おへそが痛い

おへそが痛い!!

お腹を打ったわけでもなく、下痢などのお腹の不調によるものでもない。
でも、なぜだかわからないけどおへそがとっても痛い・・・

これはいったいどうしてでしょうか?
おへその痛みには、場所ごとにその原因があったのです。

私たちのおへそを襲う痛みの正体と、そこに隠れた病気について詳しく見ていきます。

実は危険なおへその痛み

皆さんの中にも、おへその痛みに襲われた経験のある方がいるかもしれません。
あのズキズキとした痛み、辛いですよね。

ですが、おへそという普段からほとんど意味をなさない場所の痛みを、私たちはついつい無視してしまいがちです。

おへそなら大丈夫でしょ

へその痛みで病院とかかっこ悪いし・・・

お腹じゃなくておへそならそのうち治りそう

こういった、何の根拠もない思い込みや偏見でついつい病院への受診を先延ばしにしてしまっている方、意外と多いんです。
ですが気を付けてください。

おへその痛み、実はかなり危険です

痛みは、たとえ小さい痛みでも体の発している危険信号です。
どんな場所に襲ってきても決して甘く見てはいけません。

あなたのおへその痛みは、ひょっとしたら命を脅かす危険な病気の存在を伝えているのかもしれません・・・

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おへその痛みの原因は病気だった!!

おへそやその周りを襲う痛みの原因は、多くの場合実は病気なんです。

まさか自分は・・・

などと思ってはいけません。
誰であれ平等に、病気になる可能性は存在しているのです。

ここからは、おへそとおへそ周り二つの場所の痛みを引き起こしている原因や病気を見ていきます。
普段気にしない場所だからこそ、異変があったら何よりも気を使ってあげるべきなのかもしれません。

臍石

まず一番に疑うのは、臍石(さいせき)です。
おへその中に大きく黒く、それでいて硬い塊があればそちらがあなたのおへその痛みの原因となっています。

漢字だけ見ると見たこともない恐ろしい病気に思えるかもしれませんが、ようするに・・・

へそのゴマ

です。
普段から私たちが目にしているものなのでいたずらに怖がる必要はありません。

ですが、臍石になってしまったへそのゴマはかなり厄介です。

もともとは皮脂や垢といった汚れだったものがへそのゴマとなり、それが積み重なっていくことで生まれる臍石。
長い年月がかかっているだけに、力ずくでとるのはかなり難しいです。

場合によっては皮膚と癒着してしまっていることも考えられるこの臍石。
無理やりとってしまうとおへその周りの皮膚が取れてしまったり、おへそ周りの神経に刺激を与えすぎて痛みが走ってしまうことも・・・

絶対に無理やり取ろうとしないでください。
というよりも、下手に引っ張ってしまうと中途半端にちぎれてしまい、ますます皮膚の奥深くまで入り込んでしまいかねません。

そうすると、取り出すのがかなり手間になってしまいますし、場合によっては開腹手術に踏み切ることにもなります。

餅は餅屋です。
臍石を見つけたら自分で取ろうとはせず、病院を受診してみてもらいましょう。

ちなみに受診するのは皮膚科になります。

なお、臍石は初期のへそのゴマに近い状態時に限り、自分でとることも可能です。
オリーブオイルなどを用いて取るので、興味のある方は下の記事を参考にしてみてください。

➡ へそのゴマの正体とその取り方を徹底解説!!

食あたり

食事が健康に大きな影響を与えるのはみなさん知っての通りですが、実はおへその痛みにも関係しているんです。
この場合は、食事といっても栄養の偏りなどではなく、食あたりを指します。

重度の食あたり、いわゆる食中毒のレベルになるとおう吐や激しい腹痛、更には下痢などによりわかるのですが、軽度のものですとそこまではっきりとした症状が出ない場合があります。

おへそのチクチクするような痛みにプラスして

  • お腹が少し緩い
  • なぜかあまり食欲がない

などの症状がみられる場合には軽度の食あたりによる痛みと考え、自分が最近食べたものに原因がないか疑ってみてください。

ストレス

ストレスもおへその痛みを引き起こす原因の一つです。

周囲からの激しいストレスが胃腸に影響を与えることにより、下痢などを起こすことがあります。
おへそはすぐ下にたくさんの神経が密集しているため、このようなお腹の不調による影響をもろに受けてしまうのです。

  • 大事なプレゼン
  • プロポーズ前
  • 試合直前

こんな時に突然感じるおへそやその周囲の痛みは、すべてストレスが原因の可能性が高いです。

便秘

便秘によるおへその痛みは多くの方が経験しているかもしれません。
一見関係のなさそうな便秘が痛みを引き起こすには、当然理由があります。

便秘になった場合、お腹の中には排出されない便やガス、その他老廃物がどんどんたまっていってしまいます。
そうなると、積もり積もった老廃物は、腸に張り巡らされた神経や血管を圧迫することになります。

このとき圧迫されるのが、ちょうどおへそのあたりのため、おへその内側に痛みを感じてしまうのです。

便秘改善には

  • 食物繊維を摂取るなど食生活の改善
  • 適度な運動
  • マッサージ

などが有効です。
ぜひ試してみてください。

腸閉塞

腸閉塞とは、文字通り腸が閉じてふさがってしまう病気です。
食べたものや場合によっては腫瘍のせいで腸に詰まってしまい、激しい痛みが襲ってきます。

症状としては

  • 吐き気
  • 激しい腹痛
  • 腹部の膨張

です。
また、症状が強くなったり弱くなったりを繰り返すのもこの病気の大きな特徴の一つです。

おへそのすぐ裏側には腸があります。
そのため、腸閉塞による激しい痛みをおへその痛みだと勘違いしてしまうこともあるようです。

腸閉塞の場合、原因が食べモノならば病院にて吸引を行ってもらいすぐに解決します。
ですが、腫瘍の場合には手術にて取り除かなければなりません。

発見が早ければ早いほど、腫瘍の除去は簡単になり、体への負担も少なくなります。
食事をしていないにもかかわらず強弱を繰り返す激しい痛みに襲われ、さらにおう吐がある場合は腫瘍による腸閉塞を疑ってみましょう。

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大腸炎

同じく腸の病気で、大腸炎によるおへそやその周りへの痛みが発生する場合もあります。

  • 腹部への鈍痛
  • 下痢
  • 下血
  • 血便
  • 下腹部の膨満感

これらはすべて大腸炎による症状です。
大腸炎はウイルス性のものもあれば、大腸の炎症・潰瘍によるもの、更には原因不明の物まで存在する恐ろしい病気です。

大腸炎を見つけるポイントは

下血と血便

です。これが続くようならば一度大腸炎を疑ってください。
そしてすぐに病院を受診してみましょう。

 

盲腸

おへそからみぞおちにかけて突然痛みが走った時には盲腸=虫垂炎を疑いましょう。

その名の通り盲腸の一部である虫垂という部分が炎症を起こした状態で、症状としては

  • おへそ~みぞおちにかけての広範囲の痛み
  • 吐き気や嘔吐
  • 発熱

があります。
盲腸の場合には、痛みがズキン!では終わらず

ズキンズキン!!ズキンズキン!!

とずっと続くそうです。
このような場合にはまず最初に盲腸を疑ってみましょう。

ある程度以上年配の方ですと、『盲腸』と聞くとついつい手術を思い浮かべるのではないでしょうか?
ですが、医療技術は常に進歩しています。

なんと、現在では手術により体を傷つけることなく服薬治療にて完治することが可能なのです。

仕事が忙しく、手術で時間が取られるのが嫌

という理由で盲腸とわかっていながら我慢している方が時折いるそうです。
しかし、そんな心配はもういりません。

少しでも早く受診して、薬を飲んで健康な体を取り戻してくださいね。

 

おへその洗いすぎ

最初に臍石は汚れや垢が積み重なってできたもの、と紹介しました。
これを嫌がって

毎日きれいにして予防しなきゃ!!

と考える方がいます。
しかし、これもやり方を誤ってしまうとおへその痛みを引き起こしてしまうのです。

おへそはとても傷付きやすい部分です。
きれいに洗うのはいいのですが、過度に力を込めてこすった場合簡単に出血してしまうことも・・・

さらに、へその洗いすぎ・いじりすぎでおへそが炎症を起こしてしまうことも実は少なくないんです。
そもそも、毎日ごしごしと洗わなくてもへその汚れは落とすことが可能です。

洗い方は、泡をつけて優しくなでる程度で十分です。
おへその下には、たくさんの神経が密集しており、おへそ自体はとてもデリケートです。

優しくそっと手入れしていきましょう。

痛みを甘く見ない

いかがだったでしょうか?
今回は私たちを襲うおへそやその周りの痛みを生じさせている原因・病気8つについて解説していきました。

見てもらった通り、おへその痛みにはたくさんの原因が考えられるのです。
その中には、腸閉塞や大腸炎といった危険な病気が潜んでいることもあります。

こうした病気は、早期発見・早期治療さえできれば比較的早く完治することも可能です。

ですがその反対に、痛みを無視して病院に行かなければ症状は悪化、どんどん重症化していきます。
場合によっては、回復まで長期の期間を要したり、何らかの後遺症を負ってしまうことも十分に考えられます。

おへその痛みは、そういった病気の重症化を防ぐために発している私たちの体のSOS信号です。
しっかりと受け止め、体のことを第一に考えた行動をとるように心がけましょう。

また、臍石やおへそのいじりすぎによる炎症の場合にはある程度見た目で痛みの原因がわかる場合もあります。
そのため、病院へ行くのが面倒だと感じる方はまず最初に鏡で自分のおへそを見てみましょう。

そうして異常があれば病院へ行くことをお勧めします。

外見で異常があればすぐに受診。
見た目は変わっていなくても、おへその中から痛みが来る場合は何らかの病気の可能性が高くなりますので、その場合も受診を検討してもらえたらと思います。

自分のおへその痛みはどこから来ているのか、いったい何が原因なのか・・・
しっかりと自己分析してお医者さんと一緒に治療に向けて動いていくことが重要です。

生まれた後からはほとんど用をなさないおへそですが、人間は皆等しくおへそから出ていたへその緒のおかげで今も元気に生きているのです。
いらないもの、などと考えず大事に扱ってくださいね。

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