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高齢者と待機児童には、一つの共通点があります。
それは、どちらも施設・保育園や幼稚園に入ろうとしているのに、まだまだ多くの方がその願いをかなえられていないということです。

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ニーズがあるのに・・・

介護施設の数は、以前と比べて格段に増えてきました。
ですが、高齢者の施設入所は現状まだまだ進んでおらず、施設に入りたくても入ることのできない人が大勢います。

そして、この問題は高齢者だけのものではないのです。
今後の日本を担っていく子供たちにも同じ問題が発生してしまっているのです!

私は大学院で福祉情勢についても学んでいるのですが、よく言われるのが

保育現場も介護現場も同じ問題を抱えている

ということです。
高齢者と児童、まったく世代の異なる二つの枠組みで、同じ問題を抱えているのです。

ニーズに比べて、施設の数・職員の数が少なすぎるのです。

調べていくと、いくつか共通点があったので、そちらについて見ていきます。

施設を増やしたくても増やせない現状

高齢者施設も児童施設も、増やしたくても増やせないのが現状だそうです。

というのも、日本の人口構造は現在こそ高齢者が増え続けていますが、2030年前後を境に減少に転じます。
そして少子化が叫ばれている通り、児童の数も当然減少しています。

高齢者施設・児童施設ともに、将来的には使用する人がいなくなり、無駄になってしまう可能性が高いのです。
そのため、国としても安易に補助金などを出し増設を促すことができない状態となっているそうです。

足りない職員数

それだけではありません。
なんと、職員数についても高齢者分野と児童分野は同じ問題を抱えています。

介護士も保育士も、数が全くと言っていいほどに足りないのです!

当然、どちらもニーズはあります。
介護業界はメディアでも騒がれているように、万年人手不足です。

また、保育業界も同様で、子供を預かりたくても先生の数が少なくて、定員数を減らさざるを得ない保育園・幼稚園が続出しているそうです。

待遇の低さが職員不足の要因か

よく言われている職員不足の要因の一つは、待遇の低さです。

介護士や保育士はお世辞にも高い給与がもらえる仕事とは言えません。
もともと営利を目的とした仕事ではない溜め仕方ないのかもしれませんが、それでも低すぎる水準と言ってもでしょう。

初任給はほかの職種とそう変わらない場合がほとんどです。
ですが、結婚を考える20代後半~30代前半になるにつれ、給与の低さがネックになってきます。

介護士・保育士は初任給からほとんど給与が上がらないのです。

出世という概念がほとんどない職種です。
当然、役職アップによる昇給もほとんどありません。

年1000円程が関の山です。

他の職種に就いた友人がどんどん給与がアップし、出世していきます。
しかし自分は、いくらやりがいがある仕事でも出世はできず、給与も増えないままで仕事を続けている・・・

この現実に耐え切れず仕事を辞めてしまう方は本当に多いです。
また、最近ではこの現状は福祉系の学校でも周知のものとなっています。

夢をもって保育士・介護士を目指していた学生の方たちも、現実の壁に直面し、将来を考えて初めから一般企業に就職してしまうのです。

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同じ課題を抱えている分野だからこそ出来ること

今回は、高齢者と待機児童の関係性について書いていきました。

高齢者と児童、二つのまったく違う世代が全く同じ問題を抱えているのです。
私は、この二つの分野はもっと協力できると思います。

同じ福祉分野であり、同じ問題を抱えているいわば仲間です。
それならば、もっと協力して一緒に問題を考えていくこともできると思うのです。

高齢者分野の私は、残念ながら児童の分野の知識は大学院で聞きかじった程度です。
ですが、同じ課題を抱えている児童分野の方には考え付かない発想も、ひょっとしたら出来るかもしれません。

逆に、児童分野の方だからこそ、高齢者領域の私たちには及びもつかないような斬新な課題解決方法を考え付いてくれることもあるかもしれません。

私たちは、もっとお互いにアイデアを共有していくべきだと思います。

今回、こういった待機児童と高齢者が同じ問題を抱えているということに気づかせてくれたのはこちらのサイトの記事です。

待機児童ゼロチャレンジの中間報告と今後の展開について #taikijidou0challenge

このサイトを運営しているYuichiさんに、待機児童についての記事を書いてみてはどうかと提案してもらったからです。
とても参考になりますし、介護¥・高齢者分野との意外な共通点に気づかされるので、いつも勉強させてもらってます(^^)

私は、今回のことがなければおそらく待機児童の問題には興味こそあれど、そこまで深く考えることはなかったと思います。
今こそ、同じ問題を抱えている高齢者分野と児童分野が手を取り合って協力するべき時ではないでしょうか?

3人寄れば文殊の知恵と言います。
世代や分野の枠組みを超えて、一緒に施設不足・職員不足という課題に解決法を探していきましょう。

施設が空くのを待っている高齢者の方は、本当にたくさんいます。
ご本人はもちろん、その家族の方も大変な苦労をしています。

きっと、待機児童を抱えているご家庭も同じように苦労していることがあると思います。

今こそ、一緒になって問題に取り組んでいきましょう!

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