風船ほど、高齢者施設でのレクリエーションに適した道具はありません。風船バレー以外にも、風船を用いられクリエーションはたくさん存在します!今回は、私が選んだ風船レクリエーション6種を紹介します!!
風船を使うと、どなたでも簡単にレクリエーションを行うことができます。
軽くて、ケガの心配もなく、おまけに安い!!
高齢者用のレクリエーションで、これほど便利な道具はないかもしれませんね。
今回はそんな風船を用いたレクリエーションを紹介していきます。
風船でレクを!!
風船って、高齢者の方のレクリエーションに最適だと思いませんか?
- 軽い
- 安い
- ケガはない
と、高齢者の方にレクを行ってもらううえで大事な点はすべてそろっています。
ですが、この風船を用いたレク何が思いつきますか?
多くの施設では、残念ながら風船バレーなどでしか用いられておらずもったいなく感じしまいます。
あまりに風船バレーがはやってしまったため、それのみにしか意識が行かなくなっているようです。
そこで今回は、風船という素晴らしい道具を使ったレクリエーションを計6つ、紹介していこうと思います。
この記事を見れば、風船がどれだけレクリエーションを盛り上げてくれるのかが必ず理解できます!!
膨らませよう
まずは、風船を膨らませるところからです。
一般的には職員がやっていますが、これはもったいない!!
風船を膨らませるというのは、かなりの肺活量を使うことになります。
しかも、ただ運動するのではなく風船を膨らませるという明確な目標があるので、高齢者の方も最後まで続けてくれやすいです。
ちなみに、ご存知の方も多いでしょうが一度膨らませておくと、風船は膨らみやすくなります。
高齢者の方のレベルに応じて、新品の風船、一度膨らませた風船を使い分けていきましょう。
風船バスケ
続いては、風船バスケです。
風船を投げて、ゴールを狙います。
ゴールは、テーブルの上にかごを設置しておくだけで大丈夫です。
風船を狙ったところに投げるのは意外と難しいものです。
- かごをいくつか用意する
- 風船の大きさで点数を変える
- かごの前にディフェンスの置物(紙で作った人形など)を用意する
こういった要素を取り入れるとゲーム性もアップして、ますます楽しくレクリエーションを行うことができます。
風船遠投
これは、以前紹介した記事でも書かせていただきましたが。
風船を遠くに投げるのは本当に難しいんです!!
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ですので、その特性を利用して、風船をおもいっきり投げてもらいましょう。
デイサービスに通っている方は、若く元気な人も多く、力自慢の方も大勢います。
そんな方たちにとって、力いっぱい何かをして良い、というのは貴重な機会です。
しかも、風船ですので遠くには飛ばず、ケガをする心配もほとんどありません。
ただし、力いっぱい投げてもらうため、準備体操だけはしっかり行っておきましょう。
風船テニス
文字通り、風船でテニスをしてもらいます。
風船バレーの道具を使ったバンと考えてもらうとイメージしやすいのではないでしょうか?
ラケットは卓球のラケット。
コートは風船バレーの際に使うネットを使用してもらえればOKです。
風船バレーよりも難易度も上がりますが、その分盛り上がり方もこちらも方が大きいと私個人では感じています。
道具を用いるので、周りの人との距離をしっかりと測り、安全管理にだけは気を付けてもらえればと思います。
風船ドッジボール
風船を使ってのドッジボールです。
まあ、風船はスピードも出ないので、ほとんどただのキャッチボールになってしまいますが・・・
このレクリエーションの優れているところは、車いすの方でも全くハンデなく参加できるということです。
立って歩けないというのは、レクリエーションの種類によってはどうしてもハンデになってしまいがちです。
しかし、このドッジボールならば、全員座ったままで大丈夫ですので、上半身さえしっかりしていればどんな方であっても楽しく参加することができます。
風船サッカー
最後は、風船を用いたサッカーです。
こちらも座ったままで楽しんでもらえるレクリエーションとなっています。
ゴールには新聞紙を広げて用いると手間もかからず、サイズも大きいのでお勧めです。
球は風船ですので、力を入れなくても十分飛んでいきます。
ですので、あまり力のない方であっても存分に楽しんでもらうことのできるレクリエーションとなっています。
ワールドカップ・オリンピックなどの際にはサッカーを見て盛り上がっている高齢者の方も多いはず。
その情熱を、実際に自分たちでサッカーに参加してもらい、存分に満たしてもらいましょう。
終わりに
いかがだったでしょうか?
今回は風船を用いたレクリエーションを紹介しました。
風船は、準備もしやすく、値段もお手頃、おまけにいくらでも応用の利く道具です。
- 介護度が高い
- 体にマヒがある
等、一般的なレクリエーションではハンデになってしまうような要素であっても、風船レクリエーションならば気になりません。
介護士側、レクリエーションを提供する側が参加者に合わせた競技を選択することで、平等に楽しんでもらうことのできる数少ないものではないでしょうか?
この素晴らしい道具を、風船バレーだけの使用にて終わらせるにはあまりにもったいないです。
どんどん活用して、高齢者の方たちのレクリエーションに生かしてもらえたらと思います。
最後に、高齢者向けレクリエーションをまとめた記事へのリンクを張っています。
もっとレクリエーションを知りたい!!という方は是非活用してください。