痛風の前触れ知りたい

風が吹くだけで激痛が走るといわれている痛風。
何の前触れもなくなる病気と言われていますが果たしてそうなのでしょうか?

今回は、意外と知られていない痛風の前触れ症状・前兆を見ていきます。

痛風の前触れってあるの?

痛風になったことのある方のほとんどが

ある日突然足の親指に激痛が来たんだよ

突然動けなくなってね~

等と語ります。
うちの父も痛風なのですが、やはり朝起きたら突然激痛に襲われ、母と一緒に何とか病院へ行き診断を受けました。

ほとんどの方は、痛風は突然襲ってくるものだと証言しています。
そのため、痛風に前兆があるなんて思いもしないようです。

ですが、調べてみたところ以外にもたくさんの痛風の前触れ症状が出てきました。
そこで今回は、痛風の症状や発症場所などを見ていき、最後に痛風の前触れ症状10例を見ていこうと思います。

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痛風ってどんな病気?

まずは、痛風について簡単に説明しておきます。
痛風は、その名の通り風が吹いただけでも激痛が走る恐ろしい病気です。

実際この病気になった父曰く

足が痛すぎてとれたのかと思った。
とてもじゃないけど、歩けなかった・・・

とのことです。

このような痛みの原因は、体に溜まった尿酸です。
体、特に下肢の関節に溜まった尿酸が針のような結晶の形になり、関節に突き刺さり関節炎を伴う発作を引き起こしてしまいます。

これが、尿酸発生のメカニズムです。
痛みはすさまじいもので、患部も赤くなり見る見るうちに腫れあがってしまいます。

3日から2週間ほどもすれば自然と痛みは治まり、パンパンに晴れ上がった足も元の大きさにまで戻ります。
ですが、正しい治療を受けず放っておくといずれ再発します。

痛風→収まる→痛風・・・と繰り返しているうちに、だんだんと痛風になるまでの期間が短くなってきてしまいます。
自然に治るのを待つよりも、少しでも早く病院に行き適切な治療を受けるのが望ましいといえます。

痛風の出る場所は?

痛風は足の親指に出る病気と思われがちです。
ですが、実際はほかの場所に症状が出ることも・・・

先ほども書いたように、痛風は特に下肢に発症する病気とされています。

  • 足の親指
  • 足のほかの指
  • 足の甲
  • くるぶし

といった場所に痛風は起こってしまいます。
膝から下の関節に痛風の結晶が溜まり、そこから炎症と痛みが発生してしまうのです。

ただし、これはあくまで初期における痛みの場所です。
治療をおろそかにしたり、病院に行くことなく自然に収まるのを待つような生活を続けていると・・・

手首やひじといった上半身の関節にまで痛風の症状が現れてしまうことも!!

上半身にまで痛風の脅威が及んだとすればすでにかなり危険な状態にあるということです。
早めの治療、病院受診を心がけておきましょう。

また、時折勘違いされるのが、

足の指全部が痛くなる

ということです。

確かに痛風の痛みはすさまじく、足全体が痛いように錯覚してしまうこともあるでしょう。
ですが、実際に痛みがあるのは炎症を起こしている関節部分のみです。

そのため、足の指先など関節がない部分には痛みはありません。

痛風の前触れ10例

それでは、本記事の目玉である痛風の前触れ症状10例を紹介しています。
意外と知られていないですが、痛風にはたくさんの前触れ・前兆症状があります。

ここに書いてある症状が体に現れた時には

もしかして、痛風かも・・・

と疑い、早めの病院受診を行いましょう。

関節がピリピリ

足の親指など痛風の頻発部位がピリピリする感覚があったら要注意!!
関節のピリピリは、多くの痛風経験者の方が前触れ症状として訴えています。

関節がムズムズ

なんとなく足の指や膝がムズムズする。
でも痛いわけではない・・・

こんな時にも要注意です。
ムズムズしている時は関節で尿酸の決勝が悪さを始めた証拠かもしれません。

ぶつけたような鈍い痛み

特にぶつけたわけではないにもかかわらず、何故か感じる鈍い痛み。
これも代表的な痛風の前触れ症状です。

ぶつけた記憶がなく、特に外傷もないにもかかわらず鈍い痛みが続くときは痛風を疑うべきでしょう。

うずくような痛み

痛風の前になると、指がうずくようにいたい!!といった経験をした方も。
うずくという感覚は人のとらえ方にもよるのですが、親指がジュクジュクと痛むなどという表現でうずきを表してくれた方もいました。

なんとなくいつもと違う痛みは要注意です。

しびれ

下肢の関節がしびれた時にも痛風を疑ってください。
足の親指や足の甲などにしびれを感じた少しあとに痛風を発症した方も・・・

しびれは他にも様々な病気を引き起こす恐れがありますので、早めの受診をするのがオススメです。

関連 ➡ 足の親指がしびれる!?考えられる7つの病気とは!

むくみ

痛風になる少し前から足の指がむくんでいた

という方も多いようです。
痛風の原因である尿酸の結晶は関節の炎症を引き起こすので、その初期症状としてむくみが起こってしまうこともあるようです。

だるさ

特に運動したわけでもないのに足の甲や膝がだるい・・・

こんな時にも痛風の恐れが。
関節が炎症を起こすと、その部分が重く感じたり違和感を覚えることも。

それがだるいという形で表面に出てきているのかもしれません。

ほてり

痛風では関節が炎症を起こしているので、当然その部位は熱を持つことになります。
痛風の前段階では、まだそれほど関節の炎症は起こっておらず少しほてっているかな?位に感じるそうです。

先ほどのしびれと同じく、関節が熱を持つということは炎症を起こしているなど様々な病気が考えられます。
もしそうなったときには早めに病院を受診しておきましょう。

関連 ➡ 足の付け根にしこりが!!炎症が原因かも・・・

こわばり

なんとなく足の指の関節が硬い、こわばっていると感じた時も注意が必要です。
関節のこわばりも炎症が引き起こす以上の一つです。

なんとなく動きが鈍いな

と感じた時にはもしかしたら痛風の前触れかもしれません。

違和感

これはすべての病気に言えることなのですが・・・

なんとなく違和感を感じる、これって意外と大事なことなんです。
私たちは、私たちが思っている以上に体の異変をしっかりと感じ取っているものです。

あなたが体に違和感を感じたら、それは痛風をはじめとした何らかの病気になりかけている証拠なのかもしれません。

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予防するには・・・

痛風の前笛症状が起こった時にはどうすればいいのでしょうか。
せっかく早期に痛風の症状がわかったとしても何もしないのでは意味がありません。

ここからは、痛風の前兆が体に起こった後にすべきことを書いていきます。

コルヒチン服用

痛風の前兆を感じ取り、病院に受診した場合『コルヒチン』という薬が処方されます。
この薬は痛風の発症を予防・症状の軽減をしてくれるものです。

コルヒチンの薬効は、痛風により発生する関節の炎症反応を抑えることです。
ですが、痛風を発症してから飲んだのでは意味がありません。

あくまで予防のための薬ですので、痛風発症後に飲んではいけません。
普段から薬を持ち歩いておき、先ほど紹介した前触れ症状が起きた時に飲むのがベストです。

普段から飲んでおけばいつ発作が起きても大丈夫なのでは?

と思う方もいるかと思います。
ですが、これもNGです。

一見痛風患者の救いの神のように思えるコルヒチンですが、薬である以上当然副作用も存在します。
飲みすぎにより

  • 吐き気
  • 下知
  • 胃腸の不具合
  • 全身の筋肉のけいれん

といった副作用が起こることが既に報告されています。
コルヒチンはあくまで前兆症状が起こった時の切り札として持っておき、症状が起こった時に医者に処方された分量を守って服用することが大事です。

食事管理

痛風の原因となるのは、多くの場合偏った食生活です。
特に尿酸の発生を促進させる『プリン体』を多く含む食事は絶対に避けなければなりません。

特に多くプリン体を含む食品として挙げられているのは

  • アルコール類(特にビール)
  • レバー類
  • 干物
  • 肉類・魚介類のだし汁

等です。
これらの食材は、どれも大変おいしいものです。

それも当然で、実はプリン体そのものはうまみ成分の一つなんです。
ですから、プリン体を多く含み痛風を引き起こす食材は同時にとてもおいしい食材でもあるのです。

お酒好きの方などからすれば少しつらいかもしれませんが、痛風を避けたいならアルコールを控えましょう。
また、レバーなどのプリン体を多く含む食事もなるべく避けるか少量で抑えることが望ましいです。

終わりに

いかがだったでしょうか?
今回は痛風の前触れ症状・前兆10例を紹介しました。

見てもらって分かるように、前触れ症状ははっきりと体に現れるものばかりではありません。
むくみやほてり・しびれといったほかの病気に共通するようなものも多く、その症状が本当に痛風によるものなのか疑問に思ってしまう方もいるはずです。

ですが、その症状を見過ごしてしまうとあなたを痛風の激痛が襲うことに・・・

特に前触れ症状が起きやすいのは、以前痛風になった経験のある方だそうです。
体が覚えているからか、関節に微弱な炎症が起こっただけでも反応して私たちに異変を知らせてくれるのです。

こういったとき、私たちにできることはそう多くはありません。

  • 病院に受診し見てもらう
  • 食生活を改める
  • 必要ならコルヒチンを所持・服用する

これくらいのものでしょう。
ですが、どんな小さなことであれ準備しておき、あらかじめ痛風に備えておくことが大事です。

どんな病気であれ、最後に自分の身を守るのは自分です。
痛風に負けないよう、しっかりと準備を行いましょう。

最後に、当サイトでこれまで紹介してきた病気に関する記事のまとめを載せておきます。

  • 心筋梗塞
  • 急性胃腸炎
  • 脳腫瘍
  • がん

そのほかにもたくさんの身近に潜む危険な病気を取り上げています。
備えあれば患いなしと言います。

この記事で少しでも病気に対する備えを整えておきましょう!!

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➡ 胃潰瘍の治療期間ってこんなに長いの!?

➡ 肝硬変の自覚症状ってあるの??

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