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高齢者の方に楽しい時間を提供するのは、介護士にとって最も大事な仕事です。

高齢者に方たちにとって、一日一日が貴重な時間です。
今回は、その大切な時間を無駄にしないために、楽しい時間を提供するための3つのコツをお伝えします。

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高齢者に楽しい時間を提供するには・・・

レクリエーションや、食事、日々のコミュニケーションに至るまで、常に高齢者の方が快適に過ごせるのが理想ですよね。

快適、というといろいろな取り方ができると思います。

私は、高齢者の方と長く接していくうちに、楽しい時間を提供することこそが、彼らにとって最も快適な時間を過ごしてもらう手段なのではないかと考えるようになりました。

笑顔がない生活は、やはり気持ちが沈んでしまいますし、毎日の活力がわいてきません。
かと言って

無理やり笑わせろ!

という意味でもないのです。

ただそこで生活しているだけで、自然に楽しくなる。
そんな時間を提供していくことが、私たち介護士に求められているのです。

そこで今回は、高齢者の方に楽しい時間を提供する上で欠かすことのできない3つのコツを紹介します。

介護士の方に限らず、高齢者の方とコミュニケーションをとる上で、次はこうやって接してみよう!という気付きにつながってもらえば幸いです。

にぎやかにし過ぎない

まず一つ目です。
特に若い人には、楽しい=にぎやかにする、というイメージは強いと思います。

実際、カラオケなどにぎやかな場所は楽しむための場所というイメージが強いわけですから、この考えは正しいと言えます。

ですが、これは高齢者の方には当てはまりません。
高齢者の方の耳は、大きな音や高すぎる音は、

雑音

として入ってくるのです。

私も大学院で学んだ知識と、実際に高齢者の方から聞いた話ではありますがラジオのチューニングがうまく合わないような聞こえ方だそうです。

聞こえてくる声もとぎれとぎれ、音もうまく認識できず、『ザ、ザザッ・・!』といった風に耳に入ってくるそうです。

まさに雑音ですね。

そのため、大音量の音楽や大きな叫び声で場を盛り上げようとしても、高齢者の方たちからしたら雑音を聞かされ続けているようなものです。

これでは、当然楽しめませんよね・・・

恥ずかしがらない

高齢者の方に楽しい時間を提供する、と聞くとまず思い浮かぶのはやはりレクリエーションだと思います。

その中で、特に受けがいいのが職員による出し物です。
演劇やかくし芸など、年に数回やった際には高齢者の方たちは皆さん大変喜んでくれるものです。

ですが、この時恥ずかしがったり、嫌々な、あるいはめんどくさそうな表情で行う人がいます。
これはいけません。

正直、恥ずかしい思いはあるかと思います。
私も着ぐるみを着た時は、踊りを披露したときには恥ずかしさもありました。

ですが、これは高齢者の方に喜んでもらうための大事な仕事の一つなのです。
それを忘れてはいけません。

恥ずかしい

なんでこんなことしなければ・・・

そう思うのは自由です。
ですがいったん高齢者の方の前に出た時には、そんな感情は忘れてください。

私たち介護士はプロです。
そして、出し物もまたプロとして誇りをもって提供する仕事の一つです。

そのことを胸に刻んでおく必要があります。

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敬意は忘れない

そして、最も大事なのがこの点です。

私たち介護士は、高齢者の方たちと長い時間を共に過ごします。
一緒の時間を共有するうちに、段々と信頼関係ができていきます。

ですがその一方で、段々と相手への敬意が失われていってしまうように思えます。

敬語を使っていたはずが、段々と友達と話しているような言葉遣いに変わっていませんか?

いつの間にか、相手への敬意を忘れて話しかけてはいませんか?

どんなに関係ができても、仲が良くなっても、私たち介護士はあくまで専門職であり、高齢者の方たちはいわばお客様です。
そのお客に対して、ため口で話す人を果たしてプロと呼べるでしょうか?

高齢者の方たちは礼儀礼節というものをとても大切にしています。
彼らは口にこそ出しませんが、

  • 言葉遣い
  • 態度・ふるまい
  • 敬意を払っているか

等をしっかりと見抜いています。

高齢者の方たちは、長い人生を生きてきた大先輩です。
その彼らが、自分たちの半分も生きていない若者に横柄なふるまいをされたとき、果たしてその時間を楽しめるでしょうか?

早くご飯食べて!

等と声をかけられて、いい気分で過ごすことができるでしょうか・・・

高齢者の方たちへの言葉遣い、接し方をもう一度考え直してみてください。
そこには、必ず高齢者の方たちが楽しく過ごすためのヒントが隠されているはずです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、高齢者の方たちに楽しい時間を過ごすために絶対に忘れてはならない3つのコツについてお話させていただきました。
大事なのは、常に高齢者の方たちの立場を自分に置き換えて考えてみることです。

こんなことされたら自分は楽しいだろうな

私がこんなことされたら、楽しい気分も台無しになってしまうかも

こういった視点で常に高齢者の方の生活や自分の接し方を見ておきさえすれば、自然に高齢者の方たちが本当に楽しい時間を過ごすための手助けができるようになります。

あなたが接する高齢者の方の大切な時間。
楽しい時間にするのも、つまらないものにしてしまうのも、あなたの行動次第なのです。

自分自身の手で高齢者の方に楽しい時間を提供できると思ったら、なんだか楽しくなりますね。

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