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肺炎について

誰でも一度は耳にしたことのある病名の一つ『肺炎』

実は、日本人の死因として昔から上位に入っており、2014年には1位の悪性新生物、2位の心疾患に次ぐ日本人の死因第3位にランクインしてしまっている大変恐ろしい病気なのです。

 

特に高齢者に多い病気で、なんと、肺炎の志望者の約9割は65歳以上の高齢者なのです。

風邪と症状がよく似ているため、本人や周りの家族もついついほおってしまいがちで、様子がおかしいと思った時には危険な状態になっていた…ということも多いのです。

 

とくに秋~冬時期にかけては風邪をひきやすく、「もしかして、私は肺炎なのかも…」と不安に思ってしまうかともいると思います。

そこで、今回は日本人の死因上位、高齢者の大敵『肺炎』について見ていきます。

 

肺炎の症状

そもそも、肺炎の症状が意外と一般の人にまで理解されていないのが死因上位になってしまっている一因ともいえます。

そこで、まずは症状の説明から。

 

肺炎の症状は主に

 

  • 高熱
  • 鼻水
  • 息切れ
  • 胸の痛み

 

等があげられます。

 

風邪を一度でもひいたことのある方ならわかるかと思いますが、大変風邪と酷似した病状なのです。

これが、肺炎の発見が遅れてしまう大きな要因の一つなのです。

 

風邪と肺炎の見分け方

しかし、「見分け方が分からない」で終わらせてしまっていては何時まで経っても肺炎による犠牲者を減らすことはできないでしょう。

それどころか今後も増えていく一方となりかねません。

 

そこで、最も初歩的な見分け方を紹介します。

それは、【症状の持続時間】です。

 

一般的な風邪は3日ほどで完治、もしくは症状が改善される場合がほとんどです。

また、風邪の親玉ともいうべきインフルエンザでさえ症状は一週間ほどで収まると言われています。

 

そのため、一週間を超えても風邪のような症状が続く場合には肺炎である可能性が極めて高いと言えます。

この場合には、自分で判断したりするのではなく、すぐに医療機関を受診することをお勧めします。

 

また、その他言われる見分け方としては、風邪の症状にプラスして

 

  • 胸が痛い
  • 症状が重篤

 

等が言われています。

いずれにせよ、「普段の風邪となんだか違うな」と思った場合には、すぐにお医者さんをはじめとした専門家に相談するべきでしょう。

 

肺炎ってうつるの?

風邪とよく似ている、と言われると「もしかしたら風邪と同じでうつるの?」と思う人も多いかと思います。

 

実は、肺炎にはいくつか種類があり、その種類によってうつる肺炎・うつらない肺炎とがあるのです。

では、肺炎の種類について説明していきます。

 

肺炎の種類

肺炎の種類は、大きく分けて

 

  • 細菌性肺炎
  • ウイルス性肺炎
  • マイコプラズマ肺炎
  • 誤嚥性肺炎

 

の4つです。

 

同じ肺炎なのですが、種類によって感染源や症状の程度なども全然違います。

それでは、一つずつ見ていきましょう。

細菌性肺炎

これは、読んで字のごとく細菌が原因となる肺炎です。

 

その原因となる最近は多岐にわたり、肺炎球菌、ブドウ球菌などの細菌による肺炎がよく見られるものの一つです。

また、近年猛威を振るっているインフルエンザと間違えられたことから名付けられた【インフルエンザ菌】による細菌性肺炎というものもあります。

 

専門家でもついつい間違えてしまう事からわかるように、肺炎という病気は、本当に風邪やインフルエンザに症状が酷似してしまっているのです。

 

ウイルス性肺炎

ウイルス性肺炎は病状発生者の実に半分程を子供たちが占めてしまっている肺炎です。

 

症状は咳・発熱・鼻水が主で、細菌性肺炎ほどの威力はないこともあり数日で治ることがほとんどです。

アデノウイルス、サイトメガロウイルスなどのウイルスが原因となって引き起こされます。

 

さらに、インフルエンザウイルスが原因となって肺炎となってしまう場合もあり、この場合にはインフルエンザで体力が落ちているところに、さらに肺炎が襲い掛かるため特に体調管理が重要となってきます。

 

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマとは、細菌とウイルスの中間に位置しているような存在です。

肺炎は基本的に聴診器を当てて肺の音を聞けば、音が普段と違うためすぐにわかります。

 

しかし、マイコプラズマ性肺炎は肺の音を聞いても異常がないため聴診では発見することができません。

肺のレントゲンを撮影することで、肺に真っ白い影が移りそこで初めて発見されるというケースが多いです。

 

症状は発熱と長く続く咳です。

 

病状が重篤化することは少なく、一般的には通院での治療により完治が可能です。

ごくまれに本人の健康状態などによっては症状がかなり重くなってしまうこともありますので、その場合は入院が言い渡される場合もあります。

 

誤嚥性肺炎

食べ物を食べている際に、誤って細菌を肺に飲み込んでしまった際に発生する肺炎です。

老化により食事がむせやすくなってしまった高齢者に多く見られます。

 

食事介助の際にむせてしまい、そこから肺炎に感染→重症化というパターンも多く高齢者にとって最も恐ろしい病気の一つと言えます。

 

うつる肺炎・うつらない肺炎

では、この肺炎のうちどれが人に感染する恐れのある肺炎なのでしょうか。

 

やはり一番うつる可能性の高いのは、細菌性肺炎でしょう。

咳やくしゃみの際に感染している人の体内にある菌が周りに飛び散り、それを吸い込んでしまった方が感染してしまいます。

 

また、インフルエンザウイルスによるウイルス性肺炎やマイコプラズマ肺炎も他社に感染しやすい性質を持っているため注意が必要です。

 

風邪が悪化して肺炎になってしまう場合もあるのですが、これに関しては感染の恐れはまずないでしょう。

同様に、誤嚥性肺炎も他者への感染の心配はありません。

 

予防

肺炎の予防に最も効果的なのは

 

【手洗い・うがい・マスク】

 

です。

こんなところまで風邪と一緒なのですが、やはり肺炎の原因となる菌やウイルスを体につけない、侵入させないことこそが一番の予防方法と言えます。

 

また、菌やウイルスを吸い込んだからと言って確実に感染するわけではなく本人の体力や健康状態によってはそのまま症状が現れることのない人も大勢います。

ですので、自分自身の体力をつけることも予防方法の一つと言えるでしょう。

 

終わりに

肺炎の知識をしっかりと身に着け、しっかりとした予防・ならびに病気の早期発見、適切な処置を行うように心がけましょう!

病気で一番恐ろしいのは

 

「多分大丈夫だろう」

 

と勝手に過信し、病院に行かないことです。

体調が悪い時、たんが絡んだり咳が止まらない時は、素人判断はせず、すぐに病院へ行って症状を見てもらって下さいね!

 

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