昭和64年硬貨の価格や価値をご存知ですか?1円、5円、10円、そして500円硬貨。それぞれの価値について詳しく見ていくとともに、驚くほど高価な希少硬貨についてもあわせて紹介します。

昭和64年硬貨の価格と価値

一週間しかなかった昭和64年、この年の硬貨の価格、気になりませんか??

 

昭和64年はたった一週間しかない年でした。
しかし、そんな短い期間にもかかわらず、昭和64年硬貨は作られていたのです。

以前、ギザ十の価値はいくらか?と言う記事にて、その価値が生産枚数と大きく関係していることをお伝えしました。

それなら、一週間しかなかった昭和64年に製造されたお金はものすごい価値を秘めているのではないでしょうか!?

と言うわけで、今回はそんな昭和64年硬貨の本当の価格について詳しく見ていきたいと思います。
その価値や価格に、あなたもきっと驚くはずです・・・

 

昭和64年硬貨の価値・価格

それでは、さっそく昭和64年硬貨の価値・価格について見ていきたいと思います。
一週間しかなかった昭和64年・・・果たしてその短い期間に作られた硬貨はいくらの価格がつくのでしょうか?

各硬貨の発行枚数

まずは、昭和64年に発行された硬貨の枚数についてみていきます。

  • 1円玉・・・1億1610万枚(昭和63年の約10分の1)
  • 5円玉・・・6733万枚(昭和63年の約6分の1弱)
  • 10円玉・・・7469万枚(昭和63年の約8分の1)
  • 50円玉・・・発行されていない
  • 100円玉・・・発行されていない
  • 500円玉・・・1604万枚(昭和63年の約9分の1)

とそれぞれなっています。
一番よく使うイメージの100円玉と、その一つ下の額である50円玉は実は1枚たりとも発行されていないんです。

ですので、昭和64年硬貨は1円玉・5円玉・10円玉・そして500円玉のみとなります。

これは、1・5・10円玉の発行枚数との兼ね合いから、偶然にも50円玉と100円玉の発行が3月を予定していたためだそうです。

一週間で昭和64年が終了してしまったため、50円玉と100円玉は発行されずにそのまま終了してしまったのです(^^;)

さて、そのほかの硬貨はと言いますと、昭和63年はほぼ例年通りの発行であったことを考えると、他の年と比較してみても明らかに発行枚数が少ないの分かります。

とはいえ、一週間しかなかった事を考えると劇的にその枚数が少ないというわけではありません。
さて、この微妙な枚数を刻んでいる昭和64年硬貨、その価格はいったいどれくらいとなっているのでしょうか。

次はいよいよ気になる価値・価格についてみていきます。

各硬貨の価値・価格

さて、気になる昭和64年硬貨の価値ですが、以下のようになっています。

  • 1円玉・・・3円~
  • 5円玉・・・7円~
  • 10円玉・・・12円~
  • 50円玉・・・発行されていない
  • 100円玉・・・発行されていない
  • 500円玉・・・600円~

となっています。
・・・微妙ですね(笑)

しかも気づいた方もいるでしょうが、今書いたのは各硬貨の価値です。
実際の買い取り価格はと言うと・・・ほかの年と一緒、つまり硬貨の値段そのままだそうです(-_-;)

やはり数が多すぎるのが一番の原因と言った所でしょうか。
これまで、なんとなく昭和64年硬貨は高いと思っていた方、残念ながら価格は変わりません・・・

プレミア価格がつく硬貨

とはいえ、ここまで書いておいて結論が

昭和64年硬貨は価格は一緒です!!

だけでは寂しすぎますよね(^^;)

そこでさらに調べてみたところ、なんと昭和64年硬貨にプレミア価格がつく場合があったんです!!
改めて調べてみましたところ、やはり未使用の場合にその価格が跳ね上がるようです。

それぞれの未使用価格を並べてみました。

  • 1円玉・・・50円
  • 5円玉・・・100円
  • 10円玉・・150円
  • 50円玉・・・発行されていない
  • 100円玉・・・発行されていない
  • 500円玉・・・1500円

おお!!随分価格が上がりましたね♪

特に500円玉が凄いですね。
なんと、500円一枚で500円+1000円札がついてくるじゃないですか(^^)

とはいえ、未使用の硬貨なんてめったに見つかりはしないものですので、あくまで参考価格程度に思っておいてもらえればなと思います。

ちなみに、使用済み昭和64年硬貨の中でも500円玉だけは若干価格が上がる場合も。
上では600円と書きましたが、保存状態が良ければ使用済みの硬貨でも800円ほどの値がつくこともあるそうです。

更に、皆さんの手持ちのお金が思わぬ価格の硬貨となる場合も・・・
それが、

変形した硬貨

です。
実は、極まれにではあるものの、硬貨の形が通常のものと異なる場合があるんです。

今まで報告があったのは

  • 穴がない5円玉・50円玉
  • 穴が真ん中以外の位置にある5円玉・50円玉
  • 模様の印刷ずれがある硬貨
  • くぼみ・へこみがある硬貨
  • 形が変形している硬貨

です。
これらの硬貨は昭和64年に限らず、すべての年代に存在している可能性のあるものです。

そのどれもが当然お金としての価値はないのですが、ヤフーオークションなどで数千円から数万円、中には数十万円で取引されているものもあります。

ちなみに、私が発見した中での最高金額は・・・

変形1円玉 ⇒ 280万円

でした。
凄すぎです・・・

どこにでも希少価値の高いものを求める方は多いもの。
もし変わった硬貨を見かけたら、一度ヤフオクに出品してみてはいかがでしょうか?

 

希少価値のある硬貨も一挙紹介!!

昭和64年硬貨の価格とは

折角ですので、昭和64年に限らず他の年代の硬貨についても希少価値の高いものを紹介していきます。

1円玉

  • 平成23年~平成25年 400円~
  • 平成13年      20円~
  • 平成22年      18円~
  • 平成14年      10円~
  • 平成12年      6円~

1円がまさかの400円に化けました!!Σ(・□・;)
平成23年~25年は1円玉の発行枚数がとても少ない年でした。

そのため、この3年間に作られた1円玉は非常に貴重なものとして取引されているそうです。
保存状態によっては1000円以上の価値を手に入れることもあるようです。

5円玉

  • 平成22年~25年 800円~
  • 平成21年     500円~
  • 平成12年     25円~
  • 昭和42年     24円~
  • 昭和32年     22円~

こちらは驚きの160倍にまで跳ね上がりました!
1円玉と同様、平成22~25年度は特に発行枚数が少なかった5円玉。

そのせいもあって、この4年間の5円玉は信じられないほどの価値を持つようになったのです。
もし125枚持っていれば、625円が10000円に・・・夢が膨らみます。

10円玉

  • 昭和33年 60円~
  • 昭和32年 25円~
  • 昭和34年 22円~
  • 昭和30年 20円~
  • 昭和61年 18円~

あれ?と思った方もいるかと思います。
そう、10円玉はあまり希少価値の高い硬貨が存在しないんです。

これは、一番よく使われる10円玉だけにその発行枚数も多く、結果として希少価値が生まれにくいのが原因のようです。

50円玉

  • 昭和62年    3000円~
  • 平成22年~25年 1400円~
  • 平成21年    100円~

どちらかと言えば使用頻度の少ない50円玉が、1枚でまさかの3000円の価値を持っています。
ただし、上に書いてある年代のもののほとんどは市場に出回ることなくレア硬貨マニアの方を中心に保管されているのだとか・・・

市場に出回らない硬貨って意味がないような気がするのは私だけでしょうか(^^;)
いずれにせよ、もし昭和62年、あるいは平成22~25年の50円玉を見つけた場合は絶対使わないようにするのがよさそうです。

100円玉

  • 平成13年 130円~
  • 平成14年 110円~

見ての通り、こちらの希少価値はほとんど付かないものばかりです。
先ほどの10円玉と同じく市場で多く使われている硬貨なだけに、その発行枚数も多いようです。

毎年数多くつくられているため、どの年代でも価値・価格ともにほとんど変動はありません。

500円玉

  • 昭和62年 1400円~
  • 昭和64年 600円~

500円も毎年ほとんど枚数に変動がないため、あまり各年代で価格に差がつかなかったようです。
唯一昭和62年のみその発行枚数をわずかに減らしたため、1400円と言う高値が付いたようです。

ちなみに、今回の主題でもあった昭和64年硬貨は第2位の価格につけています。

終わりに~硬貨の値上がり見つけ方~

いかがだったでしょうか?
今回は一週間しかなかった昭和64年の硬貨の価格・価値について紹介し、そのほかの年代の希少価格の高い硬貨についてもあわせて見ていただきました。

思ったより昭和64年硬貨の価格が低く少しがっかりさせてしまったかもしれませんね(^^;)
とはいえ、500円硬貨はなかなかの価値を有していますので、持っている方はぜひ大切に保管しておいて下さいね♪

最後に今後値上がりするであろう硬貨の見つけ方を紹介しておきます。
それは、その年の硬貨の発行枚数を見ることです。

ほかの年と比べて明らかに発行枚数が少ない場合、近い将来価格が跳ね上がります。
もし将来有望な硬貨を見かけたら、希少硬貨貯金箱を作って入れておくのもいいかもしれませんね(^^)

もしかしたら、そのお金が将来宝の山となってくれるかも!?

 

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