今回紹介するのは5月にふさわしい日本の名曲7曲です。1曲1曲が耳にするだけで、「ああ、もう5月なんだ」と実感させてくれる素晴らしい歌となっています。高齢者のレクリエーションにも最適です♪
今回は、高齢者施設で大人気の5月の歌について紹介していきます。
5月の歌といえば何が思い浮かびますか?
これから紹介する歌に今思い浮かんだ曲が入っているのか、楽しみにしながら見てください。
歌の力で季節感を!
皆さんが思い浮かべる5月のイメージはどんなものですか?
- 春
- 過ごしやすい
- こどもの日
- ゴールデンウィーク
- 母の日
色々なものが頭に浮かんでくるはずです。
こういったイメージは、高齢者施設で働いていくうえで非常に重要です。
何故なら、こうしたイメージを持っていることで、その時その時の季節感をしっかりとつかむことができるからです。
高齢者の方、特に施設に入所している方などの場合には中々季節をつかむことができない環境にあります。
施設は確かに快適な環境を過ごすことができます。
しかしその一方で暑さ寒さがなく、外の景色も限られた時間・場所でしか見られないため季節を100%味わうことは難しくなってしまいます。
そこで、歌の出番というわけです。
歌には、その季節ごとの情景や行事ごとの情報が詰め込まれています。
特に昭和やそれ以前の歌、長年愛されている歌には聞いただけでその時々の様子が目に浮かぶような名曲がたくさんあります。
そういった名曲たちを通して、高齢者の方たちに季節を味わってもらうことができるのです。
デイサービス・高齢者施設で大人気の5月の歌7曲
それでは、早速5月の歌を紹介していきます。
今回は全7曲、どれも聞くだけで
5月だな~
と確信してしまうような歌ばかりとなっています。
今回紹介する歌のキーワードは
- 5月
- 鯉のぼり
- こどもの日
- 母の日
です!!
どの言葉も、聞くだけで5月の情景が思い浮かぶ言葉ですよね。
私たちになじみ深い曲もあれば、高齢者の方たちしか知らない曲もたくさんあります。
是非、一緒に歌うなどしてコミュニケーションを深めていってください♪
鯉のぼり
最初の一曲はこどもの日に歌う名曲です。
実は、鯉のぼりという歌は二曲有名なものがあります。
そのうちの一つが、この鯉のぼりです。
文部省の唱歌であったこの歌は、毎年5月になると毎日のように街のあちこちで歌われていたそうです。
少し難しい言葉や表現が目立つ曲ではありますが、高齢者の方たちは歌いなれているのでレクリエーションの一つとして活用しても全く問題はありません。
こいのぼり
こちらは皆さんがよく知っているこいのぼりの歌です。
屋根よ~り高い こいのぼ~り~
というフレーズは、こどもの日が近づくと町のいたるところから流れてきます。
幼稚園・保育園に通っている子供たちがご家庭にいる方たちはよく聞かされているのではないでしょうか?
ちなみに、このこいのぼりですがその風習は古く、なんと江戸時代から始まったものといわれています。
それぞれの家庭が、男児、つまり男の子の立身出世を願い、自宅の庭先にて鯉に似せた吹き流しが飾られたことが始まりとされています。
何故鯉なのかというと、鯉は滝を登っていくので、その姿が出世のイメージにピッタリだったためだそうです。
茶摘み
軽やかなテンポで歌われているこちらの茶摘み。
あまり知られていないのですが、この曲も5月を彩る名曲の一つです。
何故5月の歌かというと、曲の途中にある
夏も近づく八十八夜
という歌詞ですが、この八十八夜が5月の2日だとされています。
茶摘みを行うのに最も適したのがこの5月2日前後だったことから、こうした歌詞がつけられたようです。
緑のそよ風
みどりのそよ風 いい日だね
の歌詞で始まるこの一曲。
戦後間もないころにNHKのラジオから流れてきたこの曲は、戦争に疲れ切っていた日本国民を勇気づけてくれました。
明るく爽やかな曲調と元気が出る歌詞は、当時の人々の心に深く刺さり大ヒットとなりました。
ちなみに、作詞は名曲『雀の学校』の作詞なども手掛けた清水かつらさんです。
みかんの花咲く丘
ゆったりとした曲ですので、歌いやすい1曲となっています。
実はこの歌、放送予定前日、収録場所に向かう途中の電車の中で完成したという逸話が残っています。
当時リンゴの唄が大ブームだったので、作詞した加藤さんは果物の名前を変えただけの真似した歌と思われるのではないかという迷いもあったそうです。
しかし、みかんの花咲く丘はラジオでの放送から一気に人気が出て、瞬く間に日本の代表的な動揺として国民的な歌となっていきました。
かあさんの歌
母の日、つまりお母さんに感謝する日です。
そんな日にぜひ歌ってほしいのがこの一曲。
歌詞的には冬の歌ですが、母親のありがたみを感じるという点ではこれ以上にふさわしい曲はないかと思います。
特に女性の高齢者にとっては自分自身の体験と重なるところもあり、昔を思い出しながら歌ってもらえるのではないかと思います。
背くらべ
最後は、この曲で締めたいと思います。
5月の端午の節句の情景を描いた一曲。
高齢者の方たちも、ほとんどの方はかつては親であり、また祖父母であったはずです。
独身の方には、自分自身が子供の時のことを想像してもらってもいいかもしれません。
子供や孫の成長を楽しみながら送っていた毎日の思い出を懐かしみながら、元気よく歌ってもらえたらと思います。
終わりに
いかがだったでしょうか?
今回はデイサービスをはじめとした高齢者施設で大活躍の5月の歌7曲を紹介させていただきました。
学生さんや社会人の方になると、5月といえばゴールデンウィークにばかり目を奪われてしまいます。
ですが、5月にはそのほかにもたくさんの魅力があります。
- 過ごしやすい気候
- 空を優雅に泳ぐ鯉のぼり
- 柏の葉の良い香り
まだまだ、いくらでもあげることができます。
今回紹介した歌を聴きながら、5月の良さに改めて目を向けてみるのもいいかもしれませんね。
最後に、季節のレクリエーションや歌をまとめた記事を紹介しています。
今月の歌って何があるかな??
季節のレクリエーションなんて思い浮かばない!!
等の悩みをお持ちの方、ぜひ一度覗いてみてくださいね♪
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