香典に新札、実はダメなんです!

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結婚式などでは、香典に新札を入れるのが一般的です。

そのせいか、若者を中心に香典でも新札を入れるのがマナーだと思っている方も少なくありません。

 

しかし、実際にはその気遣いが間違えであり、マナー違反となっているのです・・・

そこで今回は、香典に新札がだめな理由と、新札しかない時の対処方法について詳しく解説していきます。

 

香典に新札はダメ!

それでは早速紹介していきます。

今回は、香典に新札がダメな理由についてです。

 

 

と考え、お香典にも新札を入れる方が実は今、若者を中心に増えています。

気を利かせるのは素晴らしいのですが、実はその気遣い・・・

 

マナー違反

 

です。

その理由、詳しく解説していきます。

 

そもそも、香典って何?

そもそも、香典とは何なのでしょうか?

何故、相手に送るようになったのかを知っておくことで、本当に気持ちを込めてお香典をお渡し出来るというものです。

 

なんとなく送り、送り返され、お互いを助け合う為のものなんだろうな、とは思っているのですが…

いったい何をはじまりに、現在に残っている習慣なんでしょうか?

 

そこで、聞いてみました!

仏具屋さんに!

 

持つべきものは友人ですね(*´∀`)

 

仏具屋の友人は、

 

「地域や宗旨によって違いがあるし、昔からの風習で由来が色々あるから、一まとめにこうとは言えないけど…」

 

と前置きした上で話してくれました。

 

それによると、香典ってもともとの意味は書いて字のごとく、

 

香りをお供えする

 

というのがはじまりだそうです。

正確には「香奠」という漢字が正しく、常用しない漢字が使われているため「香典」と書かれるようになったとか。

 

「人が亡くなった時から暫くの間は香りを絶やしてはいけない、ってきいたことない?あれって特別な意味があって―」

「香りが魔除けに――」

 

と色々話してくれてたのですが割愛。

要約すると、香典とは

 

 

という意味を持つものなのです。

 

遡れば香木やお花といった現物を持ってく時代もあったらしいです。

しかし、それを誰かが亡くなるたびに行うのも難しく、室町時代辺りで徐々にお金で代替するようになっていったというわけです。

 

ちなみに、当時はお金で代替できたりしたのは、一部の上流層のみで、農村部等では食料を香典として持ち寄っていたとか。

この風習は現在でも残っているらしく、

 

「遠方の親族の通夜に行ったら、近所の人がお米を持ってきているのを見て驚いた」

 

という話を聞いたことがあると仏具屋さんは話していました。

確かに、僕たちからすると通夜でお米という考え方はちょっと頭にない発想ですね(;・∀・)

 

香典は、家族を亡くした遺族が

 

  • つつがなく故人を送れる様に
  • 働き手を亡くした遺族が生活に困らない様に

 

といった気遣いの現れというわけです。

 

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香典に新札を入れてはいけない理由

さて、香典がどういったものかわかったところで、いよいよ本題です。

何故、香典に新札を入れてはいけないのでしょうか?

 

香典が遺族に対する気遣いの現れなら、新札の方がよくないのか?

 

このように疑問に思ってしまいます。

そこで、この疑問も仏具屋さんにぶつけてみました。

 

その答えとして返ってきたのは、

 

  • 結婚式
  • 出産
  • 入学

 

等など、こうしたお祝いとしてお金を送る際には、新札で渡すのがマナーとされる場面。

実は、これらにはある共通点があります。

 

  • 結婚式はあらかじめ日程と出欠確認の案内が来る
  • 出産までの時期はある程度は予測可能
  • 入学式や卒業式、成人式は毎年時期が決まっている

 

そう、これらの共通点は、あらかじめ時期が決まっているということです!

 

新札を入手するのって、社会人だと時間的な制約もあってなかなか難しいんですよね(;・∀・)

あらかじめ時期が決まっているからこそ、余裕をもって事前に準備ができるのです。

 

でも、お葬式は?

 

人が亡くなる時期ばかりは、正確にはわかりません。

傍にいる親族ならばある程度はわかるかもしれませんが、そうでない人にとって訃報とは突然訪れるもの。

 

訃報が入り、通夜は当日で、式は2~3日後なんてざらです。

 

平日は仕事だし、休日は銀行も郵便局も開いてない。

新札なんて準備できないから、とりあえず手持ちのお札でキレイ目なのを包んで駆けつける。

 

新札なんて準備している時間はない。

そんな中でシワひとつ無い新札の香典を持っていくと・・・

 

「ご不幸があったときの為に、事前に準備していた」

「亡くなるのを待っていた」

 

と、受け取られかねないというわけです(;・∀・)

 

気を使って新札を用意したら、このように相手に不快な思いをさせてしまった…

寒気のする話ですね。

 

最近はそういったしきたりを知らない若い世代が増えたこともあり、気にする方は減ってきたみたいです。

ですが、中には気分を害される方もいるかもしれません。

 

地域差もありますが、田舎ではまだまだ新札はマナー違反という意識が強いです。

必要のない波風を立て、相手を不快にしないためにも、新札を香典に入れるのは避けた方が無難というわけです。

 

折角の相手の方への気持ちを込めて贈ったお香典で、相手の方に嫌な気持ちにさせてしまった・・・

それはもう本末転倒ですからね(ーー;)

 

また、余談ですが、キレイな紙である新札は手を切りやすく、【手切れ】に通じてしまい、この葬儀を最後にお付き合いをやめる、との意味合いを持ってしまうそうです。

 

そう言った理由から、

 

香典に新札は絶対に避けよ

 

とする地域もあるようです。

このように地域によって考え方は違えど、いずれにせよ言えるのは

 

 

というわけです。

 

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新札しかない時は、どうする?

さて、新札が香典にふさわしくないとわかったところで、続いては万が一

 

新札しかない

 

という状況に置かれた場合の対処方法についてお伝えしておきます。

 

たまにではありますが、新札しかないときってあるんですよね、本当に…

そんなとき、慌てず落ち着いて対処するための方法を解説していきます。

 

新札に折り目をつける

一番シンプルな方法は、真ん中へ折り目をいれるという方法です。

新札は新札でも、折り目が入っているだけで、新札といった雰囲気がやわらぎます。

 

心情的には、キレイなお札をお供えしたい。

でも、キレイなままだと失礼にあたる・・・

 

だから新札に折り目をつける、という折衷案でもあります。

 

他の人に変えてもらう(笑)

折り目が入っていても新札は新札。

絶対に人の手を経た旧札でないとダメ!

 

という習慣が地域にない限り、無理をして新札を古いお札に交換してもらう必要はありません。

 

ただ、一つだけ、交換の必要がある時があります。

それは

 

手持ちのお札があまりにも使用感に溢れている時

 

これです。

 

酷く汚れてたり折れが酷かったりと、あまりにも見た目が悪すぎると、いくら新札でないとはいえ相手の方に失礼に当たります。

なのでその時は潔く、周囲の知人友人にお札を交換してもらいましょう。

 

ついつい、

 

自分でなんとか用意しなければ!

 

と思ってしまいがちですが、少し視野を広げるだけで、交換するという案も出てきます。

そのこともしっかり意識してもらえればなと思います(*´∀`)

 

香典に新札はマナー違反です!

今回は、香典に新札はダメな理由を解説させてもらいました。

 

たとえあなたが良かれと思ってしたことでも、実際には相手の方に失礼になるので、絶対に新札を香典に入れることは避けてくださいね!

 

とは言え、ライフスタイルの変遷激しい現在です。

実は、若い世代を中心に、

 

香典のお札は、受け取る側は気にしていないから好きにすればいい、むしろ新札のほうがいい!

 

とする意見もあります。

しかし、長らく新札はマナー違反とされており、不快に思う人がいるのも確かな事実です。

 

特に、亡くなる方やその家族は、年配の方が多く、そういった方たちにとって香典は旧札が当然であり、新札を入れることは重大なマナー違反とみなされてしまうのです。

 

大切なのはあなたの考え方・・・ではなく、遺族の方がどのように思うかを考える気遣いです。

遺族の気持ちに寄り添った気遣いができるよう、心がけたいものです。

 

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