7月・七夕のレクリエーションはもうお決まりでしょうか?今回は、七夕行事の最中にも盛り上がること間違いなしの、七夕・7月に関するレクリエーション10個をお伝えします!七夕だけでなく、織姫・彦星に関連したレクも用意しておりますのでぜひのぞいてみてください。
高齢者施設では、7月になるとたくさんのイベント・行事が目白押しですよね。
七夕
花火大会
等もその一つではないでしょうか。
今回は、そういった行事の際にも活用できる簡単かつ楽しいレクリエーションを紹介していきます。
7月のレクは何がいい?
7月、そして七夕のレクリエーションは何が思い浮かびますか?
最初に書いたように、7月はイベントや行事が目白押しの月です。
ちょっと考えただけでも、
- 七夕
- 海へのドライブ
- 夏祭り
- 花火大会
という風に、どれもまさに夏を代表するようなものばかりが浮かんできます。
行事を企画する職員の方たちとしては新しいものを考える必要がないので、少々楽のできる月かもしれませんね。
(もちろん、準備・実行が大変なのは同じですが・・・)
しかし、いくら行事が沢山あっても、レクリエーションに関しては常に新しくしていかなければなりません。
季節行事は、高齢者の方たちの中でもその月・その季節ごとの風物詩となっています。
そのため、下手に変えることなく、期待している通りのものを実行するのが一番です。
ですが、レクリエーションに関して高齢者の方たちが望んでいるのはそれとは少し違います。
高齢者の方たちがレクに求めているのは『ワクワク』や『非日常』なのです。
行事では味わえない楽しいレクリエーション、普段では決して体験できないような面白い体験、これこそがレクに求めらている役割なのです。
- 変わらないことを求められる年中行事
- 常に新しい刺激を求められるレクリエーション
この二つ、それぞれの役割を考えたうえで今回の七夕と7月に関するレクリエーションをお伝えしていこうと思います。
七夕・7月のレクリエーションベスト10
前置きが長くなってしまいましたが、七夕と7月に喜ばれるレクリエーションについてここからは紹介していきたいと思います。
今回紹介するのは、まさに鉄板!!
七夕・7月に最適なオススメレクリエーションベスト10です。
どのレクもデイサービスなどで普通に楽しんでもらってもいいですし、施設行事の合間に行う出し物としてもその効果を十分に発揮してくれます。
高齢者の方たちに楽しんでもらいつつ、季節感も十分に味わってもらえるレクリエーションばかりですので是非一度お試しいただければと思います。
七夕飾りを作ろう
七夕と言えば、笹を彩る七夕飾りを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
この七夕飾り、高齢者施設ではついつい介護職員の方たちが作ってしまいがちです。
そちらのほうがきれいですし、時間もかからないというのが理由の一つでしょう。
ですが、年に一度の七夕です。
折角ですから準備の段階から高齢者の方たちに季節の行事を満喫してもらいましょう。
難しいものは職員が作ればいいと思います。
ここでは、
- 笹の葉に飾る短冊の形に折り紙を切ってもらう
- スタッフが下書きした紙を切り取ってもらう
- 飾りの糊付けをしてもらう
といった単純作業で十分です。
勿論、認知機能や身体能力の高い方にはもっと複雑な仕事を頼んでもいいでしょう。
ですが、ここで大事なのは仕事を手伝ってもらうことではありません。
七夕飾りを作るという作業を通して
- 季節感を感じてもらう
- 自分は役に立っていると実感してもらう
この二つを高齢者の方たちに体験してもらうのが一番の目標です。
レクリエーションとして楽しんでもらいつつ、季節レク・ものづくりレクのいいところをしっかり取り入れていきましょう!
七夕豆知識クイズ
七夕には、本当にたくさんの逸話や豆知識が潜んでいます。
- 織姫と彦星に関する話
- 七夕の食べ物の話
等、私たちは知っているようで七夕に関して何も知りません。
このクイズは、高齢者の方たちにはとても喜んでもらうことのできるのですが、それだけでなく問題を調べることで私たち自身の季節行事に関する理解も深めてくれます。
七夕にしてもそうですが、日本に昔からある行事の知識は高齢者の方たちとのコミュニケーションをとっていくうえで非常に重要です。
会話のネタは多ければ多いほど、役に立ちます。
仕事の一環と考え、七夕の豆知識探してみてはいかがでしょうか?
どうしても忙しい方はこちら! ➡ 七夕豆知識クイズ🎋
季節の歌合唱
季節の歌も、レクリエーションを考える上で鉄板でしょう。
体調の関係でなかなか行事に参加できない方であっても、
- 七夕の歌
- 海の歌
- 花火の歌
これらの歌を熱唱する声が聞こえてくれば、嫌でも季節を感じさせてくれますよね。
歌を歌うことだけが歌レクだと思われがちですが、歌声に耳を傾けることも立派なレクリエーションです。
レクや行事に参加できる人だけでなく、部屋で歌声を聴いている方たちも、みんなが楽しめるレクリエーション。
それが季節の歌なのです。
関連 ➡ 高齢者施設で大人気の7月の歌はこれ!
星型クッキー
七夕といえば、天の川ですよね🌠
天の川はいくつもの星が集まってできた星の川と言われています。
そんなロマンチックな七夕の伝説を見習って、私たちも星をたくさん集めましょう。
・・・といっても、こちらの星は食べられる星です。
星形のクッキーをたくさん焼いて、それを並べれば食べられる天の川の完成です!!
高齢者の方たちにはクッキーの型抜きや盛り付けを手伝ってもらいましょう。
気分は織姫?恋愛エピソードを語ろう!
七夕といえば、織姫様と彦星様の一年に一度しか会えないラブストーリーです。
そこで、七夕の日や七夕行事を行っている時にオススメのレクリエーションがこちら!!
自分の恋愛について語ってもらう
です。
恥ずかしがる方もいるかもしれませんが、女性の方を中心にこういった話をするのが大好きな方は結構おられます。
折角の七夕ですから、会話のネタも七夕に即したものからどんどん取り寄せていきましょう♪
流しそうめん
実は、七夕にはそうめんを食べる習慣があるんです。
私はこの習慣全く知らなかったわけですが、皆さんはご存じだったでしょうか?
とはいえ、ただ施設に集まってそうめんを食べるのではあまりに普通すぎますよね。
そこで、せっかくなので流しそうめんをしてみてはいかがでしょうか。
この流しそうめん、多少手間や準備は必要ですが、高齢者の方たちの感動はお墨付きです!
うわ、久しぶり!!
そうめんがおいしいな~
という風に様々な喜びの感想が高齢者の方たちの口から飛び出してきますよ。
もし道具をそろえられるなら、是非一度お試しください♪
短冊おみくじ
名前の通り、短冊を使ったおみくじです。
短冊形に切ったおみくじに色々な内容のことを書いて箱に入れ、それを高齢者の方たちに引いてもらいます。
いくつか案を出しますと・・・
- 話すお題を書いておく(恋愛・趣味など)
- 大吉・中吉など本当におみくじのようなことを書く
- 指令を書く(早口言葉、特技披露など)
といったところでしょうか?
おみくじも、施設に入所してしまうと実際に自分で引く機会がほとんどなくなってしまいます。
せっかくの機会ですから、おみくじを楽しんでもらってもいいかもしれませんね。
七夕の夜の思い出を・・・
折角の七夕です。
最後は記念撮影でその日の思い出を形にして残しておきましょう。
みんなで作った笹飾りをバックに撮ってもいいですし、織姫・彦星の格好をして写真を撮ると私たちの想像以上に盛り上がった撮影会になりますよ。
写真はどれだけ時間がたっても残ってくれます。
レクリエーションに参加してくれた高齢者の方たちの中には、認知症の方もいるでしょう。
その日の思い出は忘れてしまっても、写真として残しておけば記録として一生その方の人生に寄り添うことができるのです。
形に残る思い出づくり、いかがですか?
プチ花火大会
夏といえばやはり花火大会です!!
ついつい大きな花火大会ばかりを想像してしまうかと思いますが、大規模に行う必要はありません。
むしろ、
- スーパーで買える設置型花火
- 線香花火
でも私はいいと思います。
花火そのものの派手さよりも、夏に花火をして季節感を感じるという行為そのものに高齢者の方たちは喜びを感じているからです。
介護職員はついつい自分たちの楽しめる花火大会を提供してあげたいと思いがちです。
ですが実際は、高齢者の方たちが喜べるものを提供していくことこそが大事なのです。
魚釣りゲーム
夏の風物詩の一つといえば、プールです。
とはいえ、入居施設にいる高齢者の方たちに大型プールで泳げというのは少し難しいかもしれません。
そこで考えたのが、このレクリエーション。
用意するものは
- ビニールプール
- 磁石をつけた魚の絵
- 磁石を先端に付けた釣り竿
です。
プールに魚、釣り竿といえば・・・そう、釣りです!!
大型の魚を数匹作っておき、それぞれの魚に点数をつけて釣り上げてもらうとゲーム感覚で皆さん大変楽しんでくれますよ。
特に、膿では絶対に連れないクジラなどを入れておくと、釣れた時には
クジラを釣ったぞ~!!
とレク会場は大盛り上がりです♪
ビニールプールがなければ、青く塗った新聞紙を床一面に広げ、その上に魚たちを放ってあげればこれまた一瞬で海釣り会場の完成です。
こちらも盛り上がりますので、是非一度お試しを。
終わりに
いかがだったでしょうか?
今回は、高齢者施設で大人気の七夕・7月のレクリエーションを紹介させていただきました!!
見ていただいた通り、少しの工夫でこんなにもたくさんのレクリエーションを作ることができます。
一つ一つ、高齢者の方たちが何を喜んでもらえるかをイメージしながら形作っていってもらえればと思います。
また、七夕・海といった7月や夏といった季節を連想させるキーワードをいかに絡ませるかも非常に重要なポイントです。
折角春夏秋冬の移り変わりを楽しめる日本です。
そして、四季折々の景色を誰よりも愛しているのは、ほかならぬ高齢者の方たちです。
施設入所している方の中には、体調の関係もあって外に出ることがほとんどかなわない方もいるでしょう。
特に夏場は暑さで元気な方であっても熱中症に危険から簡単に外出はできません。
せめて、レクリエーションを通じて高齢者の方たちに季節感を味わってもらいましょう!!
最後に、当サイトでこれまで取り上げた季節ごとのレクリエーションについてまとめた記事を紹介します。
その月その月に適したレクリエーションを紹介しておりますので、是非何かの参考にしていただければと思います。