になってからの日数です。
もし仮に、卵からずっと自分の家で生活していた場合、最長で2年以上もの月日を共にすることになるのです。
頭が痛くなりますね(^^;)
チャバネゴキブリ
続いてはチャバネゴキブリ。
こちらは茶色っぽい、やや小ぶりなゴキブリとなります。
関西以北に生息しており、関西~東北と幅広い地域で見られる種となります。
小ぶりな分素早さが高く、小回りが利いて中々退治できないのも悩みのタネです(^^;)
家でももちろん見られるのですが、ビル・飲食店といった人の多く温かい建物を好んでいるようです。
チャバネゴキブリの寿命ですが、
- 卵を産んでから孵化するまでかかる日数が約40日
- 幼虫として過ごす期間が1~2年
- そして、成虫になってから約5カ月
となっています。
こちらは幼虫として過ごす期間がやや長いようですね。
卵が家にあった場合、最長で2年半以上もの月日をゴキブリと共に過ごす羽目になるかもしれないというわけです。
ちなみにこちらのゴキブリ、日本では上の方に多く存在しているだけで、寒いところでしか生きられないなどと言ったことはありません。
その証拠に、なんと世界中でその姿を目にすることができます・・・したくないけど(-_-;)
そしてショックなことに、薬剤に対する抗体も急激に身に着けている種でもあります。
ゴキブリも常に進化しているという事なんでしょうね・・・
ヤマトゴキブリ
『ヤマト』の名前から分かるように、なんと日本の在来種ゴキブリです。
特徴しては真っ黒の外見と、やや小ぶりな体があげられます。
なんとなく、在来種と聞くと守ってあげたくもなりますがヤマトゴキブリは・・・ねえ。
このゴキブリも成虫になってから約5カ月ほど活動するそうです。
やっぱり約半年は生きるというわけですね。
しかもその半年足らずの間で平均7回以上も産卵するそうです。
家の中ではどうかやめていただきたい(´・ω・`)
ワモンゴキブリ
このワモンゴキブリは、とにかく大きいのが特徴です。
吸収や沖縄といった日本列島の中でもかなり南側に生息している種類となります。
なんと、触覚まで合わせたらその体長は優に5センチを超えます。
しかも恐ろしいことに、段々と日本全体が温暖化してきたこと等が原因で、今では沖縄~北海道まで日本全国どこででも目にすることができるようになってしまったそうです・・・
ちなみに多い個体で、一生涯のうちに84回卵を産んだ記録が残っているそうです。
もうここまで来たら嫌悪感通り越して素直にその繁殖力に凄いと思ってしまいます(笑)
そして肝心の寿命ですが・・・なんと成虫になってからだけでも500日をこえる猛者が続出しているそうです!!
長生きしすぎです(^^;)
人類最強のライバルゴキブリ・・・
いかがだったでしょうか?
今回は人類最強のライバルにしても地球の大先輩、ゴキブリの鳴き声と寿命についてお伝えしていきました。
はっきり言って、知らないほうが良かった情報かもしれませんね、寿命とか特に(笑)
とはいえ、こうした一見何の役にも立たない知識程ちょっとした時の暇つぶしの話題にはぴったりと言うものです。
一見すると邪魔でしかないゴキブリも、話のタネになってくれるなら中々ありがたいと思えるようになるのではないでしょうか?
・・・ならないか(-_-;)
今回の記事内容を簡単にまとめておきますと、
- ゴキブリは鳴く
- 鳴き声は「キィキィ」や「ギィ、ギィー」で、実際には鳴いているのではなく羽などをこすり合わせて音を出している
- ゴキブリの寿命は成虫だけなら約半年
- ワモンゴキブリは成虫になってから500日以上生きる場合も
- 卵から合わせると最低でもどの種も2年は生きる
といった所です。
長生きですね、やっぱり。
最後に、日本中にゴキブリが発生するようになった原因を紹介します。
「ゴキブリは北海道などにいなかったにもかかわらず、なぜ今は日本全国にいるのか。」
と思う方も多いと思います。
実はこれ、他ならぬ人間が連れていっていたんです!!
引っ越し道具(冷蔵庫などのモーターの裏側)等にゴキブリ本体やその卵がくっついており、引っ越し先までついていきそこで生活を開始していたのです。
最初は当然寒さに対応できなかったわけですが、建物に隠れるなどして暖を取り、生き延びたのです。
そして環境適応能力の異常に高いゴキブリです、最後には完全に寒い地域での生活に順応、いつの間にかそこでの生活を当たり前に送れるようになっていったというわけです・・・
ほんと、ゴキブリの逞しさは私たち人間も見習うべきなのかもしれませんね(^^;)
九州が吸収になっとるでワモンゴキフリのとこな